上海帰任

午後2時半のJL便で上海帰任。YCATからリムジンに乗るが、第3ターミナルに行くバスまで30分以上あったので、スタバで昼食を食べる。ラウンジで食事ができず、少々残念だ。ちなみに、ラウンジでは、オールフリーのビール(ノンアル、プリン体ゼロ)を飲んだだけ。ビールと思わなければ、それなりに美味しいなという感想。

いつも遅れるJL85便がこの日は定刻出発だ。そして、かなり久しぶりに、国際線のビジネスクラスに乗る。あまりに久しぶりで、シャンパンが飲めることすら忘れていた(笑)。上海・東京は、飛行時間がたかだか2時間なので、高い料金を払うのは勿体ないというのもあるのだが、三年続いたコロナ時の苦境から、一年がかりで巻き返し中というのも大きな理由(やっと一息つきかけている)。オーナー企業の社長は、時々の経営状況が自分の福利厚生に直結するのが辛い。もう少しで楽になるので、あとひと頑張りだ。

初めて見る形態の座席。ゆったりとくつろげる。

食事も旨い。せっかくなので、シャンパンと赤ワインを飲む。そして1時間ほど睡眠。確かに、身体への負担はかなり楽だ。

タイミングがよく、浦東空港では待たずに入国手続きができ、タクシーに乗り込めた。帰宅すると、朧月で食事。回鍋肉と麻婆豆腐。

早稲田大学で講演

概ね年に一度、早稲田大学で講演をさせて頂いているが、昨日(2024年2月27日)18時半から、26号館(大隈会館)で講演だった。夜の講演なので、昼は余裕がある。今回の出張期間中に、是非、ゴジラ-1.0を観たかったので、桜木町の映画館で鑑賞。面白かったが、あまりに評判が良いので、期待が膨れ上がりすぎていた。ストーリーも把握できていたし。もう少し、まっさらの状態で見たかった。終わったら、同じフロアの中華料理屋で担々麺。眺めは良いが、味は、可もなく不可もなく。

途中でレジュメを読み返しながら移動。早稲田到着。懐かしの三品食堂。現在の年齢で食べられるとは思えないので、外から存在を確認しただけ。ただ、懐かしい。

到着が早いので構内をゆっくり歩く。時期的に、誰もいない。受験も終わっているので、あと1か月ちょっとすれば、新入生が入ってくる。毎年、こうして新旧が循環するのも学校ならではだな。


今回のテーマは、「中国のビジネス制度・環境の変化と日本企業の経営判断」。中国の現状と、日本企業がどうすべきかの提言を90分で話した。

構内を散策し、大隈庭園のカフェで最後のレジュメ読み込みをすると、会場の大隈会館に向かう。日が暮れてきて寒い。

今回の教室は、こんな感じ。

やはり母校での講演は、特別なものがある。そして、毎年繰り返していると、もう友人と言える方々が顔を出してくれるので、同窓会のような楽しさだ。僕を気に入ってくれる方には、うるさ方が多い。他の講演会開始前に、主催者から「ちょっと面倒な方が来てますが大丈夫ですか?」と言われ、誰かと思えば、「大丈夫ですよ、僕の講演には必ずきてくれるファンの方です😄」と言ったこともあった。コンサルタント不要論者や、うるさい方々に気に入ってもらえるのは嬉しいことだと思う。


20時に講演が終わると、参加者の方と懇親会に。ほぼ顔見知りの情況だけに、和やかな交流会となった。幸せな一夜であった。

税関・保税開発区・加工貿易セミナーのご案内

有料セミナーのご案内です。毎年1回、恒例となった税関関連セミナーです。4回にわたり、「通関制度、関税評価額の算定、越境Eコマースを始めとするビジネスモデル、保税開発区のオペレーション(通関・外貨決済・その他)、加工貿易制度、分かるようでわからなかった自由貿易試験区とは何なのか、その他」に関して、徹底的に解説します。

他にあまりない(多くの専門家が敬遠する)、税関関連オペレーションを、通関、外貨管理、納税の多方面から解説しますので、是非、宜しくお願い致します。

詳細・お申し込みはこしらです

香港華南地域における八十二銀行との提携

水野コンサルタンシーホールディングス(Mizuno Consultancy Holdings Ltd)は、八十二銀行と、香港・華南地域における包括的な連携協定を締結し、共同で香港・華南デスクを設置することで合意致しました。
八十二銀行との業務提携内容は、以下の通りとなります。

(1)弊社オフィス内に香港・華南デスクを設置し、八十二銀行からの出向者を受け入れます。これにより、同行の取引先企業を中心に、総合的なコンサルティングサービスを提供してまいります。

(2)香港・華南デスクを通じて、同地域の日系企業の発展と、円滑なビジネス展開をサポート致します。

香港・華南デスクの設置は、2024年4月を予定しております。

尚、日経新聞の記事は、こちらでご確認頂けます。

真木乃@安順路でふぐを食い満足する

上海に戻った翌日、安順路の真木乃でフグを食べる。何度も書いたが、真木乃(元々の店)とMakino(新華路にある大将が独立した店)が有る。両方良い店なので、自分としては、交互に行っている感じ。この日は、河豚を食べたい!と決め打ちで、コースをはじめからお願いしておいた。

750元のコースで、物価の高い香港から帰ってくると、良心的だと思う値付けである。そして、この河豚が旨かった。中国で食べた中では断トツで、数年前に日本の河豚専門店で食べたものより美味かった。フグの寿司が特に印象に残った。

フグひれの仕込みを大将がしており、「飲みませんか」と言われたが、残念ながら糖質制限中で断念。しかし、ひれ酒は美味いだろうな、と思わせる仕込みであった。

ともあれ、上海に戻り、ほっとした会食であった。

 

上海帰任(夜の便で上海から香港へ)

香港帰任。夜19時半発の便だ。
香港永久居民の僕ではあるが、居住を上海に移して3年ちょっと。香港の寒さを忘れていたり、物価の高さを感じたり、ちょっと香港が遠くなった気がした。香港は良い所ではあるが、上海はなかなか住みやすい。香港と中国本土の双方で暮らした経験がある人は、往々にして、中国本土の人の方が優しい、若しくは、人間味がある(香港人はちょっと無機質な感じがする)ので住み心地が良いという。まあ、広東語ができるかどうかで大きく人間関係も違うから、そこらは差が出てくるところだろうが、自分も同意する感はある。

ともあれ、ホテル・オフィス内の寒さにやられ、風邪をひきかけたが、3日目に小さなヒーターを借りられたので、何とかひどくならずに済んだ。不幸中の幸いだ。比較的遅い便なので、出発3時間前に空港到着。ラウンジでのんびりする時間が有った。

キャセイラウンジ。こうした香港のインフラは素晴らしい。虹橋・浦東のラウンジより充実感はある。主食を避け(とはいえ、パスタサラダを多めによそってくれたので、これは半分だけ食べて)、ワイン、ウィスキーを飲み、ゆったりと飛行機を待つ。

ほぼノーディレイで上海に。相変わらず、飛行機を降りるとどっぷりした疲労感が残るが、それでも、まずまず快適に過ごした帰任便であった。

香港での講演、そして提携先との会食

香港2日目の午後は、20年以上契約を頂いているクライアント様の社内研修。ここ数年、講演会数は減らす方針であるのだが、独立の時にも大変お世話になったことも有り、そう言ってもいられない。

講演が終わると懇親会。なかなかしっかりした広東料理を食べさせて頂く。クライアント様のオフィス建物内という事だったので、期待していなかっただけに嬉しい。

香港に住んでいた時は、よく食べたなあという料理の数々。特に、チキンは懐かしい。

そして、ガルーパは宴会の華であり、一番嬉しい料理。香港の宴会だなというのを実感する。

そして翌日の朝食。少々お腹が空いたので、莆田というチェーン店で粥を食べる。福建料理。莆田と言えば、1989年の福州トレーニー時代に、大きなエビ加工場が有り、何度も行った懐かしい場所。今ではすっかり都会になってしまい、加工場の痕跡など全くない。ともあれ、地名は懐かしいが、(あと、福建省は好きだが)福建料理はあまり好きではない。よって、他の店にしようかとも思ったが、手ごろな店がないので致し方なく入る(香港出張時は、必ず一回は、ここで朝食を食べている)。糖質制限をしているだけに、例外的に食べた、丸々一個の油条が、本当に美味しく感じた。

夜は提携企業の方と稲庭養助。ここは、安定の味で、満足して刺身を食べる。うどんは食べられないが我慢。というか、一緒の方まで、気にして主食を食べなかったので、申し訳なかった。

4日間の香港出張

4日間の香港出張。クライアント様の内部研修を請け負ったのと、業務提携関係(このプレスリリースは2月20日頃なので、どんな提携かはしばし秘密)。虹橋空港のラウンジで、炭水化物を避けた食事を選び昼食。虹橋も浦東も、ラウンジの食事は、不味くはないが旨くもない。もう少しレベルを上げてくれると嬉しいが、ダイエットには丁度よいか。

香港到着。2か月おきに香港出張を入れているが、人がどんどん増えてきている感はある。以前ほどではないものの、それなりに活気が出てきた。


ホテルはマルコポーロ(元、香港ホテル)。ゲートウェー、ロイヤルパシフィックと、この付近のホテルを一通り泊まったが、このホテルが一番良い気がする。

ただ、どのホテル(オフィス)にも共通しているが、寒い。香港は湿度が高く、15度程度でも寒さが身に応える(出発時の6~7度の上海より寒い)のと、建物内の空調は、冷房だけで暖房がないためだ。最大の防御は空調を切る事だが、それでも冷気が漏れ来る。香港の冬の寒さを忘れていた。風邪をひきそうで辛い。到着時の晩飯は、ローストチキンとサラダ。高蛋白・低脂質のダイエット食だ。

翌日は、水嶋さんと社内打合せを兼ねての昼食。ハーバーシティの山本屋に行く。香港で名古屋飯か!ただ、眺めが良くて洒落ている。名古屋の店とは雰囲気が違う。

水嶋さんは味噌煮込み。まあ、山本屋に来たら味噌煮込みを食べるのは当たり前であり、正解であろう。

残念ながら、僕はダイエット中でこんな感じ。手羽先を2本(一本は水嶋さんに献上)と名古屋風味噌おでん。ここ暫くのダイエットで、胃が小さくなってきたので、一応、お腹は膨れた。

ダイエット食

減量を開始して2週間が経過した。筋肉は減らさずに、脂肪だけを最低3Kg減らすという目標なので、最初は糖質制限。1か月弱糖質制限を続けて、あとは、食事の全体量を減らすかどうか状況を見ながら考えようという計画。取りあえず、約1.5Kg減った。おそらくであるが。というのは、減量開始暫くは体重計に乗っておらず、4~5日経過してから体重計に乗った。そこから1Kg減なので、大体そんなもんだろうという感触。

左上は、朝食の卵焼き。右上は昼食のカレー豆腐チャーハン(米は不使用。豆腐と少しのオートミールで作ったチャーハン)。チャーハンは美味かったが、豆腐で作ると、腹がすかすかな食後感になるのはやむを得ない。

これはちょっと悲しかった。鶏むね肉をレンジでカリカリにしたものだが、どうにもすかすかで、食べた気がしない。オートミールを食べて満腹感を得る形。

しゃぶしゃぶは定番でよい。白菜と牛肉。お腹も膨れるし、健康的だ。そして、下は香港出張時のサラダと鶏肉。ボディビルダーのような食事だが、高蛋白・低脂質で食べていて満足感有り。鶏肉のぱさぱさ感は大好きなので(苦手な人が多いのが不思議なくらい)、こういった食事は嬉しい。さて、あと2~3Kg頑張ろう。

 

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ