上海(外高橋保税区とセミナーを共同開催します)

朝10時発の便で香港から上海に移動。
昨日の宴席(クライアントの方から接待を受けた)が激しかったので、移動が大変辛い。
機内の二時間は死んだように眠る。
上海到着すると、空港内には人は少ないが、入国審査の時間がいつもより随分かかっており、なかなか順番が回っていない。
審査の際にボーディングパスの半券の提示が新たに要請される様になったので、みんなあわてているようだ。
捨ててなくてよかった。

入国審査終了後はタクシーで移動。
浦東の森ビル(HSBCビル)に用事があったので、時間節約の為にタクシーを使ったのであるが(リニア⇒地下鉄⇒徒歩だと時間がかかるので)、乗ったタクシーが初心者で道がさっぱり分かっていない。
「浦西のタクシーだし、運転はじめて2ヵ月だから道が分からないんだ。教えてね」と堂々と言われ、方向音痴の僕が道案内をする羽目に。
到着後は、「もう空港から陸家嘴は行ける様になったよ!」と感謝される。


話し変わって、2月6日に、外高橋保税区とセミナーを共同主催する事になった(場所は花園飯店)。
保税区関連の変化が激しいので、この機会に、対応をはっきり説明してもらおうと言う趣旨。
Q&Aの時間を1時間半程度とって、質問にしっかりと回答する予定。
質問は事前受付で、保税区政府が回答⇒僕が解説するという形式。
例えば、
● 区外分公司の開設は必要か
● その場合の納税方式は(増値税、企業所得税)
● 保税区企業の外貨管理はどう変わっているか
● 増値税輸出還付適用の問題点と対応は
● 物流園区はどう活用するか(加工貿易品の中国内販売に際しての経由地としての活用)
などなど

告知期間が短くて恐縮ですが、是非、お越し下さい!
詳細は、こちらです!

香港(SEEDで小便小僧キャンデーを貰った)

小便小僧キャンデーはリアルでちょっと怖い

週末、時間があったのでSEEDに行った。
最近、香港では外食せずに、まっすぐ帰宅しているので久しぶりだ。

久しぶりにたくさん飲んだらすぐ酔いが回ってきたので、1時間弱で店を出る。
出掛けに貰ったお土産がこれ。
ベルギー産の小便小僧キャンデー!
かなりリアルで不気味・・・

紫色とオレンジ色の二色出されてどちらがいいですか?と聞かれる。
紫色があまりに不気味だったので、オレンジ色にしてみたが、においをかいだら何の匂いもしない。
怖くてなめられない。
紫色はおそらくぶどう味なので、そちらの方が良かったかな?


香港(加工貿易禁止分類の整理に四苦八苦)

新しい本を書き終わり、原稿チェックも終わらせた。
今回は、今まで無かったことだけど、図をたくさん(50個くらい)入れるのでこれが結構手間だった。これも何とか終わらせた。
今回の本は、我ながら分かりやすく書けたと思う(ちょっと自慢)。
分かりやすさにかけては、今回の本はちょっと自信有り。
このテーマを扱った本・論文は、実務手続だけに終始しがちだけれど、実務手続だけでなく、管理者が読んでも分かりやすい形(商売の組立の参考にできる様に)に仕上げたつもり。

最後の難関は添付資料。
これを書くと何の本を書いてるのか分かっちゃうけど、添付資料は、加工貿易禁止目録をつける予定。
前回804分類が指定されたので、これを日本語にするのも(分量が多くて)大変だけど、実は、加工貿易禁止分類はこれだけではない。
その他に、400分類くらいあるのだけれど、例によって、ちょこちょこ通達で修正されているので、具体的に何が該当するか選別するのが結構手間。
「何で、1回で済むようにしないんだ。禁止目録出すなら、これに全部織り込むべきだろう!」と作業が難航するとイライラしてくる。

これがあとどれだけで仕上がるかだな。

香港(今年の仕事開始⇒肇慶市高新技術開発区の紹介執筆)

今年発出勤。
体調十分で仕事に望んだが、何分、1週間近くE-mailが不調だったので、溜まっているメールが多く、夜の11時近くまで食事もせずに、デスクにかじりつく事とあいなった。
最後の1時間は、コンシェルジュ(華南シフト)の原稿書き。
肇慶市高新技術開発区の紹介。
最後は、ビールでも飲みながらやろうかと思い、誕生日に半ダース買ったビールを探しに会社の冷蔵庫に行くが跡形も無い。
くそー!やられた!と思ったが、3ヶ月以上も放っておけば、無くなるのも仕方がないかと考える。そんな訳で、早く家に帰って飲もうと思い、歯を食いしばって書き上げる。

導入部分だけ書いて、「後は取材データを元に書いてくれ。明日中」というE-mailを亀一に打ちたいという誘惑にかられたが(打ちかけたが)、考え直して自分で書く事にする。

肇慶の取材は、12月27日。
香港・華南の生活に10年住んでいながら、今まで肇慶には行った事がなかったが、昨年12月は2回も訪問する事と相成った。
今回訪問した高新技術は、広東省の省級開発区。
アジア・アルミが工場を作った事で話題になった。

肇慶に行った事が無いうちは、「どんなに遠いんだろう」と考えていたが、実際に行ってみると、思いの他近い。
高新技術開発区は、仏山市三水区と面しているため、広州の市街地から車で1時間強で到着する。新白雲空港までは、35Kmの距離という事だ。
到着すると、広い!何も無い!という事で驚く。
ここは、1998年に認可を受けた新しい開発区という事で、まだ、企業数も少ないが、第一期の25K㎡は、ほぼ成約済みという事である(計画総面積は98K㎡)。

アジアアルミの工場

アジアアルミの整然とした工場が目を引くが、やはり、平坦な土地が、これだけある開発区は少ないと言う事で、これと地価の安さが決定要因だったとか。
確かに、地価は安いし、土地は有るし、空き地もあるので、意外に狙い目かも知れない。
ただ、港が小さいのが難点。
現在の地価は、165元/㎡(工業用地)という事であるが、今年早々から全国的な土地譲渡最低金額の設定が行われ、肇慶市の最低譲渡額は205元/㎡となったはずなので、この水準に引き上げられるという事であろうか。
ともあれ、深セン・広州・東莞も、空き地がタイトな状況になってきたので、仏山市山水、肇慶等の様に、「今までそれ程の知名度・人気が無かったが、立地は良い」という場所が、これからクローズアップされる様な気もする。



原稿を書き上げ、夜の11時過ぎに帰宅 ⇒ 夕食 ⇒ 先日浦東空港で買った、ジョニーウォーカーの青ラベルをオンザロックで飲みながら、松本清張の「Dの複合」を読みながら就寝。
あ~疲れた。

香港(執筆・読書・酒抜きの休日)

昨年12月30日(土)の夜に上海から香港に移動。
それから今日まで、香港でのんびりと過ごした。
のんびりと、とは言っても、会社のE-mailはこなさなかったと言うだけで、新しい本の執筆に没頭していた次第。
会社のE-mailを見なかったのは、年末からシステム不良でE-mailが見られないためで、かれこれ5日間チェックが出来ていない。
年末以降にE-mailをされた方は、こんな事情ですのでご容赦を(お急ぎの方はお電話下さい)。

ただ、E-mail整理をしないおかげで、精神状態もよかったし、執筆もはかどった。
根詰めて書いたおかげで、NNAから出版する本の原稿は一応完成。
今回は、今までの本とは違って、取引図をたくさん入れるつもりなので、図を書いたり、資料整理をしたりの時間は必要であるが、3月には出版の運びにしたいものだ。
出来るかな?
ともあれ、正月休みに本の原稿を完成させた事もあって、気分は大変よい。
2005年の正月以降2年間、精神的に追い詰められて、体調まで悪くなってしまったのが嘘のよう。とまでは言わないが、少なくとも、「酒を飲まないと眠れない」、「電気を消して眠れない」という状況は完全に脱却。
仕事の依頼、執筆依頼は昨年末から目白押しではあるが、全力で飛ばしていけそうな気分である。


余談ながら、年末に松本清張の砂の器を読んだら面白かったので、すっかり清張づいてしまった。
十数冊買って、順次読んでいるところ。
面白い本があると、ごろりと寝床に転がり、ずーっと読んでいるだけで幸せになるのでよい。
お陰で大晦日からの4日間は、酒抜きに成功。
清張ものは、学生の頃に数冊読んだだけだけれども、改めて読むと大変面白い。
とは言え、時代が古いので、随分と世の中の仕組みが変わってしまったのが実感される。
今日読み終わった本のトリックの一つのポイントに、現像した写真の受け取りがあるが、1962年の頃は、カラー写真の現像は、(街中の現像屋ではできずに)直接フィルム製造会社に送ってやってもらわないといけなかった事を知った。
時代と共に、使えなくなるトリックもあるもんだと改めて感じる。


香港(昨年最後の営業日の贅沢)

元旦にチラッと書いた話であるが、年末最後の営業日(29日)の話。
思えば2001年末から、毎年最後の営業日には、香港の宇津木に一人で行って、カウンターで酒を飲みながら、1年をしみじみと振り返るのが恒例になっていた。
今回は、最後の営業日は上海で過ごしたので、恒例の宇津木は断念。
どこに行こうか、あれこれ考え、利休(香港の利休ではなく上海の利休)に決定。
目標達成の景気付けに、贅沢をしようと思い立つ。
頼んだものは・・・
いくらしょうゆ漬け
殻ごとの雲丹
活だこ
ひらめの薄作り
すっぽんの小鍋
鯛の頭の酒蒸し
大変大きなあわび丸ごと一個の刺身(850元なので、15分悩んで決断)
鯛めし(これが当たり!)
更には、日本酒の数々(十四代、〆張鶴、久保田万寿)。
酒の状態がよくて、とろりとした舌触りがなんとも幸せだった。

全部美味しかった。これで、二人で2400元。
香港だと、この3倍の値段はするな。
あわびは途中で飽きちゃったけど(なんと贅沢)、これだけ高級食材を食べたのは、ここ数年無かった事だ(前回は何時だったかも思いつかない)。

まあ、日本食は当然日本が美味しいし、香港のレベルも総じて高い。
ただ、いくら高くても、値段も高すぎて食べられなかったりするので、それを考えれば、上海は値段と味のバランスが一番取れているような気がする。
仕事もうまくいったし、今年最後の贅沢も成功したので、ほわほわした気分になって、そのまま就寝・・・


あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

思えば、1週間ブログをお休みしていました。
すみません。
上海で決算を締めていました。
やはり、中国は未収・未払が計上しにくいので、ぎりぎりまで現場に粘って決算を締めた形。
おかげさまで、無事、初年度黒字達成です。

年明け早々は、香港で決算しめます。
上海・香港兼務なもので・・・
香港の決算も、ほぼ見込みは付いていますが。

先週、肇慶の高新技術開発区に行ったこと。
最後の営業日(29日)は上海で過ごしたので、予算達成祝いに、利休に行って、大変贅沢した事(あわび、うに、いくら、すっぽん、ひらめ、鯛めし、生だこ、日本酒の十四代・〆張鶴・久保田万寿を飲んで大満足)など書きたい事はあるのですが、これは改めてまた。

今年は、精神状態も体調も、1年前とは比べ物にならないほど調子がよいです。
自分としてすごく嬉しい年明けです。
今年も頑張りますので、よろしくお願いします!