大学時代は酒を飲めれば楽しかった

コメント欄で、大学の頃は何でも楽しかったという事を書いた。
楽しかったし、(何でも)苦しかったし、腹も立ったし、やっぱり、感受性が豊かだったんだろうな。若い頃は。
まあ、大学時代に戻りたいとは思わないけど・・・

ただ、あの頃は、酒を飲み始めた頃であるので、酒さえ飲めれば何処で飲んでいても何故か楽しかった。
ゼミの仲間と、ビール樽(生樽)を買って、学校の近くにあった100円バーガー(あの頃はハンバーガーが高かったので、100円バーガーは破格の安さだった)を一人一個買って、公園に行って、しゃがみこんで酒盛りを開いたものだ。
それだけで、3時間も4時間も飲んでたし。

あと、やはりゼミの仲間と一人2,000円しかない状態で居酒屋に行き、酒は一人3杯まで。
料理は一人1品と決めて飲んだりもした。
品数が少ないので、コストパフォーマンス重視!という事で、かなり事前協議を重ねて水餃子はOK。コーンバターもOKだけど、スプーンを使ってはダメ(箸で食べる)などと議論を重ねて注文した。

勘定の時に、一人が、「俺たちもいつかは、好きなだけ食べて飲んで、今日の勘定はいくらかな?というせりふを言ってみたいよなぁ」とつぶやいたのを今でも憶えている。



あと、卒業間際、ひょんな事から大隈講堂前で酒盛りを開き、「今日はここで夜を明かそう!」と盛り上がった事がある。

とはいえ、あまりの寒さに耐えかねて、どこか店に行こうという事になったのであるが、一人1000円くらいしか手持ちの金がない。
「新宿のゴールデン街に行ったら、1000円で飲めるところ有るんじゃないかなぁ」と誰かが言い、(終電も過ぎたし、タクシー代も無いので)行った事がないゴールデン街まで徒歩。

ゴールデン街に着いたら店を一軒ずつ回って、「一人1000円で飲めますか」と聞くのだが、当然、全て断られる。
そんな事をしていると、通りかかった親切な流しのおじさんが、気の毒に思って、店と交渉してくれた。
結果、一軒の店が、「焼酎一人2杯まで。時間は2時間以内」という約束でおいてくれる事になった。
結局、そうはいいながらも、始発の時間まで置いてくれたし、連れの一人がまだ飲みたいと言ったら、焼酎を継ぎ足してくれていた様だ(ただ、飲んでいる当人は酔っ払って理解していなかったが、どうやらそれは、他人の飲み残しの様だった)。


そんな事をよくした大学時代だったけど、なんだか楽しかった。
それからすると、今は贅沢になったんだろうな。

今は良い酒も飲めるようになったし、美味しい食事も食べられるようになった。

でも、あの時の居酒屋での宴会が、妙に楽しく思い出されるのも確かである。