亀一とできたて(たぶん)の屋台村で打ち上げる

講演会が終わって、部屋でちょっと急ぎの要件を対応すると夕方6時45分。
亀一とささやかに打ち上げる事とする。

以前、広州出張時は市長大廈に泊まっていたが、亀一が昔住んでいたマンションの一部(4階)がビジネスホテルになっており、税サ込みで、300元で泊まれるので、最近はここを利用している。
湯船がないという難点はあるが(あと、床が滑りやすいので、うっかり転ぶと頭を打ちそう)、それを除けば、居心地は悪くない。
安くてまずまずのホテルも探せばあるものだ。

昨日、ホテルの隣のコンビニに行く時に、隣に「屋台村」という看板があるのが目に入った。
かなり興味をひかれて、亀一に「知ってる?」と聞くと知らないとの答え。
できたてだろうか。
ともあれ、早速そこに。

店はゆったりしてるし、自然光で明るいし、なかなか感じがよい。
メニューも豊富だ。

焼き鳥、串揚げ、ラーメン(豚骨、醤油)、お好み焼き、ご飯もの、一品もの・・・
この大衆的な感じがなんとも惹かれる。
ラーメンにたいそう魅力を感じつつも、取りあえず、牛たん、レバニラ。

そして串揚げ。
途中で、ビールを缶チューハイに切り替え。
亀一が先に頼んで、氷入りのコップと缶が出てくる。

それから15分ほどして、僕が同じものを注文。
缶とコップを持ってきた若い女性の店員さんが、亀一のコップを見るなり、「すみません」と言って、来た方向に飛んでいく。
「どうしたんだろう」と思っていると、コップを氷入りの太めのものに変えてきた。
恐らく、この注文が初めてで、氷を入れる事を知らなかったのだろう。
が、間違いを一瞬でわかって、すぐ対応する姿勢はたいしたものだ。
「こういう子が、あと数年すると、すごく成長するんだろうなぁ」と、亀一と感心する事しきり。

焼きそばが美味しそうなので、塩焼きそばを食べて、ついでにネギ焼き。
亀一は、「広島焼きがないのが残念ですね。ネギだけのお好み焼きなんて、わびしいからやめましょうよぉ」と抵抗するが、油断している隙に頼んでしまう。

さすがに、ラーメンには行きつけない。
でも満足した。

講演も無事終わったし、ほっとするひと時。


広州物流園区講演会開催!

会場の様子 もう少しゆったりした会場の方がよいのであるが・・・

当日は朝9時から講演準備。

前日、税関、国税、保税品管理局の局長とは打ち合わせ済みで、回答の内容はほぼ合意に至ったが、園区遊、区内での所有権移転、その他のオペレーションに関する実績が無く、僕側の主張と政府機関の認識が完全に統一された訳ではなかったので、当日、政府機関からどういう回答があるか、ちょっと不安でもあり。
よって、Q&Aの内容を、2時間かけておさらい。
何があっても良いように準備をする。

僕は当日か前日になって、やっとの事で追い込みを始めるのであるが、ここらは、部下の麦さん、亀一。あとは、NAC-Myts、NNAの方々が、きっちりと対応してくれているので有難い。

会場入りは、12時半。
11月の開業セミナー(深圳)、3月の開業セミナー(上海)は、ともに150人以上の方に集まって頂いたのであるが、300元会費を頂いても、ホテルを使ったので赤字になった。
今回は、料金を200元に下げて、オフィスビルの大きめの会議室で実施。
会員様割引(100元)があるので、「100名集まって頂いて、収支トントンかなぁ」という採算。

東駅近辺に、150人以上収容できる会議室がなかったので、一番大きな部屋を借りて、150名様限定(先着順)という事にした。
ホテルの大きな会場でやりたい気持ちもあったけど、実を取った感じ。

第二部Q&Aの様子

有難い事に、途中、インフルエンザでの出張禁止で、参加見合わせの方が数名いらしたが、それでも、150人を超える申込みを頂き、締め切る事ができた。
有難かったけれど、机も置けない状況になってしまい、申し訳なく感じる事しきり。
その分、役に立つセミナーにせねば、と感じる。

一部は、政府関係者の発表。
二部は、NAC-Myths増田さんの発表。

そして、Q&A。
政府機関の回答と、僕の解説。
1時間ちょっとかけて、想定質問、その場の質問にお答えした。

取りあえず、無事終了。
上海の時ほどの緊張は無かったけれど、当日の午前中は、程よい緊張感が漲っていたので、講演が終わると、どっと脱力。

ホテルの部屋で、少し業務をこなして、亀一と打ち上げ会食に繰り出す。


中国ビジネス投資Q&Aの改訂作業進捗と改訂の内容

中国ビジネス投資Q&Aの改訂作業中。
怠けないようにする為に、というのと、修正点を開示した方が良いかと思い、作業進捗状況を、カテゴリーを作って書き込んで置く事にした。

ただいま、全56問の内、15まできたところ。
その内、全文修正(Qの文章を全て書き直し)したのが、7個という状況。

Q1 進出場所の選び方
(修正内容)
地域による税務優遇が無くなったので、それを踏まえて微修正

Q2 外国企業の中国進出形態
(修正内容)
表現方法の微修正

Q3 外資企業の分子機構
(修正内容)
外資企業の分公司の内容を修正。
2006年の外資企業の連絡事務所の登記規制の動きと現状を追加解説

Q4 資本金の払込
(修正内容)
資本金の払い込み時期が、外資三法と会社法で違うが、会社法に統一する実務上の動きがでてきているので、記載内容変更。
その他、一部の表現を修正

Q5 現物出資
(修正内容)
中古品輸入の部分を全修正

Q6 設備投資の間接税免税
(修正内容)
免税輸入、無償提供設備、国産設備免税の制度が大きく変更された為、全文修正。

Q7 利益処分・配当
(修正内容)
配当に関わる源泉徴収税(中国)の変更、日本の配当金課税制度と外税控除の制度変更、香港と中国の租税協定改訂の内容を踏まえ、この部分を修正。

Q8 減資と損失限度
(修正内容)
減資に関する表現を修正。

Q9 外資商業企業(卸売・小売企業)
(修正内容)
状況変化が激しく、全文修正。



Q.10 貿易権
(修正内容)
外貿流通経営者資格と国内流通権の関係の説明を修正

Q11 保税区と保税区企業の今後
(修正内容)
Q12で、保税区域を総括的に解説する事とし、Q11は、撤退(外資企業の清算と持分譲渡)に変更

Q12 保税区の外貨管理
(修正内容)
保税開発区に付いて、という内容に置き換え

Q13 3種類の保税区域
(修正内容)
保税区域の外貨管理に内容を置き換え

Q14 非居住者による国内取引
(修正内容)
趣旨は同様ながら、全文修正の上、表現を分かりやすくした。

Q15 中国国内取引に伴う口銭の対外支払
(修正内容)
タイトルを「中国法人から海外への利益送金方法」に修正して、全文修正。