大学のOB会に参加する

今日は大学のOB会(合気道)だ。
卒業20数年たつと、OB会の場が結構立つ。
前回の日本出張時は、ゼミのOB会だったし。

しかし、大学の時の僕は苦労知らずで青臭い事ばっか言ってたので、前回のゼミのOB会では、それを指摘され、
反省することしきりであった。

今日のOB会はどんな事になるのやら。

楽しみなような怖いような…

新著が日本の書店に並び始めた

面談した方に、「水野さんの本が書店に並んでいたので早速買いました」と言って頂く。
嬉しい。

新・中国ビジネス投資Q&Aも、日本の書店に並び始めたようだ。
香港の書店に並ぶのは、おそらく11月20日程度から。

同著の最終ゲラ構成をしたのが10月2~3日。
それが、10月末には日本の書店に並ぶわけだから、日本の印刷技術、配送技術はたいしたものだなぁと、改めて感心。

本を出したのを実感するひと時。

ご購入頂いた方、有難うございました。

築地で骨付き中落ちを食べる

これは美味しい日本酒と生だこ

日本で仕事。
一日4件打ち合わせをすると、築地で会食。

福州実務研修生の頃(26歳の時)水産担当だったが、その縁で、帰国後知り合いの水産課の人に頼まれ、中国からの客を築地に連れて行く手伝い(通訳)を何回かした事がある。
その時は、何分、早朝でつらかった。
それでも、まだ、酒を飲むのが楽しくて楽しくて仕方がなかった頃なので、「新宿で二次会付き接待をしてやる」という約束にひかれて、朝4時に起きて築地に行ったものだ。

そんな、20年前の事をちょっと思い出した。

今回の目的は、骨付き中落ちを食べる事。
紹介者の藤田さんが、ともかくすごい!と絶賛しているもの。

料理の前にまずは日本酒。
写真は一合1300円のもの。
これは美味しい。

次に900円の酒を一升頼んだが、これはたいそうまずい。
純米だからと油断して頼んだのが間違いだった。
一合400円の価格差を思い知った。

そして生だこ。
僕は生だこの刺身が好きだが、海外ではなかなか食べられない。
久々に食べられて嬉しい。

まぐろのほほと中落ち

そして、マグロのほほ肉を食べる。
これは、平目の刺身のようなあっさりした味。

そして、中落ち(要予約)。
このまま出てきて、これを、はまぐりの貝殻で削って食べる。
これは豪快。

まぐろのかまとサービスのかに

そしてまぐろのかま。

実は、藤田さんが「まぐろのかま」がすごい!と連呼していたので、どんなすごいかまなのだろう、と想像を膨らませていたが、実は、中落ちとかまを間違えていたのが発覚。
そのまま予約していたら中落ちが食べられなかったところだが、「はまぐりでほじって食べるのをお願いします」という、描写的な予約の仕方をしていたので、無事食べられたのが幸いだ。

ついでに、お店の方が、もづくがにをサービスしてくれた。
食べる前に、見せてくれる。
6人での会食だったけど、これだけ食べればともあれ満腹。

久々の築地で楽しい会食だった。

日本到着

日本での活動開始。

すっかり涼しくなった気候が、日本に来たなと実感させる。
E-mail整理をしたのでこれから出発。

今日は面談5件。

前向きに頑張ろう。

台湾ビールを飲みながら語る

牛肉麺と台湾ビール

日本に移動。

昨日は台湾で亀一と、チェイスチャイナの運営に付いて打ち合わせ。
コンテンツ販売会社として、どうしても1年以内にやりたい事が僕としてあるので、これをどの様な形で手がけていくかを具体的に協議した。

年内には、僕が解説する動画販売。
先ず、僕の動画でスタートして、他の方の動画も商品にしていきたい。

次は、紙媒体の販売。
そして、E-Learning。

今後、9ヶ月で以上の内容を全て実施に移して行こうとおもう。

また、僕自身、上海エクスプローラーに原稿が掲載された事が、コンサルティングを開始するきっかけとなった。

こんな感じで、チェイスチャイナ(僕の会社と上海エクスプローラーの合弁)では、掲載する原稿を求めている。
原稿の掲載を希望する方は、是非、ご連絡下さい。

打ち合わせが終わると会食。

会社が安定したし、初年度黒字決算もほぼ確定という事で、ちょっとほっとして、この1ヶ月ほど、貪欲さが足りなくなっているのではないかと自分で気になっていた。

そんな話を、台湾ビールを飲みながら、亀一に愚痴る。
散々ぐちったら、一夜明けて、またアグレッシブな気分を取り戻してきた。

たまには愚痴るのもいいもんだ(聞かされている方の立場は、この際無視)。

また、1年前の初心に戻って、必死に頑張ろう!

台湾の日々

台湾の街並み

台湾到着。

首がゴリゴリで、先日、肩をもんでもらった息子から、「これはひどいよ。俺よりもっと専門の人間にもんでもらった方がいいよ」と言われたので、台湾でマッサージをしようと決めていた。

60分の全身で1000台湾ドル。
本土でのマッサージの3~4倍だが、プロの腕を感じさせるマッサージに満足。
こんなマッサージを、毎週受けたらさぞかしらくになるだろうなと思う。

しかし、台湾は、時の流れ方が優しい気がする。

香港も東京も本土も、時の流れ方(時間ともちょっと違う)が激しくて、毎日疲れる。
台湾に来たら、ほっと疲れが取れる気がする。

まあ、香港、本土の荒々しい時の流れ(ビジネスの流れ)に慣れてしまったので、この刺激がないと満足できないと思うのだけど、たまに台湾に来て、自分を取り戻すのもいいな、という気がする。

国際色豊かな香港空港

これから台湾。
いま、ラウンジで仕事中。

窓際の机に座り、坦々麺を食べながら仕事をしだしたら、恐らくイスラムの人が、突然隣の床に座り、頭をすりつけてお祈りを始めた。

その隣で、黙々と坦々麺を食べてPCを打っているのも不思議な様な、気が引ける様な・・・

こんな感じで国際色豊かな香港空港だ。

さて、今日の台湾着は20時半。
明日は亀一と台湾で合流。


酒と甘いもの

酒を飲む日は甘いものを食べない。
甘いもの自体は好きなのだが、飲酒量が多いので、甘いものを一緒に摂取すると、さぞかし太るであろう、という強迫観念があるためだ。
だから、酒を飲まない日は、ほどほどにチョコ等を食べる。

この週末は、本当にグロッギー状態。
疲れてふらふらなので、ついつい、もなか、チョコに手が伸びた。
最近見たデスノートで、Lが延々と甘いものを食べ続けていたのに影響されたのか。
脳の影響には糖分が必要だ。というコメントが潜在意識になっていたのかもしれない。
ただ、食べたら随分、元気が出た。

そう言えば、経理マンの頃、決算期の週末は、むさぼるように甘いものを食べた記憶がある。
パフェ、板チョコ、アンコ等など。
衝動に突き動かされる様に、甘いものを食べ続けた日があったものだ。
まさに体が求めるという感じだった。

まあ、それから比べると、今日は控え目。
最中1個と小さなチョコ2粒だけ。

昨日・今日は酒抜きだから、甘いものを少し食べるのも良しとしよう。


息子との会話

書き終わったブログを見ていたら、息子がやってきた。

僕「わりい、肩もんでくれ」

子「いいよ」

という感じで揉んでくれている最中画面を覗き込み、

子「うわ、これブログ!?えらい難しい事書いてあるねぇ」

僕「そうだなぁ。ここ一週間書いた事を見てみると、みんな堅苦しい内容だよなぁ。これじゃ、読者も離れるかなぁ」

子「そうだな。俺の体育祭の事でも書いとくか?」

僕「そりゃあ、突飛だな」

という様な会話があった。

まあ、ここ数日間、ふらふらになるほど忙しいので、面白い事にも出会わず、仕事のネタしか書く余裕がなかった。

明日から、楽しいネタがあればよいのだが。
日本に張り付きの亀一とも再会するし。

しかし、息子も知らないうちに、僕より筋骨隆々になっていて、肩揉みも上手くなった。
ちょっと元気がでた。

来料加工制度の今後

加工貿易制度に関する規制は、2005年末より本格化し、現時点では一時休止という形になっている。
これは、2008年の米国発金融危機の影響による輸出停滞を背景として、過去の公告(特に、商務部・税関総署令[2007]44号)をサスペンドする決定がなされたためだ(商務部・税関総署[2008]97号)。

2005年以降実施された規制としては、時事通信の連載で詳しく書いたが、
● 禁止分類品目・制限分類品目の増加
● 貿易権の無い加工貿易企業の制限分類加工貿易禁止
● 制限分類取り扱い企業の沿海部での新規加工貿易取り組み不可
● 香港企業が経営、加工に参画する来料加工のP/E認定を可能とする通知の公布
● 企業所得税を納付していない来料加工廠に対する企業所得税課税
等があげられる。

これにより、来料加工に対する不安感が生じ、来料加工制度が廃止されるのではないか、という観測に繋がっている。

ただ、ここ数年で実施された規制をもう一度確認してみると、来料加工制度に限定した規制は行われていない事が分かる。

実施されているのは、「加工貿易制度全体」と、「珠江デルタ型来料加工」に対する規制だけだ。

この趣旨は、前者については、加工貿易制度は、一般区(税関が封鎖管理する保税区域以外の場所)でも保税取引が認められているため、「優遇制度である(一般的な貿易制度ではない)」というように、政府内での位置付けが変わってきた為だと思われる。
その結果、この制度を適用できる企業を限定しようという動きにでたものだが、ここでは、来料・進料は規制強化の過程では分類されていない。

また、珠江デルタ型来料加工は、僕の著書でも解説してきたけれど、「本来、税収となる部分が、地方政府に諸手数料の形で徴収されてしまう」、「違法換金を伴うケースがある」等の、オペレーションの不透明性を伴いがちな取引であり、上部政府機関からは、かねてより規制の意思がみられている。
よって、コンプライアンス確保のために、制度を廃止したいという本音があるのは確かで、昨日のブログにも書いたが、「ほぼ、深圳特区外、東莞に限定された取引であるにも関わらず(珠江デルタ一帯では他の場所の実例もあるが、件数的ま重要性では両地域に特化される)、国家が形態転換の公告を出して、2~3年を目処に転換作業を進めようとしている事からも、それが伺える。

ただ、今年、10月15日付の東莞市の通知で、「鎮外経貿の許可を得れば、独資転換後も来料加工ができる」と規定しているのは、時代の流れというものだろう。


ここ数年、「来料加工制度はどうなるのか」という質問をよく頂く。

それに対しては、「国内取引重視の方向に政府の政策、企業の経済実態が推移していく中、長い目で見れば、来料から進料へのシフトは必然的な動きともいえる。但し、来料加工制度の廃止はないであろう」と回答していた。

ただ、講演会でその発表をしたら(レジュメにもそう書いてあるのだが)、来料加工廃止されると受け取った方がいた。
何故、そういう誤解が生じたのか分からないが、先入感があると、聞く内容に拘わらずそれに引きずられるという事であろう。

その時は、
セミナー参加者の方が、僕の会員企業の方に、「先日講演会に出たら、来料加工制度が廃止されると言っていたが本当か」と質問(僕の会員様であることを知らずに、偶然質問した模様)。
 ↓
会員企業の方が、真偽を僕に質問。
 ↓
僕が、「誰です、そんな適当な講演会を開く人間は!参考の為に講演会の発表者を教えて下さい!」と言って詳細を聞いたら、僕の講演会だった。

という事があり、大変驚いた。

ただ、これは、来料加工制度がなくなるのではないかという観測が、非常に根強く流れている査証ではないかと思う。

そんな訳で、僕の観測を言うと、
● 少なくとも、中期的なスパンでは、来料加工制度の規制は、今後も行われない。
 行われるとすれば、(来料・進料一体となった)加工貿易制度の制限となるであろう。
● ただし、珠江デルタ型来料加工は、数年の時間をかけて廃止の方向に動くであろう。

という事である。


では、タイミングはどうかという点であるが、商務部・税関総署[2009]62号の記載、
つまり、2011年までに現物出資申請をする(必然的に、作業完了は、2011年末か2012年早々になる)というのが一つの目安であろう。
勿論、ここで記載されているのは、5年未経過の無償提供設備移管に伴う関税・増値税の免除であり、新規輸入の無償提供設備が無い場合は、直接的な関係はない。
ただし、政府機関が想定する時間軸、と言う意味では重要な意味を持つ。

また、注意すべきは、現在施行がサスペンドされている、商務部・税関総署[2007]44号だ。
ここには、制限分類品目を取り扱う場合、新規では沿海部での進出が禁止されている。
景気回復とともに、この規制が再開され、独資転換自体が制限される事がないように、少なくとも制限分類取り扱い企業は、62号公告の時間軸を守った方がよいであろう。