過去の自分

大学構内をぶらついた

大学にちょっと用事があったので、OB会の前に大学で1時間半ほど過ごす。
土曜日の夕方の大学は、人が少なくのんびりした感じ。
気候も丁度良く、校内のベンチに座り、のんびり物思いにふける。

昨日も書いたが、大学生の頃の僕は、苦労を知らないやんちゃ坊主という感じだったのは確かなようだ。
一人っ子の初孫で、何苦労なく育ったし、挫折といえば大学浪人くらいだし。

その後、会社に入り、中国にで仕事をするようになり、いろんな経験をした。
海外での生活は、良い事も多ければ、苦労も多い。

また、1年前に、僕の上海法人の原田さん(元丸紅上海)から、「水野さんは、自分が苦労をする様な道ばかり選ぶと、丸紅上海のスタッフの間でも評判です」と言われた事がある。

自分が信じる道を歩む事は、それなりに苦労を伴うものだ。
ただ、その過程で学ぶ事は多い。

人間は、経験から学ぶものだし成長していくものだ。

だから、今の僕からすると、大学の頃の僕は好きでない。
20代の頃の自分も。
そして、数年前の僕も。

やる気は人一倍あったけれど、そのやる気、方向性が正しかったか、人の為になっていたか(独りよがりでなかったか)なんて事を、ふと疑問に考えてしまうからだ。

日々経験。
日々学習。
その過程が、経験を積んで、自分が成長しているという事だとよいのだが・・・
違う意味の変な人になっている!?なんて事が無いように、日々、自分を振り返りながら歳を重ねていこう。