上海総合保税区から表彰される

上海総合保税区(外高橋保税区と物流園区・洋山港保税港区・浦東空港保税区の共同管理)より、2009年度の優秀パートナーとして選ばれ(濾総保管[2010]52号)表彰された。

優秀パートナーとは、貿易・製造・物流以外の分野で、上海総合保税区に貢献した企業18社で、当社以外に選ばれた日系企業・日中関係機構は、三井住友銀行・みずほコーポレート銀行・三菱東京UFJ銀行・日本国際貿易促進協会・日中経済貿易中心。

また、他の分野では、経済貢献企業(貿易・製造・物流企業)100社、発展が期待される企業18社、優秀企業家18名が表彰対象となった。

この優秀パートナーには、旧M&C(丸紅商務諮詢)時代も選ばれたけれど、優秀パートナーも、その他の分野も、一部上場の大企業で占められる中、設立初年の水野商務諮詢(上海)が選ばれたのは、その時とは違う嬉しさがある。
僕の会社を推薦してくれた政府関係者の方より頂いた、「独立しても、水野とやっていくよ」という言葉は素直にうれしかった。

華南のイメージが強い僕ではあるが、コンサルティング活動の発端となったのは、1992年の上海外高橋保税区。
その意味で、思い入れ深い場所なので、18年が経過して、こんな形で支えてもらえるのは感慨深い。

尚、上海総合保税区の新政策は、今後、いろいろと打ちだされてくるであろう。
表彰式典は、体調絶不調で脂汗を流しながら参加した状態だったのと、広州行のフライト時間の関係で途中退席せざるを得なかったので、各機関の発表を十分聞く事が出来なかった。
その中、税関より「税還付等の政策は、追って財政部より発表される」という発言があったが、これが、(総合保税区管理への移行に伴う)外高橋保税区に対する増値税輸出還付権付与であれば(これは単に僕の推測であるが)、大きな変化であり、同保税区が更に発展する要因となると思う。

その意味で、今後の政策発表を待ちたい。