広州・天河の夜景を見ながら

広州天河の夜景

夜8時発の電車で広州から香港に移動。
電車待ちの時間、電車の中、そして帰宅後も一心不乱に仕事をして、午前1時半にやっとひと段落ついた。

ここしばらく、仕事がこちらに、どんどん飛び込んでくる様な状況。
その対応で、毎日全力疾走だ。


広州天河の夜景

2泊3日の広州は、忙しく、なかなか充実していた。
また、懐かしい人たちにもいろいろと会えた。

昨日は仏山市政府。
今日は、広東省政府との面談予定は延期になったけど、元広東省外経局の方と面談をした。
広州の総経理である麦さんが顔つなぎをしてくれているおかげで、行く先々の政府機関で、「本を書いてる水野さん」、「中国通の水野さん」、「古い友人の水野さん」と、親しげに対応してもらえるのがありがたい。

やはり、こういった顔つなぎは、僕ではできない。
中国人の総経理(胡さん、麦さん)が、こういった部分を対応してくれるので、僕も安心して仕事ができる。
そして、長い経験が、蓄積になっている。

政府機関や提携先との関係もそうだし、社内の関係も同様。
当社の原田さんと麦さんとは、既に13年間一緒に仕事をしている。
杉山さん(亀一)は7年で、胡さんは5年だ。

こんな風に、長年一緒に仕事をしている事で生まれる信頼感、一体感は、得難いものだ。


広州天河の夜景

今年は起業3年度目。

全員、両手一杯に仕事を抱えて、年度が開始した感じ。
新人から総経理まで、自発的に夜遅くまで文句も言わずに仕事をしてくれており、有り難いやら申し訳ないやら。身内を褒めるのはなんだけど、うちの社員は、一人残らず、本当によく働くなと感心する。

ともあれ、今年も増員は必至だ。
広州は来月採用活動開始。
上海は2名増員すべく採用活動中。

日本拠点は秒読み段階だけど、それが終わったら(今年の年末くらい?)北京と深圳に拠点を出したい。

起業して以来、走り続けで、のんびりする間が無いけれど、部下のみんなが頑張ってくれているから、自分は、まだ休めないなと思う。

広州・天河の夜景を眺めながら考えた。

羽田に行く前の会食(半蔵門)

ピクルスとガーリックパン

数日前の話。
羽田から飛行機が飛ばなかった日、まずは、5時間半ディレイの通知があったので、都内で5時間程度時間をつぶす必要が生じた。

そんな訳で、チェイスチャイナにも寄稿してもらっている不動産鑑定士の釜口君に面談・会食をお願いする。

2月14日はバレンタインデーで、若者を誘っても忙しいと断られそうだが、さすがにこの年齢になると、全く縁の無い行事になるので安心だ。
因みに、釜口君は、大学時代からの友人。

会食は、彼の会社(半蔵門)の近所で。
実は、焼鳥が食べたくて、居酒屋系のところに行きたかったのだが、洋食屋に案内される。
釜口君お気に入りのレストランの様だ。

ソーセージとマルガリータピザ

ソーセージと豚肉の盛り合わせ。
ピザ用のチリオイルとタバスコと両方用意してある。

ちょっと気取ったところだと、「タバスコなぞはありません。チリオイルで如何ですか」とかいう事を、ふふん、という感じで言われるで困るが、タバスコも普通に出してくれるのがうれしい。

黒豚煮込みと鳥サラダ

黒豚煮込み(マスタード味)と鳥サラダ。
鳥サラダは梅肉風味と言う事で、最初は、揚げたものをイメージしていたのだが、ちょっとイメージが違った。

〆のオムレツ

最後のオムレツ。
二人でこれだけ食べたので、ちょっと過剰満腹だ。

ただ、大学時代からの親友との会食なので、気楽に食べれて楽しい会食であった。
更に、急に呼び出したので、こちらが招待するつもりだったので、逆におごってもらってしまった。
たいそう申し訳ない。

そんな訳で、小雪が降りだす中、羽田に向かったのであった。
その時は、数時間後に、あんな散々な目に遭うとは予想もできなかったが・・・

久々の仏山

仏山市外経局の看板と対面のホテル

香港に14日の夜到着すると、そのままクライアント企業の方々と打合せ。
翌朝は香港で打ち合わせると、夕方の電車で広州に。
打合せ&会食。
今日は朝から仏山に行って、仏山市政府と打合せ。

飛行機のディレイで時間を無駄にしたので、いつも時間に追われている様で、ここ数日は、悲鳴を上げるほど忙しい。

ただ、仏山の外経貿局に久しぶりに行き、政府機関の方々から、「懐かしいねえ」と言ってもらい、旧交が暖められたので、ちょっと気分がなごんだ。

3月の講演会準備が大変だ。
4月まで講演会を減らしてのんびりしようと思っていたけれど、基本的に嫌とは言えない性格なので、はいはい、と受けていたら、1ヶ月で6件入ってしまった(日本4件、上海1件、深圳1件)。
しばし、全力疾走の日々が続きそう・・・

午前4時のホテル避難で翌日発に

出国取り消し手続きに向かう人たち

一旦、飛行機に搭乗したものの、1時間半後に外に出される。
この先どうなるか、アナウンスが無いまま、更に1時間半ほど待つ。

ラウンジの人は、あまりにアナウンスがないので(1時間半、一言もアナウンスがないし、人もいない)、イライラしている。
遅れたのは、火山の噴火と雪と言う不可抗力なので致し方ないのだが、こういう時は迅速なアナウンスが功を奏すものだと実感。

2005年に台風で、香港空港の全てのスケジュールが大荒れになった時のドラゴンエアの対応は素晴らしかった(アナウンスの迅速性と対応の臨機応変さ)。
一方、1997年に、家族が香港に赴任の時のJALの対応は、あまりにひどくて、乗客が暴動を起こしかけた。成り行きで、単なる乗客の僕が、香港人・西洋人の人たちを説得したくらい。
今回はその中間という感じかな。

その後、翌日午後3時の便に変更とうアナウンスがあり、出国取り消しの手続。
午前1時から、1時間以上かけて並ぶ。

ロビーの絵と宿泊した部屋

その後、バスを待つ事1時間。
誘導が一人もおらず、ここでいいの??とみんな不安げな顔をしている。
30分荷物を抱えて立っていると、係員の人が現れ、バスはあと20分と告げる。
「もう少し早く言ってくれれば、どこかで座ってられたのに!」とみんなげんなり。

そんな感じでホテルに付いたのは午前4時。
午前11時に家を出て17時間経過だ。

が、案内されたホテルは、東京ベイヒルトン。
ロビーにかかるミッキーマウスの絵が楽しげだ。

ホテルマンの業務処理が素晴らしく、みんなすいすいチェックインしていく。
午前4時に、爽やかな笑顔のヒルトンの人たち。
たいしたものだ。脱帽。

部屋はこんな感じ。
1人でも広い部屋に入れたので、すっかり機嫌を直す。
「う~ん、いい部屋だ。ディレイで得したな」という気になりかけて、「いや、全然得してないや」と一瞬後に気付く。
眠くて判断力がなくなっているようだ。
と言う事で、午前4時半就寝。

今日の窓からの景色

本日は快晴。
窓からの景色が素晴らしい。

香港到着が夜7時。
そこからホンハムに直行して、クライアントと打合せが決定。
明日は、午前香港で会議に参加したのち、広州移動で面談・会食。
ハードな日々だ・・・

まいったもんだ、何時間ディレイ?

16時25分羽田発の便で、香港帰任する筈であったが、霧島の噴火で飛行機飛ばず、結局、5時半のディレイ。
一旦、家から出た時にキャセイから連絡が有ったので、出先で時間を潰す必要が。
結局、大学からの友人の釜口君(チェイスでも原稿を書いてもらっている不動産鑑定士会社の社長)に泣きついて、一緒に食事をしてもらう事に。

20時半に羽田到着。
2000円のミールクーポンをもらうが、さすがに満腹で食べられない。
そしてラウンジで待機。

さてどうなる事やら。
明日も仕事なんだけど、何時に着く事やら。
このままいけば午前2時だが・・・

天災だから、誰も責められない。

そんな折、再ディレイのアナウンス。
雪まで降り始めた。

もう縁が無くなったバレンタインの、印象的な一夜だな。
ボルケーノ&ホワイトバレンタインだ。
印象には残るが、夢もロマンもないバレンタインだ。


3月のセミナー告知

今回は旧正月もあり長い日本滞在だったけど(20日間程)、明日帰任。
次の日本は3月7日から。
この時は、10日間の滞在で、4つの講演会を開くので、レジュメ準備が今から大変だ。
その内、1つは出席者を限定したもの。

公開セミナーは、以下の通り。
全部有料セミナーですが、その分、質疑応答時間もしっかりととり、実りあるものにしますので、是非、ご参加下さい。

1.外貨管理セミナー(企業研究会)
「1日で分かる中国の外貨管理の実務知識」と題して、昨年出版した、「中国・外貨管理マニュアルQ&A」の内容を、4時間かけて分かりやすく解説します。
外貨管理マニュアルの本1冊が、1日で理解できる様に、というのがコンセプトです。

<概要>
銀行口座の開設、貿易代金決済、配当・フィー・ロイヤルティ等の対外決済
投融資・不動産売買、保税区域の外貨管理、個人の外貨管理

詳細・お申し込みはこちらまで

日 時:3月15日(火) 13:00~17:00
場 所:東京九段会館
参加費;企業研究会会員30,000円+消費税、一般33,000円+消費税

2.中国における課税強化の内容とその対応策(大阪商工会)
2009年から徐々に厳しくなっている、非居住者課税、P/E認定の状況と考え方、そして対応策を、法律根拠と実例を踏まえて解説します。
法律だけでなく、どこで、どの様な事例が有るか。
それに対応するには、どの様な点に注意をすればよいか。
という点に踏み込んで対応したいと思います。

<概要>
中国の課税強化の動向、P/E認定の考え方と注意点、中国内での役務提供と税務手続
中国からのコンサルティングフィー・技術指導料回収方法、
中国からの利益の送金と税務リスク

詳細・お申し込みはこちらまで

日 時:3 月8日(火)14:00~16:30 (受付開始13:30)
場 所: 大阪商工会議所 6階 白鳳の間 (大阪市中央区本町橋2-8)
参加費: 大商会員 6,000円、特商・一般 12,000円(1名あたり、消費税込み)
お申し込みは、3月1日までです。

3.日中投資促進機構
日 時:3 月11日(金) 詳細近日決定
場 所:日中投資促進機構会議室予定
参加費: 未定(日中投資促進機構会員限定)

こちらも、非居住者課税に付いて講演します。
詳細は、近日、日中投資促進機構より告知されます。

永楽の麻婆麺と炒飯

2月10日の事。
ダイエットに少々疲れたので、しっかり昼食を食べてみるかと思い付く。
新宿まで移動して、蒙古タンメン中本の北極を食べるか、打合せ場所である日経新聞ビルの下にある中華料理屋(永楽)に行くか思案して、結局、近場で済ませる事にする。

初めて行った店だが、麻婆麺の豆腐がしっかりした固さだし、炒飯も如何にも日本の中華という感じで、如何にも僕好みの店だ。
正しい日本のラーメン屋、という感じの味。

隣の人が食べていた、さりげないチャーシュー麺が美味しそうだったので、次回、それを食べよう。

若手世代と

SDI森辺社長と

一昨日は、SDIさんと久々に会食。
起業早々、赤坂でもつ鍋をごちそうになったので、遅ればせながらそのお返しと言う感じ。
SDIは市場調査関係の仕事で協力関係にあるのだけれど、経営陣が30代で亀一と同世代。
亀一の日本異動(今年4月)をきっかけに、亀一の支援と連携強化をお願いする。

社長の森辺さんは、「水野さん世代は第一世代。僕たちは第二世代」というけれど、最近、僕の一世代下の人たちが、力を付けてきている。

僕も40代後半になった。
36~37才の時に、近藤義雄会計士を目標にして頑張っていたのが、10年経ったら、徐々に追われる立場になりつつある。
でも、真面目な若者たちが、上を見てしっかりと頑張っているのは、すがすがしくて良いものだ。
僕としても、僕より一世代下の若者たちを応援したいと思うし、それ以上に、彼らのやる気(伸びていこうとする真剣な気持ち)を刺激としたいと思う。

ただ、僕も落ち着くつもりはまったくない。
まだ成功もしていないし、大物にもなっていない。
目標を山に例えれば、やっと2合目まできたかな、という感じ。

自分で満足できる状況になる頃には、二世代下の人間が頭角を現すのだろうか。
その時に、僕の存在が忘れられていない様に、がむしゃらさと、20代の好奇心を持ち続けていかねばと思う。
因みに、森辺さんからは、ツイッターを強く勧められる。
どうしようかなあ、と思案中。

会食場所は飯田橋の金太郎と言う焼鳥屋。
大変よい店であったが、例のごとく貪欲に食べていたら、最後の雑炊しか写真が撮れなかった。

最近、痩せて髪型を変えたので、知り合いが全然気づいてくれない。