自分の語学力を判定すると

香港にいる時は英語、中国本土にいる時は北京語を話している。
まあ、社内では全部日本語だが。
というのは、社内で一番よく話す総経理胡さん(上海)・麦さん(広州)の日本語と、僕の中国語を比べてみると、彼らの日本語の方が上手いので、自然の流れとして日本語になるためだ。

思い起こせば、自分自身で一番中国語が上手かったのは、1990年の頃だと思う。
あの時は、研修地の福州に日本人がほとんどいなかったし、電話代が今考えれば異常に高かったので(ホテル電話だった事もあるが、1時間話すと2~3万円取られた)、中国語以外の言語を使わない日がほとんどだった。
あまりに日本語が話せないので、研修期間の最後には、1人ぼんやりしている時も、中国語で考え事をする様になったくらいだ。

その後、日本に帰って、本社勤務になったら(欧米担当になった事もあるのだが)7年間中国語を使う機会が無く、すっかり下手になった。
7年経過して、中国語が全然口をついて出なくなった状態で香港に赴任した。
香港赴任後は、徐々にリハビリをしたが、香港では社内の会話が英語主体だったし、中国(広州)の会社の社員は日本語がうまかったしで、普通語を話す機会はそれ程なく、何より単語を再度覚えなおす努力をしなかった。

独立してから、自分で動く機会が増えたので、徐々に中国語も回復しているが、リスニング力に不満が残る。
人はよく、何%理解できた?等と言うが、言語というのは、知らない単語が出てきた途端、全く分からない、若しくは、分かったつもりになっていても、意味を取り違えている場合が多い。
よって、何%分かるなどというのは無意味な質問だ。
では、自分のリスニング力のネックになっているのは何かと言うと、やはり単語の語彙だろう。
分からない単語が出てくるので、理解の幅が限定されるという事だ。

という訳で、これを改善しようとすると、語彙の習得を再度努力しないといけない訳だが、本業の忙しさを理由に、これを先延ばしにしている。
中国語も英語も、やった方がよいのは確かだが・・・

という事で、覚える事は多く(語学以外にも)、さりとて時間は限られており、この点、どうしようかと悩んでいる。
言い訳半分ではあるのは承知しているが・・・

ネコの引き取り手が決まったようだ

4月27日の記事に書いたCI5の隣家のネコの引き取り手が決まったようだ。
よいお客様に引き取られた模様。

ちょっと嬉しい気分だ。

話変わって、昨日書いた飛行機の搭乗実績は、4回分(香港⇒上海⇒羽田⇒上海⇒香港)が全部付かない事が発覚。
旅行代理店からお詫びの電話があったのだが、まあ代金が安かったからよいか。
ダイアモンド昇格は断念。
あとは、安さ重視で行こう。

腹立ちをラーメンでおさめる

昨日の午後便で羽田から上海へ。

今回の移動が、香港⇒上海⇒東京⇒上海⇒香港となるので、ドラゴン&JAL(ワンワールド)を使うと9,000元程度となる。
東方航空(やはりワンワールド)を使うと半額になるという事で、それにしたのだが、突然、東方航空がキャンセルになり上海航空に変更。
となると、マイレージが付かないという。

マイレージが付かないのはよいのであるが、搭乗実績にならないのが困る。
現在、ゴールドステイタスをダイアモンドに上げようと計画しているのだが、そうなると4~8月の5ヶ月で39回飛行機に乗らなくてはいかない。
かなりぎりぎりで、達成するにしても丁度ぴったし、という予測である。
東方航空の一方的な都合でキャンセルしといて(上海航空に振り替えておいて)、搭乗実績にしないとうのは、なんたることか。
そんな感じでいらつきながら、とはいえ感情を顔に出さない様に我慢しながら食堂に。
昼食でラーメンを食べる事にする。
カフェテリア方式の店で、どうせ美味しくはないだろうと思っていたのだが、食べてみると、想像より美味しい。

よい意味で想像が外れたので、ちょっと腹立ちが治まる。

上海までのフライトはよく揺れ、のんびり寝ていられなかったが、ともあれ無事到着。
後ろの席に、偶然NERAの鈴木さんがいたので、「今後、久しぶりに飲みに飲みに行きましょう」と言って分かれる。
奇遇であった。

ドトールで一息

昨日は羽田から上海に移動。
空港に行く前に、虎ノ門で会議を一件。

時間調整のため、駅付近のドトールでカフェラテを飲む。
日本人の味覚にあうからか、僕はスタバよりもドトールの方が好きだ。
(それがどうしたと言われると困るが)。

香港でのセミナーのご案内(1日で分かる外貨管理・非居住者課税

今年3・4月に、日本で開催し好評を頂きました、「1日で分かる中国外貨管理口座」、「1日で分かる非居住者課税強化の動きとP/E課税」を、香港でも開催します。
今回のセミナーは少人数制。
質疑応答の時間を1時間以上用意し、参加者の皆様からのご質問に、徹底して回答させて頂きます。
お申し込みは、info@mizuno-ch.com まで。

尚、今回のセミナーでは、収入全額を震災義捐金として、日本赤十字に寄付します。

■中国税務セミナー
テーマ:1日でわかる非居住者課税強化の動きとP/E課税
日時:6月17日(金)10時半~15時半(途中1時間の昼休憩含む5時間)
会場:香港日本人倶楽部
費用:MCH会員 HK$ 150  一般 HK$ 300
席数:最大50名

概要:
I.中国の課税強化の動向
1.2009年以降の課税強化の動向
2.(1)による影響
3.契約の登記義務と恒久的施設認定の関係
4.非居住者に対する見なし利益課税方式

II.P/E認定の考え方と注意点
1.P/Eの概念と意義

III.中国からのコンサルティングフィー・技術指導料回収方法
1.コンサルティングフィー(技術指導料を含む)の送金方法
2.無形資産譲渡・使用対価の送金方法
3.非貿易項目の送金に関する税務手続

IV.日本払い駐在員給与の送金
1.外貨管理上の問題
2.P/E認定の妥当性

V.中国からの利益の送金と税務リスク
1.利益送金と税務リスク
2.P/E認定の影響


■外貨管理セミナー
テーマ:1日でわかる中国外貨管理の実務知識
日時:6月29日(水)13時~18時(5時間)
会場:香港日本人倶楽部
費用:MCH会員 HK$ 200  一般 HK$ 400
席数:最大50名
概要:
I.銀行口座の開設
1.銀行口座(外貨・人民元口座)の種類と開設条件 2.外貨の保有制限
3.非居住者の外貨口座・人民元口座の開設
4.現地法人開設前の準備口座の開設
5.その他
(エスクロー口座の可否、常駐代表処の口座、来料加工廠の口座、中国企業の国外口座)

II.貿易代金決済
1.輸出入代金決済のルール
2.輸入核銷手続の変更
3.輸出入ユーザンスに関する制限
4.前受・前払(輸出代金前受け金・輸入代金前払金)の制限
5.債権・債務の相殺
6.クレーム代金の支払と輸出入代金の受け払いに過不足が生じた場合の処理
7.三国間取引に関わる代金決済
8.人民元建て契約と人民元決済

III.配当・フィー・ロイヤルティ等の対外決済
1.配当金の対外送金(外資企業・内資企業)
2.コンサルティングフィー・技術指導料の対外送金
3.ロイヤルティ等(無形資産の譲渡・使用対価)の対外送金
4.コミッションの対外送金
5.非貿易項目の対外送金に関わる税務許可
6.国際間の立替金決済

IV.投融資・不動産売買
1.外資企業の資本金払込方法
2.買収等に関わる持分譲渡代金の決済
3.外資企業清算後の剰余金の回収
4.資本金・外貨借入金の人民元換金制限
5.外資企業の借入可能金額(外債登記が必要な借入と制限金額)
6.株主ローンと融資金の資本転換
7.非居住者の中国不動産売買と対外決済可否

V.保税区域の外貨管理
1.保税区域企業が適用される外貨管理制度
2.保税区域企業の外貨保有と人民元の換金
3.保税区域と中国内(区外)、保税区間の決済
4.保税区域企業と外国企業間の取引に関する決済
5.中国内(区外)企業の保税区域活用可否と外貨決済の関係

VI.個人の外貨管理
1.外国人の中国内銀行口座開設
2.中国に入出国する場合の、現金(外貨・人民元)携帯制限額。
3.個人の換金(外貨 ⇔ 人民元)制限
4.中国内の外貨給与受け取り可否と剰余金の送金
5.日本で払われる給与の精算

プロはたいしたもんだ

Tシャツのキャラクター

先日もブログに書いたTシャツは、100枚作って、飲み友達に贈呈中。
贈呈用で100枚限定なので、じっくり配っているけれど、今のところ50枚程度贈呈した感じ。

しかしこのキャラクターを見るにつけ、プロは上手いと思う。
目は大きいし、丸い輪郭なので、明らかに僕と違うのであるが、それでも似ている。

デザイナーの人には、このブログの筆者紹介と同じ顔写真を1枚送っただけ。
そして、お願いしたのは、キャラは可愛く、そして(スーツを着ながらも)スナフキン的な雰囲気を出して、という事だけ。
僕が同じ事言われても困惑してしまうだろうけど、ちゃんと形になるのはすごい。

因みに、そんな感じで、顔写真1枚しか渡していないのに、僕が持っているのと同じようなスーツが描かれている(偶然か、インターネットで検索したのか?)。
更に、去年の7月から比べると、僕自身が約7Kg痩せたので(ランニングの成果)、それまでのスーツがコートの様になってしまった。
そうすると、(だばっとしたスーツの感じが)ますますキャラクターに似てきた。

何となく、スーツ姿のスナフキンという感じが、本人としてもかもし出されてきたような・・・

東京で耳鼻科に行く

一週間ほど前から左耳が痛いので、耳鼻科に行った。
GW中の数少ない往診日だった事もあり、すさまじい混雑。
「少なくとも2時間は順番がきませんので、外で待っていて良いです」と言われ、一旦帰宅して再度出直す。
2時間後に再訪問。待合室で1時間以上待って、やっと順番が回ってきた。
結局、3時間半。

予約ができ、殆ど待たされる事がない香港に慣れてしまったせいもあり、日本に戻る度に、不便さにいらいらする。
ともあれ、一回では終わらず。
次回の日本帰国時に出直す事になったが、さて、香港の病院に行き直した方がよいかな。
考えどころだ。

因みに、耳が痛いところに、再度鼓膜をつつかれて、却って痛くなったような。
薬をもらったからよいのだろうか・・・
ちょっとうんざり。

若者をどう思うかというと

最近の若者は、とか、古い時代はよかった、というのは、兼好法師も言っている事で、当然、もっと前から言われていたのだろう。
それが正しいとすると、日本人は2000年間に渡って退廃し続けている事になってしまうが、そんな訳はあるまい。
「昔は良かった」、「近頃の若い者は」、「景気が悪い」というのは、いつの時代も、何となく口走りたくなってしまう台詞なのだろう(自己防御本能の表れではないか)。

そんな訳で、僕は、今の10代・20代の青年たちが、自分が若い頃より努力してないとは思わないし、特に、大学生などは、その頃の僕より真面目に勉強している人間が多い気がする。

まあ、大学時代の僕と比べるのは申し訳ないが。
何せ、僕の大学時代は、何をやりましたかと問われると、合気道と宴会、そしてちょっと中国の勉強という感じ。
就職活動の時、履歴書の資格欄に書く内容が、「合気道二段と運転免許」しかなく、苦し紛れに(高校時代に取った)英検二級と書いたら、面接官に、「就職活動で二級は普通書かないよ」と言われた。「いやぁ、そう思ったんですが、書く事がなかったもので・・・」、と頭を書いて切りぬけたが。
ともかく、運動と酒。そんな感じの大学時代だった。
勿論、会社に入ってからは(語学研修生の頃を含め)、その分を十分取り戻すだけの、爆発的な努力をした自信があるのだが。
そんな訳で、大学時代からTOIEC受けたり、税理士試験の部分合格したりしている学生を見ると、素直に感心する。

20代であれ、30代、40代であれ、やる気がみなぎっている人間も、そうでない人間もいるのは同じだろう。
僕自身、やる気のある若者と話をし、酒を飲むのが好きだ。
彼らと夢を語り合う事で、僕は元気をもらい、そして、彼らには、僕の経験を語ってあげる事ができる。
ただ、前回も書いたけど、年長者だからと言って、指導者の立場になる気は無い。
僕は現役だし、負けん気も強い。そして、まだまだ伸びていくつもりでいる。
ともあれ、年齢は違うが、将来の夢にあふれている人間が、僕の周りには何人もいる。
彼らは、年が離れた仲間でありライバルという感じかな。
それが一つの財産になっているし、これからもその輪を広げていきたいと思う。
やる気と将来の夢があれば、年齢が違っても共感し合えるものだと思う。