中国PE課税の理論と実務の最終作業

昨日は、横浜みなとみらいのオフィスで執務。
「中国PE課税の理論と実務(株式会社チェイスチャイナ)」の出版は、作業の関係で10月末~11月初旬となりそう。
予約販売は、来週頃から開始。
昨日、最終ゲラ構成を終わらせたので、僕の球は基本的にはなくなった。

今回の出版は、子会社のチェイスチャイナ。
自分で本を作り(原稿→校正→デザイン→印刷・製本)、書店流通させる(日本の書店、中国の書店、インターネットで販売する)仕組みを数年前から検討していたが、これがやっと実現する。
この難しさは、なかなか分かってもらえないのだけれど、中国だけでなく、日本の図書流通も特殊なので、流通させる部分が最大の難関。
自費出版なら簡単であるが、これを、書店に流せる様にするのは、容易なことではない。
そのため、日本流通・海外流通の仕組み作り(提携先の開拓)を、数年前から行っていたが、やっと、これが実現するのは嬉しい。

以前は、大手出版社から本を出版したいと願った事もあり、講談社等から出版した知人(友人であり、チェイスチャイナで執筆してくれている不動産鑑定士の釜口君も、講談社から本を出している)が羨ましかった。
ただ、十数年本を書いていると分るのだが、僕が書いている本、書きたい本は、基本的には専門性が高すぎ、この様な本を大手出版社から出すのは困難だ。
出すとすれば、書きたい内容を変えなければならない。
色々な経験をし、20冊以上の本を出版するうちに、自分の中で、(大手出版社から本を出すよりも)自分が書きたい本を出す事が重要にになり、そのルートを確保したいと思うようになった。
つまり、書かせてもらうのではなく、書いて流通させる、という形にあこがれを持った。
今回は、その第一弾。
これから、他の執筆者の本も手掛けていきたいと思う。

話変わって。
日本オフィスは、横浜みなとみらいのワールドポーターに入っているのだが、1階に、ファーストフードの中華料理がある。
昼食に、激辛担担麺とミニ麻婆丼を食べたが、その折、月餅が見に留まる。
美味しそうだったので、2個買って、午後のティータイムに杉山君と食べる。
伝統的な月餅は、僕にはくどすぎて食べられないが、これは日本風にアレンジされており、和菓子の饅頭の様でおいしかった。
和中折衷という感じ。
束の間ほのぼのとした時間であった。
季節を感じる。