アジアの風(2回目)

先週土曜日に、出演2回目のアジアの風の放送があった。
僕は、BS・ケーブルテレビの契約をしていないので見れず。
今回は、放送してから1か月以上経っていたので、知り合いも放送の事を忘れており、「見た?」と聞くと、軒並み、「忘れていた!」という反応であった。
TV局からDVDが到着するまでしばらく見られない。
オンタイムに見れないのは、少々残念だ。

週末に思う事

週末は香港。火曜日より上海に移動。
色々と大変な時期ではあるが、日本企業の方々が、体を張って中国で働いている。
僕もしっかりと目線を合わさなくてはという気持ち。

思うところは多々あるが、ここで政治的な発言は避けたい。
ただ、こんな時期だからこそ、日本人、中国人問わず、冷静に判断し、正しい行動をとる事を心掛けたい。
いたずらに感情の対立をあおるような報道、無責任なインターネットの書き込みと見まがうような、政治家や識者の発言は避けるべきだ。
これは、決して正義ではない。

大きな国際経済の中で動いているのは、日本も中国も同じ。
その中に、人々の生活(雇用の維持)、そして未来がある。

他国を否定する事が愛国ではない。
日本人は、日本人としての誇りを持って(中国人も同じだが)、冷静に正しい判断をして欲しいし、自分もそうありたいと思う。

久々の更新ですが

一週間ぶりの更新です。
ここしばらく、仕事の飛ばし過ぎで、疲れが溜まり、ここ数日意識的にペースダウンしていました。
来週からまた走り出せるように、週末は休養予定です。

さて、
先週は、みずほ総研主催の組織再編・撤退・進出セミナー6時間(昼休みを入れて7時間)を終えて、どっぷり疲れたが、評価が随分よく嬉しかった。
このセミナー、元は、2005年早々に明日香出版から出した、組織変更・撤退完全マニュアルが、みずほ総研さんの目に止まり、依頼があったもの。

この本は、2004年末に執筆したが、それまで、組織変更を実務面から解説した本が無かった中で、組織変更にスポットを当てた(広東省のガイドラインも出ていない時期に、来料加工廠の独資転換も解説した)、流れを先取りした感がある書籍。
ただ、先取りしすぎてあまり売れず、したがって、改定もできないまま、今では随分制度が変わってしまった。そのため、筆者としてもお薦めしづらい状況であるが、出来れば、アップデートしたい思い入れがある本である。
明日香出版からというのは、状況的に難しいだろうが。

そんな感じで、売れ行きは今ひとつであったが、この本が機会で、アエラの取材を受け、3年前にガイアの夜明けの企画を組んでもらい(撤退コンサルの場面が取れない、という理由で直前でお蔵入りになったが)、みずほ総研の講演会が企画され、それ以前も、新聞社の取材を何社か頂くなど、取材、講演会面では貢献している。
これは、撤退という言葉が入っているビジネスガイドがあまりないためだろう。


この本を執筆した時、僕自身、「一番簡単なのは設立、次は撤退、組織変更は、設立と閉鎖の組み合わせなので一番難しく、この実務をわかっている人間は少ないはず」という思い入れがあったので、「組織変更マニュアル」というタイトルにしたいと主張した。
これが、出版社の意向で、撤退を加え、組織変更・撤退となったのであるが、結果的には(メディア対応的には)良かったのだろう。

ただ、その後、たくさんの撤退のサポートをして、撤退の難しさを、体で認識した。
撤退の難しさとは、制度面もさることながら、一番は心の問題。
解雇する人間、される人間、そしてビジネスパートナー間の、悲しみ、苦しみに直面せざるを得ず、脇でサポートしていても、心が痛む事が多い。
その意味では、技術的なものではなく、もっと人間的な難しさを、撤退は抱えている。

馬車道十番館のバー

一昨日(6日)の講演会も無事終わり、昨日は疲労困憊。
極度の疲労の中、日本事務所の会食会を開く。

因みに、水野コンサルタンシーの日本事務所を開設したのは、昨年5月の事であったが、1年ちょっとで社員が3人となった。
オフィスが既に手狭だ。

最初は、関内の焼き鳥屋。
それから、数分歩いて馬車道十番館に行く。
ここは、1階が喫茶店、2階が英国式バー、3階がグリルと銘打っている。
大学生の頃から、一度行きたいと思っていたが、何故か一度も行かないまま今に至る。
兄弟店の山手十番館には、何度か行ったのだが。
二十数年の念願かなっての、馬車道十番館のバー。
レトロな雰囲気がなかなか良かった。

7時間の講演無事終了

昨日は、みずほ総研さん主催の組織再編・進出・撤退セミナー。
みずほ総研さんのセミナーは、今年は3回(既に、2回終了で、残りは12月)。
昼休み1時間を入れると7時間のセミナーで、6時間一人で話さないといけないので、前夜はちょっと緊張するし、講演後は、腰や喉が痛くてどっと疲れる。
とは言え、やりがいがあるセミナーだ。

昨年より、日経新聞、みずほ総研、企業研究会より継続的な講演依頼が有り、この2社・1団体で年間10回程度の講演会となる。
それに、子会社のチェイスチャイナの講演(年間6~7回)があり、その他の団体からお声掛けを頂くので、日本の講演が随分多くなってきた。
有りがたい事だと思う。
継続的に声をかけて頂く主催者は良い方ばかりだし、聴講して頂ける方も真面目な方ばかりだ。
満足できる講演ができているのはうれしい。

またもや日本到着

香港に2泊のみ滞在して、またもや日本に移動。
上海経由の東方航空なので、香港12時半発で、成田到着は夜9時。
随分時間はかかるが、幸いほぼ定刻の到着。
2時間半と3時間のフライトだが、日本・香港・中国本土のワイアレスを持っているので、香港空港・浦東空港で情報を取り込み、機内で仕事。
成田到着後はスカイライナーで発信をすれば、支障なく業務をこなせた。

今回の移動は、香港⇒日本⇒上海⇒香港の三角移動で、キャセイ・JAL、ANAを使用すると、空港税等別でHK$ 9,000程度。東方はHK$ 2,000。
価格を提示されると、安さには勝てずに選択してしまう。
しかし、8・9月で、東方航空8本搭乗は確定。下手をすると(?)あと4回(2ヶ月で合計12回)乗る事になるので、東方航空マニアとも呼べそうな状況だ。
ゴールドティア維持のためには、ワンワールドに年間40回搭乗せねばならないので、しばし東方はお休みとしよう。

因みに、一昨日は、香港のクリニックで先月の手術の術後検診。
特に問題なしとの事。
今回は、突発的に入院する事となり、かなりの手術費・入院費を請求された。
香港の医療は高い。
ただ、東京海上の医療保険が、迅速に精算してくれた。
ここ数年、まったく医者にかからず、保険料がもったいないと思っていたが、こんな感じで元を取ってしまい、東京海上さんに感謝するやら恐縮するやらである。
ともあれ、香港の医療費の高さと保険の有りがたさを認識した今回の出来事であった。

5年目に突入

2008年8月末と1年後

日本出張を終わらせ、昨日(8月31日)上海到着。
週末ながら、上海で面談を2件こなして、明日(2日)には香港に移動。
そして、4日には、また香港から日本に移動、という、我ながら反省しきりの非効率なスケジュールを組んでしまったので、飛行機続きの日々である。
その中、本日、起業5年目(4周年)に突入した。

昨年までは、8月31日(丸紅を退職した日)が感慨深く、CI5の同じ席でシャンパンで乾杯し、記念写真を撮るのが恒例であった。
独立した頃は、会社の継続に不安を持っていたので、1周年、3周年は興奮したものだ(特に、無事1周年を迎えられた時の興奮は、当時の写真を見ても良く分かる)。

ただ、今年はもう、存続して当たり前、という意識になっているし(有りがたい事だ)、退職・起業当時のドタバタも、結果良ければで、良い思い出になっている。

起業3周年と今年

そんな感じで、まったく気負いもなく、自然体の記念日であった。
来年の8月末は5周年。
どこでお祝いしようか。

皆様のご支援で、無事会社も軌道に乗りました。
これまでのご支援、心より御礼申し上げます。
今後とも、よろしくお願い致します。