杉山所長茶餐庁に行く

久々に中国出張に来た杉山日本所長の到着初日、「何が食べたい?」と聞くと、茶餐庁で目玉焼きとかハムとか載っているジャンクなものが食べたいというので、街で目に留まった場所に入ってみる。
わざわざ香港に来て、という気もするが、長く食べられないと恋しくなるものかもしれない。
店に入ると、嬉しそうにメニューを見て、マーガリンがたっぷり挟まったパンと、香港風カレーを頼んでいた。
僕は、魚のすり身のスープと魚の皮の揚げたもの。

杉山君はたいそうご満悦であった。
確かに食べてみると美味しいが、何時でも食べられると思うと、有難みはない。
ビールが有ったらよかったのだけど、リカーライセンスが無い様で、酒類が置いてなかったのが残念。

講演会前のてんやわんや

明日は深圳で講演会。
100名ちょっとの方に参加頂ける予定。
ぎゅうぎゅう詰にすれば、200人収容できる会場ではあるが、ゆったり座って頂けるのは100人程度。
その意味では丁度良いお申し込みを頂いた感じと言えようか。

とは言え、昨日からドタバタ続き。
政府機関と一緒の講演会(政策説明講演会)は、どの地域でも同じだが、今回も資料の提出が遅れに遅れた。
昨日夕刻に、全体の三分の二程度の資料が受け取れ、それから当社広州・深圳のスタッフが翻訳作業。
担当者は、夜11時まで残業していた模様。
残りの資料がもらえたのは今日の午前中で、引き続き日本語訳と資料の印刷に社員は右往左往。
聴講者の方からの質問への回答も、今日の夕方やっと提出がもらえたが、それについては、僕が明日1時間かけて解説しなければいけないので、いま眺めて唸っているところ。

何時もながらライブ感あふれる状況で、僕個人としては、ちょっとわくわくしてきた。
同時に、よく働いてくれる社員にも感謝だ。

明日は朝の電車で深圳移動。
深圳の新会社のお披露目でもあるので、ともあれ頑張ろう。

バーをハシゴ

昨日は、日本が休日であるため、E-mailも少なくゆったりできた。
午後6時半には仕事を終えて、いつもの店に秋物のスーツを作りに行く。
スーツ2着とシャツ5着。
既に体のデータは取ってあるので、生地選びと簡単な採寸だけで、午後7時過ぎには終了。
さて、これからどうするかと考える。

帰宅して、2夜連続で悶々と一人酒というのはさすがに嫌なので、まずは、B.A.Rに行く。
日本から取り寄せたフルーツを使ったカクテルが目的。
最初は軽く飲んでSEEDに移動する筈だったのが、知人に会い会話が弾んだので9時まで。
それからSEEDでウィスキーソーダを飲みつつ雑談。
思わずよく話したが、笑いながら飲んだので気分は良い。
やはり、他愛のない会話は必要だ。

少々寂しい週末であった

日曜日の夜は、自宅で一人。
ウィスキーソーダを飲みながら映画を見る。
食事は湯豆腐(豆腐だけ)。
のどかと言えばのどかだが、孤独を感じるのも確か。
少々寂しい週末であった。

ちなみに、映画を見ていたら、美味しそうに赤ワインを飲んでいるシーンが有ったので、冷蔵庫の中のワイン(にかなり前に封を切って忘れていたもの)を引っ張り出して飲んでみる。
期待していなかったが、思った以上に味が劣化しておらず驚く。
これが昨日の唯一の良い出来事か。
海外の一人暮らしは、気楽ではあるが、時にむなしい。

社員旅行と飲茶会食

11月1~3日は社員旅行。
前にも書いたけれど、今回は、社員旅行の定義を、「社員が一緒に旅行する」から、「社員の旅行に会社が補助を出す」という形に変更。
そのため、交通費(飛行機代・電車代)とホテル代(一人1泊HK$1,000)を補助するので、好きなホテルに泊まって、自由に過ごしてくれという形式をとった。
昨年の北海道、一昨年の福岡に比べると、随分予算を安く上げた訳だけれど、各人、家族・両親・恋人・友人などを連れて旅行に来ており、今までより楽しそうだ。
やはり、自由に過ごせる時間が一番。
来年以降もこの形式で行こうと思う。

社員が日頃から会社のために、一生懸命頑張ってくれているのは分かっており、それにいろんな形で応えたい気持ちはあるのだが、できる事とできない事があるのが現実。
その中で、こんな形の旅行の機会を提供した事で、つかの間でも、僕の会社にいて良かったと感じてくれるのであれば、それは嬉しい事だと思う。

いくら自由とはいえ、日本、上海、香港、広州、深圳の拠点の人間が、一度に顔をあわせる年一回の機会。
土曜日の昼だけ全員で飲茶をした。
20人なので2卓。
数日後に中国出張する杉山所長が不参加であったり、入社12ヶ月未満の社員を旅行対象から外したので、全員一堂に会する訳にはいかなかったが。
因みに、来る人来る人、「杉山さんはいないんですか?」と質問していた。
意外に人気者である事が発覚。
ともあれ、5年前の今頃は、僕一人だけだった事を考えると(2008年9月~12月は僕一人。その後、部下がジョインした)、組織になってきたなという気がする。
皆の生活を支えているという責任を、改めて感じた訳だが、楽しそうに会食している社員の顔を見て、穏やかに幸せな気持ちになった。

そんな感じの社員旅行なので、飲茶が終わると僕一人。
いつも通りの1日を過ごし、夕方18時過ぎに、行きつけのバーに一人で行った。
その時、遊歩道から移した香港の写真。
大学3年生の時に初めて香港を旅行して、チムサッツイから香港島の夜景を眺め、香港はチャンスをつかめる街だと感じた事を思い出す。
夢とチャンスをつかむため、今でも奮闘中だ。

蘇州講演会の状況

アップが遅れたけれど、蘇州講演会の光景。
アンケート結果もよく、蘇州支店開設の希望も頂くなどの反応で、ほっと一安心。
蘇州支店というのは、アイデアとしてはあるのだけれど、開くとすれば北京の次という感じがするため、2~3年の時間はかかるかもしれない。
何事も、ビジネス目途が立てば組織も作れるのだけれど。

これは1部の松本顧問の講演風景。
講演前のビール洗礼の余韻が若干残っていたのと、最初はマイクに何故かエコーがかかっており、大き目の声を出すと、盛大にハウリングする状況だったので、出来に少々不満のご様子であったが、無事にまとめて頂いた。

そんな感じの駆け足蘇州。
翌日は、朝10時の電車で上海に。
蘇州駅で朝食代わりにハンバーガーを2個食べてしまい、ちょっと反省。