ベトナム出張初日

(11月12日の出来事です)

ベトナム到着初日。打ち合わせをし、また、賃借するオフィスを決める。
若干、早い時間に打ち合わせが終わったので、マッサージに行く事に。水嶋さんお勧めのマッサージ店に行き、四国で感銘を受けた、タイ式マッサージをお願いする。
四国で受けたタイ古式マッサージは、身体の筋をじっくりと伸ばしくれるので、体が生き返る感じがしたが、ここでのマッサージはさんざんで、プロレス技の様であった。
いきなり、ぎゅっと筋を伸ばすので、これでは却って体を痛める。受けないほうがよかったと後悔。

マッサージが終わると偶然見つけた日本料理店に。雰囲気良し。
味は可もなく不可もなく。
まあ、繰り返しになるけど、ベトナムで可もなく不可もない日本料理が食べられる時代になった訳なので、日本人としては感謝すべきであろう。

味噌田楽
味噌田楽
春菊胡麻和え
春菊胡麻和え
カキフライとアサリのワイン蒸し。
カキフライとアサリのワイン蒸し。

早めにホテルに戻り、ホテルバーで斎藤さんと2時間程度酒を飲み就寝。

 

ベトナムに出発

(11月12日の出来事です)

蘇州から香港に戻った翌日は、朝6時過ぎに家を出てベトナム出張。ベトナムに現地法人を設立する事を決定し、既に、ベトナムの政府機関に提出する書類整備を進めている。
今回の出張で、オフィス不動産の契約を決める予定。
資本金はUS$10万。
来年3月頃の資本金払込みというスケジュールで話を進めたいと思っている。
ベトナムを選定した理由は、加工貿易の受け入れ地という観点より。そのため、水野深圳の斎藤総経理を兼務として、中国・ベトナムの一環対応をする予定。

ベトナム出発の日。まだ暗い。
ベトナム出発の日。まだ暗い。
朝6時50分の香港空港。既に人でいっぱい。
朝6時50分の香港空港。既に人でいっぱいだ。

朝8時45分発の便は1時間のディレイ。早起きをして損した気もしないではないが、移動続きでたまったEmailがずいぶん整理できたので、心が少し軽くなる。

ホーチミン到着は11時過ぎ。ホーチミンは32度。ベトナムに四季が無いのを忘れていた。夏服を持ってきておらず少々焦るが、気合で乗り切る。

ベトナム到着。32度。夏服を持ってきておらず焦る。
ベトナム到着。32度。夏服を持ってきておらず焦る。

宿泊は前回と同様、パラゴンホテル。ベトナムはまだ立ち上げ準備中で、収入がないので、「儲かるまでは贅沢しまい」と心に決め、窓が無い部屋を選んだが、部屋自体は結構良かった(何故か、前に泊まった部屋よりもきれい)。

パラゴンサイゴンホテルの部屋。
パラゴンサイゴンホテルの部屋。

ホテルの部屋で束の間Email整理をすると、打ち合わせに出発。

また新しいチャレンジの始まりだ。

蘇州で講演会、そして翌日香港移動

(11月10日の出来事です)

ただいまベトナム。必死に更新しても、なかなかキャッチアップできていませんが、頑張ります。

蘇州の講演会場。シャングリラホテル。
蘇州の講演会場。シャングリラホテル。

11月10日は、蘇州日本商工会・ジェトロ主催の講演会。蘇州商工会からの要望で、最近の通関事情に付いて話をした。
通関事情だけで1.5時間は少々長いので、通関関係からビジネスモデルを45分解説し(前半)、後半は最近の税関調査のポイントとした。

講演が終わると、蘇州日本商工会幹部の方々と意見交流会。
2.5時間、和気あいあいと意見交換して、最後に記念写真。

蘇州日本商工会幹部の方々と。
蘇州日本商工会幹部の方々と。

翌朝は蘇州から虹橋駅に移動して、虹橋空港から香港に移動。慌ただしく、少々息苦しくなる。

朝の蘇州駅
朝の蘇州駅

香港に到着すると、オフィスに行く前にシティスーパーで豆腐、ネギ、日本の卵を買い出し。僕の必需品だ。

翌朝ベトナム(ホーチミン)移動なので、夜は一人で湯豆腐。
最近は、これ(湯豆腐とぬる燗)がひそかな楽しみになっている。良い筋子が有ったので、みりんと醤油を垂らして食べたらおいしかった。

何時もながら豆腐を買い出し。
何時もながら豆腐を買い出し。

早寝をし、翌日は朝5時起き。

市場としての中国、為替相場

東洋経済の「餃子王将、なぜ本場中国で失敗したのか」という記事を読み興味をひかれた。
基本的には戦略の間違い、と結論付けられているが、確かに、その面はあるかもしれない。
日本人の感覚で言えば、海外で始まった日式料理屋(日本風料理屋)が、日本に乗り込むようなものなので、土地の人から「ちょっと違う」とまずは受け取られる。
カリフォルニアロールも、僕自身今は食べるが、初めて見た時は「これは変だ」と思い、食べる気になるまで何年もかかった。
日本風中華料理であれば、先ずは、日本人の多い上海で店を出し、ターゲットを日本人に絞りつつ、徐々に浸透させていくような手法の方が自然ともいえ、その意味では、「なるほど」という内容の記事であった。
まあ、上海・広東省で働く僕としては、近所に王将が有ったら、ありがたく活用させてもらっていたと思うが・・・

話は変わるが、最近、中国の物価の高さが身に染みる。
先日、九州、四国に行った折、5万円引き出せばかなり使いでがあったが、上海でちょっと良いものを食べて飲めば、一晩であっさり消えてしまう。使いでが全くない。
昨今の為替のせいもあるし、所得格差もあるので言い切る事はできないが、中国は安いというのは、(少なくとも大都市でよい暮らしをしようとすると)完全に過去の話になった。
日本旅行をした中国人が、「日本は安い」と口々に言う。時代は変わったものだ。

これにより、中国でもビジネスモデルも大きく変わる。
世界の工場から世界の市場というのは、数年前から言われているが、それが生活実感として感じられる様になってきた。
中国の産業集積は進んでいるので調達コストの節減効果はあるのだが、安い人件費で製造、というモデルは成立しなくなってきている。
つまり、原材料を完全輸入。製品を完全輸出するモデル(中国の調達市場・販売市場を活用しない単純加工貿易形態)の場合は、中国活用は分が悪い。
一方、スターバックスの価格の逆転現象が代表する様に、「中国で売るなら安くしなければ」という発想も既に過去のものになりつつある。
普通の価格感覚で売れる市場になってきている点、販売先としての可能性は拡大している。

中国で生活していると、時代の大きな流れを肌で感じる。
そして為替。
これは、中国生活だけの話ではないが、海外居住の身からすると、昨今の円安(US$=JY115円の水準)は、生活面で非常に厳しい。
妥当な為替水準というのは各所で議論されており、様々な立場があるのは確か。ただ、個人的にはこの水準の為替は辛い。今後の為替動向を祈るような気持ちで見守っている状況。

鉄板ナポリタン

(11月4日の出来事です)

11月3日に日本から香港に戻り、5日は深圳で2件面談と講演会。
そんな慌ただしいスケジュールの合間に、香港の「世界の山ちゃん」で気軽な宴会を開いた。
(全然関係ないが、世界の山ちゃんが、香港だと山ちゃんの世界⇒山哥的世界になっているのが面白い)

僕は名古屋生まれの横浜育ち。
小学校2年生で横浜に引越し、本籍地も移してしまったので、名古屋には幼馴染の友人もいないし、地理も分からない。
親戚がいるだけ。

そのため、比較すると、どうしても横浜の方に愛着がわいてしまうのだが、両親ともに名古屋の人間なので、味覚は名古屋の影響を多分に受けている。
よって、世界の山ちゃんに行くと、懐かしい気分になる。
そんなメニューの一つが鉄板ナポリタンで、思わず頼んでしまった。

こういった料理は子供の頃に母親が作ってくれた味がイメージに刻み込まれており、美味しさの基準もちょっと変わってくる。
先日、ザ・ルイガンズホテルで頼んだ大人のナポリタンよりは僕のイメージに近かったがまだ違う。
もっと具が少なく(殆ど具が入っておらず)、鉄板で一部の麺がかりかりの状態になっている様なものが、昨今無性に食べたい。
思い出の味、というのは、こういう事であろうか。

鉄板ナポリタン
鉄板ナポリタン

香川から東京、そして香港へ

(11月2日の出来事です)
香川では琴平の温泉に宿泊。3連休の初日だったので、温泉の予約が難しく、やっと出てきた温泉に泊まったが、高くていまいち。 食事も大広間で、全員同じものを食べるので、修学旅行の様だった。 ただ、温泉に3日連続浸かれたのは、幸せな事であった。
一夜明けて、金毘羅様をお参り。

金毘羅様をお参りできたのはありがたかった。約800段の階段上りは少々疲れたが。
金毘羅様をお参りできたのはありがたかった。約800段の階段上りは少々疲れたが。

飛行場に行く前に、讃岐うどんを食べさせてもらう。 通好みの生醤油うどんだが、天麩羅・卵をのせたつゆかけうどんを食べたかったので、ちょっと残念。 通にはなり切れない。

醤油うどんとおでん。
醤油うどんとおでん。

香川から東京に戻り、翌朝の便で香港に。 高知、香川ではすっかり旧友にお世話になってしまった。 この場を借りて、有り難うございました。

翌朝のJALで香港へ移動。
翌朝のJALで香港へ移動。

街中には坂本龍馬

(11月1日の出来事です)

ヴィラサントリーニをチェックアウトすると、香川に向かう。
その前に、高知で昼食を。
高知だけあって、街を歩けば坂本龍馬だ。

りょうまくんがいたり。

りょうまくん。
りょうまくん。

リョーマの休日は、ちょっとどうかと思うが・・・

リョーマの休日。べただ。
リョーマの休日。べただ。

街中の海鮮料理屋に入る。これは友人が頼んだクジラの鮨。クジラはあまり好きではないが、これはあっさりしていておいしかった。

クジラ寿司。
クジラ寿司。
さざえの刺身は好物だ。
さざえの刺身は好物だ。
マグロの刺身。
マグロの刺身。

友人は、他に鰹のたたきを食べていたが、鰹のたたきばかり写真にとっても、ビジュアル的に面白くないので割愛。

サントリーニの食事と国民宿舎の風呂

(10月31日のヴィラサントリーニ宿泊の続きです)

ブログ更新がままならないうちに、四国⇒(11月1日)東京⇒(11月2日)香港⇒(11月6日)上海(11月10日)⇒蘇州と来てしまった。明日以降は、香港(11日)、ベトナム(12,13日)、上海(14日)と移動続き。
ただいま蘇州商工会・ジェトロ主催講演会の前。空き時間を利用して更新継続します。

ヴィラサントリーニのレストランは一か所。周りには国民宿舎以外は何もないので、ほぼ全員がここで食事をとる事になる。昨日も書いたが、男同士の我々は完全に浮いていた。

サントリーニ前菜
前菜の鰹のカルパッチョ
名前は忘れてしまったが、フォアグラ入りの茶わん蒸しの様です、という説明をされたのが的を得ていた。
名前は忘れてしまったが、フォアグラ入りの茶わん蒸しの様なものです、という説明をされたのが的を得ていた。

女性基準の様で、量は少ない。パスタもこんな感じ。あまり食が太い方ではない僕でも足りないくらいなので、パンを数個食べて補う。

パスタ
パスタ
メインのステーキ。量は上品。
メインのステーキ

食事が終わると隣の国民宿舎に温泉を浸かりに行く。サントリーニの鍵を見せると、無料で入れると言われたが、人がいないのでそのまま入れた。まあ、こんな人里離れた場所に、風呂だけ入りに来る人間はいなかろうから、歩いているのは、基本的に国民宿舎の人間か、サントリーニの人間だ。それでよいのかもしれない。

入り口にいた子豚(ミニブタ?)
入り口にいた子豚(ミニブタ?)

国民宿舎の入り口には、いろいろな動物がいる。

フェレットの実物は初めてみた。
フェレットの実物は初めてみた。

やぎは放し飼いで、じっと見ていると近寄ってくる。じゃれているのか、威嚇しているのか、こつんと脛に頭をぶつけてくるけれど、思いのほか頭が固くて、ちょっと痛い。簡単によけられるが。因みに、これがやぎに頭突きをされる友人。

やぎに頭突きをされる友人。
やぎに頭突きをされる友人。

こんな感じで風呂に浸かり、部屋に戻って就寝した次第。

ヴィラサントリーニに宿泊

(10月31日の出来事です)
時間を戻して、四国の休暇旅行の更新を続けます。
前から高知に行きたかったので、今回の旅行を決めた訳だけど、宿泊先を一休や楽天トラベルで調べていて、偶然、ヴィラサントリーニという宿泊施設を発見して興味をひかれた。
ここは、ギリシャのサントリーニ島の建造物を模して造ったホテルという事で、人里離れたところにあり静か。先日の福岡のザルイガンズホテルに泊まった時も同様ながら、ここに宿泊すれば、安眠でき、ストレスが取れるのではないかと考えたもの。

ところが本当に不便な場所にあり、送迎もないので、自家用車がないと行きにくい。最寄りの駅から車で30分程度という事ながら、最寄りの駅でタクシーが拾えるかどうかもわからない。
悩んだ挙句、香川在住の友人(大学時代の同級生)に状況を聞いてみたところ、「日程さえ調整できれば俺が付き合ってやろう」と言ってくれ、今回の旅行に繋がったもの。まさに、瓢箪から駒という感じ。

ヴィラサントリーニの入り口
ヴィラサントリーニの入り口
サントリーニのフロント
サントリーニのフロント

さて、ヴィラサントリーニはこんな感じ。
全部で14室と非常に小さな施設。
建物の構造からわかる通り、基本的には男女のペアで泊まるのが普通で、男同士というのは、年に1組あるかどうか、という事である。どうも、傍目に奇異に映る状況で訪問してしまったようだがやむを得ない。

部屋
部屋
部屋
部屋

しかし、静かなホテルである。周りに食事場所は無いので、ホテルのレストランで洋食を食べる。夜8時頃には食べ終わり、隣の国民宿舎の温泉が使用できるというのでここに浸かり、9時前には部屋に戻る。部屋で宴会を開く予定で、ウィスキーやつまみを大量に購入してきたのだが、ベッドに横になった瞬間に意識をなくし、翌日目が覚めたのは朝9時過ぎ。12時間寝てしまった。

日頃不眠で悩んでいる僕が、これだけ深く寝たのは数年ぶりの事だろう。少なくとも、いつだったか記憶にない。連れには申し訳なかったが、ストレス解消には大いに役立った。人里離れたホテル、ストレス解消になかなかよい。

部屋の前
部屋の前
部屋とフロントをつなぐ階段
部屋とフロントをつなぐ階段

 

上海で部屋を借りる

上海では、半年間ホテル暮らしをしていたが、毎回、重いスーツケースを持ち運ぶ生活に限界を感じ、部屋を借りる事にした。

オフィス付近。ちょっと広めのワンルームで家賃が13,000元。
円安の昨今、日本円にすると25万円程度。上海の不動産価格賃貸価格の高さに頭を抱える。
更に、香港でもほぼ同じ価格の部屋を借りているので、毎月の家賃負担がばかにならない。辛いなあ、というのが本音。

ただ、立地もよいし、自分の部屋だとくつろぐ。今まで上海で住んだ部屋の中では一番良い部屋でもあるので、居心地もよい。体に負担をかけ続けの生活なので、こんな感じの贅沢は許してほしいと、心の中で部下に言い訳をする。

リビング
リビング
寝室
寝室

あと、住居、オフィスの近くにアピタが出来た。
これはうれしい。昨日は、早速、1日3回アピタに出かけ買い出しをする。上海滞在時は、しばらくアピタに通う事になりそうだ。香港で太古城に住んでいた時の生活を思い出す。ちなみに、昨日は昼、夜共にアピタのお惣菜。

アピタ

話変わって、これは香港の住居の前の景色。香港の住居近くのイオンで買い物をした帰りに撮ったもの。
香港に戻った初日は、イオンに直行し、豆腐、油揚げ、日本の卵、ネギ、という生活必需品(僕基準)を購入するのが習慣になっている。
日系スーパーが近所にある生活は嬉しい。

香港の家の前の夜景。
香港の家の前の夜景。