広州市のシンクタンクメンバーに再任される

広州市の国際投資シンクタンクメンバーに再任される。
2013年にできた制度で任期は2年。2013~2015年に初めて選ばれたのだが、今回再任された形。
全体で25人。大手弁護士事務所・会計士事務所シンクタンクの中国人代表者が主流で、外国人は僕と三井住友銀行広州支店長の2名だけ。

任命書
任命書

実は僕は殆ど何もしておらず、広州総経理の麦さんに代理参加をお願いしている状況(広東省肇慶市の顧問も同様だが)。
最初に選任された時も麦さんの人間関係から出てきた話なので、貢献度から言えば、(僕に甘めに採点して)麦さん7、僕3というところか。
2009年に僕が上海総合保税区(現在の上海自由貿易試験区)の優秀パートナーとして表彰された時もそう。
原則誰でも知っている超大手企業が選ばれる中、独立系では、(まさに起業初年度の)僕だけが選ばれたが、あれは当時の部下だった蘆さんのおぜん立て。
まあ、表彰時には蘆さんは別の会社に行ってしまっていたので、ちょっと採点を厳しめにして、蘆さん5、僕5の貢献度か・・・
政府関係だけではなく、上海では2つの会社が順調に成長しているが、これは胡さん、楊さんという二人の総経理が、深夜、休日の残業も自主的にこなして組織を育ててくれているおかげだし、総経理だけでなく部下も同様。勿論、日本人の部下も。

そんなこんなで、僕はそれなりに中国で活躍していると思って頂いている様であるが、その実、外国人の力だけではなにもできない。どこの国でもそうであろうが、そこで活動しようと思ったら、その国の人と協力関係を構築する事が絶対条件だ。。
ソロプレイヤーの様に思われがちな僕だが、実際は、指揮者の様な役割で、部下の個性を引き出すのが仕事。
10年ほど前に、丸紅の後輩だった谷垣君より、「水野さんの部下は、真田十勇士みたいな人間ばかりですね」と言われた事がある。 口の悪い彼だけに、水野さんが変人だから、部下も癖のある人間ぞろいですね、とでも言いたかったのかもしれないが、癖が有っても腕に覚えのある部下を使いこなしているというほめ言葉と考えておこう。

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