麻婆麺以外は万事順調の福岡

1泊で福岡に。年末・週末という要因もあるのかホテルがどこも高い。ビジネスホテルに宿泊したが1.5万円という価格。 最近の福岡はホテルが全般的に取りにくい様で、中国観光客パワーを肌で感じる。地域経済にとっては大変ありがたい事だが、日本人ビジネスマンとしては少々辛い。
中州岩田さん
今回の福岡で、以前の香港の経験を思い出した。2003年に吹き荒れたSARSによって香港の経済が停滞し、失業率は過去最高の8.7%に達した。この状況がCEPAの一環として実施された中国公民の香港個人旅行解禁(段階的な解禁)で回復。香港経済は、CEPA発効の2004年以降数年間(リーマンショックまで)高い成長率を記録している(2004年の成長率は8.7%)。
2003年の経済停滞期には、香港IDを持っていればペニンシュラホテルに嘘のような価格で宿泊できるキャンペーンがあった。スィートルームに3連泊した際は、1泊の平均がHK$1,000程度という破格値(3日間の宿泊費が毎日違い、3泊目はHK$1という実質無料価格)だったが、今では普通の部屋ですら泊まれない。香港の不動産価格は依然として高止まりしており頭が痛い。マネーの力には功罪両面ありというところか(金を持っている立場ならよいのだろうが・・・)。
堅い話はさておいて、今回は比較的気楽な訪問だった。1年間忙しく働き続け、ほっとする形で福岡に行く、というのが恒例化してきた。
大好きな屋台に行きたいとお願いしたが、「1件目はご招待します」と言って頂き高級クラブにお連れ頂く。誕生日ではないのだが、誕生ギフトを使用したため、岩田さんのデザートにはろうそくが。
屋台おでん
そして屋台に。福岡の屋台は、中の温かい雰囲気が良い。知らない人同士が、自然に和やかに話し出す。この雰囲気を味わうためだけに福岡に行きたくなるくらいだ。これは、高級レストランには無い魅力だ。

楽しく飲んで今日の午後便で東京に。今日はダイエットお休みという事にして、中華料理店で食事をしたがこれが外れ。麻婆麺を頼んだが、イメージと全く違うものが出てきて、更に美味しくなかった。あまりの悔しさに他の店で豚骨ラーメンを食べようかと迷ったが、いくらダイエット休憩日でも、そこまで羽目を外すのは如何なものかと考え思いとどまる。
麻婆麺
ともあれ、最後の麻婆麺以外は大変満足度の高い福岡訪問であった。次は屋台で豚骨ラーメンだ。