上海のタクシーにて

日本経済新聞の連載コラム(ビジネスの流儀)第2回目は、明日(1月7日)掲載です。
日本経済新聞電子版・アジアコーナーを宜しくお願いします。
今回は、中国の信用調書や簿外口座に絡んで。
前回は発票制度に見られる、中国の性悪説に基づくビジネス管理を解説したが、今回は、その厳しい管理の中で、簿外口座が作られる場合があるのは何故か(どの様な方法か)。中国企業(外資企業を含む)の国外口座はどの様な位置付けか。そして、与信管理やコンプライアンス管理上、どの様な点に注意しなくてはならないか、という点を解説しています。

話変わって。
前回の上海滞在時に、交通カードに200元補充した(残高が250元の状態)。そのカードを、タクシー運転手渡すと手元が狂ったふりで下に落とされ、違うカードを返された。以前より、交通カードをすり替えられる事が有るので注意した方がよいと言われていたが、こうやってやるのかと合点がいった。
その時は、違和感が有ったので、じっくり眺めて「色が違う様な気がするぞ」と言ったところ(本当は、暗かったので認識できていなかったのだが)、慌てて本当のカードを戻された。「ここに落ちてた!」という演技付きで。
そんな事が有り、交通カードに大きくMとマジックで書いたのだが、味気ないので人からもらったリラックマカードを貼ってみた。
年甲斐もない事甚だしいが、運転手以外誰に見せる訳でもないのでまあいいか、という判断。交通カードを出す度に、ちょっと癒される感じで嬉しい。
リラックマ1

一人でバーに

1月3日(日)の事。当初は酒抜きの予定だったが、一人さびしい気分にて、バーに行く事にする、
とは言え、日曜日でなじみのバーは閉まっている。さてどうすべきかと考えて、オフィス付近にある純粋な香港経営のバーに。
会話もないが、まま落ち着く感じ。
オフィス横バーバー2
ハッピーアワーだった事もあり、生ビール1杯、マッカラン12年1杯、ワイン3杯飲んでHK$240と格安。
これには驚いた。
飲み終わると、歩いて帰宅。
チムで食事が終わると、この道を歩いて20分。クリスマス・旧正月のイルミネーションの時期は歩いていて楽しい。
帰り道1帰り道2

祝日のマカオは大変だ

1月2日は日帰りで澳門に行く事に。前日のピークの疲労が有るのだが、成り行きでやむを得ず。
連休中にてフェリーがタイト。中港城には12時に着いたが、買えたチケットは14時半発。付近の台湾料理屋で昼食を食べながら時間をつぶす。写真は湯葉料理と四川風ワンタン。湯葉料理が美味しかった。
湯葉四川ワンタン
セナド広場到着は16時半。すごい人でどっと疲れる。そこから義順牛乳プリン屋に行き、付近のグランドリスボアのバーでワインを2杯飲む。人の多さと昨日の疲れで、歩いていても辛くて辛くて仕方がない。おまけにタクシー乗り場はどこも大行列で、乗れる気がしない。
セナド1セナド2セナド3セナド協会リスボア1リスボア2
連休の澳門は地獄だ、と顔を引きつらせながら、フェリー乗り場まで歩いていると、運よく空車が通りかかったのでつかまえる。
フェリーの席はスーパークラスしかなかったが(倍の値段)、それでも19時半発の便が買えたのは有り難かった。
香港到着するとくたくた。21時に寧記火鍋にたどり着き、ビールを何本も飲む。疲れた1日だった。
火鍋火鍋2

1月1日のビクトリアピーク

明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い致します。

では、正月休みの報告など。
学生の頃から、年末年始を特別の日として過す事が嫌いだった。そのため、大晦日、三賀日は、TVも見ず、初詣にも行かず過してきたが、今年は珍しくニューイヤーの花火を見た。マンションの下に降りただけだが。
花火

一夜明けると、歩いてピークに登る事を決定。初日の出という訳ではない。朝雑煮を食べたため、摂取したカロリーを歩いて消費しようとしたためだ。そのため、家を出たのは午後2時。家からチムのスターフェリー乗り場まで歩き、フェリーを降りると目的地までまた歩く。ピークは昨年4月に一度登っているため気が楽だ。途中(ミッドレベル)まで長いエスカレーターが有るので、実はそれほど大変ではない。ちょっと負荷がかかる散歩という感じ。
これがピークからの景色。もやがかかっており眺めはいま一つ。途中、カフェデコでビールとトムヤムクンスープを飲む。歩いた後だけにビールが美味しい。
ピーク1ピーク2ピーク夜景カフェデコトムヤム
そのまま、トラムかバスで下に降りようと思ったが、どの交通機関もすさまじい人で、乗れるかどうかを危惧する。
暫く悩んで、歩いて降りる事に。登ってきた道はもう暗くなっている筈なので、安全を考え旧山頂道(Old Peak Road)を選択。結構、坂がきついので、走り出しそうになるのを止めるのに一苦労。靴擦れが出来て痛い。
トラム
ただ、ピークトラムの下をこんな感じで歩く場所が有ったりとか、道としてはなかなか面白い。
30分強でセントラルのHSBCビルにたどり着く。これは、HSBC付近にある教会。
香港教会香港教会2香港教会3中国銀行ビル
結果、この日は2.5万歩歩いた。これだけ運動したのでカロリー制限は無しと決めて、パブで食事。疲れたが、運動もでき、なかなか充実した1日だった。
パブ食事ナシゴレン