隔離ホテル到着


隔離ホテル到着。
上海の苦しかった隔離環境とは随分違う。リゾートに来たのか、はたまた避暑地で仕事か(冬だが)と一瞬錯覚する。
まあ、3週間、この部屋から一歩も外に出られないので苦しいのは確かだろうが、光が射さずに暗さと狭さに苦しんだ、前回の上海の隔離環境から比べたら天国だ。
勿論、上海でも景観が有る部屋を割り当てられた方が多いので、僕は外れを引いた形だが、最初が悪いとあとは昇っていくだけになるので良い。自分の会社員人生も、新入社員時代が一番厳しい環境だったが、それと同じだな。
ただ、過去3度の隔離経験(苦しくなかった日本の1回を入れればだが)も、それなりに役に立っている。自分の感情が、徐々にコントロールできるようになってきているという意味で。隔離期間中は、先を考えたらだめだ。目先の1日1日、いまこの時間だけを考えて、淡々と過ごす。これがつらさを感じない(というか、軽減する)ポイントだ。
3週間という今まで経験したことが無い長さの隔離。余分な考えを捨てて、目先のことだけを考えて過ごそう。

3週間の禁酒の始まりでもあるが、別段飲みたい気分は無い。「飲めるのに飲まない」のはつらいが、「飲めないから飲まない」というのは、全く問題ない。筋トレと禁酒で、身体を引き締めるのを楽しみに過ごそう。


そして最初の食事。青島隔離経験者から、「普通に晩飯は餃子だけとかいうの有りましたよ」と言われ、「餃子だけは嫌だ!」と数日前に笑っていたら、狙いすましたように初日に餃子の洗礼だ。ただ、青島の隔離飯は問題なく食べられる。米も臭くないので、これならふりかけ持ってきた方がよかったと後悔する。成田空港でレトルトカレー8袋を取り上げられたのは痛いが、代わりにゲート付近で購入した、梅干しと明太子が役に立つであろう。隔離期間中食べ過ぎないように注意しなければならない。

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