老外街でベルギービールを飲む

久々の老外街だ。去年、会計士の方をここにお連れしたら殊の外気に入ってもらい、「水野さんが一時帰国から戻ったら、是非、またここで、じっくりビールを飲みましょう」と言われていた。想定外の時間がかかって半年以上ぶりに実現。

このクォークというビールが旨い。これと、シメイを飲みながら、ロックダウンの経験を語り合う。僕自身は、「自分は、ビジネスで重要なのは業務能力とセンスであり、語学はさして重要ではない」という意見の持ち主だが、今回のロックダウンでは、自分が中国語ができることに、心から感謝した。その上で、この会計士の方は、夫人が中国人という事で、この環境下では羨ましかった。同じ体験をした者同士の会話が弾んだ。

ロックダウンの良し悪しはさておいて、僕個人が、巻き込まれたことは、プラスになったと思っている。自分の職業は、他人より余分に苦労を経験して、それを克服してきたというのが信頼につながる。また情報配信もそう。こればかりは、渦中に無い人間が、何を言っても説得力はない。最近、ロックダウン動画を見てましたと声をかけられることが多い。先日、会食中に初対面の方から、そうして挨拶されたのは嬉しかった。

そんなこんなで、和やかに会食を終えた。

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