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香港(休み明けに襲い掛かる仕事に悩む)

昨夜は大変美味しい寿司をご馳走になり、夜10時迄楽しく会食。
それから、掛け持ち宴会でBar SEEDに駆けつける。
仕事の関係がある同期の清瀬君が香港に出張に来ているので、2次会Joinとなったもの。
彼は、同じ大学でもあるので(会社が内定するまで面識が無かったが)20年近い付き合いになるが、仕事の関係が出来たのは、8年くらい前の事。
翌日ベトナムに移動する様なので、早めに切り上げようという事になり、次に火鍋屋に行ったけど0時前には解散。
「いつもお世話になってるし、前回おごってもらった気がするので、今回は俺が持つよ!」と力強く言ったのだが、Seedは彼も僕もボトルを入れていたので、2人合計カバーチャージのHK$ 200だけ。
次も持つよ!と火鍋屋でも言ったけど、ここも2人でHK$ 200。
2軒あわせても、この前、おごって貰った分の半額にもならない。
力強さが空回り。


今日は朝から仕事に追われる。
特に、来週の講演会のレジュメを2つ仕上げなくてはならない。
一つの講演会は、3時間+質疑応答。
もう一つのは2時間。
そこそこの時間話すので、レジュメもそれなりの分量になる。
とは言え、午前中は全然気分が乗ってこず、他の業務をこなして精神の高まりを待つ。
昼は弁当屋で出前一丁をゆでてもらってテイクアウト。
10分で食べ終わると、疲れたので昼寝をしようと試みるが(1989年の福州滞在以来、昼寝の習慣がついている)、部下が一人もいないところに、矢継ぎ早に電話が鳴ってげっそり。
僕は、日常で生じる嫌な出来事の中でも、昼寝中を妨げられるのが、かなり高順位に位置するほど苦手(過去、10年間で、昼寝しているところを起こした人間の名前を全て記憶しているくらい)。
まあ、うちの昼休みは12:15〜13:30と変則的なので、知らない人が13時以降電話を掛けるのはやむを得ないのであるが・・・
結局、一睡も出来ず。

休み明けに面談を終わらせると午後3時。
そこからレジュメ作成を開始する。
委託加工(加工貿易)専門に講演をするのは初めてなので、しっかりしたレジュメをしようと考えたら、結構手間がかかった。
ウェブで規定を調べなおしたりもしたので、結局、完成したのは夜の11時。
資料を含めて2万字くらい(27ページ)のちょっとした分量になった。
後日、ちょっと手直しして、「加工貿易ワンポイントマニュアル」として、会員企業の方に配布する事にしよう。
結局、1つしかレジュメが出来なかったので、もう一つは移動中&週末に作らねば。
明日からの上海ではスケジュールが詰まっており、余裕が無さそうなので。

夕食は下のファーストフード(大快活)でカレーを買って食べる。
最初は、24時間営業のマックカフェにしようかと思ったが(フィットネスジムが潰れてマクドナルドになってしまった。随分の様変わり)、ご飯が食べたくなったので変更。
デスクに持ち帰って、仕事をしながら食べたので、味を楽しむ余裕なし。
可も無く不可も無くの味。ちょっと胸焼け。
仕事が終わったら家に直行。
酒を飲まずに就寝。

香港(元気いっぱいで復帰!とはいかないな)

昨日、日本から帰任。
元気いっぱいで、仕事する気満々!という訳にはいかないもんだ。
9日間のんびりしたら、闘志がしぼんできてしまった。
くつろいで、仕事を考えない時間があまりに心地よかったので、ちょっと逃避願望が・・・
とは言え、そう言ってはいられない。
体は随分楽になったので、頑張ろうと自分に言い聞かせる。

昨日の香港に到着は午後2時だったので、時間の余裕があり、寝る前についつい、「中国ビジネス解説」用の原稿を6千字書いてしまった。
ヒマがあるとついつい原稿を書いてしまう。
体に染み付いた習慣は恐ろしい。

内容は保税開発区(保税区・物流園区・輸出加工区)に関する増値税還付の運用と問題点。
各開発区の増値税還付制度・運用の違い、加工貿易貨物搬入に絡んでの増値税課税の問題、保税区経由の輸出で増値税還付が行われない理由と最近の状況変化について。
少々マニアックな内容になったので、書いていて面白かった。
ちょっと満足。

今日は朝8時から仕事開始。
昼休みも殆ど休まず、おかゆをすすりながら仕事をした。
おかゆしか食べなかったのは、単に日本で太ってしまい、ダイエットが必要となったためであるが・・・
やはりおかゆでは元気がでない。
どんどんテンションがしぼんでいくような気もするが、夜は寿司屋で接待(を受ける)ので、これを頼りに夕方は頑張る。

来週の講演会(名古屋+東京)のレジュメも全くできていないので、明日一日で2本レジュメを作らないといけないが、これから会食に出かけるので、明日の朝までレジュメの事は忘れよう!

こんな感じで仕事は一生懸命したものの、いまいち闘志がわいてこない今日一日。
これからモードが変わるかな・・・



蛇足ながら、昨日の成田空港は、夏季休暇を利用して海外を訪問する人でごった返していて大変だった。
僕は随分時間に余裕があったから、のんびりできたけど、出国審査時に焦り狂っている人達が多数。
あと、欧米行きの便に乗る人は、靴まで脱がされてX線検査を受けていたし。

ともあれ、夢から現実に引き戻された昨日一日であった。


日本(中間報告)

ただ今、日本で脱力中です。
● 執筆一切なし(日本行きの飛行機の中で、「中国コンサルタントが出来るまで(今年中に  出版予定)」の第二作になる「中国コンサルタント開業記」の執筆をした程度)。
● PCとの接触を5日間絶つ。
というような努力(不努力?)のお蔭で、1年間悩まされている精神性の喉・口の痛みと痺れが随分治まってきています。

伊豆に行ったら、台風が来てしまったという不幸はあったものの、ひたすらのんびり出来、この一年間ずっとやりたかった、夜の露天風呂で1時間以上ボーっと、というのも出来たし(雨が気持ちよかった)。

ちょっと今日から仕事をやりだしましたが、慣らし状態。
来週早々から完全復帰します。

香港⇒日本(夏休みの始まりだ)

無事日本到着。
一応、昨日までに書かなければいけない原稿は全て書いたし、仕事も持っている球は投げ返したし、ともあれ一週間のんびり休もう。
ひたすら寝たいしぐったりしたい。

日本に着いた途端、脱力。
もう眠くてかなわない。

ともあれ数日のんびりします。

ブログは書けたら書きます。
ちょっと投げやりっぽい言い方ですが、一週間許してください。

おやすみなさい・・・

香港(とんかつ屋で豪遊・4人でHK$ 2千)

香港自体はさして雨・風はないのであるが、広東省あたりに台風がいる関係で、飛行機の到着が遅れている(若しくは、できない)様である。

出張者の飛行機(上海⇒香港)はキャンセルされてしまうし、今日取材を受ける筈だった新聞社の方の飛行機は福州に行ってしまった模様。
僕なら福州は土地勘があるが、知らない人が福州に到着したら大変であろう。
大変なところに仮着陸したものだ(空港から市内まで車で1時間はかかるし)。

そんな中を、広州会社の高橋社長が、部下の井上君を引き連れて、広州から電車で香港に。
業務打合せを兼ねて、夕食を一緒する。
何が食べたいかと聞くと、「両者一致でとんかつ!」と言う。
前のブログにも書いたとおり、とんかつ自体は好きなのであるが、とんかつ屋ではどう粘っても1時間半程度だし、過剰満腹にもなりそうだ。
「嫌ですよぉ」と一度は言ったのであるが、考えてみれば、広州では美味しいとんかつが食べられないのであろうから、その希望をかなえてさし上げるのが、社会人のたしなみだなと思い直す。

という事で、銅鑼湾の「とん吉」に決定。
確かに美味しいとんかつは食べられるが、ここに行くのは8年ぶり。
やはり、とんかつ専門店というのは行きにくい。

夜7時に「とん吉」到着。
既に、人が何人も並んでいる。
定食ではあまりに面白みがないので、アラカルトで、「ヒレ」、「ロース」、「カキフライ」、「海老フライ」、「マグロの刺身」を頼み、更には、日本酒(加賀鳶・純米)まで飲む。
会計は4人合わせてHK$ 2千ちょっと。
とんかつ屋とは思えない豪遊だ。

ただ、久々に食べるとんかつ屋のとんかつは美味しかった。
高橋社長は、「食べすぎで、体に鉛を打ち込まれた様だ」と発言。


上海⇒香港(台風接近・シグナル3)

午前中上海で仕事をしてから香港に。
飛行機は午後1時発。
朝の11時にオフィスに出発しなくてはいけなかったので、ばたばたしていたら、空港で食事をする時間が殆どなくなった。
とは言え、朝食も取る時間が無かったので何か食べたい(毎週食べているドラゴンエアの機内食は食べたくない)状況なので、搭乗時間ぎりぎりになる事を覚悟の上で、空港を走り回ってラーメンが食べられる場所を探す。
日本風のラーメンが食べられるところは見つからなかったが、何とか、排骨麺が食べられるところが有ったので駆け込み、5分で食べる。
可もなく不可もなくの味だった。

飛行機の中では、スポット原稿を執筆。
4500字程度の原稿なので無事書き上げる。
やっと、これで夏休み前の執筆ノルマは完了。
安心して来週は休めるな。

香港付近に台風がいるようで(シグナル3)、飛行機が揺れてちょっと気持ちが悪くなったが無事香港に到着。

オフィスに着いたら午後5時。
1時間半仕事をして、宴席に参加。
ゲストが本日中に深センに戻らなくてはいけなかったので、9時半に会食は終了。
11時には就寝。
まずまず平穏な1日。

香港⇒上海(とんぼ返りで上海に)

金曜日+週末は香港にいて、またとんぼ返りで上海に。
週末は、連載3本+スポット1本+ブログで合計16000字の執筆をしたので、少々あたまふらふらになった。
これも安らかな夏休みを取る為。
致し方ない。
今日は上海に移動中、残り2本のスポットを仕上げるべく、機内で悪戦苦闘。

上海に到着。
死ぬほど暑い。
家からオフィスまでの徒歩20分が辛い。
タクシーもつかまらない。
本当に暑い・・・

香港(保税区を巡る動向)

今回の開業記念講演会での僕の講演テーマは、「組織変更」だったけど、土壇場で、外高橋保税区関係者が飛び入り参加を申し出てくれたので、後半部分は、Q&A形式で、保税区を巡る動向を解説することとした。
いま、保税区関係で刻一刻と状況が変わっており、注目を集めるのが、保税区の区外分公司関連事項。
関心が集まる点のポイントは、以下の通り。
? 内流通権を取得した保税区企業(外高橋保税区企業)はどの程度有るのか。
? 税区企業は、国内流通権を取得していなくても、区外分公司が開設できるのか。
? 区外分公司登記を認めているのは、浦東新区工商行政管理局・外高橋保税区管理委員会の通知だが、これを基に、浦西、更には、上海市以外でも分公司を開設できるのか。
? 区外分公司を開設した場合の課税関係はどうなるのか。

上記の点に関して、保税区関係者からの回答は以下の通りであった。
● 国内流通権の申請は450件。その内、認可を取得しているのが200社程度。
● 区外にコンサルティング性(非営業性)の分公司を開設した実績は、100社程度。
  浦西地域も実績あり。
● 上海市以外では、広州、天津等に、分公司を開設した外高橋保税区企業が有る。
上海市以外に付いては、地域による管理の違いがあるので、確たる事はいえないが、少ないながらもこの様な実績がある。
● 分公司を開設した場合、「コンサルティング性の分公司」であれば、従来の区外出張所(弁事処)と実質的に何ら変わりが無いので、課税関係も同様。つまり、保税区で一括納税。
但し、国内流通権を取得した上で、営業性の分公司を区外に開設するのであれば、個別に会計記帳し、納税を行う必要がでてくる。



外高橋保税区法人で、国内流通権を取得した企業が200社程度というのは、少ない様な気がするが、保税区企業の国内流通権取得(営業範囲の拡大)が認められたのは、昨年7月、つまり、1年前の事なので、それを考えれば、まずまずの実績と言えるのかもしれない。
申請の受理が、更に、250社程度有るという事は、あと数ヶ月で、国内流通権の取得が進むのであろう。

国内流通権を取得した外高橋保税区企業は、区外に営業性の分公司を開ける事となっているが、この様に区外営業性分公司を開いた場合、(交易市場ではなく)自社オフィスで増値税発票の起票ができるようになるのかに付いては、調整中であり、現時点では不可との事。
まあ、国内流通権を取得した保税区法人でも、会計・税務処理の煩雑さを嫌い、敢えて営業性ではなく、コンサルティング性の分公司を開設する例が多い様なので、現状、増値税発票の起票に関して(自社起票に付いて)は、それ程逼迫した問題とはならないのであろうか。

また、区外分公司の開設登記は意外に進んでいるようだ。
保税区関係者の言う100社というのは、登記手続が完了していないものも含んでいる様なので、実際には(登記完了しているのは)数十社という事であろう。
区外出張所が行う営業行為に付いては、まだ、正式な立ち入り検査は無いようであるが、年次検査の折に、(浦西地域で)問題指摘を受けたケースが何件か有る様で、これを踏まえて、(体裁を早急に整えるべく)分公司登記を進める動きが進んでいるようだ。
分公司登記をしたとしても、コンサルティング性の分公司の場合、営業行為が出来ない事には変わりが無いので、本質的な解決にはならない訳であるが、分公司登記をすれば、問題は若干弱まるという事なのであろう。



因みに、上海市(浦東)の場合、地方通達が公布され、保税区法人の区外分公司登記を認めているのでよいのであるが、その他の地域ではどうであろうか。
筆者の知る限りでは、他の地域は、この様な地方通達は出していない。
ただ、先週、広州保税区にヒアリングしたところ、広州市工商行政管理局経由、国家工商行政管理局に確認した所、上海と同じやり方をしてよいという回答であったとの事で、これを信じれば、上海の方法が全国に広まる形で収束していくのであろう。
但し、国家工商行政管理局の中でも、現時点では、方向が明確に決定していない(違う意見も有る)という話も聞いており、この点、真偽の程が定かでないが、もう少し、成り行きを見守る必要がありそうだ。

では、既に、保税区貿易会社を開設している場合、「保税区法人の営業範囲を追加して、国内流通権を取得する方法」と、「区外に販売会社を設立する方法」のどちらがよいかという点であるが、既に、字数も多くなってしまったので、これは、別途「中国ビジネス解説」に寄稿しよう。
これだけでは、あまりにひどいといわれそうなので、検討に当たってのポイントだけ記載すれば、以下の通りとなる。



1)外貨の問題は解消している様だ
保税区法人を活用する場合の最大の問題点は、「外貨換金制限」と言われていた。
つまり、保税区外貨管理規定は、保税区法人の外貨の取得(人民元から外貨への換金)を原則として認めていない(配当、その他一部の例外は除く)。
よって、中国から見た輸入+国内販売を主としたビジネスモデルの場合は、外貨バランスが取れなくなる事が問題であったが、保税区の中国銀行に確認した結果、国内流通権を取得した保税区企業に対しては、外貨換金を認めているとの事。

2)増値税輸出還付は取得できる
保税区法人は、増値税の輸出還付請求権が無かった。
これは、「輸出財貨税額還付(免税)管理弁法:国税発[1994]031号」に、輸出経営権を持つ企業のみが、増値税の輸出還付請求が可能と規定されている為。
但し、国内流通権を取得した保税区企業は、外貿流通経営者登録が可能である為、この、正規の手続を経た保税区企業は、輸出還付請求権が取得できる事となる。

3)会社登記地に営業実態が無いという点は、問題が残る。
また、増値税発票の自社発行が出来ないとすれば、この点も手間。

4)会社清算・新設の手間は省ける。
既存の保税区法人が不動産を保有している場合は、新設法人に移管すると、高額の税金が発生する。
また、多額の控除待ち増値税(仮払い増値税)を有している場合も、清算時期によっては、不測の損失が生じる危険性がある。

その他、色々な問題点が生じるので、それを相対比較しながら検討し、対応を決める必要があるという事である。


上海(打ち上げは仮面舞踏会)

+++実際の日は26日です+++

夜8時に無事パーティーも終わったので、僕の家の近く(復興公園)のカラオケボックス(キャッシュボックス)に内輪で移動し打ち上げ。
メンツは、M&C・コンシェルジュ・(講演会とパーティーの運営をお願いした)宝広告さんの面々。
キャッシュボックスは、随分流行っている様で、予約をしていても、ちょっと時間が違うと(僕らはちょっと早く着きすぎた)なかなか部屋の割り振りを受けるのが大変。
順番待ちの人たちが、皆な、押しの強さで主張しているので、こちらも、主張を繰り返してして15分で部屋を確保。
飲み物が運ばれてくるのが遅かったので、若干、開始が遅れたが、ともあれ、夜9時15分には打ち上げ開始。
最初は、穏やかな立ち上がり。



とはいえ、10分経過すると、エンジンが掛かってきて、盛り上がりを見せる。
皆な、座っておらず、汗だくだ。
特に、踊って場を盛り上げるのは金さん。
隣の部屋に案内されてきた西洋人一団が、自分達の部屋に入るのも忘れて、僕達のドアに張り付いて、目を点にして金さんの踊り+僕達の状況を凝視していた。
(金さんと僕で手を振ったら、目をそらしていた)。
西洋人の意表をつく金さんの踊りはたいしたものだ。

金さんと初めて会ったのは4年前。
場所は深センで、随分リラックスした金さんは、カラオケで激しい振り付きで「ドリフのズンドコ節」を踊っていた。
そののりにいたく感銘を受けたものであるが、その後、上海で会う金さんは、別人の様な紳士で、拍子抜けをしていたが、「4年ぶりに、やっと僕の知っている金さんに会えた!」という感じがする。



その後、大西さん・金さん・水野で、懐かしいバブルの時を思い出して、少年隊の「仮面舞踏会」。
大西さん・金さんが昔やっていた芸の様で、「分からなくても、僕と金がカバーしますのでOKです!」と大西さんに言われスタート。
適当に踊って歌う。



そう言えば、(今は知らないけど)昔は、飲み会で、ネクタイを頭に巻く人がたくさんいたなぁと懐かしく思いだす。
因みに、今週一週間で、僕がネクタイを使ったのは、この5分だけであった。
ともあれ、久しぶりに大騒ぎ。
楽しい一夜であった。


上海(パーティーは穏やかに進行)

+++実際の日付は26日です+++

講演会が終了すると、隣の錦江ホテルの敷地内でパーティー。
僕が前から書いていたけれど、イメージは「結婚式の二次会」のような雰囲気が目標。
何故、意固地にこのイメージに固執したかと言うと、以前の嫌な経験を反面教師にしたため。

いやな経験とは、僕が以前に参加した、あるメディアの開業式典。
これはどういうパーティーだったかと言うと、参加者が飲み物も配られないまま、宴会場に押し込められ、ずーっと立ったまま、本社から来た方の挨拶・紹介、招待した政府関係者の紹介と、彼らに対する感謝の言葉を聞かされたもの。
僕は開会30分(それでも、開場からは1時間)で、腹を立てて出てきてしまったけれど、このプレゼンはまだまだ続きそうな気配であった。
また、開場前(既に、人は十分集まっている状況)も、主催者側が、「ここは、来賓の方々のスペースだから!」と大声で話しながら枠取りをしている。
来賓と言うのは、中央からきた政府関係の事で、どうやら、呼ばれた大半の人間は来賓ではないらしい。
これではいかん。
「そんな事なら、事前に言ってくれよ。出ないから」というのが正直な気持。
この時感じたのは、「結局、今日の主催者は、自己満足の為に、参加者を使っているだけだな」という事。
その印象が強くて、「仮に自分が主催するとしたら、参加者軽視のパーティーはやるまい」と心に誓っていた。
ただ、考えてみれば、会社の記念式典というのは、程度の差こそあれ、そんな傾向になりがちだ。
だから、参加してくれた方が、純粋にくつろいで頂けるパーティーをやりたかったし、その為には、通常の会社の記念式典と、まったく違った企画にしたかった。
それが、結婚式の二次会の雰囲気という言葉になったもの。

先ずは、開会の挨拶。
「会社を作った喜びとか、作るまでの苦しさとか、いろいろ有りますが、そんな事は話しませんから。ともあれ楽しんでいって下さい!」という短い挨拶で開会。



あとは、大西さん・金さんとのトークショー。
「大連で大西さんはアンディラウに間違われたと言っているけど、実はバリーマニローの方によく似ている」という話を紹介。
大西さんと金さんは、17年来の付き合いなので、もっと話したい事があるようであったが、「暴露大会になってはいけないから」とかなり自制されていた。



後半には、花木蘭の大内さんとのトーク。
花木蘭は、僕が行きつけのバーであるが、オーナーの大内さんは、男性・女性ファン共に多い様なので、集客を期待して助っ人を依頼。
功を奏した(と思う)。



そんな感じで、和やかに2時間は過ぎていった。
香港の懇親会の時もそうだったけど、会が終わっても(中締めが終わっても)たくさんの方が帰らずに、酒を飲みながら話をしていてくれたのが嬉しかった。
楽しんでいただけたという事だから。
パーティーに参加頂いた方は160名。
大勢の方の参加に感謝。
今日は、僕が上海に根付いた(根付く)記念日という事にしよう。
上海の皆様、ありがとうございました。

因みに、亀一も広州から参加。
一応、道案内はしていたが(とは言っても、プレートを持っていただけ)、会場では、食べているだけで、何も働いていなかったと領家さんが暴露していた。