香港(新著の原稿完成!)

新しい本の原稿が完成!今回は、結構(自分としては)自信があるので、書き上がったのは嬉しい。
一旦、編集の方にバトンタッチ。
次の本の準備に何時入ろうか。
個人的には用語集の改定をやりたい。用語集だけでなく、税務・外貨管理等のアイテムごとのワンポイントも入れたいな、と思っている。例えば、現金持ち出し制限は幾ら、とか、外債登記が必要なのはどんな場合、とか、実務で疑問に思ったときに直ぐ引けるような辞書+便利帳のような感じに出来たらいいなと思っている。
数週間休んで(と言っても、連載原稿の締め切りは襲ってくるのだけれど)構想を練ろう。


全然関係ないのだけれど、数ヶ月前から、会社のトイレの鍵が公用になった。
というか、以前は、従業員全員がトイレの鍵を持っていたのだけれど、セキュリティ上の理由で鍵を交換し、ドアの脇にかけられた鍵を皆なで使う事になった。
鍵なんて、HK$20(280円)でコピーされちゃうから、あまり意味が無いような気もするけど、それはさておき・・・
ところが、いつも男性用の鍵が無い。
トイレに行きたくても、鍵が無くていけない事が何度かあった。
大変健康上良くない。
心配性の総務部長は、飲み会の席で、「これは経営に対する不満の表れかもしれません」とか深刻な顔で語っていたが、経営に対する不満が、トイレの鍵を隠すなんていうリアクションで現れるなら、サザエさんに出てきそうな、実にのんきな会社である。
「そんな事無いよ、絶対、ボケ−としてるんだよ」とか谷垣君と語っていたら(実際、僕のポケットを探していたら、鍵が2個も出てきた事がある)、谷垣君が笑いながらやってくる。
「ボケ−っとしてる人間の親玉みたいなのが居ましたよ!。鍵を置き忘れるだけじゃなくて、自分の鍵束をトイレの鍵と間違えてかけてますよ!」と大笑いである。
よほど間抜け、じゃなくて業務に真剣なのか分からないが、ともあれ、大物は居るものである。

香港(商業企業の状況が慌しい)

昨日のブログで、亀一の事を集中的に書いたら、谷垣君が危機感を深めている。
「最近、亀一がいい味を出しすぎてて、人気を持ってかれそうじゃないですか!」という事である。最近、出番が無い谷垣君であるが、何分、全然話題を提供してくれないもんで。
先日、一緒に食事をしたときも、店に入って20分で、ワインを1本頼んだばかりの時に、「すいませんが、30分以内に食べ終わってください。気になる事が出てきたんで」などといって、さっさと帰ってしまうし。
何分、マイペースな人間なので、今後のネタ提供に期待。


最近、商業企業関係の動きが著しい。
暫く前までは、紙面を飾るのは、小規模な専門商社が認められたというニュースだったのが、最近になって、
●保税区企業が流通権を認められるケース(外高橋のダウ・ケミカル)
●総合商社が認められるケース(双日)
●傘型会社の卸売り流通権が認められるケース(伊藤忠)
●複数の商業企業が認められるケース(双日:上記総合商社とCEPA活用合樹商社)
という感じで、急速に展開してきている。

まあ、保税区企業の流通権取得は特殊な例なので、今後、認可が増加していくかどうかは疑問であるが(最近、商務部のHPで、保税区企業が区外に分公司を開設できると書かれたので、この様な感じで、登記地の変更と抱き合わせにして認可を下ろしていくのでは?)、総合商社の認可・傘型会社の流通権取得等は、実例が増えていくものと思われる。


新聞報道の、「双日は総合商社の認可は取ったが、投資は純資産の半分までしかできない。一方、伊藤忠の場合は、国内外の投資が可能である」という記載であるが、流通権を取得した伊藤忠(中国)は、そもそも投資会社(持株会社)な訳で、これと商業企業を、投資の面で比べるのは無理がある。例えて言えば、八百屋と魚屋を比べて、魚屋には野菜が売れない、と言っているようなもの。
とは言え、伊藤忠は、総合商社として始めて傘型会社の認可を取得した企業であるし、今回、傘型会社として、初めて卸売り流通権を取得したというのは特筆すべき点。
傘型会社を基軸にした展開・実績が、評価されたという事であろう。
こんな状況を、レポートにまとめていたら(有料ですが、近々中国ビジネス解説にアップ予定です)、10時半になってしまった。


閉鎖した卯佐木の場所にオープンした焼き鳥屋(ここのオーナーは、僕と同じマイナー流派合気道の有段者で、日本語を流暢に操る米国人)に寄ってこうかな、と考えたが、時間が遅く疲れたので、家の近くでお惣菜(寿司の細巻きと鳥から揚げ)と安いシャンパン(日本円で2000円弱)を買って帰る。
疲れたので、12時半に就寝。

広州⇒香港(最近の亀一)

月曜日の中山・順徳は、亀一に同行してもらった。
いつも、表情の無い彼であるが、今回は(いつもと比較すると)嬉しそうな顔をしている。
どうしたかと思えば、先週の夏休みに、彼女(韓国人)と韓国で久々の再会をしたらしい。
昼食中に、自分は如何に韓国が好きか。更には、如何に焼肉も好きかと言う点を、珍しく熱く語っていた。
では何故、中国でコンサルティング業務についているのか!?、とか問いただすと、真剣に考え込んでしまいそうなので、これは軽く聞き流す。
そう言えば、彼女との馴れ初めを書く事になっている、「HPの亀一・ハルピン留学体験記が、全然更新されていないじゃないか」と文句を言うと、「あれは、リレーエッセイなので、桑畑さんが書かないと、自分は書いちゃいけないのではないでしょうか」という。
そこで、「順番なんぞ待ってちゃいかん。そもそも、桑畑君は文章を書くのが嫌いだ。彼が書くのを待ってたら、1年経っても、彼女との馴れ初めに至らんぞ。毎週書くんだったら、亀一留学体験記で独立したコーナーにしてあげるから、毎週書く様に」と厳命する。
風向きが悪くなってきたので、頷きながら、黙々と料理を食べる亀一。


因みに、食事をしたのは順徳の大変きれいなレストラン。
広い庭があり、池には鯉も泳いでいる。4人で食べて200元程度の値段は良心的。


食事の後は、順徳政府と面談。
ただ、2時の面談ながら、1時半に到着してしまう。
「政府機関は、2時まで昼休みじゃなかったかなぁ」と思い、昼休み中に押しかけるのは悪いので、前の広場で時間を潰す事にする。


政府機関の前は、今年11月の芸術祭開催の為に整備された広場、建築物がある。
広場の周りには、軽い運動用の設備がずらりと並んでいる。
不眠に効果があるという設備(逆さまになる)に興味をひかれたので、亀一を乗せてみる。
「いやぁ、気持いいですよぉ」とご満悦の亀一。

広州⇒南海⇒広州(南海で歓待を受ける)

日帰りで南海出張。
昨夜、会計士の方と飲んだ酒が頭に残っているが、今日は、うちの社長がプレゼンをするので、僕は「ただ居れば良い」という楽な立場。
何とかなるであろう。
副区長を交えた面談、昼食の後は、工業園を視察。その後は、他の政府機関の方々も交えて意見交換。
開発区整備(インフラ・ソフト両面)を始めとする、街づくり等の提案を行ったりする。
脇で、他の仕事の事を考えていたりすると、社長と副区長が、「区内の大学(南海ハイテク産業園は、学園都市の様な感じで、4つの大学がある)で、水野の講義をやろう」等と盛り上がっており焦る。


大変、和やかに仕事が終り、政府の方と夕食。
広州市との境にある場所(橋を渡れば広州市)まで行って、海鮮料理を食べる。
社長、広州会社社長は南海泊まり。
僕と、広州会社機械部長の2人は広州に戻る事になっている。という訳で、9時には宴会が終り、10時には広州に到着しようというのが当初の僕の計画。
ところが、2次会に行く方向で話が進んでいる。
2次会に行ったら、何時に終わるか分からず、広州に戻るのが深夜になってしまう。
「断ってくれ!社長!!」という願いも空しく、あっさり受ける社長。
会食前は、「夕食はもういいよ」とか「お粥だけで終わらせたいくらいだ」、とか言っていたのに、こういう局面になると、先ず断らないのがうちの社長の悪いところでもあり、良いところでもある。
ただ、宴会は大変楽しく進行。
結局、最後には、「参加してよかった」・「一緒に飲んでよかった」と思わせる、中国の方々のホスピタリティにはいつもながら感心させられる。
広州に戻った時は0時半。
直ぐに就寝。

香港⇒中山⇒順特⇒広州(開発区巡り)

朝8時20分のフェリーで中山へ。
フェリー乗り場到着は7時50分で、朝粥を食べようと店に入ったら、出てくるのが遅く、8時10分に半分以上食べ残して店を出る。
それから、慌てて出国手続を行い(IDを入れて、指紋照合するだけなのであっという間)、走って乗り場まで行き、ぎりぎりセーフ。
フェリーは、出国までの時間が短いのでありがたい。

中山に到着すると、三角鎮に。
ここは、汚水処理施設を完備し、紡織・メッキ等の汚水を発生させる業種を中心に誘致している開発区。実際に、開発区内はこれらの業種ばかり。
とは言え、汚水処理のキャパ(12万t/日)が一杯になっているため、暫く誘致はサスペンドしている模様。
同行の亀一は、前回この開発区を訪問した時に、汚水処理場の中を見せてもらったらしいが、各工場の汚水処理状況が、逐次、コンピューター管理されており、なかなか立派な施設だったとの事。


中山を出ると、順徳へ。車で50分ほどの距離。
目的は、順徳区経貿局・外経貿局の局長との面談であるが、個人的に、順徳の外資誘致の状況には興味があった。
と言うのは、僕が始めて順徳政府と面談したのは2002年5月の事であったが、その時の対応は、正直言って、「あまり外資なれしていないなぁ」というものであった。
それから短い期間(特に、最近1年)で、外資の進出が急速に伸びている。
どんな秘密(?)があるのだろう、というのが僕の興味。
行って分かったのが、ソフトの充実(人材・外資受け入れ体制)が著しく、全くもって様変わり。
前のブログで、「3年半で、南沙が別世界の様になってしまった」と書いたが、南沙のインフラ面での改善も凄いが、順徳のソフト面の変化も凄い。


外経貿局長との面談のあと、誘致弁公室の方々に、行政サービス機関を見せてもらう。
外から見ると、コンベンションセンターとしか思えない建物が2つあるが、これが各政府機関のカウンターがずらりと並ぶ巨大施設。
会社設立であれ、設立後の手続であれ、ここに来れば全ての手続が出来ると言うもの。
ここまでの施設は、中国広しといえどもなかなかないのでは。


あとは、誘致弁公室の方より、11月1日に名古屋で開かれる順徳区の投資セミナーに関する相談を受け、打ち合わせる。
セミナーの内容に関するアドバイスなどを行う。
誘致弁公室の寥さんという女性の日本語は素晴らしい。
受け答えもテキパキとしており、たいしたもの。
順徳の外資誘致の実績には、彼女の影響もありそうな気がする。
彼女も僕のブログを読んでいてくれているとの事で、「なかなか文才が有りますねぇ」と誉められ、喜ぶ。

香港(ちょっとはコンサルティングっぽい事を書いてみねば)

毎月5日周辺は、コンシェルジュの香港版(華南シフト)と北京・上海版(新聞記事の解説)の原稿の締め切りとなっている。
華南シフトの原稿は、木曜日に出したし、新聞記事の解説は、1ヶ月前に早々に出してるし、と思っていたら、どうも勘違いで、新聞記事の解説の原稿が未提出だった模様。
ちょっとショック。今日は時間がないので、明日仕上げる事にしよう。
まあ、丁度良いネタが、昨日(2日)の新聞に出ていたのがラッキーではあるが。

今日は、先週末に仮完成した、明日香出版用原稿の校正に費やした。
やはり、書き上げたばかりの原稿は大変粗く、赤を入れだすと、全ページ真っ赤になってしまう。ちょっと骨が折れそうではあるが、まあ、2週間も有れば終わるであろう。
一旦仮完成した原稿の校正は、早く進むので、結構楽しい。

今週は、ちょっと気になる新聞記事が2つあった。
一つは、今年の4月から大騒ぎになっている、外商投資企業の借り入れ制限の緩和(総投資と資本金の差額に借り入れ枠を限定する制限の緩和)。
2日の日経では、早ければ9月中に緩和が実現すると報道している。
緩和の内容は、「親会社の保証の差し入れに関する制限を撤廃する。一方で、親会社が保証履行した場合、(子会社から見た)保証債務の弁済に制限を加えるようにするというもの」。
つまるところは、保証履行した場合、親会社が代理弁済した部分を、資本金に振り返る様にするイメージか(金銭債権による現物出資)。
1ヶ月弱前から、同様の噂を聞いていたが、これだけ、はっきりと報道されるからには、実施の方向性が固まったのであろう。
極端な規定を出して、反対が多ければ(また、実務上の極端な支障があれば)、規制を緩和する、という、いかにも中国らしいやり方。

もう一つは、双日が、総合商社的商業企業の認可を取った(資本金US$1百万)というもの。
今まで商務部は、税関品目の2〜3種類以内の取扱に限定しないと、商業企業の設立は認めないと言っていたので、総合商社の設立が認められたというのは画期的。
広州市の外経貿にヒアリングしてみると、「方針が変わった様なので、取扱品目を絞らなくても良くなる」という回答が返ってくる。
北京側でのヒアリングも同様の回答。
中国ビジネス経験が長いと、期待外れに終わって、がっかりした事も多いので、この情報を100%信じているわけではないが、風向きが変わってきたのは確かな模様。
しかし、双日は、CEPAで合樹専門の商業企業を作り、それに引き続いて今回の総合商社認可を取っている。
ずいぶん頑張っているなぁと感心。

香港(空港で客待ち)

出迎えに空港まで行く。
空港に(家族以外の)人を出迎えに行くのは、思えば5年ぶりの事。
16:55到着予定の飛行機であるが、16:30に飛行場に到着してしまう。更には、飛行機が30分程遅れるようである。
ひまだなぁ、と思っていると、随分昔(6年ほど前)に、僕の同期が、「飛行場の到着ロビーの端の分かりにくい場所にパブがあって、そのパイが美味いんだよ」としたり顔で言っていたのを思い出す。
探してみると、本当に分かりにくい場所(エスカレーターとエレベーターで、完全に視界が遮られた先)に、パブがある。


席に腰掛け、黒ビールを頼む。
HK$64(900円)なので、少々高いが、店の人の感じが良いので許容範囲。
そういえば、今年の冬に、昔の上司(香港会社社長・既に退職)が、海浜幕張駅の近くで、ギネスの黒ビールをおごってくれた事を思い出して懐かしくなる。
黒ビールを飲むときは、いつも普通のビールと混ぜてしまうのであるが、こうして、黒だけ飲んでみると、こくがあって美味しい。
「そういえば、まだ勤務時間中だ!」と思い当たると、なおさら美味しい。
そんなこんなで、ビールを飲んでいると客が到着。


最近、(安物の)食道楽ブログになっている!と人から指摘されたが、結局、今回も食道楽ブログになってしまった。
全然、コンサルティングと関係ないや・・・

香港(健康に気を遣わねば)

大体、1年に1〜2回くらい健康に気を遣おうと思い立つ(結局、長続きしていないという事であるが)。
自分のブログを読み直してみると、食生活が偏っている。
食べ物の写真は、お惣菜の「とんかつ」やら、「てんぷら」やら、「軟骨のから揚げ」やら、そんなものばかりである。
という事で、野菜を取ろう!と思い立ち、ここ数日、連日、野菜ジュースを飲んでいる。
毎日、違う種類を飲んでいるが、やっと、「比較的望んでた味に近いかな!?」と思ったのが、このV5ジュースというもの。
セロリ・きゅうり・レモン・胡椒・りんごで作って有る模様。
ただ、量は飲めない・・・


あとは、会費だけ払って、怠けがちになっている、フィットネスを、本当に久しぶりに行ってみる。サンドバックを30分。
ここには、サンドバックが2つあり、いつも、坊主頭のカンフー使いのお兄さんが一つのサンドバッグを叩いている。彼に、ずいぶん久しぶりだねー、と懐かしがられた。
あとは、この野菜とフィットネスを続けるだけである!
せめて1ヶ月くらい・・・


夜は会社に残って、先週訪問した南沙平謙工業団地の記事(華南シフト)を書くが、体力が続かず、半分で断念。

香港(来週の南海区出張が急遽決まる)

午前中、仏山市南海区の政府(区長)ミッションが来社したので、一時間ほど打ち合わせの上、会食。
南海区のハイテク産業園は、立地も良い(広州市街地から車で30〜40分)し、非常に綺麗だし、政府の方々も若くて動きが良いので、この1年半くらいは良く連絡を取り合っている。
昼食になり、なにやらうちの社長と区長がすっかり意気投合し、「先ずは近々視察に行こう」と盛り上がっている。巻き込まれそうだな、と思っていたら、案の定「水野も来てくれるよね」と言われ、急遽、来週の南海出張が決定。
まあ、仲良くして損はない開発区ではあると思うが・・・
写真は南海ハイテク産業園(昨年)。

夜は、銀行の方と会食。
湾仔にある新しい日本料理屋で、きれいだし、美味しいし、なかなか良かった。
焼酎は80種類有るとの事。
夏季限定、九州黒豚鍋!を食べさせて頂く。味噌味で大変美味しい。
席上、ブログの話、僕が香港ポストに連載している、半生記的エッセイ(中国コンサルタントのできるまで)の話題で盛り上がる。
やはり、桑畑・谷垣・亀一の脇役トリオの人気が上がってきているようで、僕の存在がかすみそうである。
浜田さんはブログに出さないんですか?と聞かれたので、「彼女は真面目で、変なこと書いたら、自害しかねないキャラなんで、うかつに書けないんです」と答える。そんな訳で、殺しても死ななさそうな三人の話題を書いているもの。

ところで、食事をしたレストランの有るホテルは、昔(15年以上前)、ラマダ・インというホテルで、千昌夫の所有だった記憶がある(もしかして違うかもしれないけど)。
これは、福州実務研修生の時(1990年)に、ビザの書き換えで香港に来たときに会社が手配してくれたホテル。
あの時は、「香港に一週間弱滞在したが、誰も食事に付き合ってくれず、一人で闇雲に街中を歩くだけで、悲しい思いをしたなぁ」と、ふとノスタルジーに浸る。
そう言えば、同期の木村さん(当時香港に駐在していた)が、一回だけ焼肉屋に連れて行ってくれて、その時は、同期はありがたいものだと感じたけれど。
ただ、「福州で1年間食べてないので、日本食が食べたい」という僕の意見を、あっさり黙殺して焼肉屋に引っ張っていった、という点を割り引けばであるが・・・

香港(バーで物思いにふけるふりをする)

午前中は読売新聞と打ち合わせ。
10月(予定)から、同誌の衛星版に連載を持つこととなったため。
NNAに書いているような純粋なビジネス記事は、これ以上書けない(ネタ的にも、体力的にも)ので、ビジネス的な内容を取り入れたエッセイとする予定。
ブログに週一回くらい書いている、ビジネスっぽい文章の様なイメージになると思う。
先ずは、隔週でスタート。


会社を7時に出て、九龍側で会食。
早めに終わったので、40分ほど、カウンターの有るバーに行く。
九龍側に行く機会自体が少ないので、この店には、1〜2ヶ月に1回の頻度。
僕はカウンターバーの端に座って、横の壁に寄りかかって、ボーっとして水割りを飲むのがすきなので、そんな感じで、水割りを2杯飲む。
ここは、オンザロックの氷が丸くて、個人的にはこういう仕掛けに単純に喜んでしまう。
カウンターの中では、店員さんが2名、せっせと氷を削って丸くしていた。
僕は、手の皮膚が薄い(熱いものも冷たいものも、極端な程持てない)ので、この作業はできないなぁと思いながら感心して見る。
徐々に、お客さんが、カクテルを頼みだす。
それを見ながら、学生の頃、金がないのにカクテルに凝ったことを思い出す。山のようにケーキ用リキュールを買って、ネスカフェの瓶を洗って、シェーカーの代わりにした。
一人、自分の部屋で、インスタントコーヒーの空き瓶を振ってカクテルを作ったのは、恥ずかしいながらも懐かしい思い出。結局、殆ど失敗して、便所に流してしまったけれど。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ