真木乃(安順路)で一足早いおせちを頂く

12月30日の夜、安順路の真木乃に行った。1月1日早朝の飛行機で日本に移動するので、会食は実質的に今年最後の夜。大将が気を利かせて仕込んであるおせちを出してくれた。これは嬉しい。

一つ一つの品が良質で旨い。おせちには特段の思い入れがない僕だが、素直に嬉しかった。レンコンは実はあまり好きではないのだが、それでも旨い。大したものだ。

黒豆と、うずらの卵を牛肉でくるんでくれたもの。うずら卵は、中が半熟で絶妙。

鯛の塩焼き。昔、父親が結婚式に招かれた時、食べ残した鯛の塩焼きが楽しみだったことを思い出した。

そして、うどんが食べたいとお願いして、〆はうどんにしてもらった。全品旨かった。大満足の今年最後の会食。

普通の金曜日

昨夜は、赤ワインが飲みたくなった。という事で、朧喜(朧月2号店)に行って、サラミチーズ+パスタの夕食。ピザが食べたかったのだが、今月から無くなってしまったようだ。

夜10時には寝てしまったので、今日は朝から体調良い。土鍋でコメを炊き、みそ汁を作って典型的な朝食を食べる。

そしてジムに。トレーニングを始めて2年半。体形が変わったので、仕事用のワイシャツは全く着られなくなった。オーダーメイドで作った20着程度は全滅で、不経済である事この上ない。ただまあ、健康であるのは確かなので、ここらはやむを得ないかなという感じ。
後ろに移っている女性(写真を撮ってくれている)は、数か月前から付いてくれているパーソナルトレーナー。中国のジムでは、トレーナーに契約ノルマが結構厳しく課されている様だけど、先月、彼女から20万元(400万円)のコースをまとめ買いした生徒がいたようだ。彼女自体は、さほど売り込みは強烈ではないので、生徒の方から主体的に買ったのだろうが、信じられないな。消費低迷がとやかく言われる中国市場だが、まだ、消費マインドはイケイケか。

昼食は即席麺。もやしとうずらの卵を入れた、簡単アレンジ。

香港での講演会の内容(香港の機能と未来)を無料公開動画にしました

無料公開動画です。2023年11月24日に、香港講演をしたのですが、この時は1時間でしたが、30分弱に纏めました(前・後合計)。香港が今後どうなっていくのか、という点を、過去の経緯と、大湾区政策などに絡めて予測した形となっています。

こちらは前編です。

こちらは後編です。

少々おとなしく過ごす日々

この2か月程度、ともかく忙しく、ちょっと身体に来た。寝ている時の頭痛だったり、胃痛だったり、まあ、身体が悲鳴を上げかけているのが分かるので、しばし、酒を控えておとなしく過ごすことにする。この日は白菜・豚肉鍋。翌日の昼は、これに即席めんを入れてみた。


次の日の昼は、てんぷらのデリバリーを取って、天ぷらうどんにしてみる。生わさびと長芋を日本で買って持ってきたので、少々豪華になった。昨年のロックダウン直後に買ったうどんとパスタが結構余っているので、消化が必要だ。

夜はスパゲティボンゴレと蟹クリームコロッケをデリバリー。酒は飲まず。

そして今日。天ぷらが少し余っていたので、温かい蕎麦に入れて食べる。あと数日おとなしくしていれば、体調は戻りそうだ。

5泊の日本出張

11月29日~12月4日は日本出張。とある上場企業の役員研修を依頼い頂いていたので、数か月前から決まっていたスケジュール。
乗るのは18;35浦東空港発のJL086。前回乗って3時間ディレイしたフライトである。統計的にも、ほぼ確実に遅延すると分かっていたので、羽田空港隣接のホテルを予約してあるので安心だ。

幸い1.5時間のディレイ。この程度なら想定内だ。
ラウンジで翌日の研修のレジュメを読む。ここの食事は不味くはないが、美味くもない。ただ、康师傅の牛肉麺に宫保鸡丁を入れたら、まずまず食べられた。

ぎりぎり0時前に羽田空港到着。羽田空港は、ディレイ下フライトは、入国審査場付近に着けてくれるので優しいというか、気が利いているというか。香港だと、ディレイした場合は、極端に遠いゲートに着けられるわ、荷物は遅く出てくるわで、何度も腹を立てた。何事も(感情を無視して)機械的に対応する空港なんだなという印象が強い。

到着から30分後にはホテルでくつろげるこの有難さ。大浴場が売りのホテルなので、早速、大浴場に行き40分ほどくつろぐ。がちがちに固まった身体が、少しほぐれる。

翌日、無事仕事を終え、東京駅の会食場所まで移動。研修終了から会食まで、結構余裕が有るので、時間をつぶすべく、観光しながらののんびり移動。

2020年早々に、浅草で飲んだな。コロナで中国に移動できなくなったので、クライアント様と飲んだ時だ。それ以来の、4年弱ぶりに見る光景。

夜の東京駅前。会食場所は丸の内なので、このすぐ近く。東京駅は大学時代から見続けてきたので、移り変わりがよく分かるが、本当にきれいになった。

そして、12月4日に出発。この便(JL085)は、数日前のJL086便の行き便という事で、これも当たり前のようにディレイになる。ただ1.5時間なので、想定内だ。3時間ディレイを経験してしまうと、余裕がでるな。まずは、ラウンジでカレー小とフィッシュアンドチップスを食べる。

搭乗の時間になるのでゲートに移動する。定刻で出発する訳なかろうとは思うが、遅延表示が出ていないのでやむを得ない。
因みに、知人が、何時も大行列で断念しているという六厘舎はガラガラだ。こういう機会に食べた方が良いのであろうな。

行ってみると、やはりディレイ。しばらくして、1.5時間ディレイの表示が出たため、ラウンジに戻る。しばらく待っているうちに、ついつい牛丼を食べてしまう。いけないな。

ラウンジで1時間ちょっと過ごしてゲートに向かう。ラウンジの表示には、最初から最後まで、搭乗便の変更通知が一切出ていない。出発ゲートに有った、搭乗時刻15;20の修正予定時刻の表示すらない(ラウンジ内の時刻表は、14:25出発のまま止まっている)。事情はあるのであろうが、さすがに不親切だ。

そんなこんなで移動。こうしてみると、東京⇒博多よりも、博多⇒上海の方が近いというのがよく分かる。
無事に上海到着し、会食に向かったのであった。

日本人クラブでの講演と上海移動

11月24日は、日本人クラブで講演であった。講演1時間+懇親会2時間。合計3時間立ちっぱなしだったが、会話が楽しかったのと講演会で出た日本酒が美味しかったので、疲れも感じず、大変楽しく過ごした。

講演テーマは、香港の今後の方向性。過去の経緯と大湾区政策をベースに、香港の今後を予想した。

講演後は、主催者の方と楽しく飲んで0時に解散。翌朝、若干酒が残っていたが、取りあえず、目が覚めたらお腹が空いている。翌朝11時に出発だが、その前に何か食べようと、付近の牛肉麺屋に出かける。2回目の店だが、牛肉麺を食べるのは初めて(前回は、ビールを飲みながら小皿をつまんだ)。食べてみたが、感想は「普通」。美味くもなく、不味くもなく。

部屋に戻り、チェックアウトをすると、タクシーで空港に移動。ゲートが50番と遠い(出境手続き場所から、一番遠い場所ではないか)。キャセイのラウンジは3カ所。迷ったが、65番ゲート付近のキャセイラウンジに行くことに。ただ、数字の上では15番違いだが、これが遠い。T字型になっているゲートの、上の横線部分の端から端だ。出境審査からラウンジに行くのも遠ければ、ラウンジからゲートまでも遠い。散々だ。

そんなこんなで到着したラウンジが素晴らしい。広くて座席もゆったりしているし、料理の種類も多い。中華も洋食も美味そうだ。朝に牛肉麺を食べたことをひたすら後悔する。そして、時間が足りないのも後悔だ。ここなら半日つぶせそうだ。

結局、食べたのはこれだけ。次回は、早めに来よう。そんなこんなで、50番ゲートから飛行機に乗り上海に。

香港にてバタバタの一日

香港3日目も、最初の予定はセントラル。宿泊がゲートウェイホテルなので、毎日スターフェリーで移動している。地下鉄でもよいが、こちらの方が気分がよい。スターフェリー乗り場の売店を眺める。20代の頃、この中にあった店(今とは違う)で、皮のリュックを買って、愛用していたのを思い出す。やわらかくて、片方の肩にかけるタイプなので、乗り物の中でも他人の迷惑にならない優れものであった。

天気が良い。観光客に混ざって短い船旅。

順調に仕事を終えて移動。気分が良い。ちょうど昼食時間(日本格の12時。香港に昼は13時開始なので、まだ早いが)になったので、アイスクエアの丸亀製麺で昼食をとることにする。山頭火と迷ったが、直前でうどん気分になった。

温泉卵、イカ天、海老天をトッピングしてHK$85(1,700円)。日本の感覚でいうと高いのであろうが、香港の感覚だと非常に良心的。海外で食べた有難みも有るかもしれないが、日本で食べるよりも美味いように思う。

物価の高い香港(まあ、米国駐在の人から、米国はもっと高いですと言われたし、欧州も同様だろうが)で、日本のメーカーは良心価格で頑張ってくれているのは有難いが、日本だけ物価が取り残されている点も感じざるを得ない。このままの状態が続けば、将来的に東南アジアにも物価が抜かされ、日本人が食べたいものが食べられなくなる世の中になるのではないかと危惧を感じる。経済合理性のもと、物は高い方に流れるものだ。この感覚は、海外に出ると非常に差し迫った危機感として、胸に迫ってくる。

忙しい一日も終わり。この日は洋風の弁当を食べ、20時に倒れ込むようにベッドに入る。どうにも、若手時代ほど、仕事の持久力が無くなってきた。

IFCで軽く飲みながらの昼食

香港2日目。2か月ほど前から決まっていた会食。「色々報告事項が有るので、酒を飲むのを前提に昼食をしましょう」と言われていたので、グラスシャンパン気分で予約頂いたスペイン料理屋に向かう。セントラルは、高級物件が集まっており豪華だ。ちょっと威圧感を感じるな。まあ、考えすぎかもしれないが。

先に到着したので、グラスシャンパンを飲みながら待つ。天気が良い。時期的に、暑からず寒からずの過ごしやすい気候だ。

コース料理は一人1万円程度なので、威圧されるほどではない(笑)。それもあってか、13時を越えると満席だ。

前菜は自動的に出てくる。その上で、料理を2種類選ぶ。一種類目はビーフタルタル。美味しいのだが、量が多い。やはり生肉はもたれる。半分しか食べられなかった。

2種類目は白身魚。美味しいのだが、友人が選んだパエリアの方が美味かった。

そして食後のコーヒーを追加。一緒に添えられたオレオクリームが美味い。カロリー過多なので、なるべく食べないようにしなくてはと思うが、食べだすと止まらない。ほぼ完食してしまう。

そんな状況であったが、グラスワイン2杯程度なので、午後の業務には支障なし。良い気分で働く。

昼がそんな感じだったので、夜は部屋で弁当を食べる。しかし、香港の物価の高さには驚かされる。上の写真(メインは小さな焼き魚で、それ以外の目ぼしいものはなし)の弁当はHK$108(2,100円)だ。日本の感覚だと信じられない。
ただ、隣に目を向けると、鶏肉弁当が有り、これはなぜかHK$58と比較的安い。そんな訳で、この弁当と海胆、カップ酒2杯で夕食にする。合計HK$316(6,000円)。海胆が高かった。

香港到着・戻ってきた活気を楽しみ夜は稲庭養助

5日間の香港。香港は2か月に一回。広東省にも入るので、まあ、毎月香港華南で仕事をする感じか。
今回の香港は、講演会、香港オフィスの不動産契約更新、面談等等。なかなか慌ただしい。

虹橋空港のラウンジで、昼食を食べて待機。相変わらずだが、特に美味しくはない。ただ、不味くもない食事。

香港到着。活気は戻っている。コロナ前の雰囲気だ。空港からタクシーでホテルに到着。遅れの無い、順調な移動であった。

ホテルで1時間ほどEmail整理をすると、会食に出かける。ホンハムの稲庭養助という店で、これは、一時、僕が住んでいたマンションの近くで懐かしい。5年ぶりの訪問かな。ちょうどよいので、歩いていくことにする。するとホテルの付近でカメラを抱えた人の群れ。どうやら、韓国のグループが来ている様だ。相変わらずの韓流パワーを感じる。

海辺を歩いていく。小一時間の行程で、もう何度歩いたか分からない。ここの景色は目に焼き付いている。

ここにリージェントの表示が戻っているのが嬉しい。この意味が分かる人も、少なくなっているだろうな。時の流れだ。20代に憧れて、1992年にやっと泊まれた懐かしいホテルだ。

K11 昔は、ニューワールドセンターだった。きれいになっているのは良いのだが、どんどん高級化で、価格が上がる。ちょっと、それに対する抵抗感を感じる。香港は高い。

クリスマスイルミネーションが始まっている。シャングリラホテルの、壁をよじ登るサンタが可愛い。

稲庭養助到着。時間の読みを間違えて7~8分の遅刻。申し訳ない。まずは、グラスの日本酒。痛風は怖いが、過度に気にしないことにした。

栃尾揚げ。これは、店に到着する前から食べる予定であった。中に納豆が挟んであるのは想定していなかったが、記憶が不確かだったのか。ともあれ美味い。

そして、この刺身(中トロと水だこ)が美味かった。上海の日本食レベルは香港と同じ、と思ってきたが(上海のレベル向上)、刺身に付いては、香港の方が上か。やはり、通関に要する時間の違いで、香港の方が、引き取りが半日~1日早くなる。これが鮮度に影響を与えているのだろうな。


ただ、生牡蠣は上海のレベルと同じ。上海でも、西洋人が昔から生牡蠣を食べてきたので、仕入れルートが確立しているのであろうか。僕も上海のオイスターバーによく行くが、新鮮で美味い。

鰻の肝は、クライアントの方が是非食べたいといったので。僕は痛風を気にして、殆ど食べず。

サービスで頂いたスモークハム。

さつま揚げ。中のコリコリした触感(何だろう?軟骨のような触感)が美味い。

うどんの店だけに、〆にうどんは食べたい。最後は温かいうどんと決めていたが、クライアントの方が、「稲庭なら冷たいのを食べるべき」という。そんなやり取りを聞いていた大将が、3種類に小分けにしてくれて、冷も温も食べられた。

クライアントの方が食べたミニどんぶり。

そんなこんなで大満足。また行きたいなと思わせる店であった。特に、刺身は久々に、素直に美味いと思った。22時ごろまで食事をして、タクシーで送っていただきホテル到着。

外灘ペニンシュラホテル再訪

先週末、友人が日本から来たので、外灘ペニンシュラホテルのバーを再訪。出張者・旅行者が来ると、ほぼここに連れていく。今の中国の勢いを一目で感じられる場所だし、何よりきれいだ。

次があるので、ここでは軽く。シャンパンを一杯ずつ。そして、ここで満腹にならないように、ハンバーガーを半分ずつ。

そんな感じで、小一時間、軽く楽しんで移動。

寒くは有ったが、心地よいひと時であった。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ