犬山市桃太郎神社

先週末(土曜日)は、かつて通った幼稚園を訪問した後、犬山市の桃太郎神社に行った。
小学校2年生まで住んでいた家から犬山までは近いので、犬山のモンキーセンターや明治村にはよく行った。
ただ、桃太郎神社の存在は、数年前に知ったため、いまだに行った事が無い。
興味を惹かれていたので、今回の機会を利用した次第。
桃太郎ゆかりの地としては、岡山というのが、ほぼ定説となっている中(香川説もあるが)、犬山市が桃太郎ゆかりの地として名乗りを上げている事を知る人は少なかろう。
(インターネットの普及で、最近、存在が認知されてきた感が有り、僕もその一人なのだが)。
元地元民として、名乗りを上げた方が良いのかどうかは、複雑な気分だ。

鳥居をくぐると、おばあさんの像と桃太郎の像。
おばあさんが洗濯していた足形が残っている石が有ったため、それを木曽川より運んできたとの説明が有る。
本当か!と突っ込みを入れたくなるが、まあ、どこでも同じようなものかもしれない。
鬼の足形ならともかく、おばあさんの足形が残っているというのは違和感も有り、また、どうやって、後年に桃太郎を育てたおばあさんの足形だと特定したんだ、という疑問が、一瞬にして頭をよぎる。

成長した桃太郎一団。
桃太郎が、しもぶくれした中年顔なのは、ちょっといただけない。
また、脇に、反省して涙を流す鬼の像がある。

かなりこじんまりした神社だが、木曽川付近で、自然の中にあるので、気分が良い。
ライン下りや鵜飼見学と抱き合わせなら、話題づくりの意味で訪問する価値はある神社と言えよう。