日本国内出張から戻った翌日、娘が交際相手を連れて実家まで来たので、イタリアンを作ってもてなす。先日、杉山所長が実家に来てくれた折に作った、金目鯛のアクアパッツァが美味かったので、これはまた作ろうと思い立つ。折衷料理でもよいのだが、せっかくだからイタリアンで統一しよう(但し、スパニッシュは誤差の範囲内?)と思い、そうすると、準備する酒も変わってくる。プロセッコ、シャブリ、赤ワインの3本を用意。4人なのでちょうどであろう。
彼らが生ハムとチーズを買ってきてくれたので、娘に皿に並べてもらう。あとはアクアパッツァとアヒージョ。巡回にきてくれる八百屋さんがぎりぎりで間に合ったので、メロンを買って生ハムに添える。
ステーキは、前日、横浜駅そごうで購入した肉で、バルサミコ酢を使ったイタリア風ソースをかけるが、ソースは改善余地あり。赤ワインではなく、白ワインを使った方が良かったか。そして、カラスミのパスタ。ホールトマトを使ったパスタも作ったが撮影を忘れてしまって残念だ。
ともあれ、若者は、よく食べ、よく飲み頼もしい。楽しく会話し、会食を終えた。
福岡、そして萩(1日の休暇)
名古屋のホテルを10時に出て新幹線に乗る。ホームに有名なきしめんスタンドがあるが、ダイエット中なので食べられない。恨めしく見守る。
昼食はこんな感じ。おにぎり1個と茹で卵2個。カフェラテは無糖かと思って買ったものが砂糖入りでほとんど飲まず。ちなみに朝食は抜き。前日、丸紅の大先輩におごって頂いたすしが大変美味しかった。
博多到着。名古屋から博多は3時間半。新幹線で、最初グリーン席を観たら28,000円程度であせり、普通席にする。とはいえ、これでも約2万円だ。やはり福岡は遠いな。
翌日は、1日だけ休暇をもらい萩旅行。この年まで行った事が無いので、一度行ってみたくなった。かつて、2回行くチャンスがあったが、共に計画倒れになったので、3度目の正直だ。
これは、道の駅付近にある吉田松陰記念館。人形がすごく生々しい。松下村塾の授業風景などの音声が流れて面白い。
これは実際の松下村塾。まだ150年ちょっとのわりには歴史を感じる。平日の割にはそれなりに観光客がいる。ほぼほぼ年配の方々。
ここからは書院神社の中の記念館。ここの人形も生々しい。萩は、人形の生々しさが特徴だな。
ホテルで飲んだちょんまげビール。ふざけた名前のようだが、大変美味しい。2種類飲んだが、両方美味い。これは、たまに飲みたくなる味だ。
ホテルからの景色。風情がある。
これは、翌日萩を離れる前に行った反射炉(失敗したようだが)。
夜に実家に到着し、萩で買った萩焼で一杯。短いながらも良い旅だった。
富山から名古屋に
前夜に寝るのが早すぎたので、午前2時半に目が覚めて、その後眠れない状況が続いたが、朝5時から2時間ほどうたた寝する。コーヒーが飲みたいので珈琲店を探す。エレベーターの中で見知らぬ男性二人が、「昨日は午前2時まで飲んで、最後にラーメン食べちゃったので、まだお腹が空いてないですよ」と言いつつ朝のビュッフェに出かけていた。いやあ元気だ。昔の自分もそうであったが、いまは信じられないな。そんなこんなでカフェラテとマフィンを食べて、朝9時40分の新幹線に乗る。1時間弱で富山だ。
雪山が見渡せる。空気が良い。午前11時から30分ほど北陸銀行さんと打ち合わせし、その後、富山駅に戻る。新幹線チケットを買おうと思うが、1時間45分後の便しかない。座席がないのかと思ったが、便自体がない。これは参った。朝食を食べたので、昼食を抜こうかと思っていたが、駅前には食事抜きで使える店が本当に少ない。30分探し回って、良い感じのスターバックスを発見。腰を落ち着ける。敦賀までの新幹線は空いていて有難い。
敦賀からはしらさぎに乗り換え名古屋に。この区間はグリーン席が安かったので、グリーンで移動することに。車窓からの眺めも良く気分が良い。
午後5時に名古屋到着。名古屋では丸紅時代の大先輩と会食。
長野出張(八十二銀行と打ち合わせ)
5月12日に長野出張。八十二銀行さんとの打ち合わせが目的だ。有力地銀対策というのを考え付いたのは2015年。それ以前に、地方で講演をしたことは多々あり(香港貿易発展局主催が多かった)、どこに行っても僕の本を買ってくれている方、僕の講演を過去に何回か聞いてくれた方がいる。その割には、東京以外では、なかなか契約が取れない(あとは、大阪、名古屋が少し)。その解決策が、有力地銀と提携して、その地域のクライアントを獲得するというもの。現在、有効な提携(有難い効果が出ている関係)は八十二銀行・北陸銀行で、八十二銀行さんからは出向者の方も受入れている。長野到着。空が青い。
長野の宿泊は、毎回駅直結のメトロポリタンホテル。八十二銀行さんには、歩いて6~7分なので便利だ。ホテルに長野県のゆるキャラ(あるくま)がいる。
現在のコナンの舞台が長野の様で、街はすっかりコナン押しだ。コナンは中国でも有名。子供たちが小さいときから見ていたので懐かしい。長い人気だな。
そんなこんなで打合せ、会食を終わらせ夜8時にホテルに。9時前に寝てしまったら、午前2時半に目が覚めなかなか眠れず苦しんだ。とは言え、酒も適量、早寝もし、まずまず順調であった。
日本移動
ブログが数日止まっておりすみません。ただいま日本にいます。
5月8日~23日の2週間日本滞在。この期間に横浜⇒長野⇒富山⇒名古屋⇒福岡⇒山口(萩)⇒横浜と回ります。
5月8日は、何時もの通り、朝5時に起きて浦東空港に移動。最近、DIDIで呼ぶ車両はほぼすべて6人用車。見た目の格好良さよりも、座席が倒していけるのが有難い。
因みに、僕がDIDIで車を呼ぶと、必ず1~2分で車が来る。「なぜお前のだけ、そんなに早く来るんだ?」とたくさんの人に聞かれたので、Level7だからだよ(比較的高いランク)と言ったが、「俺も7だが来ない」とか言われた。利用者が少ない6人用車を呼ぶというのもあるのだろうが、それだけではないらしい。ここからは僕の推測だが、DIDIは、車を利用すると運転手を評価する事になるのだが、運転手側も客を評価しているのではないか。その上で、比較的僕は評価が高いのではないだろうかと推測したが、どうだろう?ここらの仕組みをご存じの方がいたら教えてください。
浦東空港から搭乗。まずまず人が出ている感じ。毎回、早朝なので辛いが、今回は比較的よく眠れたのでまし。
映画を少しだけ見て、機内食を食べて移動。飛行機内では、あまりじっくり眠れない。
羽田到着。この後、横浜駅で食材を買い出し、実家に移動。
割烹暁月で食事をする
古い友人と10年以上ぶりに会食。家の近くの暁月という日本料理屋に。この店は、今年の旧正月に、大衆点評で探した自宅近所の店。お任せしかないのが難点だが、味が良いので再訪した。連れを待つ間、焼きチーズを出してくれる。これが旨い。
寿司コースと割烹コースの2種類があるが、友人が寿司を食べたいというので、寿司コースにした。最初は河豚の白子と茶碗蒸し。
刺身。最近赤貝が好きなので嬉しい。甘エビの頭でみそ汁を作ってくれればよかったのだが、それは無し。
牛タンが旨い。
牛串と鮑。鮑の肝のたれが気が利いている。痛風には悪いんだろうなと思いながら食べる。
生牡蠣は大したことはなかった。普通の生牡蠣に、レモンを絞った方が美味しい。シンプルが良い。そして、サービスで出してくれた鳩の焼き物。鳩は中華の方が美味いな。
これはなんだか忘れてしまった。
ここから鮨が始まる。シャリは少なめにしてもらった。
上海の中国人板前のレベルはかなり高い。並みの日本人料理人よりも、この店は美味い。まあ、お任せしかないというのが、中国人料理人店の特徴。これに付いては、僕的にはいまいちなので、年数回という利用になるであろうが、良い店ではある。
西洋レストランを2軒
かつての部下と、武康花園餐庁という店に行ってきた。2007~2008年に衡山路に住んでいたことが有るが、その比較的近く。ただ、この店に行くのは初めて。
大衆点評の団体購買価格で758元の二人用コース(Tボーンステーキコース)がお得なので行ってみることにした。
まず、この前菜とスープは、不味くはないが取り立てて感動するほどではない。
ここからが良い。トリュフ・ラザニアはあっさりした味付けで、大変うまい。ダイエット中なので、三分の一しか食べられないのが、大変悲しかった。
そして、このTボーンステーキがすごい量だ。二人では食べ切れない。持ち帰って、翌日、翌々日の昼食にしたが、レンジがけをしても美味い。これは良い肉で良心的。
これも持ち帰ったプリン(4日経過してもまだ食べていない)。グラスワインを二人で5杯飲んだので、全体では1700元くらいになったが、酒代が高かったねと、2杯無料で飲ませてくれ、まだ飲むか?と聞くので有難くお断りした。サービスも感じが良い。この店はまた行きたい。
次は、瑞金賓館(インターコンチネンタルホテル)のCircle圓・花園洋房餐庁というレストラン。やはり団体購買のコース(668元)が良い感じ。インターコンチネンタルホテルなので、環境が良い。こんな感じの、外の席を選択。
バーとしての利用もできそうだ。
パンが旨い。一個だけ食べる。ダイエット辛い。
まずは、ミネストローネとシーザーサラダ。これは、見て想像がつく味。普通に美味しいという感じ。
生ハムとホタテの料理。ホタテの下には、肉がタルタル風になっている。
トリュフリゾット。心が惹かれるが、ダイエットで食べられず、連れに進呈。
そしてステーキ。デザートは、ダイエット中で断念する。
相対比較をしてみると、ステーキは圧倒的に武康花園が良い。その他の味付けと雰囲気はCircle・園かな、という感じ。トリュフリゾットが食べられなかったのが心残りだ。両方ともよい店で、また行ってみたいが、客が少なかった。今の上海は、前よりも消費は弱含みであるのは確かだが、競争は激しく、流行る店は、高級店でも予約が取りにくかったりするし、逆も真なり。これは昔から同じ(価格帯だけでは判断できず、似たカテゴリーの店でも、繁盛店と客足が苦しい店に分かれる)。いまの上海は、洋食よりも和食の方が客が入っている気がするが、ともあれ、両方良い店なので、たまにはいかなければならない。
静安寺ケリーセンターで炉端焼きを食べる
数日前、静安寺のケリーセンターで炉端焼きを食べた。何時もの様に大衆点評で探した、Takumiという店。ケリーセンターはドラえもん祭りで、どこを見てもドラえもんだ。
ジャイアンが、なかなか人気があるな。ともあれ、館内も館外もドラえもんでいっぱい。
木炭を使っている。通気設備に金をかけているので、良い感じで燃え、焼けていて旨そうだ。自宅でやるのとは違うな。
利き酒コースが99元なので飲んでみる。最近、中国(上海だけ?)で、この花風という日本酒が流行っているような気がする。いたるところで目にする。そして、炭火焼きの牛肉はうまい。
アスパラ、鮑、蝦、キンキを頼む。すべて美味い。
利き酒は一杯40ccなので、飲んでも大した量ではない。物足りないので「作」大盃というのを頼んだら、一合以上入っているのか、かなり満足感有り。価格は125元程度だったのだが。
酒が少なかったので、こんな感じで3万円程度。これは、是非、また行きたい店である。ちなみに、客の入りは8割程度。まずまずの人気店か。
広東訪問が終わり上海に
広東省訪問3日目は、朝8時半に出発して、広州南沙に(朝の渋滞もあるので、車で1.5時間)。そこから、中山経由で大橋を渡り東莞。そして深圳と移動する。
しかし、珠江デルタのインフラの発展はすさまじい。10年前とは様相が一変している。デルタを跨ぐように、大橋、海底トンネルが何本も設置され、海上道路も大規模に張り巡らされている。僕がコンサルティングを始めた20年前と比べると、まるで違う国だ。20年間でここまで変わる国は、まあ無いであろう。資本主義・社会主義、双方良い面悪い面があろうが、こうしたインフラ整備のダイナミズムは、計画経済のすごい部分だ。
最終日は、朝にクライアント様を訪問し、次に、丸紅の大先輩が勤めている深圳宝安の設計・工事会社を訪問。2001年にコンサルティングを始めたときは、宝安(経済特区外)は辺鄙な場所であったが、いまでは整然とした都市になっている。20年弱前までは、経済特区内と外の間に、第二国境と呼ばれる検問所が有り、車を降りて、パスポートや身分証明書を検査されたものだが、そんな事を知っている人も少なくなっているだろう。
面談後、宝安のマリオットホテルで会食。立派なホテルだ。
大先輩と記念写真。思えば、新入社員の冬に、この先輩に電話で来客食堂に呼ばれ、「中国語研修生を受けてみないか」と説得されたのが、いまにつながっている。その意味では恩人だ。
昼食後深圳・宝安空港に。立派な空港だが、いつ来ても目がちかちかするのは勘弁してほしい。
ゲートはサテライト側。ここに来ると、ちかちか感は収まる。少し早めに到着したので、ラウンジで仕事。
さて、充実した出張だった。昨年は、色々なことがあって出不精になっていたが、これからは出張頻度をあげねばならん。
広州で上海料理を食べる
広州二日目。 この日は面談4件、会食1件(夜)というスケジュールであったが、広州総経理の麦さんが、昼は社内会食しましょうという。ダイエット中なので和食にしてくれと言ったが、いまからだと席が取れないというので、僕が気に入っている流金歳月という上海料理に行くことに。この店なら比較的空いているという。到着したのが開店直後(12時)だったので、まだ殆ど客がいなかったが、食べ終わる時には満席になっていた。上海の昼食時間は12時から。広州は12時半から。香港は午後1時からという事で、時間がずれていくのが面白い。
ここのクラゲは厚みがある。歯触りが良く美味しい。また、蒸し鶏の紹興酒は、如何にも上海料理、という感じで絶品だ。
僕は減量中なので、このスープをがぶ飲みすることに。美味しいが、スープでお腹がいっぱいだ。
これは、龍井蝦仁。清炒蝦仁でもどちらでも良いのだが、本当に好きな上海料理だ。僕は、蟹は特に好きではないが、蝦は好き。滑蛋蝦仁も好きだが、やはり好きな中華料理は清炒蝦仁(上海料理)か清蒸石班魚(広東料理)だ。
南翔シャオロンバオと、いまひとつ分からないまま頼んだ料理(美味かった)。
最後にソラマメが出てきた。本当に旨かったが、スープでお腹がいっぱいで、殆ど食べられない。
改めて良い店であった。夜の宴席は、殆ど和食だが、こんな感じの店で宴席をするのも良いなと思った。