ベトナム到着。タクシードライバーに驚かされる

ベトナム到着。
到着は1時間遅れ。昨年秋口より3回目の訪問だが、毎回1~2時間遅れるので、1時間遅れが定刻と考えてよいのであろう。
空港からタクシーに乗る。
よく話す運転手で、拙い英語で必死に、「バイクが多い」、「今日は休み」等、絶えず話しかけてくる(努力は有りがたいが、英語になっていないので、何を言っているのかはほとんどわからない)。
ところが、いきなり道路の真ん中に車を停めると、何も言わずに車から飛び出し、脱兎のごとく走り去る。
「何事だ!」と驚いていると、遠方で立小便をしていた。
後ろではクラクションの嵐・・・
「肝心な事は何も言わない・・・」と、僕と同行の杉山君は茫然自失の状況ながら、なす術なし。
まさにカオスな状況。

運転手がいなくなったタクシー
運転手がいなくなったタクシー

ホテルに付くと、ホテルの近くで食事。
基本的に食事中・酒の席では仕事の話をしないのが僕のポリシーだが、業務報告を簡単に済ませる事にしたので、最初の15分程度は仕事の話。
仕事の進め方に関して、「まずできると信じなければ、何事も始まらない(出来ると信じる事から全てが始まる)」、「失敗や苦境の中に、必ず成功の道が有る」という持論を、先輩からのアドヴァイスという事で、5分程話した。
この話(この二つのポイントは何を言いたいかという点)は、また後日。

翌日(今日)は、午後に歩いてオフィスまで。
ともかく暑い。夏物のスーツを着てきたが、10分外にいると結構きつい。

オフィスまでの路上
オフィスまでの路上

会社設立申請書類は無事受理され、ただいま許可審査中。
今年の夏にベトナムの会社法が改正になり、資本金の一括払込が義務付けられる模様。この点、審査にどの様な影響を与えるかは不祥。
ビザ制限(ノービザの場合、30日間再入国不可)が開始されるなど、ベトナムも規制が強化されてきた様だ。

仮オフィスの看板
仮オフィスの看板

因みに、まだ会社が設立されていないので、オフィスも出資者であるMCH名義で仮オフィス(ノミナルなスペース)を押さえてある。 7月頃設立認可が下りた段階で、それなりの部屋を借りる予定。 ただ、仮事務所でも、ベトナムの地に自社のプレートが掲げられていると、ちょっとASEAN進出の現実味を感じるのは確か。

年収とか経営方針とか人生とか

これよりベトナム。
いろいろやる事が多く、数日間ブログ更新ができませんでした・・・

さて、
今は送別会シーズンでもあり、2週間で、前の会社の関係者と3回会食をした。
そんな流れで話題になる事が多かったのが僕の収入。
いろいろ誤解もある様だけど、実際には、総合商社の駐在員をやっている時の方が、年収は多かった。
というのは、独立する時、前の年収から賞与分を削り、その他の条件(家賃・給与)が同額になるよう僕の報酬を設定。その後6年間、僕の給与だけは上げなかったため(部下の給与は当然毎年上げている)。
こう決めた時は、会社の収入が上がれば配当額が増加するので、それが収入に反映されると思ったのだが、利益が上がるとその分拠点展開に回してしまうので、なかなか僕のところまでたどり着かない。
勿論、利益の一部は配当でもらっているが、再投資金額を除いた残額なので、前の会社の賞与には全く届かない。
総合商社の駐在条件は非常に良かったので、昇給が無く(会社負担家賃は増えているが)、賞与(相当の配当)が三分の一になっても生活には問題ないが、貯金する余裕まではないのが悩みどころ。まあ、全て自分で決めている事だけど。
その分、会社の経営は健全で、貸借対照表で見ると、資本金に相当する現預金が銀行口座に有り、剰余金に対応する部分が投資にまわっている。
6年半で7つ拠点を作り(6法人・1駐在員事務所)、ベトナムに8ヶ所目の拠点を作っている状況なので、拡大志向が強い人間の様に思われるかもしれないが、その実、剰余金の範囲で拠点展開を行うという原則は、基本的には崩していない。
この点、財務経理出身者の経営、という感じでかなり手堅い経営をしていると思う。

ともあれ、経営のストレスは大きく、安眠できない事も多いが、自分のやりたいことをやりたいようにやっているというのは、本当に幸せな人生だ。僕をサポートしてくれる方々に囲まれているし(クライアントの方々、部下、そして前の会社の方々も含めた友人)、その点は、いつも感謝している。

脈絡は無いけど、先週訪問したバー・バトラー(香港)。
ここは予約なしだと入れない人気のバー。確かに、それも分かろうという、きれいなカクテルの数々であった。
カクテル

ブルーベリーマティーニ(一口飲んでしまってからの撮影)
ブルーベリーマティーニ(一口飲んでしまってからの撮影)
ツナのパスタ
ツナのパスタ

香港移動、そして買い出し

28日(土)の夕方便で上海から香港移動。
浦東空港に16時に到着すると、キャセイ・ドラゴンのカウンターがクローズしている。
「流量管理制限が厳しいので状況読めず。一旦、カウンターを閉めるので、17時に状況確認しに来い」という様な事が書いてある。
「これは困った。今日中に香港に移動できるだろうか」と考えるも、50元の食事券をもらい、空港内のイタリアンに。

空港内のピザ(意外に美味しかった)
空港内のピザ(意外に美味しかった)

コロナビールを飲みながら、ピザを食べる。
全く期待していなかったのだが、これが意外に美味しく、1枚すべて食べてしまった。

17時にカウンターに行くと、幸いチェックインができた。
3時間ディレイのところを、早めの便に振替えてもらう。
更に、75元のクーポンをもらったが、さすがに満腹で何も食べる気にはならず。
ラウンジで束の間(1.5時間ほど)熟睡。
飛行機の中で2時間ほど待たされたので、なんだかんだで飛んだのは9時半過ぎ。
香港空港到着(機内から出た時間)は、0時を若干過ぎた状況ながら、ともあれ心配したよりは順調に香港移動ができホッとする。

翌日は買い出し。
シティスーパーとイオンの双方に行く。
やはり、スーパー毎に得手不得手が有るので、ねぎはこちらがよい、海老はこちらで肉はこちら、という様な色分けができている。
今週は一週間香港なので、多めの買い出しと相成る。欲しいものを手に入れたかったもの。
和牛パック
これは、イオンで買った豪州和牛とシティスーパーで買った中落ち。
イクラしょうゆ漬け
これは、スティスーパーで購入した北海道産イクラで、僕が作った醤油漬け。

それから、蕎麦出汁を作り、にんにくを刻んでおき、等々夕方まで仕込みをして、あとは休息&食事。
そんな感じで、忙中閑ありの日曜日であった。

上海素敵館でコースを堪能する

先週金曜日(27日)に成田より上海に移動。
予定が変わり、香港に直行したいところだったが、航空券の路線変更ができないため、上海経由で。上海は1泊。
成田では、本当は蕎麦屋で瓶ビールと板わさが食べたい気分であったが、時期的に空港は人で一杯。蕎麦屋も満席。
やむを得ないので、ラウンジでシャンパンと軽食。
有料ビール(+板わさ)が無料シャンパン(+食事)に変わったので、得をしたのは確かであるが、何やら満たされない気分。
やはり、食べたい時に食べたいもの、というのが重要か・・・

成田JALラウンジの食事(軽めに)
成田JALラウンジの食事(軽めに)

上海到着すると恐ろしく寒い。
ロングコートを着ていても、背中で痛くなるような寒さ。
これはダイエット(香港で予定)前に、鉄板焼きだ!と意気込み、オバマ広場の素敵館に。

前菜の貝
前菜の貝

ここは2回目。
前回(2週間ほど前?)に行って気に入ったので、再訪となった。
2番目に安いコースながら、内容的には十二分。
このトリュフとキャビアの冷たいパスタがともかく美味しい。

上海素敵館(パスタ)
トリュフとキャビアの冷たいパスタ。これが美味しい。
きのこのスープ
きのこのスープ

刺身も期待以上に新鮮で、わさびはその場で生わさびをすりおろし。

刺身
刺身
上海素敵館(海老)
海老

そしてステーキ。3回に分けて焼いてくれた(1回分は、こんな感じで2切れ)

ステーキ
ステーキ
チャーハン
チャーハン
デザート
デザート

こんな感じで大変満足。
ここに来ると、食べ過ぎてしまうのが難点ながら、ともあれ満足した会食であった。
翌日の土曜は振り替え出勤なのでオフィスに顔を出し、夕方の飛行機で香港移動。
やはり旧正月明けの混乱で、4時間ほどのディレイとなったが、日付は微妙に変わったものの(0時5分着)、当日中に香港に到着できて一安心。