月曜日(8月21日)に香港から日本に移動。一週間弱の出張。
数週間前までは、疲れが身体に絡みついて、何をやってもとれないという状態だったが、若干、ブレーキを踏んでいたおかげで、かなり回復。2か月ぶりに会う方からも「顔が随分すっきりしましたね」と言われるようになった。
JALの新しい機材で移動。
広くてなかなか快適(座席が、1席⇒2席⇒1席の並びなので、ゆったりできる)。
あと数日で、起業9周年。
がむしゃらに走ってきたので、あっという間だったが、時の経つのは早いものだ。
最近、丸紅の旧知の方々との会食が続いた(年齢的に、同窓会や昔の集まりが増える頃だ)。独立起業前(丸紅100%出資のコンサルティング会社でコンサルティングをしていた時)、丸紅内では、かなりの人間が、「丸紅の看板が有るから、水野はコンサルティングができる」と思っていたようだ。この点、社外の方とは随分受け止め方が違っていたが、時間が経過して、こんな感じで証明でき、古巣の方々からも喜んでもらえるのは、嬉しい限りだ。起業前は、何より自分自身が、独立してやっていけるかどうか、不安と恐怖で一杯だった訳なので。
9年経過し、8つの拠点を作った今、「次はどこに拠点を出すのか」という質問をよく頂く。
ミャンマーはどうか、というご意見が相対的に多いが、あと1年は、新しい拠点を出す気はなく、来年、10周年を迎えてからの検討とする予定。
やはり、新しい環境で拠点を出すのは体力が要る。2年前(2015年9月)に設立したベトナム法人が、やっと一息ついた状態だが、軌道に乗るまではかなり苦労した。しばらくは、8つの拠点の利益率を引き上げ、全拠点黒字化など、体制を万全にしたいという気持だ(開業以来、連結ベースでは全ての年度が黒字だが、毎年、新しい拠点を作ってきた関係で、全拠点黒字は未達成)。
とは言え、拡大を思考しなくなったら、経営者としてはそこで終わってしまう。如何にして好奇心を維持し続けるか、という点が、開業10年目以降の課題になろうか。