上海は冬だ。寒い。ただ、平和で、散歩も気持ちが良い。
というか、15時に浦東で面談が終わったので、上海総経理の胡さんと人民広場で分かれ、夕食会場である花園飯店まで歩いていく事にしたときのこと。人民広場から花園飯店は、30分ちょっとで歩けるので、適度な散歩だ。
歩く途中に、2006年、上海で初めて部屋を借りた場所を通りかかる。淮海路と雁荡路の交差点。
当時は、6,500元だったが、今は倍出しても住めないだろう。家賃の高騰は辛いものだ。
そして、当時の会社(花園飯店の中に、最初のオフィスを作った)までの通勤ルートを歩く。懐かしい思い出がよみがえる。
引っ越し初日に、「キャベツの新生活(有吉玉青)」を読んだら、まだ住居になれていない事と、本の内容の相乗効果で、寂しさで耐えられなくなった事とか。これは、この本んを読んだことがある方は分かると思いますが・・・
因みに、当時の部屋の中は、こんな感じ。芸術的な老房子。
(当時の)水野の新生活。懐かしい。