今年の3月末から横浜の実家に引きこもり、二階の部屋で、こんな感じに仕事をしている。高校・大学生の時に使っていた部屋で、特に、大学受験勉強の時は、ここに引きこもって一心不乱に勉強したので懐かしい。
仕事をするのは当然として、小説を一本書いた。2~3年前だろうか。友人の金鋭さんと酒を飲んだ時、「趣味を持つのはいいですよ。僕も趣味でカメラを始めました」と言われ(今や、彼のカメラはセミプロ状態)、「じゃあ、小説書きましょう。趣味だから、書いてコンテストに応募するだけで、結果は求めない」と答えたのがきっかけ。
ただ、その後、本職のビジネス書の執筆、出版が忙しく、というか、それを優先させてしまうので、ビジネス書籍は何冊も出したが、小説は1作も書けなかった。
コロナ籠りという特殊な環境で、こういう時にしかできないもの。過ぎ去ってから、この時の思い出になるようなものを作ってみようと思い、書き始めたのが3か月前。「ビジネス書と違って、小説は才能ないなあ、自分は」と、何度も断念しかかったが、やっと書き上げ、いま推敲中。
これで、コンテストに応募すれば(趣味なので、結果は問わない)、金さんとの約束は果たしたことになる。
ともあれ、特殊な環境だからこそできたことだ。