母がなくなり3ヶ月弱。早いものだ。
今回、初盆を迎えることになり、父も徐々に気力が出てきて、庭仕事も久々に再開した。なんだかんだで、時間が癒してくれます。
実家滞在中の生活は、料理は自分。その折には、極力、父の作った陶器に料理を並べる。食事をする時、手作りの陶芸作品は、なんか落ち着く。
図らずしも男2人の生活となったわけですが、まあ味なものです。
この一年、よく料理を作っている。1年前に、母の身体の具合が悪くなったため、毎月1回は帰国して、極力料理を作ってあげるようにし、現在は、父に栄養を付けさせるため。
母が料理の先生だったこともあり(近茶流懐石をやっていた)、遺伝か、自分も料理の才があるような気がする。というのは、材料みると、なんの調味料を使って、どう調理すれば、どんな味になるかがまあ想像できる。ただ、1年前までは、初めての料理の成功率は4割程度。塩加減やら焼き加減やら、なんだかんだで失敗したが、この一年間の経験で、成功率が8~9割まで上がってきた気がする。単なる素人料理のレベルですけどね。
まあ、父にガツっと食べて欲しいというモチベーションが支えてる面があるが、何ごとも、切羽詰まると、努力しますなあ。
昨年7月の生まれて初めての痛風発作から、散々な1年であった(8月に母が発病。今年4月に自分が網膜剥離で、5月に母が逝去)。やっと終わった1年間。すがすがしい気持ちで、来月、61才の誕生日を迎えよう。