引越し、そして開業16周年

9月1日は引越しだった。4年間住んだ虹橋豪苑から、黄金城道に引っ越しだ。虹橋豪苑は気に入っていたが、住んでいる部屋の内装が古く、次々に物が壊れる。一部は、内部の電線の問題だから直せないと言われており、空調もあまりよく効かない状況だ。上海の家賃相場と言ってしまえばそれまでだが、これで2.2万元(約45万円)は、価値がないな思い、引越しを決意した次第。
その日は、11時に新居に行き、鍵の引き取りと利用説明。家に戻って昼食を食べてから、13時半に引っ越し会社到着。頼んだのは楽々パックという感じ。ちなみに、昼食はそばを茹でた。引越しを意識したわけではなく、単に、余っていたから。

引越し会社は、荷物の詰込みはさすがプロと思わせるもので、着々と詰込みを済ませていった。ただ、後で判明するのだが、搬入はダメダメで、手あたり次第、見つけた棚に入れるだけ。下着も、(浴室に有った)タオルも、他のものも、全部一緒に目についた棚に詰め込む。結果、こんなに収納できませんでしたと言って帰っていったが、かなりの引き出し、棚は使用していないのが判明。自分でやったら、全部収納できてしまった。楽々ではなく、半楽パックだな。同じ会社を、香港で何度も使い、非常に技術が高いと驚いていたが、上海のレベルはまだまだだ。詰込みは相対的に楽だが、収納する技術は高度で、まだ習得できていないんだろうな。とはいえ、価格は香港の半額以下。日本円にすれば5万円程度と破格の安さ。技術不足を考慮した見積もりであろうから、値段相応と言える。文句を言うべきではないのであろう。

上は、搬出が終わった虹橋豪苑。下は新居。狭くなったが、綺麗になった。

新居がいきなり停電になる(空調の故障が引き起こしたらしい)というアクシデントが有り、物業管理とあれやこれやが有ったので、夕食にありついたのは、夜7時半。ササっと食事して、行きつけのバーに行く。お祝いの花とケーキを頂いた。これでやっと、めでたい気分になってきた。