退院後の生活

9月13日の午前に退院した。朝9時に医師の診断があり、問題なしという事で、11時には帰宅した。前回の本手術は、大手術であったため、体力消耗も激しく、退院後は、ただソファに横たわり、しんどいと思う体力すらなかった。今回は、比較的体力が有るので、却って厄介だ。まず、目が痛い。網膜を固定するために、眼にガスを注入しているので、これが痛い。目を軽く押すだけで痛いし、それ以上に、上を向いても、首を振っても痛い。何か聞かれて、「いやいや」という程度の首の振り方でも耐えがたい痛みだ。寝返りも目が痛くて打てない。更に、ガスで右目がふさがれ、暫くは、右目の視界がない。医者曰く、徐々にガスが体に吸収されて、上の部分から見えてくる(だんだん見える部分が下がってくる)という事で、それを待つしかない。しかし、眼の中に水がたまったような感覚は、前回の眼帯をしているよりも不快だ(では、眼帯するかというと、それも面倒なのだが)。
寝る時の姿勢は、下向きか右下斜め向きだけ痛みがない(それ以外は、眼が痛む)ので、姿勢を固定する必要が有るが、今回、病院がくれた伏せ枕が優れもので、使いやすいし、肌触りも良い。これは良いものをもらった。痛みが無くなても使おうと思う。

酒は、10日間程度禁酒する予定。ただ、こんな状態でも食欲はあるので、食べるものは、本能の赴くままに食べようと思う。何分、食べること以外何もできない。これを制限したら、爆発する。病院の味のない食事の後は、無性にカツどんが食べたくなり、昼は、ヒレカツ丼をデリバリー。ついでに叉焼も取り寄せ、夜は、即席麺に入れて食べる。

中国のアプリは便利で、食事でも、物でも(水、薬、家庭用品、嗜好品、その他もろもろ)、注文すれば、30~60分以内に部屋のドアまで届けてくれる。この便利なインフラに感謝しつつ、唯一の喜び(食事)を満喫する。