焼き鳥(鰻静+朧月)

先週金曜日、オバマ広場(日本人呼称)の鰻静に行った。ちなみに、このオバマ広場というのは、日本人にしか通じない呼称で、10年以上前に、入り口部分にオバマ夜総会というのが有ったため、日本人が呼び始めたのがきっかけ。今は夜総会のかけらもないが、日本人は呼び続けている。ただ、中国語名称もしょっちゅう変わり、いまは、禧瑞广场、ちょっと前までは睿龙广场。オバマ広場と日本人が呼び出した時は、嘉祥广场のような名前(正確な漢字は忘れてしまった)。10年間で、名称変わりすぎだろうという感じがする。

さて、鰻静という店は、鰻店という位置づけだが、実は、鰻はさほどではなく、「美味いのは鶏肉だ!」という点を声を大にして言いたい。実は、頼まれて、僕が付けた店名だが、当時は店がまだない状況で、聞かれて、「何の店?鰻?じゃあ、君の名前が静だから、鰻静でいいんじゃない?」というのりで付けた。既に店ができていたら、鶏静にしていたであろう。ちなみに、頼まれて名前を考えてあげた店が、道楽(既に閉店)、やすらぎ、鰻静の3軒ある。1元ももらっていないし、出資している訳でもない。単なる、お願いされてアイデアを出してあげただけ。
で、鰻静でまず旨いのがねぎま。そして、鶏鍋。これを食べていれば、安くて旨い。二人だと、鶏鍋以外、何も頼まなくても満腹になる。そして、最後に、うどんかラーメンを入れるのが良い。

翌日は、朧月で焼き鳥。焼き鳥を置いてくれと言っていたが、同じ声が多かったようで、正式メニューになったので、何時でも食べられる。焼き鳥好きとしては嬉しいものだ。

そんなこんなの上海生活。

香港火鍋を食べる(楼上火鍋・南匯店)

暑さが落ち着いてきたら火鍋が食べたくなった。僕の場合、火鍋と言えば、重慶火鍋ではなく香港火鍋だ。これは、香港駐在時(というより、丸紅香港時代)に身に付いたもの。どこが良いかと大衆点評で探して、はじめて知った楼上火鍋を訪問する。

ビールグラスが面白い。同じビールでもこれで飲むと旨く感じるな。そして、鍋底(スープ)は、辛くないもの、という観点で鶏スープを選択したが、思った以上に手が込んでいる。

香菜は、なくてはならない。好みは分かれるが、自分自身は必須で、これだけでは足りないくらい。香港火鍋で一番好きなのは、炸鱼皮(魚の皮を揚げたもの)と生根(油揚げのボール)。この二つが有れば、あとは何も要らないくらいに好きだ。

さすがに、客人の手前、肉は頼んだけれど。

美味しかったのと、サービスが良い。親切なおばさん、おじさんが家庭的にサービスしてくれる感じは、本当に心地良かった。ただ、火鍋で、大して酒を飲まないのに(ビール一本と日本酒の持ち込み料)1,400元(3万円程度)というのは、少々高いなという気はする。ただ、機会が有れば、また行きたい店だ。

9月1日は開業16周年記念日でした

9月1日に、4年間住んだ住居からの引っ越しが控えていたので、そちらに気を取られて、すっかり忘れていたが、2024年9月1日は、水野コンサルタンシーホールディングス(水野諮詢集団有限公司)の16周年記念日だった。朝、お祝いEmailをくれた方がいてやっと思い出した。
思い起こせば、16年前。2008年8月31日に丸紅を退職した。海外居住だったので、一時帰国して、丸紅本社で退職手続を取ったのは9月下旬だったので、約一か月後であった。
生きていくために、先ずは、自分の会社を手に入れて、1件もなくなってしまった契約を、取り戻すのが優先。当然、事務手続きは後回しになる。やっと一息ついて(というか、つけて)、日本に帰国し、退職手続・生命保険・国民年金の手続きをした。その翌日に、当時、入居を目標としていた横浜ランドマークタワー(5年後にランドマークに日本事務所を移転)を背景に写真を撮った。少しでも、成功イメージを付けたいという意図だったが、自信なさそうな顔をしているのが懐かしい。

次の写真が一周年記念日。この時点では、一旦、ゼロになってしまった顧問契約を、150社程度にリカバーしたので、「やれる!(生き残れる)」と朝から興奮状況。夜にドンペリをあけた。まあしかし、16年もすると感動も薄れる。10周年の時だけ、クライアントの皆様にお集まりいただきパーティーをしたが、それ以外は、何時も一人で祝杯。次回のパーティーは20周年だろうから、2028年かな。ともあれ、皆さま有難うございます。引き続き頑張りますので、何卒、宜しくお願い致します。