鹿園(上海料理)で北京ダック

有名な上海料理店「鹿園(新華路)」に行った。ここに行くのは2回目で、1回目は、提携を依頼された日本の会計事務所の招待。美味しいとは思ったし、高級な雰囲気が漂う良い店であるが、何分、上海料理の甘い味付けがあまり好きではないので、その後、行かなかった。今回は、招待する方のご希望。久々(10年ぶり?)の訪問となった。

幸い、招待された方も味付けが僕と似ているので、典型的な上海料理は避けて注文。メニューには、四川風の味付けも有るし、上海料理に限らず、種類は豊富。まずは、最初に出された果物。昨今、高級中華料理店で、最初に出される果物が本当に美味しい。過去を思い出すと、大きな変化だ。
ワインリストを見ると、一本4000元以上のワインがずらりと並び、安くても1000元以上だ。これはいかん!と思い、必死にページをめくり、真ん中くらいで、やっと390元の白ワイン(チリ産)を見つけた。これで十分旨かった。

清炒虾仁は龙井虾仁が食べたかったのだが、こういうストレートな料理がない。代わりに出してくれたのが、この尾っぽ付きのものだが、凝りすぎで、あまり旨くない。

そして、この日最大の楽しみであった北京ダック。大衆点評の団体購買で、209元で北京ダックが提供されていたが、それがこれ。皮も実も有り、余った骨の分は唐揚げにしてくれるので、これだけでもお腹が膨れる。非常にお得。そして、過去15年程度で食べた北京ダックで、一番旨かった。まあ、年に1回北京ダックを食べるかどうかなので、あまり参考にはなりませんが・・・

そして、最後はツバメの巣の獅子頭。材料が1セット分しかないので、分けてもらった。

そんなこんなで、満足した鹿園であった。ともあれ、北京ダックに尽きた。