上海帰任(JALの和食がなかなか美味かった)

10日間の出張(香港、ホーチミン、日本)を終えて、一旦上海に帰任。YCATから羽田行きリムジンに乗る。リムジン乗り場に、来年の春節の準備用ビラが貼られ、置物が置かれていた。季節違いで面白い。バスは、第1、第2ターミナルまでは順調だったが、第3ターミナル付近で自然渋滞。到着まで20分余計にかかった。何度もリムジンを利用しているが、こうしたことは初めてだ。

キャセイラウンジでくつろぐ。痛風とダイエット対策で、あまりビールは飲まないのだが、この日は無性に飲みたくなり、生ビールをもらう。飲んだのは1杯だけ。

定刻で搭乗開始。毎回、飛行機までバス移動は困ったものだ。ゲート横づけにして欲しい。

2月下旬のダイエット開始から5Kg丁度減った。4か月で5Kgなので、丁度よいペースともいえるが、あと1Kg減っていて欲しいところ。更に5Kgが目標なので、合計8か月の長丁場は長いなあ。という事で、機内食は和食。メニューに、「豚トロ煮、梅タレかけ」と「太刀魚のとびこ衣焼き」と書いてあるので、これは絶対不味いなと思ったが、ダイエットの観点で泣く泣く頼む。ところが、これがなかなか旨い。小物も気が利いている。「鳥とニンニク三杯酢ゼリー」という、名前からは完全に外れ感が漂う料理が旨かった。今回は良い意味で直観を外してくれた。

そんなこんなで順調に移動。羽田空港では、久保田碧壽の販売も再開されていたし満足であった。

深夜便で羽田に移動

ホーチミン23:20出発のJAL便で日本に。上海⇒香港⇒ホーチミンと、一日おきの搭乗で疲れている上に、飛行機は50分ディレイ。
ラウンジはしょぼい。写真を撮ったときはガラガラだったが、じきに過密状態となる。のんびり横になれる椅子はないし、そうこうしているうちに頭痛が酷くなってくるし散々だ。

離陸後すぐに椅子を倒して寝ようとするが、全く眠れない。5時間の飛行時間で、食事が出てくるのが3時間後(3時間+2時間)。最初の離陸では、暫く座席を倒せないので2.5時間程度の睡眠時間だが、一睡もできず。この状況で機内食が配られたが、不眠状況の煮魚はきつく、ほぼ手がつけられず。みそ汁とリンゴジュースを口にしただけ。結果として5時間不眠のフライトで、朝7:45に到着だ。こんなことなら、機内食を断り、起こさないようにしてもらった方がよかった。

朦朧としながら実家に向けて移動し、最寄り駅で食べたスープストックの麻辣牛肉香汤が美味しいのが、せめてもの救いとなった。いやあ、深夜便に乗る年齢ではないな。

ベトナム2日目

今回のベトナム訪問の目的の一つは、新オフィスの訪問。サイゴントレードセンターから、ベトコンバンクビルに移転した。昼の写真がないのだが(雨が降ったので)、このビルの21階。

これは1階。

そしてオフィスからの眺め。まあ、前のオフィスよりきれいになった感じか。この後、三井住友銀行に行き、実名認証。中国では2017年から導入されたステップだが、ベトナムでも8年遅れで義務付けられたもの。これは、やむを得ない。

17時半まで業務を整理し、マジェスティックホテルで夕食。日本移動が深夜便で23;20発。3時間前しかチェックインできないので時間調整が必要だ。マジェスティックは有名なホテルなので、名前は当然知っていたが、中に入るのは初めて。きれいに改装もされていて、歴史の重みと現在が一体となった、良い空間となっている。

8階のバーに到着。雨がやんで、空気が気持ち良い。

注文をすると、出てきたものが少しイメージと違い、大きかったり、ガーリックブレッドばかり出てきたりと、ダイエットが危ぶまれる状況だが、用心しながら食事をする。

コロナの影響で、暫くベトナムはご無沙汰していたのだが、印象がずいぶん変わった。人(特に若者)が明るくなったなという印象。発展が確実に感じ取れる。


そんな感じで、夜8時前に会食を終え、空港に向かう。

ベトナムで会食(ホーチミン・KIYOTA)

夜7時にホテルで集合して、会食場所に向かう。タクシーで10分弱。KIYOTAという和食の店。

刺身が旨い。ベトナムの日本料理にあまり良い印象がなかったが(上海・香港と比較しての感想)、ここまでしっかりした刺身が食べられるようになったのかと驚いた。日本からの輸入品で、十分満足できるな。そして日本酒は南部美人。

あとは、僕の好きそうな焼き物を中心に。鯖(2夜連続)、鯛、ピーマン肉詰め。

寿司は僕は食べず、安藤さん、水嶋さんが。僕は胃が小さくなっているので、十分満足したのだが、二人は満足したのだろうかと、このブログを書いていて少し心配になった。デザートはプリンが出てきた。一口食べたが旨い。これで、1,400香港ドル(2.7万円)程度なので、上海・香港からすればずいぶん安い。

これは店の外。写真だとよく分からないが、5~6年前と比べると、清潔感といった感じのものが出てきているし、街の人々もにこやかだ。ベトナム人は頑固で使いづらいというイメージがあるのだが(頑固は確かだろうが)、豊かになって性格が優しくなってきた面も随分あるように思う。これは中国の若者も同じなのだが。現場にきて、空気感を確認しないと分からないことがあるなと、改めて実感。

 

ホーチミンに移動

2025年6月12日にホーチミン移動。久々のホーチミンだが、今回は、銀行手続きと、オフィスを移転したので、そのための出張。

ホテルチェックアウトが12時なので、ぎりぎりにチェックアウトしてタクシーで空港に。15時過ぎの搭乗なので、2時間弱ラウンジで仕事。コロナの影響で、ワンワールドアライアンスのステイタスが下がり、ファーストクラスラウンジが使えなくなった。もう一生使う事はないのかなという気もするが、(だから飛行機に乗るか、といえば乗らないので)こればかりは致し方ない。
朝食にメゾンカイザーのサンドウィッチを半分食べた。その為、ラウンジではスープ(チリコンカン風)と肉を2.5切れだけ。

搭乗。到着後の会食がきまっているため、機内食は食べず。香港からホーチミンは2時間半程度だ。

ベトナム到着。通関のファストトラックを手配しておいたので、数分で入国審査を終えて入国。スムーズだ。

久々のベトナムは、変わらない様でもあり、こぎれいになったようでもあり。確実に豊かになってきている感はある。最初のベトナム訪問は1993年。これもやはり別世界だ。

宿泊はヒルトンホテル。新しいオフィスがベトコンバンクビルなので、その向かい側だ。居心地の良いホテルだ。

夜7時前にチェックインを済ませ、会食に出発。

 

尖沙咀の稲庭養助

香港二日目(6月11日)は、健康診断のフィードバック(基本的に痩せればOKという内容)を頂いたあと、総務関係をこなす。夜は稲庭養助に。ホンハムは過去に何度か行ったことがあるが、尖沙咀は初めてだ。個人的には、こちらの方が広々としており、窓からの眺望もよく気に入った。自分は日本酒。ダイエット的には日本酒は良くないが、日本酒が一番身体に合っており、翌日への影響が少ないのは確かで、この日は日本酒を選択。ちなみに、ここのビール(飲まなかった)は、良く冷えていて旨そうだ。上海だと、こういったビールはなかなか飲めない。


刺身の鮮度も良い。そして、稲庭養助で必ず頼むのが栃尾揚げ。写真ではよく分からないが、中に納豆が挟んである。これは良い。今度真似をしようと思う。

そしてサバ。焼きサバが好きで、昼食時にはよく食べる。今回は、たんぱく質を意識して、サバと牛肉をしっかり食べた。

海胆はリーゾナブルな価格で美味い。あさりの酒蒸しはいまひとつ(この日は、この品だけが、ちょっと期待外れ)。

ともあれ満足度の高い食事であった。物価の高い香港で、なかなか気軽に会食もできないが、この日は満足のいく食事であった

香港到着初日(B.A.RとSEED)

香港到着後、ホテルチェックインし、軽くメール整理をすると18時。当初より行くと決めていた銅鑼湾のB.A.Rに向かう。久々の訪問。ここは、日本から輸入した果物を使ったカクテルが美味しい。この日は、静岡産メロンと石垣島産パッションフルーツを使ったカクテルを飲む。旨い。

パッションフルーツをこれだけ堪能したのは初めてだな。そして最後はブルームーン。カクテル三杯飲んだら20時だ。

その次はSEED。これも久しぶり。

早めに飛び込んだので、マスターの宮野さんと1時間半ほど話をする。人生について語る事と相成った。良い時間であったが、年齢を感じる。最初に会ったのは20年前だから、お互いに血気盛んな時だった。

22時前に客が3人入ってきたのを機に退散。22時半にホテルに到着。夜の人通りがずいぶん少なく、クロスハーバータクシーも行列していた。今回の九龍ホテルはオーシャンビューという事で有難いのだが、脇の方にこんな感じの海が見える程度。1989~90年(福州実務研修生時代)に、九龍ホテルをよく使った。その時は、前のペニンシュラホテルの新館がまだない頃で、一面に海と香港島のビューが広がり素晴らしかった。それが、ペニンシュラ新館ができてからは壁しか見えない。居心地の良さが全く違ってしまった感があるが、今回の様に、少し海が見えるだけでも、それはそれなりに気分が良かった。

香港に移動

6月10日に香港移動。13時虹橋発なので、余裕の出発だ。

定刻に搭乗したが、機内で45分ほど待たされる。ジャスミン茶とナッツをもらい、それを食事ながらの待機。

機内食はこんな感じ。たんぱく質を1日60Kgは摂取しないといけないので、こんな感じで牛肉が食べられるのは有難い。肉はかなり硬かったけれど、まあまあ満足して食する。

上海は雨だが、香港は良い天気。窓からの景色が素晴らしい。孤独のグルメ劇場版を見ながらのんびりと移動。

食事に気を遣う

2月下旬からダイエットしているのは前に書いた通り。2月時点で、過去最高の70.2Kgまで体重が増えてしまった。網膜剥離で数か月運動できず、1か月酒が飲めずという状況の時に、甘いものを食べまくったのが災いした。酒を飲む日は甘いものを食べないと決めているので、基本的には甘いものを食べるのは年数回程度。その状況が、1か月間、毎日食べ続けたため太ったわけだ。
取りあえず、61Kgに体重を落とすことに目標設定。理由は、身長からして、一番病気になりにくい体重は60Kgだそうで、筋肉が普通よりもついている事を考慮して+1Kgした次第。いま65Kgまで来ているので、あと4Kgだ。9月には達成できるだろう。
そんな事を考えていると、ジムでマシンを使った計測をしたら、たんぱく質が不足しているとの結果。これはいかんと、食事を改善。これはある日の昼飯。

現在では、朝と昼は、納豆、ゆで卵、プロテイン&牛乳、ツナ缶という感じ。夜は、主食を食べずに普通に。これはある日の夕食(鰻魚王にて)。先日、父の定期検診に付き添った時、食事指導が有ったので、ついでに聞いたら、塩の摂取に関する注意点(1日6G)が心に残った。その結果、食べられるものがどんどん制限されてくる。この日のベーコンとほうれん草のサラダが、「ずいぶん塩辛いな」と思うくらいには塩分制限をしている。

と言いつつ、先日虹梅路の池田屋で、主人の勧めで食べたミニラーメン。主食を食べないようにしている身には、禁断の味で美味しかった。ただ、1か月に1度の冒険だな。

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(1)税関一体化の経緯(2)税関一体化による通関制度
(3)実務に対する影響(4)税関一体化と通関手続
2.税関信用ランク
(1)制度変更の概要(2)ランクによる対応の扱い
3.日中AEO相互承認と税関ランク
(1)AEO相互承認とは(2)輸出の際の注意点
4.貿易権
(1)製造業と貿易業の貿易権の違い(2)外貿流通経営者登録
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(1)輸入通関単・輸出通関単(2)入境備案・出境備案
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(1)輸入段階の課税(2)関税の計算方法(3)課税価額(4)関税の種類
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9.暫定輸入制度
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10.事前裁定制度
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(1)見なし国内販売行為(課税輸出行為)の増値税課税 (2)代理輸出行為に
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12.交換・返品・修理
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13.無償輸入
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14.中古設備輸入
(1)輸入が禁止される中古機器(2)制限対象中古設備(3)船積み前事前検査
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15.免税設備
(1)減免税申請(2)税関監督(3)設備免税輸入に関する根拠規則(4)その他
16.DDP
(1)対応可否(2)通関価額(3)注意点
17.食品・化粧品等の輸入
(1)日本からの食品輸入規制(2)海外食品製造企業の登録義務
(3)特定輸入品等に関する中文ラベル貼付
18 .税関処罰
(1)税関調査条例(2)過少納付・税関規定違反に対する処罰
(3)税関調査の対象となりやすい事項
19.税関修正申告と自己開示制度
(1)修正申告が認められる場合(2)自己開示
20.RCEP
(1)RCEPの概要(2)規定されたルール(3)関税軽減と原産地(5)原産地証明(6)積み替え
21.越境Eコマース
(1)越境Eコマースとは(2)越境Eコマースに対する管理
(3)保税区域経由型活用地域(4)越境Eコマース小売輸入商品リスト
(5)越境Eコマースに対する課税(6)越境Eコマース輸出の返品に関する暫定措置

第2部 保税区域
1.中国の保税区域
(1)中国の保税区域(2)保税開発区の種類と特徴(3)保税区域の機能
2.自由貿易試験区・海南自由貿易港
(1)自由貿易試験区の概要(2)上海自由貿易試験区開始時の優遇(3)自由貿易試験区とIT企業(4)海南自由貿易港優遇税制(5)全島保税地域化(6)産業政策(7)離島免税措置
3.保税倉庫
(1)保税倉庫の利用目的(2)輸出監管倉庫の利用目的
4.保税区域での生産
(1)保税区と輸出加工区の増値税課税(2)総合保税区企業の一般納税人資格
(3)総合保税区の関税優遇(4)区外から総合保税区生産型企業への加工委託
5.非居住者の所有権
(1)非居住者在庫(2)保税区域游
6.保税・展示
(1)保税展示機能(2)区外百貨店保税販売
7.販売会社設置場所としての保税区
(1)外資販売会社(2)保税区での販売会社設立(経緯)(3)分公司制度の変更と保税取引
8.保税区域と外貨管理
(1)保税区域の外貨管理原則(2)保税区域が関連する決済(3)保税区域企業の洋上取引
9.保税区域の会社が行う区外加工貿易委託

第3部 加工貿易
1.加工貿易とは
(1)加工貿易の定義(2)進料加工の売買掛金相殺
(3)広東省の加工貿易(4)外注加工(5)転廠(深加工結転)
(6)無償提供設備(7)加工貿易に伴う国内原料の使用
(8)単耗(歩留率)(9)加工貿易の分類と保証金
2.加工貿易の認可手続
(1)加工貿易許可取得(2)加工貿易許可手続の経緯
3.税コスト
(1)標準税率・標準還付率の場合(前提1)
(2)還付の掛け目が生じる場合(前提2)
(3)増値税輸出還付計算(参考)
4.加工貿易製品の国内販売
(1)加工貿易貨物の国内販売(2)国内販売の手続
5.副産物・余剰原材料の廃棄等の取り扱い
(1)国内販売方式(2)廃棄
6.転廠と増値税
(1)転廠に対する増値税課税の原則(2)二種類の課税方式の経緯

第4部 対米関税・特別措置品目管理強化
1.対米関税の経緯
(1)対米関税で公布された税関規則(2)米国産品輸入に際しての課税方法
2.四種類特別措置対象製品の管理
(1)四種類特別製品の定義(2)四種類特別措置輸入貨物の保税措置適用条件
(3)四種類措置製品の保税流通と国内販売
(4)四種類特別製品と保税開発区の関係

※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。