上海移動の前日、関内駅付近の至誠という店でフグを食べた。インターネットで偶然見つけた店なので、完全な初訪問。コースがいくつか用意されているので、河豚コースを頼んでみる。一番安いコースだが(笑)
日本酒のリストを見ると十四代が一合3,500円で提供されているので、さっそく頼む。残り最後の一合という事で多めに注いでもらいラッキーであった。この酒を飲むのは1年半ぶり。その時は既に酔った状況で、味の判別が十分でなかったので、正規の判断力を持って飲むのは5年ぶりくらいではないか。久しぶりに飲んだ十四代はしみじみ旨い。僕だけの感性かもしれないが、イチゴを思わせる甘さと爽やかさがすっきりした味わいの中に潜む。こんな良い酒は、一合でとどめておくのが丁度だなと思う。


ふぐ刺しも鮮度が良く美味い。一年前に青島で食べたふぐ刺しは、新鮮さで大変美味しかったが(おまけに量が多いので、バクバク食える幸せがあった)、ここで食べるのは、料理人の技術を感じる旨さだな。ひれ酒も旨く、継ぎ酒を2回しても、味がまったく弱まらない。


そして、から揚げ、ふぐちり、雑炊。良い店だった。最後のぜんざいも含めて全て美味しかったし、(料金をケチって一番安いコースにしたからだが)分量も丁度であった。



最近、人生が重く・寂しくなってくるのを日々感じる。年齢によるものだな。そんなこんなで人生の辛さを感じることの方が多いが、旨い料理、日本酒を味わい、ささやかな幸せを感じて頑張っていこうと思うことしきり。