社員旅行懇親会の翌日は一人。
あまりに一人が続くので、気にしてくれる部下もいるのだが、すっかり一人(自由行動)に慣れてしまった。
この日は、徹底的にのんびりしてやろうと考えて、昼食はホテルのレストラン。夕食もホテル付近で取る事にした。あとは読書。


宿泊はモントレホテル。ビジネスホテルで部屋は狭いが、雰囲気は洒落ている。オランダ通りにあるが、ホテルのイメージはポルトガルの様だ。ここの洋食が、到着時から気になっていた。


コース料理を頼む。
酒は、シャンパン1杯(量が少ない!)と赤ワイン1杯。


肉と魚を付けたので、ボリュームがある。さすがに、デザートは食べられずに断り、コーヒーだけで〆た。
若干、凝りすぎの部分もあるが(ステーキの生姜ソースは、ちょっと好みではなかった)、料理はきれいで品数も多く、十分満足できた。優雅な昼食であった。これで、ワイン代も込みで3,600円というのは、ともかく安い。人民元換算で200元程度なので、この雰囲気と質で食べるのであれば、上海なら倍以上の値段を取られるのではないか。食に関しては、日本は安い。


部屋に戻るとのんびり読書。こんな感じでくつろいでも、この週は(日本はGW、中国は労働節で、ろくに仕事アポも入れられなかったにも拘わらず)1週間で4回飛行機に乗り、また疲れてしまう。これで良いのか、という感じもするが、まあ、こういう生活が好きなのだろう。つくづくスナフキンな自分である。
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社員旅行会食の後は
社員旅行の懇親会食の後は、ホテルまでの道を、30分ほど歩いて帰る。もう少しでホテルにたどり着こうという場所(中華街の前)に、屋台を発見する。屋台が有ると、入らないわけにはいかない。



おでんとラーメンを食べ、焼酎1杯。味は普通であったけど、屋台を経営されている老夫妻が、穏やかで良い感じ。次に長崎に行く機会が有ったら、この方々に会うために、またここで酒を飲もうと思ったのであった。
こんな感じの、幸せな1日が無事終了。
10周年の社員旅行
夕方5時に、唯一の公式行事である会食を開始。
思えば、10周年の社員旅行という事になる(数か月前だが)。
2008年9月に開業。2010年に最初の社員旅行を厦門で。その後、福岡(2011年)、北海道(2012年)、大阪(2013年)、沖縄(2014年)、香港(2015年)、金沢(2016年)、台湾(2017年)ときて、長崎(2018年)となった。社員の中にも、日本が良いという人間と(相対的に多い)、それ以外が良いという人間がいるので、次回は日本以外にしようという事になり、バンコクになりそうだ。
ともあれ、開催の度に人数が増えてくるのがうれしい。責任も重くなるが。





因みに、これが2010年に開催した第1回の社員旅行(厦門)。8年前でこじんまりしている。懐かしいものだ。

グラバー園
ホテルニューナガサキでグラスワインとサラミの盛り合わせを食べた後は、グラバー園まで歩いていく。この日は結局、2.5万歩あるいたが、良く食べたので、ダイエット効果に付いては疑問だ。ただ、良い1日だった。

グラバー園を参観して、一旦、ホテルに。
レストランが混んでいるか、休みのどちらかで、止む無くコンビニで麻婆豆腐とチャーハンを購入してホテルの部屋で食べて昼寝。そして、夜の会食に。



長崎を歩いて回る
3年前から、毎月10日間は酒を飲まない日を作っている。長崎到着日は、10日目の休肝日に当たっていたので、到着後、本を読みながらすぐに就寝。すると、朝6時に目が覚め、どうやっても眠れなくなった。致し方なく、7時過ぎから街歩きに出かける。
ホテル付近にオランダ坂が有るので、まずそこに行き、



そのまま歩いて行ったら、唐人屋敷跡があった。異文化がまざりあっているのが面白い。




そして出島到着。出島が、一番行ってみたかった場所だ。展示物を興味深く参観。







興味深く歩き回っているのだが、祝日なのと、朝早いので、喫茶店もどこもやっていない。ひもじい、コンビニでおにぎりを一個買って、そのまま歩き回る。

そしてたどり着いたのが、ホテルニューナガサキ。まだ10時半なので、正式な食事ができず、止む無くサラミとグラスワイン。ウィチャットにアップしたら、部下が、「昼からワインを飲んでいる!」と色めき立っていたようだが、とりあえず、やむに已まれぬ選択(?)。1杯飲んで、グラバー園に向かう。
社員旅行に出発
4月29日に上海から長崎に移動。社員旅行に出発だ。
とはいえ、公式行事は30日の会食だけで、あとはみんな自由行動。長く滞在したい人がいる場合(通常は、皆そうする)は、会社の業務に支障がないように、前半隊・後半隊に分かれて、祝日の前後に有休を付け足す事になっているので、便は人それぞれ。僕は一人での移動。1日ずれたおかげで、虹橋空港は空いていた。朝昼兼用食で、マルガリータピザを一人で平らげる。


本体は、上海から福岡に行って、電車で長崎に行けばよいのだが、JALの安い虹橋・羽田往復便のチケットが買えたのと、マイレージステイタス維持のためにJALに乗る必要が有ったので、上海⇒羽田(2.5時間)、羽田空港で2時間待ち、羽田⇒長崎(2時間)、長崎空港から街中まで40~50分の移動という、1日がかりの移動となった。

羽田空港のベイサイドカフェで、じゃこ天蕎麦。これは美味かった。蕎麦・うどんには生卵を入れないと我慢できない僕には、生卵がないのは少々辛かったが・・・


ホテル到着は夜10時半。無意味にくたくただ。
旧華福賓館所在地で火鍋を食べる
30年来の友人の曲氏と会食をする。場所は、五四路なので、散歩がてら1時間ほど歩いていく。
この場所(会食場所)は、昔、華福賓館だった場所で、これは言われて初めて気が付いた。建物はまだ残っている。

華福賓館は、昔、僕の住んでいた温泉大飯店の向かい側(五四路を挟んだ向かい)にあり、1987年ごろまで、丸紅のオフィスが入っていた場所だ。僕も、たまに、このホテルのレストランに行った記憶がある。
さて、海鮮火鍋屋。福建省の海鮮料理屋は、沙虫(下の写真の、巨大なミミズの様なもの)が、当たり前のように置かれている。

日本で急性胃腸炎になった名残があるので、海鮮は少々きつかったが、興味深い話もたくさん聞けて、楽しい会食であった。
福州のルームサービスは量が多い
福州のインターコンチネンタルホテルでルームサービスを取ってみた。以前、シャングリラのルームサービスがすごく量が多い、という事をこのブログで書いたが、インターコンチも多かった。

ワンタンメンと麻婆豆腐でこの分量。食べきれない。
福州の食事は分量に要注意だ。
福州到着ホテルのアップグレードで喜ぶ
厦門から高速電車で福州到着。2.5時間だ。福州空港は街から遠いが(タクシーで1時間。200元ほどかかる)、駅は地下鉄数駅でホテルまで行けるので、大変便利だ。インターコンチネンタルホテル到着。

今回は、幸運なことに部屋がアップグレード。これは良い部屋だ。バスルームが気持ち良い。

そして、隣のスーパーマーケットに、日本のラムネが売っていたので、ブルーベリーと一緒に食べる。福州で、こんな感じの優雅な滞在ができるというのは、30年前には、誰も想像できなかったであろう。

夜は一人で三坊七巷の日本料理屋(一幸)に行く。ここは、2,000元払って会員になると、最低消費が無くなる。そして、カード(物理的なカードではなくデータ管理)に2,200元がチャージされ、ついでに刺身が一品贈呈されるシステム。カード内にまだ1,200元あったので、これを使おうと思った次第。



カウンターを予約したが、座敷に通された。これは雰囲気が良い。ここは、味は、まあ普通だが(福州水準では良い方か)、サービスが非常に良い。前回、薄い和牛5切れ500元以上という料理を頼んで失敗した経験を活かしたら、これで450元程度。刺身は、前回のカードチャージのサービスで無料で出てきた。




ただ、量が多い。メニューで見ると、軽いつまみの様に映っているが、どうやら縮尺が違う。軟骨から上げにご飯1杯あれば、十分、夕飯が終わってしまう量だ。タイの塩焼きが美味しいので、重点的に食べる。
厦門にて
厦門到着初日は、マルコポーロホテル付近のTutto Beneで会食。翌日は、午前中にクライアント企業様に挨拶に行く。挨拶の帰り、ホテルまで歩いて帰ろうと思い立つ。

方向音痴の僕は、タクシーだと何度乗ってもロケーションが分からないので、街歩きは重要だ。携帯のGPSが本当に便利だ。



厦門の街は美しい。そして平和だ。鳥も全く人を恐れず、悠々と歩いては飛びを繰り返している。

気候もちょうどよく、心が穏やかになってくるのが自分で分かる。優雅なひと時であった。



クライアント様との会食後、結婚撮影所の入り口が空いていたので中を覗き込むと、コニーとブラウンが生首の様に置かれていたのが、少々インパクトが有った。
