嵐のような日本出張が終わり、土曜日に香港移動。夕方の便なので、先ずは髪を切り、昼食を取る。仕事が順調だったので心からほっとしたが、身体中が痛い。特に、目・首・肩(頭が少し)。ともあれ、広東麺を食べながらビール。


成田到着は夕方4時。ラウンジでは食事はせず酒も飲まずNNAの連載原稿を書く。PCや書類を見ると、瞬時に目と頭が痛みだすので執筆が苦行であったが締め切り日なので先延ばしにするわけにはいかない。ともあれ苦しいラウンジ滞在であった。


そして機内に。今回は、月(12月)に2回の日本出張なので、マイレージでのアップグレードができないディスカウントチケットを購入したが、幸いビジネスクラスにアップグレード。全身に痛みが有るため、救われた気分だ。ともかく感謝。
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日本での会食は
金沢出張の翌日(8日)は日本でクライアント企業様向け講習会。終わるとこんな感じ。日が短くなってきた。

その日の夜は、蝶理元中国総代表の井上様、大手格付け機関ムーディズジャパン朱社長と会食。井上様はかねてより交流を持たせて頂いているけれど、朱社長は初対面。日本、中国の歴史、現状、その他に付いて、蕎麦屋で意見を述べ合う(そして、かつて酒で酔いつぶれた経験を語る)意義深い会食であった。



その翌日は、東京と横浜で7件面談。電車、タクシー、地下鉄を駆使して首都圏を駆けずり回る。最後の面談は、丸紅の関係会社。元同期佐野元彦(佐野元春ではない)と軽く話をした上で会食。彼は同学で同期入社。早大野球部の主務をやっていただけに、新入社員の頃から度胸が据わっていた。入社試験では、当時は受ける人が少なかったTOEICを受けさせられたが、ヒアリング問題がよく聞き取れずに肝を冷やす僕の横で、彼は恐ろしい速さで回答を塗りつぶし(まだ問題が読み上げられていない)、グーグー寝ていたので感心した。
どういう社員になるかと思いきや、配属後は一転して骨身を惜しまず働き、深夜でも休日でも、(僕が取り扱っていた輸出荷為替の問題で)彼に連絡すると、必ずつかまった。その後、海外出張で、すっかり英語にも自信をつけたようで、人間変われば変わるものだとこれまた驚いた。
配属までは口を利いた事もなかったが、いつも会社にいる同期という事で親しくなり、僕が会社を辞める直前は、中国案件で一緒に仕事をする機会も有った。


そんな思い出を語りながら、高田馬場の大衆酒場で会食・飲み会。
この日は、単なる友人の飲み会なので、気楽で良かった。ほどほどに飲んで2時間程度で帰宅。
金沢出張1泊2日
小松空港朝10時半着。小松空港の強風のため、場合によっては羽田か関空に戻る可能性があると再三アナウンスされ不安を感じるが、(着陸時に強風でかなり機体が揺れたものの)ほぼ定刻通りの到着。金沢1泊2日で面談6件、会食1件。慌ただしいスケジュール。空港到着後、午後一の小松での面談前に蕎麦で昼食。

初日は面談三件。前日1時間睡眠だったので頭はうっすらと痛いが、無事に乗り切る。日航ホテルにチェックイン。

その後宴席。正規の宴席だったので写真は撮れなかったが、食事の旨さに感動する。特に、最後の土鍋で炊いたご飯の美味しさに、我を忘れておかわりをする。ご飯が甘みと旨みであふれている。
二日目は朝6時からEmail整理をして8時に出発。やはり、3件面談。合間に1.5時間ほど昼食兼自由時間が有ったので、武家屋敷にお連れ頂く。まさに忙中閑あり。





武家屋敷参観後は近江町市場で海鮮丼。前日の夕食があまりに素晴らしかったので感動はなかったが、新鮮な海鮮丼を味わい、下にぎっしり詰まったご飯に根を上げそうになる。糖質制限を始めた1年前から、これだけご飯を食べた事はないのでちょっと不安になる。

そんなこんなの金沢出張。帰りは17時半発の小松空港羽田行き。雷で10分出発が遅れたが、無事に東京に。結構激しい雷でも、10分の遅れで収拾してしまうのだから、日本の空港管理はたいしたものだ。
羽田1泊
12月5日(月)の夜8時半に羽田着。5泊の日本出張。最初は実家に泊まろうかと思ったが、翌朝9時過ぎの便で金沢に行くので、そうすると4時間ちょっとしか眠れない。ここのところ、ハードなスケジュールが続いているので、羽田空港国際便に隣接しているホテルに泊まった方がよいかと考え、予定変更。実家までの交通費との差額は5~6千円程度だが、数時間の睡眠を買ったと思えばよいかという判断。
実質4日の業務時間で、金沢出張、面談13件、会食3件、講演会1回をこなさないといけないので、まずは身体を休める事が先決だ。



構内なので近い。あっさりとチェックイン。
それから、また空港内のレストランに。


翌朝は仕事をこなしてから搭乗しないといけないので、コンビニ弁当でも食べた方が効率的ではあるが、取りあえずは気分の問題という事で。価格・品質は空港レヴェルだが、こういった選択肢が有るのは有り難い。



結果、ストレス(仕事の緊張)で、ベッドに早く入った割には1時間しか眠れなかったが、一応、疲れは取れた。酒を飲んでいないので大丈夫だろう。という事で、翌朝金沢に出発。
広州から深圳に移動
広州の納税実名登録をした後は深圳に移動。
水野深圳の総経理をしてくれている斎藤氏と打ち合わせの必要が有ったため。バーで酒を飲み、マカロニサラダ、ドリア、つけ麺を食べる。またもやリミッターを外してしまった・・・


上海も広州も、2次会の主流がカラオケからバーに移って久しい様に思える。体力的には良い事か。
日本経済新聞連載コラム
日本経済新聞の月一コラム。
今回は、税関調査の注意点に付いて書いてみました。

広州で納税実名登録をする
全国的に納税手続に関する実名制が実施されている。企業の法定代表人、経理担当、出納担当は身分証を届出なくてはならない事になっており、水野商務諮詢広州の法定代表人である僕も、所管の天河区国税局に行き登録をする事となった。年内に登録しないと、納税申告手続きができなくなるというので。
中国人の場合はネット登録できるのだが、外国人は身分証をシステム上確認できないので、自身の出頭が必要となるとの事。これだけ聞けば「なるほどな」と思うのだが、調べてみると他地域は外国人でもネット登録可能で、実際に税務機関に出向かなくてはいけないのは広東省(除く深圳)だけだ。非居住者が法定代表人をやっている会社は多かろうから(日本本社の社長が法定代表人になっている場合は大変だ)、ここら辺はもう少し改善してほしいものだ。



とは言え、手続は極めてスムーズ。15分程度で完了した。パスポート登録して写真を撮られただけ。
時間が有るので、税務局の建物を散策(?)。24時間納税申告というコーナーが有り、機械で申告・納税ができるようになっているのが興味深い。



ちなみに、前夜ははちべえで食事。もつ鍋にビール。美味い。


虹橋空港でピザを食べながら韓国書店の僕の本の写真を見る
上海での講習会が終了し、翌日、香港に移動。
上海で人員変更が有ったため、講演会対応の必要から水嶋さんが上海出張。香港戻りは同じ便であった。飛行機待ちの間に見せてもらった写真がこれ。僕の本の韓国語版が韓国の書店に並んでいたのを発見したとの事(権利金ももらっているのでこれは正規品)。ハングルはさっぱり読めないので、自分の名前もどこに書いてあるのか分からないが、外国の書店に自分の本が有るというのは嬉しいものだ。

飛行機は2時間のディレイ。キャセイが75元のクーポンをくれたので(二人分で150元)、カフェでピザとラザニアを食べる。朝・昼・夜兼用の食事とは言え、高カロリーのものを食べまくってしまった。ストレスがたまると食べるほうなので・・・
数日過食気味なので反省はするが、おかげでストレスは徐々に薄れてきた。体重を気にせず食べる事も、場合によっては重要だ。


物思い
萬火(上海)での宴席が終わり、早めに帰ればよいのだが、仕事、というか会社の今後の戦略をあれこれ考えたかったので、一人で鳥安に行き、束の間カウンターで物思い。




上海での講演と萬火での会食
12月15日のNNA主催中国ビジネス講座連載700回記念講演会は、定員35名様と少ないので、告知早々満員締め切りとなったとの由。お申し込み頂いた皆様、誠にありがとうございます。今回、定員の都合でご聴講頂けなかった方に関しましては、ちょっと方法考えます。
ここ数日、この講演会のレジュメを作っていたが、外資制度、税関、税務、外貨管理とあらゆる内容を織り込んだため、レジュメが100ページほどになってしまった。それをどう2時間で話せばよいかと本気で悩んだが、良い方法を考え付いた。それに基づき編集中。
話変わって、先日、上海・虹橋賓館でクライアント企業様向け定例講習会を開催。いつも使用していたTKPの会議室が閉鎖となったため、慌てて他の会場を探したが、場所・収容人数・価格とバランスが取れた場所がなかなか見つからない。今回は、比較的価格がリーゾナブルだった虹橋賓館を試したものの、収容人数が足りない。どの会場も、収容人数は机3人掛けを基準としているが、その通りに座ると窮屈なので、僕の講演は、2人掛けを原則としている。ただ、今回は、70人会場に本当に70名様に座って頂いたため、非常に窮屈の申し訳ない状況。次回までに広い会場を探しますので、ご容赦ください。

講演が終わると、会社で1時間クライアント様と面談。その後、3人で虹梅路の萬火に。ここは美味しいし、価格もリーゾナブルで大変使い勝手が良い店だ。




