上海の気温は5~6度。東京都同じくらいだが、ともあれ冬だ。寒い。そんな中、厚手のコートと帽子をかぶって散歩に出かける。家の付近、オフィスの付近。
そして、アピタ(現在はAPIO)が入っている金虹橋ビル。ここから徒歩5~6分で、太陽広場の九州人へ。
ここができた時からちょっと興味を持っており、一度、行こうと思っていた。元同僚と会食の機会が有ったので使ってみた。事前に大衆点評の写真を見てみたが、あまり旨そうではなかったので、全く期待していなかったのだが、美味しくて驚いた。特に、焼き鳥系が本格的で旨い。
とん平焼きは、イメージとは違ったが、知見がないので、どれが正解かは分からない。薄いお好み焼きの様なものをイメージしていたが、もんじゃ焼きっぽいものが出てきた感じ。
もつ鍋は上品。上海で食べた中では、一番本格的なもつ鍋であった。旨かったが、やはり焼き鳥に尽きる。
ただ、難点は、席が小さく繁盛しているので、狭いしうるさい。接待には使えないな。仲間と行く店という感じか。
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鹿園(上海料理)で北京ダック
有名な上海料理店「鹿園(新華路)」に行った。ここに行くのは2回目で、1回目は、提携を依頼された日本の会計事務所の招待。美味しいとは思ったし、高級な雰囲気が漂う良い店であるが、何分、上海料理の甘い味付けがあまり好きではないので、その後、行かなかった。今回は、招待する方のご希望。久々(10年ぶり?)の訪問となった。
幸い、招待された方も味付けが僕と似ているので、典型的な上海料理は避けて注文。メニューには、四川風の味付けも有るし、上海料理に限らず、種類は豊富。まずは、最初に出された果物。昨今、高級中華料理店で、最初に出される果物が本当に美味しい。過去を思い出すと、大きな変化だ。
ワインリストを見ると、一本4000元以上のワインがずらりと並び、安くても1000元以上だ。これはいかん!と思い、必死にページをめくり、真ん中くらいで、やっと390元の白ワイン(チリ産)を見つけた。これで十分旨かった。
清炒虾仁は龙井虾仁が食べたかったのだが、こういうストレートな料理がない。代わりに出してくれたのが、この尾っぽ付きのものだが、凝りすぎで、あまり旨くない。
そして、この日最大の楽しみであった北京ダック。大衆点評の団体購買で、209元で北京ダックが提供されていたが、それがこれ。皮も実も有り、余った骨の分は唐揚げにしてくれるので、これだけでもお腹が膨れる。非常にお得。そして、過去15年程度で食べた北京ダックで、一番旨かった。まあ、年に1回北京ダックを食べるかどうかなので、あまり参考にはなりませんが・・・
そして、最後はツバメの巣の獅子頭。材料が1セット分しかないので、分けてもらった。
そんなこんなで、満足した鹿園であった。ともあれ、北京ダックに尽きた。
名古屋から羽田経由上海
名古屋から新幹線で東京駅。そこから羽田に移動して帰任というスケジュール。名古屋から東京は、1時間半なので便利。改めて新幹線はすごいな。東京駅に着いたら、喫煙室に行列ができていた。中を覗き込むと、酸素を求める魚の様に、必死でタバコを吸っている。新幹線で吸えない数時間がつらかったんだろうなあ。自分は、煙草を吸わないので良かったと思う。
思い起こせば、福州トレーニーの期間だけ煙草を吸っていた。会議をする時、煙草を吸う人は、全員に煙草を配ってから自分も吸う習慣なので、若かった自分は、これを断ってよいか分からず、次第に吸うようになったものだ(回答は、自分は吸わないと断ればよい)。ただ、美味しいと思っていた訳ではなく、単なる惰性なので、日本に戻った瞬間吸わなくなった。自分には、煙草は合っていないのだろう。
モノレールで羽田到着。搭乗約3時間前の到着なので、ラウンジで仕事。処理すべきことはそこそこある。
昼食はラウンジで取ることになるが、ダイエット中なので、あまり食べられない。こんな感じで、カロリー控えめなものを食べ、酒は一杯だけにして、ただただ仕事。
ディレイなく出発。東京⇒福岡便で半分見た「ラストマイル」が面白かったので、残りを続けてみる。1時間で見終わり、時間が余ったので、シャーロックホームズを見る。
日本・上海便は、洋食の方が旨いのは分かったが、ダイエット目的で和食。ご飯は殆ど残す。そんなこんなで、慌ただしい日本滞在は終了。
名古屋で会食(マリオットホテル)
福岡2泊後は名古屋に移動。母の葬儀の際に、出て来てくれた親族に感謝の意味で一席持たせてもらおうという趣旨。土地勘がない中、個室が使えることを前提に、一休ドットコムで探し、マリオットホテルの18階の京料理にした。それも有り、宿泊はマリオットホテルに。福岡の2泊より、1泊の方が高い料金なので、しばし悩んだが、利便性を取った。
一人2万円ちょっとのコース料理。最初の前菜が色艶やかで素晴らしい。日本料理のだいご味だ。
白身魚(河豚ではなかったと思うが忘れてしまった)とすっぽんの吸い物。すっぽんは、あっさり好きの僕にも、あっさりしすぎの印象。
カブ。これは美味かった。カブと冬瓜が嫌いな僕だが(ぐしょっとした食感が、あまり好きではない)、問題なく食べられた。鮑は美味い。
この牛肉は、少量だが旨い。良い肉だというのが、口に入れた瞬間に分かる。
この鮨は普通。特筆すべきことなし。親族4人(50~61才の間)で、僕が最年長。こんな感じの会食は、今までなかったので、今後の事を考えれば、良い機会だったなと思う。
日本酒は、愛知県の「醸し人九平次」にした。これは、中国でも人気がある酒だ。
食事が終わったのは20時半。このままホテルのバーで一人で飲もうかとも考えたが、部屋にマッサージを呼んでもらい、60分揉んでもらう事とした。選択は成功。マッサージ直後に安眠ができた。
久しぶりの福岡
福岡に2泊した。記録を見直してみると、福岡に行くのは、2月以来で10か月経過している。今とは全然違った10か月前だな。
今回の宿泊は、ベーシックス福岡。元ハイアットリージェンシーだが、今ではすっかり高級ビジネスホテルという感じ。
居心地は悪くないのだが。駅から徒歩10分というのは、荷物を抱えていると微妙な距離。安かったので選んだ。最近は、日本のホテルも高い。
クリスマスイルミネーションが綺麗だ。初日は一人で過ごす。
二日目は知人と会食。天神岩田屋という商業施設に入っている、たつみ寿司という店にいく。商業施設内の鮨屋なので、あまり期待していなかったが、なかなか良かった。大好きなサザエのつぼ焼き。これは大きく美味い。ただ、ワタを抜いてしまっているのが残念。あそこが旨いのに。
天ぷらが絶妙だ。エビの頭とか、野菜とか、おまけみたいなものがすごく美味い。この1年で食べた天ぷらの中で一番だ。
そして、下の2枚の写真がセット。これに茶碗蒸しとお吸い物がついて、3,300円。安すぎないか!値段を見て、もっと低品質なものが来ると思っていたが、(写真ではいまいち分からないと思うが)寿司の艶も良くて旨い。日本は安くて旨いな。店を選べば。と感心した。
マクドナルドの結婚式(動画編)
先日、NNAグローバルナビに投稿した「マクドナルドの結婚式」文章編に続いて、動画編を公開しました。
こちらです
是非、ご視聴の程を!
紅葉が綺麗だ
実家の紅葉が綺麗だ。しばし、見とれる。
夜は、炭火で焼き肉をする。炭火焼きコンロを買って、家の中で試すこと3回目。最初は。火力は弱いわ、煙が出るわで散々だったが、徐々に改善。今回は、もう少し改善点はあるものの、なかなか良かった。最初の15~20分間、コンロでじっくり火を起こすのがポイントだな。
炭で焼いた肉は美味い。満足した。
朝5時起きで日本に移動
定例の日本訪問。何時ものJAL便朝9時浦東空港発便。という事になると、朝5時に起きて、6時に出発する。効率は良いが、一日中眠い。おまけに、朝9:05発が、8:50発に繰り上げ。朝の15分は、結構大きい。その程度なら時間変えなくても良いのに・・・と思いながら、予約したDIDIで移動した。
空港到着。結構、人が並んでいる。とはいえ、5分も待たずにチェックイン。パスポートコントロールは、Eチャネル登録がしてあるので、中国公民と同じシステムが使え、あっさりと終了。すぐにラウンジに行き、マッサージ椅子で寝る。想定外に気持ち良いので、意識が飛びかける。
搭乗したら、アイマスクを付けてすぐに寝る。着陸1時間を切ったところで起きて、食事を頂く。やはり熟睡はできないので、身体が重い。ちなみに、前回の実績で、洋食が旨いことは分かったが、ダイエット中なので、カロリーが低い和食にする。主食は食べず。取りあえず、3Kg減量は必至だ。ズボンがきつくてたまらない。一度、主食を食べだすと、朝・昼・晩と食べたくなる。美味いから仕方がないが、胃も膨れるので、食事量がどんどん増える。危機を感じて、数日前から、食事量を絞り、やっと胃が小さくなってきた。現在では、朝はカップスープだけ。昼はゆで卵2個。夜は主食抜きで、あまりしんどいとは思わない。
富士山が見える。今年、1月1日の元旦に、この便で移動して、富士山が本当にきれいに見えた。良い年になるといいなと思ったが、結果は、散々な年になってしまった。あれが、母と過ごした、最後の正月になった。ただ、最後でも、一緒に過ごせてよかったなと思う。
何時もの様に、横浜駅で食材を買い出し。海鮮コーナーに行くと、おじさんが、「牡蠣が旨いですよ」と勧めてくる。あまり牡蠣を買いたい気分ではなかったので、眼に付いた子持ち昆布に興味を示すと、かなり高い価格の提示が有った。これはやばい!という顔をしていると、なんだかんだで6000円で話が付いた。これなら2000円の数の子で良かったのに、と思ったが、買うといったからには仕方がない。帰宅して、早速塩抜き。美味しいことは美味しかった。
そんなこんなで、しゃぶしゃぶを主体として、子持ち昆布ちマグロ中落で父親と会食。食後は、あまりに眠いので、夜9時過ぎには寝たが、まずまず順調な一日だった。
無料公開原稿(マクドナルドでの結婚式)
NNAグローバルナビの無料公開原稿、「マクドナルドの結婚式」です。
元となる中国のインターネット記事は、日本のTVでも紹介されたのですが、景気の悪さだけで説明しており、それでは分析が甘いです。
景気悪いので、5星ホテルの挙式を、3星とか星なしにしようというのならわかります。ただ、一足飛びに、ファーストフードで挙式しようという発想には、普通は、なりません。では、「なぜ?」という点で、自分にも完璧に分かる訳ではありませんが、水野の考察を書いています。
まあ、この元記事の筆者が喧伝してるほど、ファーストフードで結婚してる人がいるとは思えず、思い込みが強い筆者なのかなというのが、水野の本音(おまけに押しつけがましく、読んでるとイラっとする)ではありますが・・・(笑)。
原稿はこちらです
無料動画は一週間後に公開します(こちらの方が自由に喋っています)。
これは、追って、URLをアップさせて頂きます。
特別講演会(関連会社取引のポイント)
2024年12月18日に、親子・関連当事者間取引と組織運営に特化した講演をやります。
詳細・お申し込みはこちらをご参照下さい
第1部 海外関連者との売買(輸出入)取引と適正価格の判定
1)国外関連者と売買取引をする場合の取引価格設定ルール
親子・関連会社間の商品売買の価格設定と原則と、税関から取引価格が不適切と見なされた場合のステップ
2)海外の親会社に対してロイヤルティを送金する場合の注意点
ロイヤルティの対外送金に関する技術輸入登記と外貨管理上の手続き。関税評価額に加算しなくてはいけないロイヤルティの内容、申告納税方法
3)親会社から中国子会社への無償提供
設備・金型・サンプル品などの無償提供の可否と問題点
4)中国製金型の所有権
中国製金型の所有権を日本親会社が持ち、費用を負担したい場合の対応方法の有無。実務上、どの様な方法が採用されているか
5)金型償却代金の輸出額加算の可否
金型代金を輸出価額に加算する形で海外の親会社が間接的に負担したい。この場合、金型の償却が終わると輸出価格を減額することになるが、これは税関に求められるか
第2部 組織運営・親子間のフィーの受け払い
1)国外関連会社とのコミッションの受け払い
中国子会社が国外企業にコミッションを払いたいが、対外送金手続きと価格設定ルールはどうなっているか。逆に、国外企業からコミッションを受領する場合はどうか
2)グループ内ビジネスに特化した販売会社を設立する際の注意点
活動範囲をグループ企業内に特化した販売会社を中国内に設立し、コミッション代理役務を提供する場合、PEリスクが存在する。そのロジックと対応方法
3)コストカンパニー運営は認められるか
収入を親会社からの業務委託料に限定した子会社が抱える税務リスクと対応方法
4)親会社に業務委託料を支払う際の手続きと支払い可能額
国外企業に業務委託料を支払う場合の手続きと5万米ドルルールの解釈
5)業務委託料の対外送金と税務リスク
国外関連者に対する業務委託料の支払いは、税務問題(移転価格・PE認定など)につながりやすい。税務リスクの回避のための注意点
6)海外企業に対する業務委託料の支払いとPE認定
国外に対する業務委託料がPE認定につながるロジックと注意点
第3部 グループ会社の兼務
1)中国内組織の兼務の注意点
就業許可、社会保険、個人所得税の観点からの考察
2)中国企業と外国企業の兼務する場合の個人所得税納税方法
中国内と国外組織を兼務する場合は一定の課税所得減額措置がある。条件(役職・期間・租税条約適用有無)に応じて課税所得算定方法を解説
3)居住者・非居住者の取締役報酬に対する課税
取締役報酬・董事報酬の課税原則について、非居住者が無報酬で中国現法の董事になることに問題は有るかを含めて解説
第4部 国(地域)外親会社に対する個人情報提供に関する手続き免除条件
原則として労務管理のための従業員データ国外開示は行政手続き(サーバーセキュリティ部門での備案)は免除された。免除要件と依然として注意が必要な点
第5部 租税条約活用
1)租税条約を活用するための手続
過去、15年間で3回変更された租税条約の適用を受けるための手続について、現在のルールと注意点を解説
2)香港、シンガポール等の親会社に配当する場合の租税条約適用上の注意点
香港の親会社に対する配当などの支払いは、税務優遇措置の適用が可能であるが最近税務調査が増えている。税務調査のポイントと注意点を解説