和平飯店のオールドマンジャズ

日本から上海に戻る。
上海に戻ると、やはり、和平飯店のオールドマンジャズバーに行きたくなる。ここは、本当に好きだ。


日本からの出張者が来ると、かなりの確率でここにお連れする。その時、「演奏は上手くないんですが、そこが魅力なんです」というと、怪訝な顔をされるが、実際に演奏を聴くと、「確かに!」と納得頂く。この魅力は、聞いてみないと分からない。
わざと、あまり上手くないように演奏しているのでは、という、疑念を感じる時もあるのだが、真偽の程はさておいて・・・

ともあれ、最初に、このバーを訪問したのは、1985年の8月。当然、演奏者も違えば、和平飯店自体も改装されている。以前、地下1階にあったのが、現在では1階という違いもある。ただ、途中途切れながらも、33年間通っている、お気に入りの場所であるのは確か。

長崎にいると五島列島を近く感じる

長崎最終日の夜は、五島うどんの店に行く。
大学時代の親友が五島列島出身で、長い休みに実家に帰ると、よく五島で取れた魚を持ってきてくれたので、なんとなく親近感を感じていた。とはいえ、それから五島列島に行くことなく、30年以上が経過してしまった。今回、長崎に来ると、五島料理の店をよく見かけるし(空港にも五島うどんの店が有る)、今までにないほど、五島を身近に感じた数日間であった。

料理にボリュームが有ったので、五島うどんに行きつかず。うどんは翌日空港で。
楽しい長崎旅行は無事終了。

ホテルの洋食を食べながらスナフキンな自分を認識する

社員旅行懇親会の翌日は一人。
あまりに一人が続くので、気にしてくれる部下もいるのだが、すっかり一人(自由行動)に慣れてしまった。
この日は、徹底的にのんびりしてやろうと考えて、昼食はホテルのレストラン。夕食もホテル付近で取る事にした。あとは読書。

宿泊はモントレホテル。ビジネスホテルで部屋は狭いが、雰囲気は洒落ている。オランダ通りにあるが、ホテルのイメージはポルトガルの様だ。ここの洋食が、到着時から気になっていた。

コース料理を頼む。
酒は、シャンパン1杯(量が少ない!)と赤ワイン1杯。

肉と魚を付けたので、ボリュームがある。さすがに、デザートは食べられずに断り、コーヒーだけで〆た。
若干、凝りすぎの部分もあるが(ステーキの生姜ソースは、ちょっと好みではなかった)、料理はきれいで品数も多く、十分満足できた。優雅な昼食であった。これで、ワイン代も込みで3,600円というのは、ともかく安い。人民元換算で200元程度なので、この雰囲気と質で食べるのであれば、上海なら倍以上の値段を取られるのではないか。食に関しては、日本は安い。

部屋に戻るとのんびり読書。こんな感じでくつろいでも、この週は(日本はGW、中国は労働節で、ろくに仕事アポも入れられなかったにも拘わらず)1週間で4回飛行機に乗り、また疲れてしまう。これで良いのか、という感じもするが、まあ、こういう生活が好きなのだろう。つくづくスナフキンな自分である。

社員旅行会食の後は

社員旅行の懇親会食の後は、ホテルまでの道を、30分ほど歩いて帰る。もう少しでホテルにたどり着こうという場所(中華街の前)に、屋台を発見する。屋台が有ると、入らないわけにはいかない。


おでんとラーメンを食べ、焼酎1杯。味は普通であったけど、屋台を経営されている老夫妻が、穏やかで良い感じ。次に長崎に行く機会が有ったら、この方々に会うために、またここで酒を飲もうと思ったのであった。
こんな感じの、幸せな1日が無事終了。

10周年の社員旅行

夕方5時に、唯一の公式行事である会食を開始。
思えば、10周年の社員旅行という事になる(数か月前だが)。
2008年9月に開業。2010年に最初の社員旅行を厦門で。その後、福岡(2011年)、北海道(2012年)、大阪(2013年)、沖縄(2014年)、香港(2015年)、金沢(2016年)、台湾(2017年)ときて、長崎(2018年)となった。社員の中にも、日本が良いという人間と(相対的に多い)、それ以外が良いという人間がいるので、次回は日本以外にしようという事になり、バンコクになりそうだ。
ともあれ、開催の度に人数が増えてくるのがうれしい。責任も重くなるが。




因みに、これが2010年に開催した第1回の社員旅行(厦門)。8年前でこじんまりしている。懐かしいものだ。

グラバー園

ホテルニューナガサキでグラスワインとサラミの盛り合わせを食べた後は、グラバー園まで歩いていく。この日は結局、2.5万歩あるいたが、良く食べたので、ダイエット効果に付いては疑問だ。ただ、良い1日だった。

グラバー園を参観して、一旦、ホテルに。
レストランが混んでいるか、休みのどちらかで、止む無くコンビニで麻婆豆腐とチャーハンを購入してホテルの部屋で食べて昼寝。そして、夜の会食に。

長崎を歩いて回る

3年前から、毎月10日間は酒を飲まない日を作っている。長崎到着日は、10日目の休肝日に当たっていたので、到着後、本を読みながらすぐに就寝。すると、朝6時に目が覚め、どうやっても眠れなくなった。致し方なく、7時過ぎから街歩きに出かける。
ホテル付近にオランダ坂が有るので、まずそこに行き、

そのまま歩いて行ったら、唐人屋敷跡があった。異文化がまざりあっているのが面白い。

そして出島到着。出島が、一番行ってみたかった場所だ。展示物を興味深く参観。

興味深く歩き回っているのだが、祝日なのと、朝早いので、喫茶店もどこもやっていない。ひもじい、コンビニでおにぎりを一個買って、そのまま歩き回る。

そしてたどり着いたのが、ホテルニューナガサキ。まだ10時半なので、正式な食事ができず、止む無くサラミとグラスワイン。ウィチャットにアップしたら、部下が、「昼からワインを飲んでいる!」と色めき立っていたようだが、とりあえず、やむに已まれぬ選択(?)。1杯飲んで、グラバー園に向かう。

社員旅行に出発

4月29日に上海から長崎に移動。社員旅行に出発だ。
とはいえ、公式行事は30日の会食だけで、あとはみんな自由行動。長く滞在したい人がいる場合(通常は、皆そうする)は、会社の業務に支障がないように、前半隊・後半隊に分かれて、祝日の前後に有休を付け足す事になっているので、便は人それぞれ。僕は一人での移動。1日ずれたおかげで、虹橋空港は空いていた。朝昼兼用食で、マルガリータピザを一人で平らげる。

本体は、上海から福岡に行って、電車で長崎に行けばよいのだが、JALの安い虹橋・羽田往復便のチケットが買えたのと、マイレージステイタス維持のためにJALに乗る必要が有ったので、上海⇒羽田(2.5時間)、羽田空港で2時間待ち、羽田⇒長崎(2時間)、長崎空港から街中まで40~50分の移動という、1日がかりの移動となった。

羽田空港のベイサイドカフェで、じゃこ天蕎麦。これは美味かった。蕎麦・うどんには生卵を入れないと我慢できない僕には、生卵がないのは少々辛かったが・・・


ホテル到着は夜10時半。無意味にくたくただ。

旧華福賓館所在地で火鍋を食べる

30年来の友人の曲氏と会食をする。場所は、五四路なので、散歩がてら1時間ほど歩いていく。
この場所(会食場所)は、昔、華福賓館だった場所で、これは言われて初めて気が付いた。建物はまだ残っている。

華福賓館は、昔、僕の住んでいた温泉大飯店の向かい側(五四路を挟んだ向かい)にあり、1987年ごろまで、丸紅のオフィスが入っていた場所だ。僕も、たまに、このホテルのレストランに行った記憶がある。
さて、海鮮火鍋屋。福建省の海鮮料理屋は、沙虫(下の写真の、巨大なミミズの様なもの)が、当たり前のように置かれている。

日本で急性胃腸炎になった名残があるので、海鮮は少々きつかったが、興味深い話もたくさん聞けて、楽しい会食であった。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ