上海生活

日本と上海を往復する生活で、大変だけど、有難いこともある。毎月美容院に行って、カットとカラーをしているが、上海だと1,400元(3万円近い)するのが、日本だと12,000円ですむこと。あと、食材の買い出しができることなどがメリットとして挙げられる。
今回は、即席麺、米1Kg(次は2Kg買おう)、長芋、ゆず等を買いだした。やはり違う。即席めんはこの充実ぶり。明星の「麺神」の濃厚味噌が、初めて食べたけれど美味しかった。リピート必至だ。

これは、濃厚味噌を簡単調理後。食生活の充実は嬉しい限り。

一週間の日本

所要有り、一週間ほど日本に帰っていました。毎月一週間程度の日本滞在が暫く続くと思います。親が若干体調を崩した関係で、日本滞在中は、実家にこもり、仕事をしながら、家事、病院の付き添いと、少々バタついています。そんなこんなで、1年ぶりの花陽浴を飲む。入手困難で、四合瓶が1.5万円。美味しいのだけれど、少なくともあと1年はもう飲まなくても良いな(料金的な問題)。取りあえず、今年分は満足。

そして、国産の松茸。このサイズで1万円。国産松茸を買ったのは、20年ぶりくらいではないだろうか。これも買うかどうか20分迷ったのだが、隣に置いてある米国産が、どうにも味も香りもなさそうで、最終的には、僕が行く月に1回くらいは、親に良いものを食べてもらおうと納得して購入。値段の割には香りがないなと思っていたが、松茸ご飯にしたら、これが美味しかった。久々に食べた、上品さが漂う松茸ご飯。国産は違うなあと感心。

これも同時に買った蟹やら刺身やら。痛風的には良くないが、この日は痛風は忘れた。イクラが、皮が恐ろしいほど硬くて、食べられないのを除けば、あとは大変美味しく食べた。

今回は、日本移動前の上海が忙しかった。かなり憔悴している状態で日本。その日本も忙しかったので、最後の移動日はフラフラで、空港移動前にラーメン屋に入る。3か月ぶりのビールを3分の1だけ飲んだ。美味しいが、3か月間ビールを飲んでいない(日本酒もほとんど飲んでいない)ので、ちょっと味の濃さを感じ、それ以上は飲めない。上記の花陽浴が、美味しいものの、もう暫く飲まなくてもいいな、と感じたのは、同じ理由だろう。
町中華で食べた日本風のワンタンメンは、あまり美味しくなかったけれど、ほっとした。

空港のラウンジで。早く寝たいと思いながら飛行機搭乗を待つ。

今年開催した有料講演会の期間限定有料視聴

今年開催した有料講演会の内、反響が大きかったものを、期間限定で再聴講頂けるようにしました。
1.中国外貨管理の制度と実務
2.中国における企業の信頼性判断、不正事例と対応方法、会計・企業所得税
3.増値税、個人所得税の制度と実務
4.中国ビジネスステップワン(5時間で理解する中国ビジネス)
5.税関手続き、保税区域、加工貿易
以上5つのセミナーです(特に、税関セミナーは大きな反響を頂きました)。

ご興味のある方は、こちらをご参照下さい

太古里、知人の和食、上海へ移動

昼食を食べると活動を開始する。ゆとりあるスケジュールを17時に終わらせると、太古里に行く。上海でいうと新天地、福州でいうと三房七巷という感じ?の観光地兼商業地だ。

歴史と現代が上手く融合していて良い雰囲気。最近の中国の典型的な街づくりという感じ。屋台もなにやら旨そうに思える。

太古里は簡単に見ただけで、何も買わずに退散。DIDIで車を呼んで、大世界商業広場の満天という日本料理屋に移動する。深圳の友人(とはいっても、ウィチャットでの更新が主で、この5年間に4~5回しか会ってない人物)の姉が経営しているので、是非行ってくれと紹介されたもの。その方とも、事前にウィチャット交信していたので、スムーズに段取りがまとまった。

スコッチエッグ、串揚げなど、面白いメニューが揃っている。味はなかなか良いし、日本酒も梵が有ったのでのんでしまった。そして、同経営のSORAというバーに。レストランでも、バーでも、店にいる方から、「水野さんですか?」と声をかけて頂く。殆ど知らない場所でも、こうして、色々な方から知っていただいているのは、本当に有難いことで、自分が過去20年以上やってきたことが報われる気がする。
気持ち良く飲んでホテルに戻り、寝る前にロビーバー。もう酒は十分かな、という気分だったので、1杯頼んで(ラガブーリン)、舐めただけで終わった。もったいないと言えば勿体ないが、雰囲気と余韻が味わえてよかった。この日は、夜11時には就寝。

こうして、短い成都出張は終了。ラウンジの担々麺は、茹でた麺をくれるだけで、自分で肉味噌やら、ラー油やら、適当にかけて食べるという超シンプルなものだが、これが不思議に美味しかった。さて、次回の成都は何時になるであろうか。どこに行っても会う人がいて、楽しく話ができる。そして、美味しく食事ができる。人生、良いものだ。

成都二日目(マリオットの中華は美味かった)

初日のバーの後。夕食レストランの料理の巨大さに驚いたはずだが、バーが終わるとお腹が空いた。不思議なことだ。ホテルの付近で担々麺を食べることに。これが失敗だった。

やはり、適当に店に飛び込んだのが良くなかったか、脂っぽくて、味はいまいち。決して不味くはないのだが、美味しいとも言えない感じで、おまけに量が多い。かなり辟易したが完食。周りの人は美味しそうに食べているので、腹具合がいまいちだったせいかもしれない。

一夜明けて、窓から外を見る。全くお腹が空かないので、朝食は食べず。昼食もいらないかなあ、という腹具合だ。仕事が溜まっているので、午前中は、ひたすらホテルの部屋で業務をこなす。

そして、出発前に、ホテルのレストランで広東料理(とはいえ、上海料理も四川料理もある店)。これが良かった。味もあっさりしていて美味い。決して安くはないのだが(上海のホテルの7掛け程度か。ただ、石班魚は260元と、上海の半額以下)、やはり、料金だけはあるな、という味で大変満足。担々麺も上品で美味しかった。正当担々麺かというと違うのであろうが、しょせん外国人だけに、正統派はきつい。

どう考えても四川料理でも広東料理でもない酔蟹もある。

点心は、エビ餃子が本当に美味かった。これを最初に食べたら、急に食欲が出て、疲れが取れた。

そんなこんなで昼食に満足し、外出するのであった。

23年ぶりの成都

23年ぶりの成都出張だ。クライアント様はいるのだが、今回は、視察目的の比較的気楽な出張だ。やはり、知っている事が重要な職業。中西部大開発で発展著しい四川省を、長く見ていない(最近の成都を知らない)のは良くない。
前回訪問時の写真はこんな感じ。後列一番右。まだ若造で、雑用係でミッションに付いていった。今は昔の物語。

上海・成都は飛行機で3時間。遠いな。ともあれラウンジで食事をして、飛行機の搭乗を待つ。そして、機内食はこんな感じ。美しい弁当であるが、味は普通(特に、美味いわけではない)。

機体は、水嶋さんが、「是非、この機体に乗ってください(乗る価値ありますよ)」と選んでくれたものなので(時間も丁度良かったし)、本当にゆったりして乗り心地が良い。座席は完全に水平になるし、ドアが閉まり個室状態になる。到着まで、枕を抱えて眠ってしまった。

成都到着。何やら、変な顔のパンダがお出迎えだ。もう少し可愛いものにすればよいのに。

タクシーから街を見る。やはり変わったなという印象。

ホテル到着。マリオットホテル。サービスは、上海に比べると落ちるが、部屋は良い。居心地の良い部屋だ。

初日の夜は予定もないので、行き当たりばったりで夕食を探す。これはホテルから歩いて数分の場所。

目についた店に適当に飛び込み、おこげと辛子鶏を頼んだが、量が巨大で驚く。これは全く食べ切れない。おまけに、置いてある酒は、白酒とビールのみ。痛風持ちとしては、両方避けたいものである(白酒は、プリン体自体は少ないが、強いので、トリガーになりかねない)。一応、白酒の小瓶を頼むが、水だけ飲んで、殆ど手を付けず。料理は食べられるだけ食べて店を出る。

ともあれ、食事が消化不良だったのでバーに行きたい。大衆点評を開くと目に飛び込んだバーがよさそうだ。行く場所を決め、DIDI(配車アプリ)で車を呼ぶ。非常に便利だ、中国のアプリ。

なかなか良いバー。成都にもこんな店が有るんだなと感心。バーテンダーさんと、上海のSpeak Lowの話で盛り上がる。どこに行っても話す人がいて、楽しい時間が有る。そんな感じは有難い。

上海食生活

好きな中華料理と言えば、広東か四川だ。ただ、四川をしょっちゅう食べるのは辛いので、(更には、香港居住が長かったこともあり)広東料理が落ち着く。という事で、先日の俏江南でガルーパ(石班魚)が食べられなかった残念な思いを解消するため、半年前に行った名豪を再訪した。まずは、避风塘蟹。香港で良く食べたが、同じ味だ。うまい。

そしてガルーパ。400元なので、先日の半分以下の価格。味付けも良いし満足。香港、広東省に居住経験がある人間は、これが懐かしくなる。


飲んだ酒は紹興酒なので、ほんの数十元。中国の紹興酒は安い。反対にワインが妙に高く、この差がどうにも気になる。まあ、紹興酒が安く飲めるのは良いことだが。

そんなこんなで満足して帰宅。

そして別の日。オイスターバーに行く。前から思っていたのだが、生牡蠣を食べるなら長寧区ではなく、黄浦区だ。鮮度が良く、価格も安い(長寧区との比較)。日本料理なら長寧区だが、やはり、居住区によって、(歴史的な経緯も有り)レストランの種類が違う。競争が激しければ、レベルは高く、価格は安く抑えられるため、洋食なら黄浦区、和食なら長寧区だ。

今では、中国で当たり前のように、鮮度の良い生牡蠣が食べられる。1980年代の初訪問時は、生牡蠣どころか、サラダ、コーヒー、お冷も口にできなかったので(一流ホテルのレストランのみ置いてあった)、別世界。時代は変わったものだ。

〆はロブスターのパスタ。美味いが、食いすぎで苦しい。残すつもりが完食。

穏やかな国慶節連休であった

国慶節は、ひたすら家にいた。好き好んで、人の多いときに、多い場所に行くことはあるまいという事で、家で仕事と休息という感じであった。国慶節と中秋節がくっついたので8連休。そこ間、ご相談自体は少なかろうが、全く回答できないのもいけないなと思い、自分で回答しようとしていたものだ。という事で、仕事して、疲れたら寝ての繰り返し(最近、疲れがたまっていた)。疲れは取り切れなかったが、国慶節明けに、少し調整すればよいだろう。という事で、ひたすら即席めんを作っていた。これは、中華三昧の塩味。

夜は、突然、あんかけご飯が食べたくなり、冷凍庫で半年寝ていたエビを取り出して、海老と炒めを作り、ご飯にかける。

日本で買ってきた長芋も早速活用。蕎麦つゆの作り方を改良したおかげで、なかなか良い味だ。

中華三昧の担々麺。先日、台湾ラーメンを作ったときに、豚のひき肉を買ったら300gのものしかなくて、中々使いきれない。多めに炒めて入れる。

そして、蕎麦とうどん。

こんな形で、のどかで、地味に充実していた国慶節であった。

上海に戻って俏江南

上海に戻ると中華料理を食べようと思う。やはり、中華料理は中国で食べるのが旨い。日本で食べる中華料理は、アレンジされているので、美味しいものでもちょっと違う。ここらは、現地の料理を食べ続けないと、分からない感覚だと思う。

という事で俏江南に行く。ここに来たのは1年前か。毎年1回程度しか行かないが、行くたびに内装、雰囲気、サービス、メニューが違う。安定性に欠けるが、建物、庭園がきれいで雰囲気が良い。まずは、口水鶏と蟹。本当は、蟹ではなく、清蒸ガルーパが食べたかったが、一匹880元(2万円弱)で断念。代わりに、1万円程度の蟹にしたが、餅ばかりで実が少ない(笑)蟹料理は、美味しくはあるのだが、完全に韓国料理の味であった。

海老炒めと担々麺。全体的に、昔に比べて、深みが無くなり味が落ちたように思う。

目の前で焼いてくれるステーキが一番おいしかったかな。


そんなこんなで帰宅。家の前の、中秋節の展示を見ながら。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ