外貨管理マニュアル最終ゲラ校正完了

これもブログが止まっていた期間の出来事。外貨管理マニュアルの最終ゲラ校正完了。9月中旬には出版できる予定です。300ページちょっとの分量になります。すぐにでも増値税本の改定に移らないといけないところですが、講演会のレジュメ作成に追われ手が付けられていません。もう少しかかりそうです・・・
外貨ゲラ

話変わって上海での食事の様子。鶏皮が赤ワインに合う・・・
鶏かわ鬼おろしワインなど枝豆皮串

40代半ばは一回り大きくなるための試練の時か

ブログが途絶えている10日ちょっとの間の出来事です。
日本から香港に戻り、慌ただしく面談をこなすと、14日(日)に上海移動。この日は酒を抜くはずだったが、思い悩むことが多かったので、香港空港のラウンジで酒を2杯。会社を存続させることに責任を負うオーナー社長の悩みや辛さは、やってみないと分からない。ただ、今回の上海滞在で、何人かの方と話をして感じたのは、(会社を存続させ、社員・クライアントの方に責任が持てるという条件の下で)行動には完全な自由が有る。これは確かであり、自分の環境に感謝しなくてはいけないという事だ。
シャンパンジンソーダ
思うのだが、人によって耐性の方向は違う。つまり、どの様な事に耐えられて、どの様な事には耐えられないかは人それぞれだ。安定した収入を失う事が耐えられない人。部下の生活・人生に責任を持つ事が耐えられない人。自分の意見を曲げる事が耐えられない人。肯定できない上司・組織と仕事をする事が耐えられない人、等々。勿論、世の中甘くはないので、社会人であれば、誰でもいろいろな事に耐えて仕事をしている。それが極限まで来た時に、何を選んで何を捨てるかの選択を迫られ、その時、その人なりの選択が生まれる。
だから、独立する人は、何回生まれ変わっても独立するのであろうし、会社に踏みとどまって上を目指す人もまたしかり。独立起業が良いか、大きな組織の中で地位を得る事が良いかの価値観は人それぞれ。どちらに価値が有るというものではなく、自分が価値を決めていくものだ。
厄年とよく言うけれど、僕の理解をいえば、それは運勢の問題ではなく、自分の存在が社会でそれなりに大きくなってきた時に、脱皮の試練を与えられる。それが40代半ばごろであり、それが厄年と包括して理解されているのではないかと思う。
僕は既に脱皮の時を通り過ぎたが、今回の上海で、何人かの脱皮直前の方と話をし、その悩みを聞いた。数年先輩からすれば、誰しも通り過ぎる苦しみ。ただ、一回り大きくなるための試練なので、全力で乗り切れ、という事か。

 

日本経済新聞コラム

何とか体調回復しました。これほど寝込んだのは数年ぶりでで、ちょっと無理がたたっていたかと。明日に広州移動し、明後日は講演会。回復すればすぐに移動。。。

これは、先週木曜日(7月18日)掲載の日本経済新聞コラム・ビジネスの流儀。中国の税務調査の特徴と傾向に付いて解説しています。
こちらをご参照下さい。日本経済新聞コラム(ビジネスの流儀)

日系

無料講演会(深圳・広州)のお知らせ

人事・労務関連コンサルティング会社のアナシスの開業記念セミナーで、1.5時間話します。無料セミナーですので、ご興味が有る方は是非。香港華南に絞って、組織構築・人材配置等を、組織変更時の課税と特殊性税務処理活用の法制度と実務、PE認定リスク、移転価格(香港活用とBEPSの関連性)、タックスヘイブン税制の観点より解説する予定です。

Anaxis(アナシス)創業記念中国ビジネスセミナー
『不確実性高まる中国 3年先を見据えた企業財務・組織と人事労務施策』

■主催
Anaxis Ltd.

■セミナーコンテンツ

第一部:「収益性向上とリスク防止を踏まえた組織運営のポイント」

1.権限委譲と法律上の意思決定権
2.親会社社員の兼務と税務上の注意点
3.不正の類型と対策のための対策
4.経営スリム化のための組織統合(合併、営業譲渡、閉鎖・分枝機構開設)
5.新規事業取引のための買収、国内持分出資

講師:Mizuno Consultancy Holdings Ltd. 代表 水野真澄

第二部:「3年先を見据えて今着手すべき人事労務施策」

1.日系企業を取り巻く環境
2.日系企業が抱える組織人事課題と対応事例
   L 賃金・育成・登用・労務管理
3.収益性の確保・増大に向けたリストラクチャリング対応策
4.余剰人員削減を検討・実行する際のプロセスと注意点
5.少数精鋭でより生産性の高い組織集団を目指して

講師:Anaxis Ltd. 総経理 北尾直樹

※コンテンツの詳細につきましては、変更の入る可能性もありますことをあらかじめご了承願います。

【北尾直樹氏プロフィール】
大学在学中の1993年に上海華東師範大学へ留学。
卒業後は証券、人材サービス、半導体メーカーにて中国での事業経営に携わり、2006年Staff Management Consultancy Ltd.(SMC) およびAnchor HRM Consulting Ltd.グループに経営参加。
2007年に深セン現地法人の総経理に就任し、2009年に100%独資の人材斡旋会社を初めて深センに設立。
2011年SMCおよびアンカーグループとインテリジェンスの中国法人が経営統合。
2013年テンプグループとの経営統合を経て、インテリジェンス中国の華北(北京・天津・大連)および華南(広州・深セン)の総責任者および人事労務コンサルティング会社であるIntelligence Anchor Consulting (Shenzhen) Ltd. の総経理を兼任。
2016年3月末に全ての役職を円満に退任。
2016年4月、アジアの経営コンサルティング会社、Anaxis Ltd.を香港に立ち上げる。
通算18年に渡る中国での事業経営・組織人事マネジメント経験を持ち、各地でセミナーおよび講演会講師も精力的に務める。
            
■日時
【深セン】 2016年9月5日(月) PM 2:00~PM 5:30
【広 州】 2016年9月6日(火) PM 2:00~PM 5:30
※共に受付はPM 1:40より開始いたします。

■会場
【深セン】 シャングリ・ラ ホテル深セン 3階「広州」ルーム
深セン市建設路1002号火車站東側 
※地下鉄羅宝線羅湖駅(徒歩5分)
http://www.shangri-la.com/jp/shenzhen/shangrila/

【広州】 広州中国市長大厦 14階会議室
広州市天河区天河北路189号
※地下鉄3号線林和西駅A/D出口(徒歩3分)
http://www.chinamayorsplaza.com

■定員:各100名様

■使用言語:日本語

■費用:無料 

■お申し込み方法
Emailにて下記事項を、seminar@mizuno-ch.com まで、お申し込みください。

Anaxis(アナシス)創業記念中国ビジネスセミナー出席申込

※どちらかを削除してください。
  ◇ 9月5日(月):深セン会場 
  ◇ 9月6日(火):広州会場

【貴社名】
【お電話番号】 
【ご出席予定者】
【Eメールアドレス】

※申込期限:8月29日(月)
ただし、定員に達した時点で締め切りとさせて頂きます。

なお、ご出席状況次第では一社につき2名までのご出席とさせていただく可能性もございますことをあらかじめご了承願います。

セミナーに関するお問い合わせは以下までお願いします。
Mizuno Consultancy Holdings Limited
担当:水嶋・横幕
Tel: (852)2522-0078
E-Mail:seminar@mizuno-ch.com

夏風邪で

めずらしく風邪で寝込んでいます。先週金曜日しんどさを我慢して上海から香港に移動した直後にダウン。そして週末2日はずっとベッドの上。一人暮らしに慣れたのが幸い、食事を作るのには苦労しないので、全食こんな感じの豆腐料理を作り、オレンジジュースを飲んで寝るという生活。締め切りが迫っている仕事もありイライラしますがやむを得ず。僕が風邪をひくときは、だいたい週末というのが救い。ともあれ、明日業務再開できるようにします。
うどん

暑さにへばりながら嵯峨野を歩く

8月5日(木)に石舞台古墳などを観光した後は京都に移動。そして6日(金)は嵐山・嵯峨野。嵯峨野に行くのは35年ぶりか。中学校の修学旅行で気に入ったので、高校の修学旅行の自由行動時間を利用して再訪問、更に、高校卒業時の男三人旅行で訪問と、立て続けに3回訪問したが、その後は全く行く機会が無かった。イメージはあるものの、35年の時間の隔たりが有るため、現状が想像できずという感じ。バスと電車を乗り継ぎ、阪急嵐山駅へ。そして渡月橋を目指して歩きだす。
渡月橋川
天龍寺。ともかく暑い。更に、上着を着ているので地獄の様だ。
天龍寺天龍寺2
そして、嵯峨野の一番の目的である竹林の小道。
竹林竹林2
全て写真で撮ると涼しげで綺麗だが、あまりに暑くこれ以上周るのは不可能と判断。偶然発見した嵐電に乗って街中に戻る。何はともあれ、来る季節を間違えた。次回は秋にリベンジしたい。
嵐電京都タワー
夜は祇園で会食。
祇園祇園2
久々に、休みらしい休みであった。2.5日ながら満足。気力もたまったので、また仕事に戻ろう。

念願の石舞台古墳に

奈良二日目は石舞台古墳を見に出かける。今回の奈良・京都という夏休み計画は、大阪・名古屋講演が有った事から思いついたものだが、それも、石舞台古墳が見たいと半年ほど前から思っていたため。最近、日本の歴史書を読むことが多く、その中で蘇我氏に興味を持った。
朝起きると、まずEmailの整理。夏休みとは言え、最低限のEmail・電話対応は休むわけにはいかない。そして朝8時過ぎにホテルを出発。近鉄で橿原神宮前駅まで行き、そこからバスに乗ろうか自転車を借りようか悩んだが、できれば複数個所みたいと考えた事からタクシーを選択。これが正解。地元出身の運転手の方で地理・歴史に詳しく、両古墳・飛鳥寺の中に同行頂き解説を、またタクシーの中でもガイドをしてくれた。

高松塚古墳
高松塚古墳

高松塚古墳の展示場には壁画や石室の復元が展示されている。思ったよりはるかに小さい。そして、前から資料に「盗掘により南壁の壁画が確認できない」という状況も、レプリカを見て、こういう事かと合点がいった(盗掘時の穴が復元されているため)。何事も百聞は一見に如かず。

そして念願の石舞台古墳。何人かの関西の方から「単なる石で、面白くないですよ」と言われていたが、来てよかった。この古墳が周りの自然と一体になっており、見ていると、千何百年前に引きづり込まれるような、不思議な幻想感を抱かされる。
石舞台石舞台2石舞台3石舞台4
そして、飛鳥寺。
飛鳥寺
タクシーを利用したおかげで効率的に5ヶ所(上記の他にキトラ古墳・都塚古墳)を回れた。
近鉄奈良駅に戻ったのは11時半。何故か担々麺が食べたくなった。
担々麺

奈良での食事

奈良観光初日を終えると会食。外から見て、一目で「これだ!」と思った店。予想が当たり、酒、魚、野菜などすべてが美味しかった。奈良の地ビールこれまた美味しい。
いちにさんよんご8
翌日が早めの出発なので、20時にはホテルに戻り、22時半には就寝。宿泊はJR奈良駅直結の日航ホテル。1988年に台湾研修した折、台北の日航ホテル(老爺酒店)が人気で思い出深いが、入り口の作りが似ている。
日航ホテル日航ホテル2

奈良観光初日は行き当たりばったり

奈良に到着し、宿泊の日航ホテルにチェックインすると午後3時。まだ時間が有るので法隆寺に出かけようと思う。JR奈良駅から一本で行けるという事で早速出発するが、乗る電車を間違え、降りた天理駅で困惑する。取りあえず外に出て、タクシーと相談。崇神天皇陵・黒塚古墳に行く事にする。まず崇神天皇陵。前から分かってはいたが、古墳というのは上から見ないと何もわからない。前方後円墳と言われても、うーんという感じで参観終わり。
崇神天皇陵崇神天皇陵2
黒塚古墳も展示館が有る様だがもう閉館しているので、これまた何と表現してよいか分からぬまま終わり。
黒塚古墳
天理駅
取りあえず、タクシーでの駆け足参観が終わり、天理駅で20分程電車待ち。

奈良駅に到着したのは17時半なので、まだ日は十分高い。ともあれ、最低限の観光はしようと奈良公園方向に歩き出す。
鹿が可愛い。そして、鹿に注意の看板(というか、人間に十分慣れているが、野生の動物なので注意の上接して下さい、という注意看板)が更にかわいい。
猿沢の池
鹿歩く鹿ね六鹿睡眠鹿の看板
こんな感じで奈良初日の観光を済ませ、途中で見つけた店で食事。
五重塔夢殿滴

講演を終わらせ京都・奈良に

大阪の講演会場。このビルは、昔から写真で知っているが、実際、自分がこの中で講演をする事になるとは思わなかった。
スカイガーデン
講演は13時半までだったので、終了すると新幹線に乗って名古屋に移動。慌ただしい。
名古屋駅前
今回は、5都市で同じ話をするので、話している側としては飽きるのでちと辛い。他社が主催する講演会は、費用も掛からないし、気を遣ってもらえるのはよいが、自由が利かないため、良し悪しであるのは確か。ともあれ、5都市めぐりは疲れた。その間に、香港・上海に一度戻っているし、他の講演会も2回ある訳だから、疲れるのも致し方ないか。
ヒルトン会場
最終地の名古屋講演は11:20~12:30という朝講演。最後のひとつと思うと、ほっとして疲れがどっと出る。疲労で全身がどっぷり重くなった状態で70分話す。
そして終わると奈良へ移動。これから2.5日の夏休みだ。不思議なもので、休みだと思うと急に疲れが吹き飛ぶ。本当は禁酒日にするつもりだったが、こらえきれず、新幹線の中でビール。さて、京都・奈良を楽しもう。
駅弁

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ