福岡から東京へ

上海に戻っております。ゆえ有って、下旬に再度日本出張ですが・・・
これは、8月30日の福岡の昼食と、8月31日に福岡空港で食べたラーメン。担々麺は、なかなか美味しかったけれど、「博多に来てまで担々麺喰わなくても良かったかな」と思ったものだ。空港(安全検査終了後)の豚骨ラーメンは、どうせ不味かろうと、全く期待していなかったので、まずまず満足できた。1000円の価格は、完全に空港価格だが。

福岡・東京は、福岡・上海よりも遠い。こうした距離を実感すると、邪馬台国時代の日本に思いをはせるものである。

そして、これは息子から開業15周年祝いでもらったバカラのグラス。バカラをもらうのは初めて。なかなか嬉しいものであった。

そして、両親・息子とカリフォルニアワインの689を飲む。最近は、このワインが一番のお気に入りだ。高くはないが、飲み心地が良い。僕の好きなベリー系で、程よい重さ。

そして、父親の焼いた土鍋で、松茸ご飯を炊いてみる。年に一度は食べたい松茸ご飯。美味かった。もう1回くらい食べたいかな。

上海で暮らし、そして飲む番外編(博多)

先週の事。博多に到着し、動画収録。相手は、明倫法律事務所の森弁護士。
上海だと、人的ネットワークが確保できているので、簡単に収録させてくれるレストランが見つかるのだが、日本だとなかなか難しい。森さんが、必死に探して、レンタルルーム的な場所を探してくれたが(高級なカラオケボックスという感じ)、部屋が真っ暗で、夕方6時なのに、深夜の様で怪しげだ。

更に、この写真を見ても分かる通り、緊張で顔が引きつっており、なかなか大変そうであった。他の方もそうだが、自分自身が全く緊張しないので、相手もそんなもんだと思い込んでいたが、皆さん、それなりに緊張するらしい。ただ、今回の森さんは特別であった。

収録が終わると、会食場を探して歩く。これは、FIGOというイタリアンだが、安くて旨い。当たりであった。ワインボトル1本(+グラススパークリングワイン1杯)飲んで、2万円(1,000元)弱というのは、上海の半額くらいではないか。下の桃とモッツアレラチーズが旨かった。食材としては両方苦手で、何時もは絶対頼まないが、これが絶妙の旨さ。

ミートボールにエビ(エビのアメリカンソースという事で、何がアメリカンか分からないが、ともかく美味かった)。

ステーキとパスタ。このちょっと太めの麺(フィットチーネ?リングィーネ?)も美味い。どうも、自分が普段選ばないものが、ことごとく美味い。

行きつけのスナックに行き、ホテルまで歩いて帰る。博多は良い。空気感が良い。いるだけで落ち着くな。

湖南料理から外灘のバーに

ただいま日本におり、あたふたしております・・・
これは日本移動前の出来事ですが、8月25日に、友人・クライアント様と会食した状況です。

そもそも、クライアント様と外灘のバーに行こうという話になり、その後、共通の友人である金鋭さんを誘うことが決定。会食場所は、金さんが最近行った湖南料理の園有桃という店を推薦。実は、僕は湖南料理はあまり好きではない(四川は好きだが)ので、一瞬、返答を迷ったが、結局は右に倣えで、そこにした。運動不足なので、古北からシェアバイク(自転車)で目的地に向かったので、小一時間かかったが、なんとか店に到着。お洒落で良い店だ。ワインの売り方が良い(ワインセラーに行って、料金が書いてあるボトルを自分で選ぶシステム)。

右上は、蛙。最初は山椒と一緒に食べていたので、口がしびれまくっていたが、丁寧に取り払ったら大丈夫。味付けは良い。

サービスが良い(愛想がよい)のと洒落ているので、良い店であるのは確かだが、個人的には、やはり湖南料理は、ちょっと合わない気がする。あと、メニュー数は少ないので、料理の選択は限られる。

会食が終わると、タクシー(DIDI)を呼んで、当初の目的地の北京路のバーに向かう。

これが目的地。歴史的な建物の中にバーが有る。いい味わいだ。1980年代にはじめて外灘を訪問した時のことを少し思い出す。

最初は席が無いので内部の席。これはこれで悪くはないが、やはり外の景色が見たいという事で、席の空きを待って、外の席と代えてもらう。

外灘にあるペニンシュラホテルの裏側というロケーションか。浦東側の夜景も見えて綺麗。風も通って開放感がある。良い店だが、相対比較するとペニンシュラバーに当然軍配が上がる(料金が違うので、当たり前ともいえるが・・・)。

最近の中国事情、日中関係(日本では、やたらと緊張を煽る報道をするし、領事館は、外では日本語話すなとか言ってるけど、全然、普通ですよねえ、という会話)を、徒然なるままに話し、23時に解散。

個人所得税優遇(国税発[1997]54号)の延長決定

皆さま朗報です。「外国籍人員の手当に関する個人所得税政策の公告(財政部・税務総局公告2023年第29号)」により、国税発[1997]54号の優遇(家賃負担などを給与加算しない優遇です)が、2027年12月31日までに延長されました。来週月曜日のNNAの連載(中国ビジネス講座)は、この解説で決まりだな。
ともあれ、小規模薄利企業優遇、その他の時限優遇措置が、軒並み2027年まで延長される動きがでています。
取り急ぎご報告のみ。

対談動画第5弾(割烹Makinoの谷口大将1/2)

「上海で暮らし、そして飲む」第5弾は、上海駐在経験のある方は、おそらく誰でも知っている、割烹Makinoの谷口大将。2回シリーズの1回目が公開されました。
ご視聴はこちらです
日曜日の午前11時の収録となり、殆ど食事をしていないなか、ハイボールを飲みながらの対談となり、終了後はちとつらかったです(笑)
因みに、中国本土内の方は、こちらからご視聴できます

ジムでのトレーニング後のスペイン料理

痛風の痛みがほぼ完全に消えたので、本当に久々に下半身トレーニングを再開。3週間弱寝たきり状態。その後も、あまり歩かない(歩けない)状態だったので、驚くほど足が弱っている。スクワットがしんどく、また、足首も固まっている。ちょっと本腰入れて回復しないといけない。

上半身は痛風中も、最低限のトレーニングはできていたので、ちと下半身に比重を置こう。

トレーニングが終わると、日本からの出張者の方と思南公館で会食。僕が良く行くLa Tapas。手軽で良い店だ。

出張者の方より「4年ぶりに中国来たので、実は少し緊張してたんですが、全然変わってないですね。日本の報道も偏向がひどいですねえ」と第一声で言われ、「そうでしょう」と相槌を打つ。

こんな感じで注文。生牡蠣が無かったのは残念だった。

そんなこんなで、比較的真面目な話(真面目な出張者の方なので、リスク管理。人材管理のポイント。文化、歴史など、固めの話題と相成った)で合計3時間弱過ごし、帰宅したのであった。

歴史を感じる

偶然にも2名の方から、Made in Occupied Japan(占領下の日本製造)という商品の写真を見せて頂いた。これは、僕自身は(写真でも)初めて見るもの。1名はワシントン在住の方で、米国で購入したもの。もう1名の方は日本。

思えば、1952年までの7年間は、占領下の日本だった。僕は1963年生まれなので、生まれる11年前までは占領下であり、僕にとっても身近なことである筈だ。とはいえ、僕が物心ついた頃には、そんな影響は無くなっており、米国統治を意識することはなかった。関連の記憶としては、「小学4年生の時に沖縄返還が話題になったこと」、「現在の横浜スタジアムの前が平和球場で、その公園で年に1度(かな?)米軍がフェスティバルを開いていた。そこのチケットをもらって、お祭りに参加し、出し物を見て、レモネードを飲んだこと」、「高校の敷地の一部が、米軍に接収されていたため、緑が丘高校の生徒は、限られた機会(美術の時間の絵画など)だけそこに入れたので、足を踏み入れ、完全な米国風景に驚いたこと」くらいだろうか。

そして、入社後配属されたのが外国為替部輸出為替課。そこに、過去に使用していた、「沖縄向け輸出即日決済」のスタンプや、沖縄向け輸出L/C等があり見せてもらった。
こうしたことが、時間の経過とともに風化していくんだなと思うと、ちょっと複雑な気持ちになる。

香港と出前一丁


先日、日本で暮らす友人が、吉祥寺の香港カフェ(茶餐庁)に行ったら、出前一丁が1,100~1,300円で提供されていると驚いていた(生麵や河粉と同価格)。
具は2種類選べて、安いものから選ぶと1,100円(ハムと目玉焼き等)。高いものから選ぶと1,300円(エビとか叉焼とか)。1個1個だと1,200円という価格設定らしい。
「インスタントラーメンを、この価格で提供するというのは、今年で一番驚いたことだ!」というので、以下の通り返答した。
① 香港式茶餐庁に出前一丁が無いというのはあり得ない。それが香港文化。
② 店の立場からすると、出前一丁だけを通常の麺より低価格で 出し、客単価を下げるのは望ましくない。出前一丁は誰も頼まなくてよいが、なければならない(メニューとして有るだけで、香港の雰囲気を守れる)。
③ 上海の茶餐庁(自分の住居の隣の普通の店)の出前一丁鶏肉乗せの価格も55元(1,200円)。中華圏の物価感覚はこんなもの(日本の物価が安い)。

まあ、真実は店の経営者に聞いてみないと分からないのだが(同君いわく、香港人経営)・・・
しかし、香港駐在期間中(1997~2020年の23年間)は、出前一丁にはお世話になった。
朝食には、オフィス下の美心カフェで、お湯を注いだだけの(茹でない)投げやり出前一丁を食べることがあった。
以前、香港日清の方のインタビューを読んだことが有り、香港で出前一丁売り出しに際して、一番苦労したのは、「茹でなくても食べられる麺にすること」だと回答していた。香港では、即席麺(袋麺)は、茹でずに、お湯をかけるだけ食べられていたので、日本よりも柔らかくなりやすい麺の開発が必要であったとのことである。そんな努力の結果なのだが、やはり茹でた方が旨い。
また、香港の吉野家には、出前一丁に牛丼の具をのせたものが有った。
そして、出張者が来たときは、火鍋の〆は出前一丁にすると喜ばれた。はっきり言うと、生麺とか手工麺(固いうどんのような麺)の方が旨いのだが、出張者受けでは出前一丁がダントツであった。火鍋は場所を選べば安い(そして、安い店の方が旨い)ので、気を使わなくてよい出張者が来た時の接待場所によく使ったが、そこで出前一丁で盛り上がったものであった。

元の生活が徐々に戻る

今年は、2か月風邪で体調を崩したり、痛風になったり、体調的には難儀な上半期だったが、反対に、会社経営は順調になってきている。皆さま、有難うございます。
痛風の左脚は95%回復か。歩くのは問題ないが、走ると少々違和感が有る。ただ、上半身のトレーニングには影響がないので、徐々に再開。今日は、在宅勤務。昼食は即席麺を茹でる。

今日は肩のトレーニング。3週間寝たきり状態だったので、まだ少し辛い。ただ、筋肉の見てくれは、以前の状況を維持。

終わって夕食。たんぱく質を意識。昨日、一昨日が宴席だったので、今日、明日は休肝日。以前は、夜酒を飲まないと孤独に感じたが、平気になった。何事も習慣だ。面白いな。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ