6月27日のCX便で香港到着。価格も、空港の状況も、すっかり元通りという感じだな。
今回は、香港2泊(到着日とオンライン講演会)、深圳に移動して1泊。その後、香港3泊という予定。まず宿泊は、ロイヤルパシフィックホテル。天気が良い。
到着日は、翌日が講演会なのと、体調がいまいちなので、外食はせず、部屋でおとなしくすることにした。ちなみに、体調は、翌日の講演会が終わると、急速に回復した。
4~6月にかけて、有料講演会を3か月連続で開いたが、このプレッシャーが大きい。無料講演会を手を抜いている訳ではないが、有料講演は、頂いた講演料との戦いだ。聴講料の何倍もの価値が有ったと思って頂きたいので、レジュメ・資料も150~200枚程度作るし、1回の講演が終わると、次の講演の追加資料も作成する。事前のレジュメ読み込みも何度もする。一つの講演会について、1か月間は、そのことばかり考えている。やはり、自分で思っていた以上の精神的負担が有るようだ。
この日の夕食は、こんな感じ。パシフィックコーヒーで、インド風料理のテイクアウト。ビールは継いだが、結局、飲まずに休肝日にした。
上海で暮らし、そして飲む第3弾(税理士法人山田アンドパートナーズ・大井パートナー)
対談シリーズ「上海で暮らし、そして飲む」の第3弾は、税理士法人山田アンドパートナーズの大井パートナーに登壇頂きました。
2回に分けたので、2/2は5日後公開予定です。
ご視聴はこちらから。
尚、中国本土内でのご視聴はこちらです。
https://www.mizuno-ch.com/videos/taidan-9
やっと回復
2週間続いた体調不良からやっと回復した。前にも書いたが、ともかくつらい。咳は出るし、咳き込めば肺が痛いという状況。完全に陽性状況だが、何度測定しても陰性。新しいものを買っても陰性(友人に分けてあげたが、それを使った友人は陽性反応が出ている)。摩訶不思議な状況で苦しかったが、何とかなった。
その間は、こんな感じで即席麵を茹でたりする食事。こんな体調でオンライン講演会を2回やったので地獄の苦しみであった。
これは、8割方治ったときに、スタミナをつけようと思って注文したデリバリー。鰻蘭(仙霞路)だが、この店は美味い。
そして回復して、丸紅時代の同僚と酒。ついつい、〆のラーメンを食べてしまうという暴挙であった(〆に何か食べるというのは、1年に1~2回、あるかないか)。場所は新世紀広場の家康。悪くなかった。
上海で暮らし、そして飲むを収録
6月19日、朧月2号店(朧喜)で、「上海で暮らし、そして飲む」の第3弾、第4弾を収録した。
第3弾は、税理士法人山田アンドパートナーズの大井パートナー。それなりに付き合いが長いので、テンポよく話は進んだ。若いながらも大手税理士法人のパートナー(役員)という事で、何時も酒を飲んでいる時のはじけぶりは全くなく、かなり優等生的ではあったが、なかなかかみ合ったのではないかと思う。
そして、続けて朧月グループの陳社長と対談。何語で行く?というと、中国語が良いという事なので、急遽中国語での対談と相成った。このシリーズは、飲みながら話す雰囲気を大切に、という事で、練習、台本は全くなく、良い意味で行き当たりばったり。公開の場で僕が中国語を話すことが殆どないので、僕は中国語ができないのではないかと思っている人もいそうですが、一応、できるんですよ(笑)。
その後、お礼にバーでも行きましょうと言ったのだけど、16時半に収録を始めて、テンポよく収録が進んでしまったので、まだ18時過ぎ。さすがに同じ店だと間が持たないと、付近にある朧朧亭という、朧月グループの町中華に移動。そこで食べた焼きそばが旨かった。これはお勧めだ。
久々の前川寿司
久しぶりに前川寿司に行った。最後に行ったのが、2021年12月なので1年半ぶりだ。いつも気にはなってはいるのだが、価格的に少々苦しく、足が遠ざかっていた。これ以上行かないと忘れられるので(笑)、意を決して訪問。
何時もは単品で頼むのだが、この日は、おとなしくお任せとした。上品な料理がまずは続く。この五島うどん(つけだれは、蟹味噌味で仕立ててある)が面白い。
料理が続くと寿司になる。寿司からが大将の出番だ。
寿司はこんな感じ。2枚ほど写真写りが悪い(ピントがぼけた)ので省略。
そして、「水野さんと言えばこれですよね」と出してくれたのが、このイクラの細まき。1年に1回しかいかない、悪い客であるのに、覚えて頂いて有難い。
そして、〆のアナゴ。満腹なので、デザートはお断りした。年齢的に、それほどは食べられない。しかし、ここの寿司・料理は、満腹になっても胃もたれしない。腹具合がすっきりしている。やはり、良い鮨屋はこんな感じだなと納得することしきり。
体調がやっと回復する
2週間ほど体調を崩していた。だるさ、咳、咳き込んだ時の肺の痛みという事で、どうにもコロナの症状ながら、毎日抗原検査をしても陰性。抗原検査キットが古いのかと疑う。とはいえ、これを分けてあげた知人は、このキットで陽性反応がでているので、そういう訳ではなかろうとは思いながらも、新しいものを購入。やはり陰性であった。何やら、無症状感染ならぬ、有症状無感染という状況で、どうにも不思議。
ここ暫く、2度目の感染が流行っているので、「2陽」なる言葉もできている。軽いのでさほどの問題にはなっていないが。僕も、2陽か?と何度か聞かれたが、2どころか、1もない。コロナにかからない不思議な体質らしいが、それなりにしんどかったこの2週間であった。
そんなこんなだが、この2週間でオンライン講演会もこなした(途中で咳き込み辛かった)。そして、やっと回復した19日(月)に、「上海で暮らし、そして飲む」を、朧喜(朧月2号店)で収録。3回目の対談(山田アンドパートナーズの大井パートナー)、4回目の対談(朧月グループの社長で、これは僕の最初の中国語対談動画)の2回分を収録。順調に収録でき有難かった。数日内に公開予定ですので、乞うご期待。
収録語、「せっかくなので、バーにでも行きますか」と大井さんと語るも、16時半から収録開始し、順調に2本取り終えてしまったので時間を持て余す。という事で、隣の朧朧亭(これも朧月グループ)でワインを一本飲むことにする。町中華をコンセプトにした店で、フェリーチェの跡地。ここで食べた焼きそばが旨い。これはお勧めだ。そんなこんなで時間をつぶし、(ついでに、日本人は紹興酒が好きだから、絶対置くように、とお願いして)バーに移動。
胃の検査をする
今年は、2回に分けて健康診断をした。人間ドックをした和平クリニックは、胃カメラは、麻酔なしか局部麻酔のみ。自分としては、全身麻酔でいきたかったので、違う場所にしたため2回に分かれた次第。申徳医院という虹橋路の病院で、綺麗で良い。
2022年12月に、この病院で3回目のワクチンを接種した時に、全身麻酔胃カメラの広告が張ってあり、念のために写真に撮っておいたのが役立った。
順調に終了。
話変わって、先週、先々週と、コロナに感染した人が多く、知人も5~6名感染した。かつてとは違い、みんな軽い症状で、数日間在宅勤務をして(病気の割には、打ったEmailに対するレスポンスが早い)、数日後には復帰。内2名の方とは回復後の会食をした(元々の会食アポを、数日間延期)。一方、僕は全くかからない。昨年12月~今年2月に2か月日本滞在した時に、40回会食しても全く感染しなかった。このコロナに対する無敵さは、我ながら信じられないが、考えられるのは接種したワクチンの効果。1回目と2回目の接種の時に、重い副反応が出て、これは全くコロナの症状と同じであった(激しいのどの痛みと熱)。勿論、副反応なだけに軽めで、3日間程度の苦しみ(喉は1日)だったが、これで免疫が付いたのであろう。
みんな「何で今までコロナをあんなに恐れていたんだろう」と言っており、まあ、騒ぎも過去のものになった感が有るのだが、それでも会食した二人は(共に2回目の感染)、「身体に力が入らないし、喉も痛いので、かからないに越したことはない」。更には、「メンタルに来る(1名の方は、2回とも会社を辞めたくなった。もう1名の方は鬱っぽくなった)」と言っていた。
喉の痛みはワクチン接種時に経験済で、あれはもう勘弁してほしいと思うのだが、メンタルはさすがに経験がない。ともあれ、何れにしても、なかなか感染しない身体であるのは、有難いことであるようだ。
風邪をひく原因がわかる
今年は翌風邪をひく。ひいては治りひいては治りで、どうにもおかしいと思っていたが、原因が分かった。空調のタイマーが勝手に午前4時にセットされており、数時間かかっていたのだ(朝目覚める時には切れている)。マンションが古いので、設備も古く、部屋の空調はちょっと特殊。年2回、冷房と暖房を切り替える時には、管理人を呼んで調整してもらわないといけないのだが、その折、変な部分に触れてしまったのであろう。
何度も知人に、「今年の上海は天候不順で、明け方がやけに冷え込み、風邪をひいていかん」と愚痴っていたが、蓋を開けてみればこんな感じであった。ともあれ、朝4時に偶然起きてしまったのが幸いしたわけだが、原因がわかって何よりだ。
話変わって、Erman’s Kitchenという、南豊城にある店に、旧友といった。この店は、家から歩いて2 ~3分程度なので、気を使わなくて良い相手の時、たまに使う。デリバリーも頼むのだが、店内で食べるときの差が大きいので、デリバリーは避けた方がよいように思う(特に、パスタ)。
スペイン風コロッケは美味い。なかなか気が利いている(特に、黒いのがトリュフの香りで良い)。アヒージョは、殻を外してくれた方がよかった。
そして、ステーキを頼むと熱した石が出てくるので、これで適宜再加熱して食べる。昔、ストーングリルという店が有ったが、あのコンセプトだ。いつもは一番安い280元(5,600円)程度の肉を頼むので、美味いとは思えなかったが、今回は下から2番目(日本円で1万円程度)を頼んだら、まずまず美味かった。
価格的には、肉を頼むとそれなりにするが、前菜的なものを頼んで、付いてくるパンで腹を膨らませるという作戦が取れるのと、ワイン、シャンパンなど、それなりの味のものがグラスで注文できるので、ここで価格を抑えることができる。こう考えると、それなりに良い店だと思う。
健康維持も大変だ
5月にパーソナルトレーナーとのトレーディングを再開した。昨年、12月11日に一時帰国。2か月の日本滞在と、その後の仕事のドタバタで、5か月間自主トレであったが、何とか落ち着いてきた。新しいトレーナーが女性のためか、新人のためか、結構こまめに写真を撮ってくれて親切だ。あと3Kg程度脂肪を落とす必要が有るな。その上で、あまりごつくならないようにした上で(ボディビルダー体系になるのは、少々抵抗が有る)、ベンチプレスを100Kg挙げられるようにするのが1年間の目標か(+20Kg)。
関係ないけど、日本で買ったサッポロ一番味噌ラーメン(10元)に、ケータリングの叉焼などを乗せたもの。合計すると70元(1,400円)になるので、高級即席麺だ(笑)。
そして、年に一度の健康診断。無事に終わって、鮨屋で昼食。寿司8貫は、なかなか美味しく手が込んだものであったが、写真撮り忘れ。最後のおまけの小丼のみ。
増値税・個人所得税ワンポイント解説(セミナー告知用)
6月に増値税&個人所得税セミナー(全3回)を開催するのですが(詳細はこちらをご参照下さい)、3か月連続の有料セミナーとなるので、お申し込みが重いという事を事務局より言われ、告知用に増値税・個人所得税のワンポイント解説を書いてみました。ご参照下さい。
増値税の見どころ・聞きどころ(その1) ■ 一般納税人・小規模納税人の損得比較と納税資格取得 一般納税人の標準税率は13%(財貨の増値税)・6%(役務の増値税)ですが、小規模納税人の税率は3%(不動産は5%)と低い税率が適用されます。ただ、財貨の増値税に関しては、確実に一般納税人の方が有利で、その理由は、必ず仕入増値税があるので、仕入控除・輸出還付が認められない小規模納税人は採算が悪化する、というものです。 一方、役務の増値税は、売上のみで仕入れがない場合もあり、この様な取引が主となる場合は、税率が低い小規模納税人が有利な場合もあり得ます。 こうした背景があり、特に、財貨の増値税に付いては、一般納税人資格は権利であり、取得のためには一定の義務を負うという考え方が主でした。その義務とは、一定の売上高、オフィス面積、従業員などで、増値税暫定条例施行(1994年)以降、この様な考えを基に、納税人資格制度が運用されてきました。この状況が段階的に修正され、最終的には、「増値税一般納税人登記管理弁法(国家税務総局令2017年第43号)」で、根本的に変わりました。 現在では、年間課税所得500万元という基準はありますが、それを下回っても資格取得は可能。逆に、小規模納税人を望む場合でも、課税売上がこの基準に達した場合、強制的に一般納税人に転換させられるという制度に変わりました。つまり、原則は一般納税人で、小規模納税人は例外的な対応という位置づけに変わっています。増値税の見どころ・聞きどころ(その2) ■ 免税適用の意義 免税、というと、有利なイメージが有りますが、増値税の世界では必ずしもそうではありません。免税は、売上増値税が課税されない(販売相手から徴収しなくてよい)ことを意味しますが、一方、免税取引に関する仕入増値税は、還付控除不可で、原価として計上する必要が有ります。よって、却って不利になる場合が少なくありません。 免税取引の代表的なものとして、来料加工があります。来料加工においては、原材料輸入・製品販売に際して増値税が免除されるだけでなく、外国企業から受領する加工賃に対しても増値税が免除されます。つまり、取引に関しては、増値税課税を受けないというメリットがあるのですが、仕入増値税は全て原価処理です。よって、中国内で非保税取引として原材料を調達する場合の仕入増値税、梱包材・研磨剤などを購入する際の増値税、物流費などに関する増値税などは、全て原価処理となるため、これらのコストが増えれば、採算は悪くなります。 増値税の見どころ・聞きどころ(その3) 増値税の見どころ・聞きどころ(その4) 増値税の見どころ・聞きどころ(その5) 個人所得税の見どころ・聞きどころ(その1) 外国籍社員に対する優遇措置を規定した国税発[1997]54号は、現時点では全文有効となっていますが、財税[2018]164号により、「住宅手当、子女教育費、語学研修費など」に関する優遇は2021年末に廃止し、特別付加控除と統合すると規定されています(その後、財政部・税務総局2021年第42号により2023年末まで延長)。 国税発[1997]054号で認められている優遇措置(フリンジベネフィットに対する免税措置)は、現物支給もしくは実費精算方式で取得する住宅手当、食費手当、引越費用、クリーニング費用、合理的な国内外出張手当、帰省費用(年2回以内)、語学訓練費用(本人のみ)、子女教育費などです。この中で一番影響が大きいのは家賃補助で、特別付加控除に統合されるとかなり不利な状況となります。その状況下、対応策の一つと考えられるのは、福利費としての計上で、給与(現在では、給与として処理した上で税務機関に免税備案をしている)ではなく、福利費として計上する方法です。これにより、企業所得税法上の損金算入制限(給与総額の14%以内が損金算入枠)は受けるものの、個人所得税課税の対象からは除外できますが、この方法(不動産契約の結び方、税務機関への届け出など)はセミナーで詳細解説します。尚、家賃以外には、影響が大きいのは子女教育費ですが、この点は現時点でも地域によって対処方法が大きく異なります。これは、外国人学校が教育機関認定を受けていないケースが多いことによる税務対応の違いによるものです。 個人所得税の見どころ・聞きどころ(その2) 個人所得税の見どころ・聞きどころ(その3) ● 公式二(年度内の中国滞在日数90日超~183日未満の一般職員に適用) ● 公式三(年度内の中国滞在日数90日超~183日未満の高級管理職、及び、183日以上の一般職員・高級管理職に適用) 計算方法詳細は、セミナーで解説します。 個人所得税の見どころ・聞きどころ(その4) 個人所得税の見どころ・聞きどころ(その5)
※より詳しいセミナープログラムは下方をご参照ください。 |