福岡で会食し厦門を語る

福岡でかつてのクライアントの方(今でも会社単位では契約を頂いているものの、この方は中国より帰任して別の仕事をされているので)と会食した。会社最初の拠点を厦門に出すところお手伝いさせて頂き、今は大きな製造工場を持たれている。万事順調という事で嬉しい限りだ。やはり、この仕事をしていて、立ち上げに協力したクライアント様が、発展して見違えるような大きな組織になっているのを見るのが嬉しい。

希望を聞かれて、「庶民的な焼き鳥でも」と回答したら、予約いただいたのは「藤よし」という店。刺身が素晴らしく、庶民的な店ではなかったが、全方位的に良い店だ(サービス、味、雰囲気等、全ての面で心配りが感じられる)。まずは、カワハギ、サザエ、イカ、サバの刺身。これが旨い。やはり、上海のすし屋なども旨いが、ネタを日本から空輸している関係で、1~2日のラグができる。刺身は日本で食べるのが(おそらく)一番美味い。

厦門進出を手伝わせて頂いたのは2015年。当時の思い出(厦門から福州出張をアレンジしたり、一緒に酒を飲んだ思い出など)がよみがえり、思い出話に花を咲かせる。


そして、鯛茶漬けとふぐ雑炊を食べて締めとする。

つもりが、焼き鳥屋に移動して食べ続けてしまった。久々の過食だが、楽しい一夜であった。

合気道OB会

一週間ほど前の話だが、高田馬場で大学の合気道の同期会を開いた。まあ、後輩1名を含めた7名なので、小規模な飲み会に過ぎないが。各人の生活は色々。男性陣4人は全て転職経験が有り、また、会社ももうすぐ定年だ。年齢を経るにつれて、人生も紆余曲折が出てくる。まあ、まんなマイペースで生活を楽しんでいるようではあるが。


もう全員合気道はできない。主将だった僕も、技は全て忘れた。時間の流れというやつだな。

淡路町でイタリアンを食べる

友人兼1年次先輩の方々と、淡路町のトラットリア ラ・テスタドゥーラで会食した。メッセンジャーなどでは、比較的頻繁に意見交換しているので、久しぶりにあった気がしなかったが、考えれば2年半ぶりの再会・会食だ。2020年に中国帰任する前に、新橋のワイン焼鳥屋で飲んだのが最後。今回は、僕が希望を出して良いことになったので、イタリアンを選択した。今回の滞在では、イタリアンが多めだ。僕は初めて行く店だが、予約してくれた方が、「この店は外れがない」と推薦してくれた。こじんまりしているが、美味しく、気が利いている。また、淡路町は、僕が大学時代に、付近のジムに通っていたので懐かしい。

まずは、イワシ、リンゴ&チーズ(トマトの様に見えるがリンゴだ)、パテの前菜から初めて、早い段階からパスタを投入する。ウニのパスタが旨い。

メインは白身魚の炭火焼きとした。お二方とも中国駐在経験者であり、そのうち1名の方は、1987年に中国研修に出ている(僕は1988年)ことから、共通した経験が有り、話が弾む。当時の中国は、今とは全く違う場所で、日本人としては、生活にあたって意識転換の必要が有った。それを知っている人も、年齢と共に減っている。当時の中国の生活には戻りたくないが、思い出になると、無性に懐かしい。両親が、日本の戦後に付いて語る時も、同じような発言をしていたな。

最後は、カラスミのパスタとした。これも旨いが、ウニパスタが絶品だった。パスタのもっちりさも含めて素晴らしく、また食べたいものだ。

そして付近のワインバーで、グラスワインを1杯だけ飲んで帰宅した。偶然飲んだイスラエルの白ワインが、乳酸菌飲料の様な味わいで美味しかった。

麻婆豆腐を作る

麻婆豆腐が好きだが、自分で作ったことは数回しかない。基本的には、中村屋のレトルト(これがなかなか美味い)を買って豆腐を入れて作っていたが、久々に料理することとした。最近YouTubeでお世話になっているリュウジレシピだ。

なかなか上手くできた。翌日は。ラーメンにかけて麻婆ラーメンにする。昨今のインターネットの発達は有難い。

青山で会食

青山で会食した。この前日は渋谷。数日後は西麻布と、僕とは縁が薄い場所での宴席が続いた。とはいえ、1990~1993年に、外苑前のエグザス(昔あったフィットネスジム)に通っていたので、慣れない中でも、比較的なじみが有る。
一軒目はピッツェリアサヴァティーニ。つまるところは、サヴァティーニの廉価版だが、この店は、僕の人生を、それなりに変えた会食の場所で、思い出の場所と言える。どんな会食かというと、2005年、香港から日本帰任が避けられなくなってきたとき、一緒に食事をした同僚に愚痴をこぼすと、「うちの部門(組織)で、コンサルティング会社設立の稟議をあげてやろう」と言ってくれた。結果、2006年にM&Cという丸紅100%出資のコンサルティング会社ができ、僕が社長を務めるのだが、その2年後、ドタバタ劇が有って、僕は丸紅を退職して独立することになったもの。小さな会食が人生を変えることも有る。


この日の会食は、全く人生には影響のないものであったが(笑い)、写真を撮るのは忘れた。ともあれ、程々に食べたので、バーにでも行こうとするのだが、歩いても歩いても全く見当たらず。やはり、アウェイは辛い。かろうじてバー使いできそうな居酒屋を見つけたのでそこに入る。さすがに、何か食べるものを頼まないといけなかろうと思い、フレンチおでん(大根、卵、プチトマト)というのを注文した。

旨い。特に、トリュフ風味を聞かせた卵+リゾットはかなり旨い。ただ、想定外のボリュームだ。イタリアンを食べた後注文するものではなかった。必死に卵を平らげ、満腹に苦しみながらワインを1杯飲んで退散したのであった。

横浜中華街(Bar Great Wall・湖南人家)

1月4日はクライアント様兼友人と会食であった。横浜駅での会食後に、中華街付近に移動してバーを探す。

まず山下町を探し、数軒発見するのだが、どうもピンとこない。入りたい、という気にならず、次は元町を探すことにする。

因みに、上の写真のこの場所は、昔シルクロードと呼ばれることも有った。中国(中華街)と西洋(元町)をつないでいるから、という事だが、知っている人が殆どいないので、あまりポピュラーな呼び方ではなかったのか、若しくは、すぐに廃れたのか。


そんな感じで元町を歩くが、バーどころか、何の店も開いていない。元町は夜が早い街なのか、それとも新年早々だから開いていないのか。早々にあきらめて中華街に戻る。

旧正月前で、中華街はいつも以上に中国感を出している。さて、良いバーは有るか。この時点で、既に30分くらい歩きまわっているので、二人ともうんざりしかけている。

関帝廟を抜けたあたりに、ちと怪しげな(というか、いけてなさそうな)Great Wallという看板が見えてくる。「あそこはダメですよねえ」と話すも、念のために見てみようと近づき、のぞき込む。驚くことに、落ち着いた感じの雰囲気良いバーだ。外のネオン看板以外は素晴らしい。

早速入ってみることに。良いバーだ。店の方も淡々とした中に優しさが有る、嫌みのない接客だ。素晴らしい。

僕はマッカラン、友人はチャイナブルーカクテル。

2杯飲んで、満足して店を出る。普通はここで帰宅するが、友人が勢いに乗り、「ラーメンを食べましょう!」と提案。最近、3次会に行くことはまずないが、気分が良いので「行きましょう!」と即答する。

二人とも知っている杜記で刀削麺を食べようと思ったが、時間が遅く開いていない。どこかないかと歩き回り、湖南人家という初めての店に飛び込んだ。これも良かった。

夜遅いせいか、客は全て中国人で、顔見知りの様な感じ。ともあれ、アットホームで店の人も気さく。料理もなかなかうまい。おまけに、店名の割には湖南料理っぽくない(湖南料理も選べばあるのだろうが)のが良かった。個人的に、四川料理は好きだが、湖南はあまり好きではない。

ともあれ、バー、レストランと良い店に2軒連続行き当たり「新年早々縁起がいいぞ」と喜び、気分良く帰宅する。

中国でのワクチン接種顛末記

先日の野毛での会食時に、大学の友人に僕のワクチン接種顛末を話したら、彼はメディアの人間だけあって、「面白いし、興味深いので是非書いた方がよい」との発言があった。
僕自身としては、面白いかな?と半信半疑だが(というより、たいして面白くなかろうとも思う)、何らかの役に立つ方もいるかもしれないので、簡単に自身の経験を書いてみたい。
僕は、上海でシノファームというワクチンを3回打った。2回が2021年で、3回目が2022年の12月。一時帰国直前だ。
早く3回目を打ちたかったのだが、上海で外国人が3回目接種できるようになったのは、確か2022年の2月で、その時僕は一時帰国中であった。
2022年2月23日に中国に戻り、青島で21日間隔離。隔離が明けて上海に戻ったらロックダウンに突入したので、ワクチンが打てる状況にはなかった。
さて、6月にロックダウンが明け、ワクチンを打とうと思えば打てたのだが、個人的には、PCR検査に悪い影響が出ないか心配だった。ワクチンは、ウィルスを身体に入れる訳なので、理屈として陽性反応が出るのではと素人ながら考えたのだ(実際、1回目のワクチン接種直後は、激しいのどの痛みという、コロナ症状に近い副反応が出ている)。
周りに聞くと、「接種後48時間以内はPCR検査しないように、という政府説明が有った気がする」と複数人が言う。ただ、2022年下半期の状況は、48時間以内の陰性証明がないと、実質的に外出不可(乗り物に乗れない、建物に入れない)で、生活に支障が出る。更に、マンションに1名でも陽性者や濃厚接触者が出ると、マンションが封鎖されて、全員PCR検査となるので、ワクチン接種直後に、この様な事態になったら大変だ。この場合のPCR検査は避けようがないし、陽性判定が出れば、強制的に集中隔離施設行き(現在は自宅療養可能)で、これは避けたい。
こんな感じのリスクを考慮すると、打つ決心がつかなかったが、日本の入国措置が一時帰国直前に緩和され、WHOが承認したワクチンを3回接種をすれば、日本入国時にファーストパスが使えることになった。とすれば、「打った方が良かろう」と、迷った末に覚悟を決める。
ともあれ、接種直前にPCR検査をして時間的余裕を付ける。そして、接種後、大事を取って3日間は検査はやめようと思っていたが、接種翌々日に急遽避けられない宴席が入った。そうなると、夜の宴席前にPCR検査の結果が出さないといけない(レストランに入れない)。判定結果が出るまで、概ね6時間は見ておく必要が有るが、そうなると、48時間経過時かっきりに、検査をしなくてはいけない(判定結果が遅れれば、遅刻やむなし)。
そんな経緯で、結果が出るまでの6時間はビクビクしたが、無事陰性結果が出て胸をなでおろし、宴席に直行した。
そんなこんなのワクチン(シノファーム)3回接種であった。
ちなみに、中国の友人達大半が打っているのはシノバック(外国人はシノファームが多い)。
シノバックの評判が悪かったりするのだが(信用性は分からないが、効かないという人間もいる)、今回ウィズコロナ転換後、人が続々感染する中、直近でシノバックを打った人間は、総じて症状が軽いようにも思う。
ゼロコロナ政策下では、ワクチン接種の必要性が薄いので、大部分の人は、2021年の2回接種で止まっている(既に1年以上が経過している)が、例外的に2022年に入り、シノバック接種した友人は、症状が軽いように思える(本人の発言をもとにすれば)。
とすれば、シノバックも効き目が有るのではないか、と個人的には思ったものである。勿論、医学知識がない僕には判断はできないが。

年末の宴席2件(関内+野毛)

年末年始も宴席であたふたしておりました。新年のご挨拶が遅れ失礼致しました。本年も何卒、宜しくお願い致します。
という事で、2022年末の話になるのですが・・・

この日は、水野ベトナムの安藤執行役員と会食。コロナでお互い長い間国際間の往来ができていなかったので、会うのは実に3年以上ぶり。安藤駐在員も2022年は、ホーチミンで6か月間マンションの敷地から外に出られなかったとのことだ。報道量が圧倒的に違うので、中国の事ばかりクローズアップされるが、ベトナムの方がロックダウン大変だったのかとびっくり。写真はみなとみらいのオフィスから、宴会場の関内まで歩いた時に撮った、旧横浜正金銀行本社ビルの写真。

そして、これは大学の同級生と会食した時の写真。彼は、大学時代に、ザ・ガマンという番組で2位か3位になって、大手テレビ局に就職した人物。まずは、僕のオフィスが有るランドマークタワーの地下にある、世界のビール博物館で集合。1時間ほどビールを飲んで野毛に移動した。


やはり、夜のみなとみらいはきれいだ。

会食場所は野毛の鷹一という海鮮料理。ここは、石川県のクライアント様から紹介してもらっただけあって、魚は抜群の旨さで値段も良心的。予約しなければ絶対に入れないという名店だ。

まず牡蠣を2個頼むが、あまりの旨さに二人とも絶句して、即座に2個追加。

サザエとカワハギも旨い。個人的に、サザエの刺身が有れば絶対に頼む。つぼ焼きも行きたかったが、そこそこ料理を頼んでいたので我慢した。

いか焼売にイカ。フグのひれ酒。全部旨い。ちなみに、彼は学生時代からせんだみつおに似ていることを売りとしている。愛称は、いまだにせんだかせんちゃんだ。

写真は撮り忘れたのだが、これにフグチリ&雑炊で〆た。

満足して帰宅。横浜での会食だと、帰宅時間が短くて済むので有難い。

大阪商工会の講演

2023年1月27日に、大阪商工会主催の講演会を行います。無料ですので、ご興味がある方は、是非、お申し込みのほど、宜しくお願い致します。定員は100名ですが、現在74名のお申込みの様ですので、まだお席が有ります。
お申込み・詳細は、こちらをご参照下さい。

プログラムは、この様な内容です。2022年12月に実施した早稲田大学の講義の内容と似ていますが、コロナ政策の変更(ウィズコロナへの大転換)を踏まえ、アップデートしています。
Ⅰ. 中国情勢の今後
-中国の経済動向
-コロナ政策の今後と日系企業の活動に与える影響
-日中情報ギャップと報道の虚実
-香港・台湾の位置付けを政策の連続性で読み解く
-中国の現在と日本の位置づけ

Ⅱ. 中国ビジネスの今後
-日本企業にとっての中国(国際社会で巨大化する存在感、巨大な市場とリスクの分析)
-国際的なリスク分散の必要性から日本企業が注意すべき点

雪の中元同僚と会食

福岡到着翌日から雪が降り始める。寒い。


そんな中、丸紅時代の同僚と会食をする。慶州というもつ鍋やで有名人もよくいく店だとのこと、

ただ、この日は胃の調子が悪く、食欲がない。酒も飲めない。雲仙ハムカツはうまかったが、それを食べたら満腹になり、他の物を食べる気力がなくなってしまった。何かないかと頼んだのがオックステールの塩焼きで、これが完全に認識不足。こんなに脂っぽいとは思わなかった。体調が良いとき食べれば美味しいのだろうが、胃もたれ時のオックステールは苦行であった。

そんなこんなで、ちと後輩にも迷惑をかけてしまったのであるが、体調万全の折に再チャレンジしよう。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ