体調

一回目のワクチン接種(シノファーム)が終わり、殆ど副反応がないので(2日間眠かった程度)、3日目・4日目とジムでトレーニングをしたのは早すぎた。週末、熱はないものの喉が腫れて、体がだるいので、2日間ずっと寝ていた。何事も無理はいけない。

という事で、週末のデリバリー食。
初めてとった広東風の点心・粥屋だが、なかなか美味しい。
今週は、講演会も有り、面談・宴席も有る。体調を整えて頑張っていこう。

ワクチン接種2日経過

ワクチン接種後2日間が経過したが、副反応(どこかが痛いとか、気分が悪いとか)は全くない。ただ、1.5日間くらいは眠かった。3日目になり、やっと万全の体調だ。
僕が打ったのは、シノファームのもの。友人たちが、シノバックを打ったり、他国では欧米系のものを打ったりしているが、副反応は人それぞれ。眠いというのは、比較的多いが、腕が痛いというのも良く聞く。若干眠かっただけの自分は順調だったのであろう。
摂取の時に言われたのは、24時間は飲酒・刺激物摂取・入浴・激しい運動が禁止という事なので、48時間経過した今日から、ジム通いは再開しよう。今日から酒を飲んでもよさそうだが、肝臓を労わるために明日から(これは、ワクチンとは関係なし)。
因みに、一週間は、海鮮・刺激物を控えるようにと書かれている注意書きも有るが、刺激物(イメージ的に、四川料理的なもの)は避けるとしても、海鮮には、寿司・刺身も含まれるのだろうか。ここら辺がちと謎だ。まあ、和食は大丈夫だろうと自己判断(医学的根拠全くなし)。

ワクチン接種

2021年5月31日に、第1回目のワクチン接種を終了した。身の回りの日本人も、かなりの方々が早々に済ませているので、出遅れ気味だが、意図的なもの。
9月に居留許可の延長ができるので、それを済ませたら、日本に一時帰国したいなと考えている(状況次第なので未定だが)。現時点で、ワクチンの効果が立証できているのは半年間らしいので、戻る時に有効期限が切れていないようにしたいと思い、接種時期を引き延ばしていたもの。

現在の、外国人の中国入国に際して、ハードルとなっているのは、外事弁公室が発行する招聘状。この取得が難しいので、入国できない人が、まだ多い状況だ。ただ、居留許可が有効期限内であれば、外事弁の招聘状は不要だし、中国製のワクチンを接種していれば、やはり招聘状は不要。何れかの要件を満たせば再入国の障害は無くなる訳だが、ビジネス判断をするに当たっては、今後の制度変更も想定した上で、打てる限り万全の対応をしておくのが定石。であれば、双方対応しておこうという趣旨。
まあ、ワクチン接種を済ませていても、再入国時の隔離は必要だし、昨今、上海の隔離も、14日間の集中隔離+7日間の自宅隔離という、21日間なので、前に経験したものよりもきつい。これを考えると、気が重い。

13時半~14時という時間を予約したので、13時10分に同仁医院に到着。少し行列ができているが、15分程度並ぶと順番がきて、まずは登記手続。これが終わると、費用(100元)の支払い、接種と順調に進んでいくので、到着から25分くらいで、全て終わった。係りの方々は、皆なシステマティックで親切。緊張感は全くなく、明るい感じである。

外国人が多いなと思っていたら、中国人は、居住マンションとか、近所で簡単に接種ができるようなので、指定病院での接種は、そうした状況になるようだ(オフィスの向かいにも、ワクチンバスが停まっているので、中国人なら打ってもらえる)。

念のため、座って30分待機。問題なければ、勝手に帰ってよいというシステム。腕が痛くなったりする人もいるようだが、僕は全くそうした反応は無かった。接種時も全く痛みはなかったし、ちょっと拍子抜け。

終わるとすぐ、携帯アプリで2回目の接種を予約した。非常に順調。病院では、24時間は、飲酒、刺激物の摂取、運動、入浴は控えるように言われたが、取り合えず、3日間の禁酒予定。

四川料理

家の近所の、天辣小酒馆という店に行った。昨年末に一人で行って、良い店だと気に入ったのだが、料理のボリュームが非常に多く、一人では行きにくいため、間が開いてしまった。

この辣子鶏が68元(1,000円)。値段を見て想像する分量と全く違う。二回目であっても。改めて大きさに驚く。

左の烏賊料理が美味かった。そして、右の水煮牛肉も美味い。中華の牛肉料理は、それほど美味しくない場合が多いのだが、これは美味かった。今まで食べた水煮牛肉の中で一番ではないか。

これは辛みを抜いてもらった、卵と湯葉の料理。落ち着く味。
という訳で、安くて美味くて良い店であるが、難点は、予約ができないこと(混雑店で、人が並んだりしている)、麻婆豆腐が無い事、麺はさほど美味しくないことであろうか。
カジュアルな店なので、友人と行くのに向いている。
因みに、今回の訪問は二人だったので、壮絶に余ってしまったが、お願いすれば当たり前の様に、容器をくれて持ち帰りができる。こういった合理的な部分が、中華圏(日本以外のアジア圏?)の良いところだ。

何時もの休日

何時もながらの日曜日であった。
午後3時にジムに行き、1.5時間トレーニング。今月は19回のジム通いであった。ともあれ、身体を動かすのが習慣になったこと、程よい筋肉疲労を心地よく思えるようになったのは良かった。望む身体には、まだほど遠いが、少なくとも、自分の身体を直視でき、要改善点をあれこれ考えられる状態にはなった。これが2か月ちょっとの進歩。

ジムが終わると、1階のペットショップで、暫し子猫を眺めるが、いつも寝ている。

そして、付近のパブで早めの夕食。外の席を選んで座る。風が柔らかく心地よい。通りかかる家族連れ、恋人たちの楽し気な様子を眺め、ビールを飲む。

小猫を見て癒される

通っているジムのあるビルの一階にペットショップが有る。子猫が二匹いるので、ジムの行き帰りは、これを眺めて癒される。


猫を飼いたいと思う時も有るが、小二以来、ペットを飼ったことが無く(飼い犬が病死したのがショックで、それ以降、飼う気にならなかった)、おまけに海外で、今後は、出張も復活するであろうから、それは無理だろう。
まあ、暫しの癒しで満足している状況。

広州保税区域の再編に関して

先日掲載した、広州黄埔区域の保税開発区再編に関して、広州保税区管理部門に追加ヒアリングをした。
広州保税区廃止の背景として、「地下鉄が建設中であり、付近に住宅地ができる」、「保税区廃止後は、穗港智造合作区の一部として企業誘致を継続するが、一部は、商業用地に転換する」という計画があるとの由。
広州の都市拡大の流れの中で、1990年代には、あれほど不便だった黄埔区域が、すっかり都市に組み込まれていることが印象に残った。
1990年代に、中国の経済発展と外貨獲得に貢献し、全国200以上までに増加した保税開発区(税関発表では248か所だが、目まぐるしく変化するので、実数が把握しにくい)だが、よく考えれば、保税ビジネスは儲からない(関税・増値税の税収に貢献しない)。
更に、中国の外貨準備の拡大(2006年以降世界一)、経済成長を背景として、2000年代中盤に、「輸出奨励から国内市場重視」に産業方針が転換された。2009年に、加工貿易貨物の国内販売が、実質的に開始され、どんどん許可手続が簡便化されているのも、そうした流れの一つだろう。

今回の組織再編は、「保税区」という、他と比べて、最も歴史があり、ステイタスが高い保税開発区の廃止であるため、少々驚いたが(輸出加工区が廃止されても、大して驚かないのだが)、そうした流れの延長線にあると考えれば、理解もできる。
思えば、僕の中国初訪問は1985年で、改革開放(1978年)から7年経過した段階だった。その時の中国は、まだ競争原理が十分浸透しておらず、改革も道半ばという状態だった。
その中で、他の地域とは全く違う、広州の圧倒的な熱気に驚き、強く印象に残った。あの時、時代は南から動いていたものだ。

中国ビジネス講座の動画解説

2002年1月から、The Daily NNAで週一連載している「中国ビジネス講座」の動画解説を準備中。

2021年1月の連載(第896回)から収録を行っており、もうすぐキャッチアップ。後は、毎週新規収録していく予定。
現在、NNAさんとの連携は協議中。
販売開始の折りには、告知致しますので、皆様、是非、ご視聴ください。

麻婆ラーメン

肉体改善努力を開始して2か月が経過した。まだ、体重、体脂肪率共に目標には達していないが、成果は上がってきているので、糖質制限は緩やかにし、全体的なカロリーを、少し落とす方法に変更した。まあ、先は長い訳だから、あまり極端な制限を続ける訳にはいかない。という事で、この日の昼は、麻婆ラーメン。
麻婆豆腐は、近所の店からのデリバリー。ラーメンはマルタイラーメンの佐賀風味(牛塩味だそうな)を購入し、麺は、一人前の半分ちょっとを使用。

自分はなぜか、麻婆ラーメンという料理が大好きで、たまに無性に食べたくなる。とりあえずは満足。
また、Facebookに載せたり、友人に話したら、マルタイラーメンのファンが多いのも分かった。

報道に付いて

海外で日本人の方々と話していると、必ず話題に上るのが、日本の報道に対する違和感で、先週の宴席でも、二日連続話題に上った。かつてのTPP、最近のRCEPの締結を例にとると、必ず、「結ぶべきではない(結んだら日本は大変なことになる)」、「米国や中国に押し切られる政治家が情けない」というような発言が出てくる。その背景となっているのは、日本とASEANは連携を強めているし、一方、中国ASEAN間は悪感情が強まっているから、(中日間初のEPAである)RCEPは結ばず、中国を孤立させた方が良いという意見を持つ日本人が、相当数を占めていることだ。
ところが、現実は、この図の通りだ。

これは、2005年から2020年の中国とASEANの貿易額(赤)、日本とASEANの貿易額(青)、日本と中国の貿易額(黒)の推移だ。これを見れば分かるように、日本とASEANの貿易額は、15年間殆ど増えていないにも拘らず、中国とASEANは、2011年の中国・ASEAN間のFTA発効以降急速に伸び、(2005年時点では日本ASEAN貿易の方が、中国ASEAN貿易よりも若干多いのに)2020年時点では、日本ASEAN貿易の3.6倍にまで増えている。この数字を見れば、孤立する危機を認識しないといけないのは日本の方であるのが分かる。
そうならないための努力がRCEPだということ。
一つの出来事に対して賛否があるのは自然なことだし、それは正しく報道されるべきだ。ただ、こうした現実を認識しないと、適切な判断はできない。
日本の報道は、日本は大丈夫・すごいというトーンで占められている。自信を持つのは良い事だが、現実を正しく認識していなければ、適切な判断ができず、悲しい未来が待っている。
日本人にとって、一番大切なのは、日本が経済力をつける事である。そして、それが国力や世界的な発言力の増強につながる。そのためには、冷たい現実を直視し、それに基づき、正しいアクションを起こすべきだ。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ