ジムに通い始めて2か月。概ね3日間に2回の割合でジムに行っているので、身体がずいぶん締まってきた。2か月で体脂肪率が6%落ちたのは大きい。理想の身体には、まだ程遠いが。
家から歩いて数分の場所にあるWill’sというジムは、全国チェーンで、店舗数が多いので便利。ただ、セールスが激しい、というか、押しつけがましいので、敬遠する人、喧嘩になった人間も多い。僕も、喧嘩しかかった(というか、相手は喧嘩しないので、「これ以上話しても時間の無駄だ」と、自分が勝手に帰ってしまっただけ)事もあるのだが、結果として、入会&パーソナルトレーナーを付けたのは正解だった。
これまで、日本・香港では、自己流でトレーニングしていたので、殆ど筋肉がつかなかったが、トレーナーをつけると、効果が格段に違う。また、前から、正座もできないという、自分の身体の硬さを認識しており(合気道の有段者だったとは思えない状況)、ドクターストレッチに通おうと思っていたが、ジムにもストレッチコースがあるというので申し込んだ。
30代の頃から、筋肉をつけると、老化防止効果があるから、60才前に筋肉をつけよう。ストレッチもやろうと心に決めていた。とはいえ、ずるずる先延ばしにしてきたが、それを変えたのは、行きつけの日本料理店の店員さんの、「水野さんは、太ってないようなのに、お腹が有りますね」という、無邪気な一言だった。あの一言が無ければ、今はまだ、不健康な生活を続けていたのではないか。自分に対する客観的な言葉は、時として、優しい嘘に勝る。とりあえず、現状は満足。トレーナー代が高いのが頭痛の種だが(筋肉とストレッチのコースで、1か月12~15万円かかる)、身体の為の投資と思い、飲み代をセーブして続けよう。
そんなこんなで、たんぱく質を意識した食生活。
久々に真木乃で会食
僕より、一回り以上(二回り弱)若い弁護士の方と真木乃に行った。この年齢になると、会食相手は、ほぼ自分より年下で、20才以上若い場合も少なくないため、丁重に扱われるのは有難いが、年齢を痛感し、一抹の寂しさを感じることはある。まあ、それも有って、肉体改造等などにより、年齢に逆らってみようとトライしているのだが。
年齢の違いは、家族を巡る状況の違いに繋がる。僕の年齢だと、子供が既に社会人になっているので、こうして日中間の往来が難しい状況でも間合いが取りやすい。一方、30代の方々は、お子さんがまだ幼稚園、小学校という状況なので、長い単身赴任は、つらそうだ。今は、無料動画通話などの通信手段も有り、僕の初駐在の頃(国際電話が、1時間で1~2万円した時代)とは、比べ物にならないほど恵まれている。それでも、家族に実際に会えない辛さは募っているようだ。色々な方の発言を聞いて良く分かる。
新型コロナで、国家間の往来が難しい状況が1年半も続いており、それはそれでしんどいのだが、皮肉なことに、自分の場合、より健康になり、資金繰りも楽になった。今までは、年間70~80回飛行機に乗る生活が当たり前で、飛行機に乗り続ける辛さ(心臓への負担、重い荷物を持って動き回るがゆえの、肩・腰を主とした全身への負担)に苦しめられていたが、それから解放された。この2か月で、ジム通いも習慣になり、食生活も改善できているので、今まで苦しめられていた、全身の痛み(骨や筋)、慢性的な疲労、時折感じる心臓の違和感から、ほぼ解放されている。
財政状況も然りで、香港と上海に二か所の住居を持ち(双方、毎月7~8泊しかしない)、飛行機代、ホテル代に費やしていた膨大な経費が、ほぼ軽減された。塞翁が馬という感じの状況だ。
そんなことを思い、お互いの日中間の関係や、日本の状況を憂いつつ、熱く語った夜となった。
糖質制限中なので、主食は残そうかと思ったが、あまりのおいしさに、最後のちらし寿司は完食。大将が、僕の状況も知っているので、糖質が低い食事を全般的に出してくれた。満足した一夜であった。
広州保税区廃止と黄埔総合保税区新設
広州の黄埔地域には、保税区、保税物流園区、輸出加工区の3つの保税開発区があるが、この組織再編が予定されている。この内、輸出加工区は変更はないものの、保税物流園区は黄埔総合保税区に転換。広州保税区は廃止(非保税区域に転換)が予定されている。
当社会報の解説は、こちらをご参照下さい。
中国の保税開発区の種類が多すぎて、(各々機能も異なっており)わかり難いので、環境が整った保税開発区を、将来的に総合保税区に統合していこうという方針は、「税関特別監督管理区域の科学的な発展を促進する事に関する指導意見(国発[2012]58号)」で決まったものである。ただ、転換の対象となっているのは、主に輸出加工区であるし、輸出加工区と保税物流中心B型が統合されて、総合保税区に転換する場合も多い。
広州の組織再編も、保税区と保税物流園区を総合保税区に転換するのが自然であるが、そうせずに、保税物流園区のみ黄埔総合保税区に転換し、保税区は、非保税区域への転換を選択した。こうなると、少なからぬ問題が出てくる。
総合保税区は、多機能を持っている(多様な業種を誘致する)のであるが、広州保税物流園区という、0.5㎢未満しかない区域が転換する訳なので、区内で展示や加工などは展開できず、機能は自ずと限られる。今後の拡張予定はあるようだが、具体的な内容(地域・タイミング)は不透明だ。
そして、広州保税区が無くなれば、保税区域内の企業は、保税業務が出来なくなってしまう。生産型企業は、加工貿易企業に転換すれば良いのであるが、販売会社は保税開発区・保税倉庫内の貨物売買行為には関与できなくなるし、保税区内で倉庫業を行っている企業が、新たに保税倉庫としての許可を取る必要が出てくる。この様な問題が多々生じるため、広州保税区内の企業は、どうするか(移転、営業範囲の変更、税関許可取得など)を早急に検討する必要がある。
広州保税区の廃止に付いては、国務院の承認待ちではあるが、ちょっと意外な方針決定である。
貴州料理を食べる
ひょんなことから、行きつけの日本料理店の店員さん4人と貴州料理を食べに行くこととなった。中国経験は長いが、貴州には行ったことが無く、貴州料理も初めてだ。こういう機会は有難い。
貴州料理は、地理的に、四川料理に似ている。ただ、全体的に酸っぱ辛い味付けなので、酸っぱい系統の味が苦手な僕としては、食べ慣れた四川料理が恋しくなる。とはいえ、一緒に会食した面々は、美味しいと絶賛し、気持ち良い食べっぷりを見せている。こういうのを見るのは嬉しい。
これ(上右)が、貴州名物(四川などでも食べるようだが)のドクダミの根。好きになるとはまるようで、僕の知人も毎日食べていると言っていたが、慣れないと少々きつい。会食の面子の内、貴州人と四川人は、当然、美味しいと喜んで食べ、日本人の僕と、吉林人は、「ちとつらい」と一口でギブアップ。河南人は意見保留であった。中国は広い。料理の味も、各地で全く違う。
野菜の水煮と川魚の鍋。僕は、川魚が食べられないので、一口食べただけ。酸っぱい味付けなので、僕には向かなかったが、(自分の好みを忘れて)客観的にみると、上品な味付けで美味しいのであろう。皆の一押しは、この鍋であった。
焼きそばに外れはない。ただ、メニューの写真では、大きな海老がゴロゴロしていたのだが、それが全く見当たらない。店員さんを呼んで、「間違いじゃないか?」と確認したが、良く探すと、小さなエビが数匹出てきた。「全然違うぞ!」と大笑い。
そんなこんなで、楽しい会食であった。次は四川だ!と約束して、散会。
季節の移り変わり
夏に向かいつつある。上海では、街路樹の色の変化で、季節の移り変わりを感じる。ここ数日、街路樹がまぶしい緑になってきている。僕が1985年に、初めて上海に来た時(8月だった)も、緑色が一番印象に残った(右の写真は上海発訪問時の僕)。
住居の隣では、縁日めいた催しをやっている。週末は結構の人出だ。ワインやカクテル屋台が有ったり、生ハムが売っていたり(脚ごとおいてあって、スライスしている)、かと思えば生卵が売っていたりとか、いまいちコンセプトに一貫性がなく面白い。ただ、カラフルな綿あめに子供が歓声を上げているのは、日本と同じで、何とも微笑ましい。
食事は相変わらずこんな感じの減量食。この日は朝昼兼用そうめん。夜は主食無しでハンバーグ。
翌日の昼は、近所の香港料理屋から出前を取って、粥&滑蛋虾仁のミニサイズ。
胃が小さくなっているので、これで満腹になるのだが、体重は若干足踏み状態。まあ、1~2週間たてば、また1Kg程度がくんと減るだろうと予測中。目標まで、あと3Kgだ。
労働節の連休
労働節の連休前に、糸が切れたように、何もする気が無くなった。旧正月の時は、講演会も有ったし、仕事も激しくこなしていたので良かったのだが、何もしない連休はメンタル的につらい。海外独り暮らしの孤独を感じてしまった。
という事で、連休のある日、夕方からハイボールを作って飲んだ様子。
一度しか行ったことがない、ロックシュッシュという(ハイボールで有名な)店のレシピが本に書いてあったので、真似して作ってみるが、大変美味しい。この作り方だと、安価なサントリーの角がよく合う(もっと高いウィスキーで作るよりも美味しい)。不思議なものだ。
デリバリーフードはこんな感じ。一応、糖質低めを心がける。体重は、ダイエット開始時(3月22日)に66.5Kgだったのが、本日時点で61.6Kgなので、1.5か月で約5Kg削減。筋肉がついている筈なので、脂肪はもう少し減っているであろう。若干の停滞期はあるのだが、まあ、順調と言えば順調だ。
そんな感じで日々を過ごしていたのだが、やはりストレスが溜まっていけない。連休最終日に近くなると、「てとて」に出かけて、憂さを晴らす様に食べまくる。
糖質制限で、ずっと飲めなかったビールも、グラス一杯飲む。これが、しみじみとうまく感じる。
牛筋ポン酢、鳥ささみせんべい(これは、てとてで何時も食べるメニュー)、そしてさんまの塩焼き。
そして、最後に頼んだシュウマイが、想定外にでかくて驚いたが、完食する。
ともあれ、翌日は、元気が出てきた。やはり、人間、食べるものを食べないと力が出ない。おまけに、糖質低めのものを選んだので、体重は増えていなかった。そんなこんなで、連休明けには、また走り出そうと考えた。
広州市政府(投資促進中心)シンクタンクメンバーに再任
広州市政府(投資促進中心)のシンクタンクメンバーに再任された。任命式には、水野広州総経理の麦さんが代理参加。
この制度は、2013年に開始されたものだが、当初より任命され、5回連続の選任(任期は2年)。いま手元に詳細名簿が無いのだが、50人程度のメンバーの中で、外国人は1~2名しかおらず(年によって人数は異なる)、一度でも再任されているのは僕だけ、という状況下、5回連続というのは嬉しい。
僕がこんな感じで、顧問就任している理由は色々あるのだが、一つの要因として、麦さんが、広東省の政府機関と強いつながりを持っているのが挙げられる。麦さんは、1997年に丸紅広州に新卒採用されて、その後、24年間僕と働いている。
広東省が経済顧問制度(広東省長に対する経済顧問)を開始したのは、確か1998年で、超一流欧米企業の中、日本企業は、当初丸紅1社だけが選ばれていた(なぜ、三菱、三井、伊藤忠等が選ばれなかったかの理由は不明)。最初は毎年経済顧問会議が有った筈で、その丸紅側窓口が麦さん、相手側は、やはり若手の発展改革委員会の担当者たち。頻繁に打ち合わせを繰り返す中、20年以上かけて、人間関係が構築されていく。こういった関係は、日本でも中国でも同じだと思う。
そう考えると、僕が13年前に丸紅を退職した後も、丸紅の遺産を引き継いでいることになる。
これも人間関係であり、過去の蓄積だ。
そんなこんなで、前の職場にも感謝する次第である。
感染対策あれこれ
中国では、新型コロナは抑え込まれており、ワクチン接種も進んできたので、街中の管理は、最近、緩やかになってきた。健康コード(アプリ)を見せなくても入れるビルが増えてきたし、道行く人も、マスク無しの割合が高くなっている。
自分は、来月ワクチン接種をする予定。9月ごろに居留許可を延長したら、日本に一時帰国したいなと検討中。現時点で、効力が確認できている期間(実験データがある期間)は半年程度らしいので、再度、中国に戻る時点で、ワクチン効力が継続しているタイミングで接種しようと思う次第。また、中国での隔離を経験するのは気が重いが・・・
ちなみに、現在知人が一名、日本のホテルで隔離中(ホテルの隔離パッケージ利用)。もう一名の知人は深圳で隔離中。両者の環境の違いが面白い。
深圳の集中隔離の場所は、こんな感じ。留置所のようだ(格子付き窓は嫌だ)。僕が経験した、格子はないが景観の無い部屋と、どちらが良いかは判断が難しいが、それでも、この写真を見て、あれほど嫌だった自分の隔離部屋が、良く思えてきた。
一方、日本のホテル(空港付近)は、館内のレストランも売店も使用は自由で、朝はビュッフェまである模様。更に、外に出てもとがめられないので、隔離者は、近所のコンビニやラーメン屋に、当たり前の様に行っているとの由。
隔離される側とすれば、緩やかなのが有難い。中国は厳しいが、香港やシンガポールも、隔離規則に違反すると、罰金だけでなく、懲役刑を受ける可能性もある。ただ、この徹底度の違いが、感染者数の差となって表れているのは確かであろう。
人の考え方はそれぞれなので、厳しくしても、緩くしても批判する人は必ず出てくる。よって、国としてどういう方針を取るかという問題だが、中国の人々(中国在住の外国人を含め)は、総じて、この厳しい管理を歓迎しているようで、「これだけ厳しく管理しているから、マスク無しで自由に酒が飲める。中国にいて良かっただろ」という声を何度も聞いた。
ただ、あの隔離をもう一度やるのは、返す返す気が重いが。
中国人いま昔
南豊城の「鮨鮮きたじま」に行った。完全に日本と同じ、という訳ではないのだが(微妙に日式な面もある)、料理も刺身もそれなりに旨いし、雰囲気も良いので、場所の便利さ(住居の隣)を考慮すると、また行くであろう。
二人なのに個室に案内してくれ、色々な店員さん(みんな若い)が、入れ替わりに対応してくれたが、彼らを見ていて、「今の中国の若者だなあ」と思った。特に、男性2名の店員さんが、非常に優しげで対応が柔らかい(ちょっとはにかんだりしている)。
最近の中国で生活していると、若者たちが、総じて礼儀正しい。先にドアを開ければ、そのまま待っていてくれるし、同じことをすると、にこりと笑って有難うと言う。電車やバスでは、子供連れやお年寄りには、ほぼ100%席を譲る。おそらく、中国に来たことが無い日本人が持つ、中国人に対するイメージは、かなりの意味で間違っている。ともあれ、中国では、40代以上と20代以下の差が、物腰に大きな違いがあるように思うのだが、これが豊かさということだろうか。豊かにした世代と、豊かになってから生まれた世代という意味で。
日本も、(それより早く)そうした転換ポイントが有ったように思う。終戦後の世代が、エネルギッシュに、どん欲に働いて経済を押し上げた。尊敬すべき世代だが、昭和の日本は、人前でたばこは吸うのは当たり前だし、パワハラや酒の強要は頻繁にあった。路上で唾も吐く人間も多かったが、僕の世代くらいから変わりだし、徐々に穏やかになっていった。それは良い事ではあるが、経済は減速していった。父親世代が世界のトップレベルに持っていった日本経済を、自分の世代が失速させたという忸怩たる思いは、何時も自分の中にある。
そんなこんなで、人間かくあるべしという姿と、経済成長は、必ずしも正比例しない関係にあるような気がする。さて、今後、中国経済は、どう動いていくのだろうか。
税関・保税開発区・加工貿易セミナー開催
有料セミナーではあるのですが、「税関・保税開発区・加工貿易セミナー」を開催します。
2~3月に開催した、「増値税セミナー」、「外貨管理セミナー」が、それなりの料金を頂いたのですが、有難い事に好評を頂き、次の企画を出すことができました。
僕のセミナーは、マニアックな内容が多いのですが、今回もマニアックに、「税関関連(通関手続、特殊形態ビジネスモデル、自由貿易協定、越境Eコマース、その他)、保税開発区、加工貿易」という事で、4回に分けて解説します。税関関係は、往々にして専門家泣かせ(この分野を苦手にする専門家が結構多い)ですが、会計税務・外貨管理と絡めて、また、法制度と実務運用、具体的な事例も踏まえてじっくり、分かりやすく解説させて頂きます。
聴講できない場合は、一定期間視聴可能な動画をご提供します。また、Email、ZOOM面談での事後フォローも致します。
詳細、お申し込みはこちらです。
開催日時
第1回2021年6月9日 (水)、第2回6月16日、第3回6月23日、第4回6月30日
各回共通日本時間13:30~15:00 中国時間12:30~14:00会場オンライン(Zoomウェビナー)受講料全4回
第1部 税関関係
1.税関一体化全国展開
(1)税関一体化の経緯(2)税関一体化による通関制度
(3)実務に対する影響(4)税関一体化と通関手続(企業所在地と到着・地域が異なる場合の実務手続と保税転送)
2.税関信用ランク
(1)制度変更の概要(2)ランクによる対応の扱い
3.日中AEO相互承認と税関ランク
(1)AEO相互承認とは(2)輸出の際の注意点
4.貿易権
(1)製造業と貿易業の貿易権の違い(2)外貿流通経営者登録
5.輸出入管理制度
(1)自由輸出入貨物(2)輸出入禁止貨物(3)輸出入制限貨物
6.輸出入通関単・入境出境備案
(1)輸入通関単・輸出通関単(2)入境備案・出境備案
7.輸入時点の課税と関税
(1)輸入段階の課税(2)関税の計算方法(3)課税価額(4)関税の種類
8.ロイヤルティ加算
(1)ロイヤルティの関税評価額加算と関税評価額
(2)加算ロイヤルティの申告
9.暫定輸入制度
(1)暫定輸出入が認められる貨物(2)税関手続
10.事前裁定制度
(1)申請内容(2)事前裁定の扱い
11.交換・返品・修理
(1)交換(2)返品(3)修理のための再輸出
12.無償輸入
(1)保税形態(2)一般貿易形態
13.中古設備輸入
(1)輸入が禁止される中古機器(2)制限対象中古設備(3)船積み前事前検査対応機関
14.免税設備
(1)減免税申請(2)税関監督(3)その他
15.DDP(中国での対応が難しい取引)
(1)対応可否(2)通関価額(3)注意点
16.税関処罰
(1)税関調査条例(2)過少納付・税関規定違反に対する処罰
17.中国ASEAN間のFTA
(1)適用条件(2)輸入地での関税免除手続(3)ThirdPartyInvoice
18.RCEP
(1)RCEPの概要(2)規定されたルール(3)関税軽減と原産地(4)日本が締結したFTA
19.越境Eコマース
(1)越境Eコマースとは(2)越境Eコマースに対する管理(2016年・2019年改定)
(3)保税区域経由型活用地域(4)越境Eコマース小売輸入商品リスト
(5)越境Eコマースに対する課税
第2部 保税区域
1.中国の保税区域
(1)中国の保税区域(2)保税開発区の種類と特徴(3)保税区域の機能
2.自由貿易試験区・海南自由貿易港
3.保税倉庫
(1)保税倉庫の利用目的(2)輸出監管倉庫の利用目的
4.保税区域での生産
(1)保税区と輸出加工区の増値税課税(2)保税区での加工製造に関する増値税課税
(3)総合保税区企業の一般納税人資格(4)総合保税区の関税優遇
5.非居住者の所有権
(1)非居住者在庫(2)保税区域游
6.保税・展示
(1)保税展示機能(2)区外百貨店保税販売
7.販売会社設置場所としての保税区
(1)外資販売会社(2)保税区での販売会社設立(経緯)
8.保税区域と外貨管理
(1)保税区域の外貨管理規則(2)通関と決済原則
9.保税区域の会社が行う区外加工貿易委託
第3部 加工貿易
1.加工貿易とは
(1)加工貿易制度(2)来料加工と進料加工(3)進料加工の売買掛金相殺
(4)広東省の加工貿易(5)外注加工(6)転廠(深加工結転)
(7)無償提供設備⑧加工貿易に伴う国内原料の使用
(8)単耗⑩加工貿易の分類と保証金
2.加工貿易の認可手続
(1)加工貿易許可取得(2)加工貿易許可手続の経緯
3.税コスト
(1)標準税率・標準還付率の場合の税コスト計算
(2)還付の掛け目が生じる場合の税コスト計算
4.加工貿易製品の国内販売
(1)加工貿易貨物の国内販売(2)国内販売の手続
5.副産物・余剰原材料の廃棄等の取り扱い
(1)国内販売方式(2)廃棄
6.転廠と増値税
(1)転廠に対する増値税課税の原則(2)二種類の課税方式の経緯