胡同とペニンシュラホテルフェリックスバー

10月15日のクライアント様との会食は胡同だった。
シグナル8でキャンセルになった宴席の仕切り直しで、場所も、日本料理から四川料理に変更。数日前からの麻婆豆腐熱は、シグナル8の日に昼・夜麻婆豆腐を食べた事で(但し、レトルト)収まってはいるのだが、このレストランは、香港滞在中に、是非、行っておきたい。

人気店だが、時節柄空いており、前日の予約で、窓際の席が取れた。これは嬉しい。先ずは、蒜泥白肉と海鮮春巻き。

そして、辣子鸡と天津風肉まん。

そして、白菜ハムの料理と麻婆豆腐。彩が美しい料理が並んだ。そして、蒜泥白肉と辣子鸡が、特に美味しい。

麻婆豆腐は、自分の中のイメージがちょっと違っていて(俏江南の麻婆豆腐と記憶が入違っていた模様)、もう少し痺れが欲しいと思ったのだが、美味しい事は確かだ。

そして、ペニンシュラホテルのフェリックスバーで、軽く飲んで散会。

隔離明け第1営業日は宴会の掛け持ち

この記事のアップを忘れていたので順番が狂ってしまいました。これが、活動初日(10月12日)の夜です。

活動開始初日は、宴席2件掛け持ちとなった。久々に戻るとやる事が多い。大忙しの1日。
まずは、チムトンのTAPAS。ここは、Wooloomoolooほどではないが、たまに使う。気の利いた良い店だ。

去年の抗議活動など、一連の動きで、香港は怖いというイメージが付いてしまったが、この日、皮膚感覚で受け止めた香港は平和だ。去年のような怖さはない。勿論、コロナが収まったらどうか、という点はあるのだが。
香港の武器は、金融・物流・サービスに関するインフラの信頼感、安心感だ。それを、香港人が、自分でつぶさなければ、香港には十分未来がある。そう信じたい。

1985年から、35年間見続けてきた香港。それを、改めて受け止めた一日だった。

そして、宴席2件目。銅鑼湾のサークルプラザ17階にある、JunG39という店。初めて行くが、偶然、1件目の会食中に、客人から、「初めてJunG39という店に行ったんですが、良かったんですよ。是非、今度行きましょう!」と言われた、その店であった。確かに、このポテトサラダと板わさの写真を見て頂ければ分かるように、センスが良い。

そして、もつ鍋を食べる。これも旨い。

最後に出てきた串カツ。串カツ専門店と銘打っているので、これを食べるべきでは有ったが、既に満腹で食べられず。包んでもらい、客人に持ち帰ってもらった。

慌ただしい活動再開初日は、この様な形で終わったのであった。

香港・櫓杏で社内会食

部下の水嶋さん・仲川さんを誘って、会食に行く。8月間も香港不在であったが、拠点を守ってくれたお礼だ。場所は、彼女たちに決めてもらった結果、櫓杏という店に。isquareの28階。

僕は、初めて行く店だが、評判良いらしい。そして、眺めが良い。それなりの値段がするが、ほぼ満席で、客は、殆ど香港人。価格が高い店は、どうしても日本人比率が落ちる(香港人比率が上がる)。寂しいが、これも時代か。

まずは、刺身の盛り合わせ。これでHK$900(12,000円程度)。今日は、感謝の気持ちなので、取りあえず、値段は気にせず注文しようと決めていた。鮮度よく、美味しい刺身だ。

そして、熊本牛の牛かつと、サーロインステーキのどちらにするかと聞くと、決めきれないというので、両方頼むことにする。

そして、サラダ、先ほどの刺身森の海老の頭を焼いてもらったもの、天ぷら盛り合わせ。

実は、生牡蠣を頼むつもりが、注文を忘れていた。そして、出汁巻き卵は、注文を忘れられていた。ただ、分量的に、それら無しで丁度良い。忘れることにする。

〆の焼き飯と、鯛茶漬け。僕は、焼き飯の方を食べた(鯛茶漬けは食べず)。料理は、全般的に美味しく、頼んだ日本酒も良かった(知らない銘柄だったが、山形産で旨い)。そして、高級感あり、雰囲気が良い。

香港にこのまま滞在するなら、また行きたい店だが、さて、次は、来年になるのか。

いきなりシグナル8

10月13日(火)、隔離が終わったと思ったら、台風接近でシグナル8だ。またもや、外出できず。
宴会が流れてしまい、やれやれだ。ただ、昨日だったら、IDカード書換予約がキャンセルになり、香港滞在中に取得できないリスクもあったので、その意味では、まあ良しとしよう。短い滞在期間中に、やらねばならない事が、結構ある。

二日前から、麻婆豆腐熱に浮かされているので、昼は、隔離明け直後に購入した、レンジ掛けするだけの麻婆豆腐ご飯。これが、意外に美味しいので、侮れない。

そして、夜も丸美屋の麻婆豆腐。レトルトなので、それなりの限界はあるが、それでも辛さが有り、それなりに満足できる。麻婆豆腐欲求は治まった。

ついでに、今年1月で賞味期限が切れた牛丼も消費(これは、あまり美味しくない)。在庫を無くしたので、良しとしよう。

ペニンシュラホテル非常口の思い出

総務事項を処理するために、あくせくチムサッツイの街を歩いていると、ペニンシュラホテルの裏側を通った。ここには、忘れられない思い出がある。

2008年8月27日(丸紅退職3日前)に、丸紅の先輩が、送別会を開いてくれた。ただ、折悪しく、シグナル9の大台風が到来しており、店はどこもやっていない。自分は、10軒ほど電話をかけて、無理だと断念したが、その先輩は、約60軒かけて開いている店を探してくれた。シェラトンホテルの雲海という店だ。
食事の後、二次会で(一次会で止められないのが、古い商社マンのさがか)、ペニンシュラホテルのロビーラウンジ(アフタヌーンティーを楽しむ有名な場所)に行った。台風の影響で、正門は開いておらず、裏の非常口から中に入れてもらった。
ロビーラウンジは静まり返り、他の客は誰もいない。それでも、優雅なマナーで接客をしてくれ、クラシックの演奏も有った記憶がある(演奏に付いては、記憶が若干曖昧)。
ペニンシュラのロビーラウンジを二人で貸し切り状態、という、おそらく、今後二度とないであろう贅沢な空間に身を置いて、ゴ~というすさまじい風の音が、館内でも聞こえる中、退職(独立起業)の恐怖と、執念で送別会を開いてくれた先輩に対する感謝の気持ちを味わっていた。その時の、ウィスキーとチーズの味は、忘れない。
もう退職して、12年が経過してしまったが、丸紅というのは、そんな人たちが沢山いる会社だった。好きになれる人間、自分を好きになってくれる人間が、どれだけいるか。そんな人たちにたくさん出会える会社が一番だ。それを思うと、自分が入った会社が一番で、すごく幸運な会社選びだった。(辞めはしたが)自分としては、今でも思っている。

香港にて活動開始

香港での隔離明けの、平日一日目。
まずは、香港のIDカードの書き換えに行かないといけない。インターネットで予約してあるので(12時)、それに合わせてイミグレの分室に行く。1時間早くついてしまったが、お願いしたら問題なく受け付けてくれた。

15分ほどで手続は終わったので、一旦、家に帰って昼食を取る。自分で作った蕎麦つゆで食べる蕎麦にほっとする。

次に、香港居民に対する1万香港ドル(14万円程度)の支給を受けるために郵便局に行く。隔離開始直後(9月28日)にインターネット申請したら、10月10日には小切手が郵便局に届いている。すんなり小切手受領。合理的だ。

そして、オフィスに行き、買い替えたPCの設定をお願いした上で、銀行に行く。その途中で発見した張り紙広告に、ふと目が吸い寄せられた。

クラブサンドウィッチ(公司三明治)ならぬ、クラブ出前一丁(公司出前一丁)。如何にも香港らしくて、つい撮影。味はすぐ想像つくので、食べる気にはならないのだが(もう少し若い時は、結構良く食べていた)、微笑ましく思ったのであった。

上海に向けた買い物

ステーキハウスでの食事を終えると、シティスーパーに買い物に行く。次の上海での隔離準備だ。

10月23日は上海に移動し、また、隔離が始まる。上海の隔離は、ホテル隔離を伴う、香港よりも厳しいものだ。ステージをクリアすると、難易度の高いステージに進んでいく、ロールプレイングゲームに紛れ込んだ気分になる。

7日間のホテル隔離で心配なのは、当然食事。特に、米だ。
1989年という、今とは違い、極端に不便だった福州で1年間生活し、送別会の時には「離れたくない」と泣いた僕だけに(乾杯の連続で泥酔していた)、今の上海のホテルの食事が食べられないとは思わないが、用心に越したことはない。年を取って、やわになっている懸念がある。
イオンとシティスーパーで、アルファ米を結構買い込んだ。これに、刺激を欲した時用のレトルトカレー。あとは、梅干しとカロリーメイトが有るので、大丈夫であろう。

因みに、1989年7月に福州到着した時は、殆どの日本人と同様、「米なら何でも食べられる」と思っていたが、完全に、その考えが甘いことを悟った。当時の福州の米は、研げば、水は白絵の具を溶かしたような真っ白。幾ら研いでも変わらない。炊きあがったご飯は、すぐに冷めて、強烈に固まった。ホテルの社員食堂では、ご飯をブロック状に切って、容器無しで並べてあり(カチカチばさばさなので)、トングでつまんで渡してくれた。これでは、汁ものをかけて、柔らかくしないと食べられない訳だ。カレーもだめ(米の部分が残るので。完全にカレーと米をぐちゃぐちゃに混ぜれば食べられたのであろうが)。だから、経済特区厦門で、日本種米が買えた時は、感動した。勿論、今の福州の米は、全く問題ない。あくまでも、これは、30年以上前の特殊事情だが。
そんな経験があるので、米には注意したい。アルファ米は高いが、一応、一週間分は確保できたので、大丈夫だ。ただ、もう少し、香港で自由な食事を楽しもう。

香港隔離・解放初日はステーキハウス

隔離明け初日。先ずは、イオンで買い物だ。鰹節を買って、そばつゆを作らないと、落ち着かない。今日の気温は30度。直射日光がさす場所は暑い。
隔離期間で体力が落ちており、買い物をしていてもふらつく。


イオンの向かい角が、すき家になっていた。この場所は、店がよく変わるが、すき家は行列だ。買い物後の見たら、更に行列が伸びていた。そして、スシロー、モスバーガー、サイゼリアと、日系の店に限って行列ができている。自分は行かないが、日系が受け入れられているのは、嬉しいことだ。

そして、歩きなれた道を散歩しながら、朝昼夜兼用の、Wooloomoolooステーキハウスに行く。隔離明けはここだと、ずっと前から決めていた。とは言え、隔離明けの興奮で、、昨晩自室でウィスキーを飲んでしまい、あまり酒が飲みたくない。更に、食べたいのは、花椒が利いた麻婆豆腐で、身体が刺激を求めている。とは言え、初志貫徹だ。海風に吹かれて食事がしたい。

この海老が食べたかった。このガーリックプローンは、何時食べても美味しい。

そして、フィレステーキをミディアムで頼む。出来上がりは、ミディアムウェルの様に思えるが、美味しかった。自分は、ステーキは、150gあれば十分だが、香港のステーキハウスは西洋人仕様。最低でも、280gだ。本当は、リブアイが食べたかったが、これは、最低が340gなので断念。絶対に食べきれない。

落ちてゆく太陽を見ながら、自由になった喜びをかみしめる。

そして、散歩兼買い物を継続。単なる日常なのであるが、今日は特別な状況だ。思い出に残る一日となった。

隔離最終日

隔離最終日。午前11時半に、こんな感じのメッセージが送られてくる。0時になったら、腕輪を取り外して、アプリを削除してもいいよ、という内容だ。

夕食には、チャーハンを作ろうと思うが、レンジご飯だとぱさぱさにならない(ねばねばだ)。これはダメだと思い、コンセプトを変えて、蒸しご飯風の料理にしようと、微調整する。ただ、この日は食べずに、冷凍保存。

代わりに、ペペロンチーノを作る。

そして、0時に、アプリにこんな表示が。これで、自由になれる。さっそく、腕輪を切り離す。

ちなみに、この日の午後に、携帯電話に、アプリを機能させて下さいという表示が出た。腕輪のQRコードをスキャンして、アクティブにする。どうした事かと思ったら、過去3日間に2回位置情報をアプリが使ったので、念のためサスペンドしたという表示が出ている。ということは、1日に一回程度、場所特定をするということか。もっと、頻繁に把握されているのだと思っていた。

そして、コンビニに牛乳を買いに出かける。隔離開始早々から、アイスコーヒーに牛乳を入れたくて仕方がなく、隔離が明けたら、まず買いに行こうと決めていた。そして、よくある様に、買ったら、さほどは使わない・・・

0時以降の飲食店の営業は禁止なので、店も開いておらず、人もいない。コンビニがかろうじて開いている程度。静かな町だ。

最後に、お祝いのそうめんを食べる。

香港・隔離13日目(もうすぐ終了)

香港隔離13日目。あと36時間で解放だ。
ここまで来ると、完全に気分は明るい。昼はアスパラベーコンと目玉焼きを作って食べるが、足りないので、アマノの牛とじ丼を一口たべる。隔離の辛さはも人それぞれで、13日目が一番辛いという方もいたが、僕は、何と言っても折り返し前後(6~9日目)が一番辛かった。

36時間後には、この窓の向こうに行けるんだなあ、という実感がわいてくる。今まで考えなかったこと(小さなことの有難さ)を、たくさん感じた隔離期間であった。こういう小さな感謝を大切にしていこう。

ビールで前祝い。そして、冷蔵庫の中の残り物整理だ。ミックス野菜というのは、便利だが、意外と使いにくいのに気づく。これはおそらく、自分に野菜の好き嫌いがある為だろう。バランス良く食べるためには、便利な商品だが。

香港隔離は、結構管理が厳しいが、同居家族がいる場合、家族は行動制限を受けないようだ(家族は普通に生活できる)。それでは隔離の意味がないのではないか、という気もするが、一方、香港到着時にPCR検査を受けて、陰性判定が出ている帰国者と、受けていない香港在住者は、どちらが安全なのか、という疑問も生じる。更に言えば、この2週間で、僕は、既に2回のPCR検査を受けたが(中国行き飛行機搭乗のためには、PCR検査証明が必要なので、10月21日と23日に、更に2回のPCR検査をする)、検査結果は、「その日・その時は大丈夫」、というだけで、その後の安全性を保障するものではない。となると、全員検査をして、即時対応をしない限りは、いくら検査率を上げても、その効果には限界がある。こう考えだすと、疫病管理制度も、何が正解かを決めるのは、結構難しいことが分かる。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ