1月3日に、上海から香港に到着。
上海は7度で、セーター、マフラーコートに身を包んでいたのが、いきなり22度。暑さで気持ちが悪くなるが、不思議なもので、ちょっと時間が経過すると、それでも寒さを感じる。
まずは、帰宅し荷物を置く。その後、香港島側(銅鑼湾)での会食だが、少々時間が有るので、ホンハムからチムのスターフェリーまで歩いて移動。
香港は小康状態だ。まずまず、人の出が有る。
銅鑼湾で佐賀料理。この話をしたら、九州の方2名から、「佐賀料理とは何ぞや?」という質問を頂いたが、ともあれ、佐賀牛、佐賀豚、佐賀鶏、呼子のイカと、佐賀産の食材が占めている。
店は小洒落た感じで、客の8割は香港人で満席。それはいいのだが、又隣の日本人の会社員一団がうるさくて辟易する。最後は、立ち上がって、最初はグーとか、じゃんけん合戦を始めた。たまに見かけるが、海外でこういう光景を見ると、同じ日本人として恥ずかしい。海外に出れば、自分達が国の代表選手だ。日本人はマナーが悪いと思われないよう、お互い襟元ただそう、日本人。
食後、MTRでチムまで戻り、またホンハムまで歩いて帰る。
移動疲れがあったのか、ちょっと乗り切れない1日であった。
昼にマーボーラーメンと餃子
2019年は大晦日まで仕事をし、2020年は元旦より自室で講演会レジュメの作成(散歩はしたが)。
これは1月2日の事、昼食を食べるべく、星空広場に歩いていく。昔、和平広場だったころは、頻繁にここで食事をしたが、星空広場になってからは、四川料理に一回行っただけだ。綺麗になったのは確かだが、昔の方が風情があったな。
蕎麦を食べたかったが開いておらず、七福神でマーボーラーメンと餃子を食べる。
正月休みで日本人がいないので、店内は空いている。
初めてきた店だが、この麻婆麺は僕の理想に近い。一人の食事(且つ、簡単に済ませたい時)にはちょうど良い店だ。
また来よう。
中国増値税の制度と実務改訂版完成
宣伝になりますが、「中国増値税の制度と実務・2020年改訂版」完成しました!
前の改定が2016年4月で、営改増完了前だったので、その後、かなり大掛かりな制度変更が有りましたが(営業税廃止、増値税課税範囲の拡大、税率変更、一般納税人基準変更、その他多数の変更)、それがやっと網羅できました。
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元旦上海散歩(お洒落な街並みを楽しむ)
2020年元旦。目覚めると爽やかな天気だった。
昼飯は蕎麦だ!とひらめいて、新世紀広場の紋兵衛に行く。
まずは、オフィスの前を通り過ぎて。
おなかが空いていたので、海老天うどんと豚丼のセットを頼む。
しかし、元旦に、当たり前の様にそばが食べられる時代に感謝する。何度も書いたが、1980年代の上海には、日本料理屋は殆どなく、虹橋空港でシャロンの赤提灯(手打ち風うどんと書いてある)を見ただけでもほっとしたものだった。
美味しく食べたが、食べ終わったとたん、カロリー取りすぎを反省して、歩く事にする。漠然と、花園飯店まで歩くかと思い、ひたすら歩く。天気も空気も良いので気持ち良い。
ここは有名なビル。観光客がたくさん写真を撮っていた。
そして、昔、行きつけのシャンパンバー(CI5)が有ったビル。いまは、ワインバーになっているようだ。
そして、その脇の道。
なんだかんだで、この日は14Kmほど歩いた。
満足して、鳥屋の担々麺。この店の担々麺は美味い。
久々の前川寿司に行く
大みそかは寿司を食べようと思い、久々に前川寿司に行く。
数年前に、コンシェルジュで鮨屋の人気投票があった時、写真入りで推薦文を書いたにも拘わらず、移転後は全く行っていないのを、いまさらながらに思い出し、これはいかんと訪問を決める。
移転先の場所を把握していなかったので地図で検索。宋園路あたりだが、僕は、あまり行かない一角。それで足が遠のいたのもある。数の子が食べたいので頼み、返す刀でからすみも食べる。
そして金目と鰻の白焼き。鰻は食べ応えあり。
やはり鮨屋。寿司が旨い。これに、空港で買った日本酒・梵を持ち込ませて頂き飲む。
満足しながら大晦日の夜は更けていく。
上海の週末(その2)ぐったり
2019年最後の日曜日の事。起きたらぐったりだった。
忙しく走り抜けた12月だったので、やむを得ない。
10時に起きると、紋兵衛に行き、海老天そばを食べて、また寝る。
目が覚めたのは午後5時半。ごろごろしながら、7時頃まで本を読み、近くの田屋(讃岐うどんの店)に行って、おでんと焼き鳥、きつねうどんを食べて帰宅。ベッドの上で、歴史書をkindleで読んでいたら眠くなり、翌朝まで寝た。
結局、1日中寝ていたことになる。こんなに寝たのは何年振りか。疲れはずいぶん取れて有難い。
上海の週末(その1)
12月末の土曜日、新世紀広場の鳥屋に行く。
ここは、担々麺は美味いが、それ以外の料理は、特別ではない。ただ、店員さんの愛想がよいので、つい足を運ぶ。
この日は、麻婆豆腐定食。昼から飲む気はなかったが、店員さんの「週末は生ビール8元ですよ」という、笑顔のささやきに負けて、頼んでしまう。食事中に、仕事の電話がかかってきて、1月早々のアポも決まる。次の上海滞在(1月9~16日)は、全日、宴席が埋まってしまい、仕事の予定も入るという盛況ぶり。時間のたつのが早くなる感あり。
夜は、馴染みの真木乃。
前日のフレンチは美味かったが、やはり1年1回でいいやという感じで、救いを求めて日本料理に向かう。
先付けが出た後、トコブシ料理と豚とハムのミルフィーユ。豚料理のバルサミコ酢が良い。
あん肝の茶わん蒸しと、刺身。刺身は安定のクオリティ。
すっぽんと餅のお吸い物。
そして、最後はアンコウ鍋で、これは最後に雑炊にしてもらった。やはり、馴染みの日本料理屋が良い。
ほっとする時間であった。
上海・Bistro321で会食
定西路にある、Bistro321に行く。
この店は、かなり前から気になっていたが、なかなか行く機会が無かった。僕が会食する時に、フランス料理はめったに選択肢に上がらないためだろう。
さて、フランス・リヨンでミシュラン2を取った、次世代を担うと期待された料理の鬼才が、上海に移住して作った店という事で、評判はやたらと良い。最初に頼んだのは、ウニとロブスターのパテ。美味しいが、見た目以上にボリュームがある。日本人には半個で十分か。
左はカエルのハーブソースがけ。右は、手前がインゲン豆に炒めで、これは軽い味付けで美味しい。奥は、ステーキだが、ちょっと味付けが好みではなかった。
これは、この店人気のトリュフパスタ。これは文句なしで美味しく、満腹なのに、食べるのが止められずに困った。みんな美味しいのだが、手放しで美味しかったのは、このパスタくらいか。
この建物に、ビストロと、フォーマルなフレンチが入っており、今回行ったのはビストロコーナーなので、カジュアルな料理が主流だった。
料理は全体的に重いので、日本人の中でも、特にあっさり好きの僕(霜降り肉も、大トロどころか中トロも重くて食べられない)には、1年に1回来ればいいかなという感じだが、全般的に美味しく、値段も良心的であるのは確か。ワインの値付けは高いが、行く価値はある。
今回食べなかったが、店に並んでいるケーキが大変美味しそうで、甘いものを制限していなかったら(酒を飲む日は甘いものは食べない)、是非食べたかった。
日本で社内会食(みなとみらいの梅蘭)
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
今年の年越しは上海。12月31日まで仕事をしていたので(更に、只今講演会のレジュメ作成中)、あまり年越し感はないのですが、今年は、年初より飛ばしていきたいと思います。
さて、時間は遡って、12月27日の事。
オフィスで、11時からの面談に対応すると、成田空港に向かう前に、オフィス付近(桜木町)の梅蘭で、日本事務所の杉山所長・横幕さんとささやかな忘年会を開く。
杉山所長は、2004年から一緒なので15年の付き合い。横幕さんは、丸紅経理部時代の後輩で、1993年からなので26年の付き合いとなっている(その他、広州総経理の麦さんは22年、上海総経理の胡さんは14年)。一緒に業務をこなした時間の蓄積は財産だ
前菜盛り合わせのクラゲと蒸し鶏が旨い。鶏の火の通し方が絶品だ。牛肉とニンニクの芽の炒めも良い味付けで旨い。梅蘭名物の焼きそばは、毎回(期待が高すぎるからか)それほどでもないなと思うが、やはり、梅蘭に来たら食べておきたい。
海老餃子は普通。
ショーロンポーは、皮が厚くてちといただけない。エビチャーハンは美味い。日本のチャーハンは、本場中国のものとは別物だが(とは言いつつ、中国も場所によってコメが違うので、場所が違えば別物が出るが)、これはこれで魅力的。僕は好きだ。
そんなこんなで、束の間和やかに食事をして、成田に移動。
JALで上海に。年末最後のひと頑張り。
若者たちと寿司を食う
縁有って知り合った若者3人と、大船で寿司を食べた。
大船で会食というのは、めったにない(今回が2回目)が、関係者が、東海道線か横須賀線を使えば帰宅できる(一番遠い方は、1.5時間かかるが)という事で、大船が選ばれた。
25日でクリスマスだが、(居酒屋風)鮨屋はガラガラで、のんびり食事ができる。
まずは、付近のキリンシティで時間調整。おなかが空いており、ここで、ソーセージを強烈に食べたくなるが我慢。
居酒屋風鮨屋なので、牛肉の炭火焼などもある。カワハギ、小肌、ウニなどを頼む。特別感動するほどではないが、まずまず美味しい。
そして寿司。
年齢も違えば(彼らは30才前後)、職業、経験も違うので、なかなか面白い話が聞けた。
また、純粋に美味しそうに寿司を食べてくれるのは、若手時代の自分を思い出して嬉しいものであった。