名古屋中部国際空港から札幌に。
札幌は1泊で、宴席参加のための訪問。札幌に来たからには、ビアホールでジンギスカンだと思い立ち、アレンジいただく。
初めてくるサッポロビールのビアホール。
羊に付いては、まったく抵抗がない(臭みも感じない)ので、美味しく食べた。思い出せば、ヨルダン、シリアで、毎日アラビックを食べたときも、美味しいと思いこそすれ、特に、抵抗は感じなかったな。
2時間の食べ放題・飲み放題で4,000円。もとは取ったと思う。
札幌の夜は更け行く。
ビジネス講習会の告知
恒例のクライアント様向けビジネス講習会(四半期に一度開催)ですが、今回は特別、NNA購読者様も無料ご招待します。
先週金曜日の告知当日に、大部分の会場で定員を超過するお申し込みを頂きましたので、会場の変更(広い部屋に変更)などを検討し、申し込み継続させて頂きます。ご興味のある方は、以下の要領で、お申し込みください。
本日は、第40回中国ビジネス講習会について、ご案内申し上げます。
今回の講習会では、世界的に不透明感が強まるビジネス環境の中で、日系企業がどの様な状況にあるか、中国とASEANの位置付けや、米中貿易摩擦の影響、更には、返還22年が経過した香港の現状と今後の展望を、ビジネス制度の観点から、分かりやすく解説します。
また、保税オペレーション、外貨管理、社会保険制度など、最近のビジネストピックスに付いても解説します。
広州・香港・上海・ 日本にて開催いたしますので、参加ご希望の方 は本メール下部よりお申し込みください。
今回は、弊社コンサルティングサービスご利用企業様に加えて、NNA有料サービス契約者様のご参加も無料にて承ります。
第40回 中国ビジネス講習会
1.中国の日系企業の現状
1. 中国における日系企業の現状
2. ASEANビジネスと中国
3. ビジネス制度から見た米中貿易摩擦
2.香港の位置付けと機能の現在と今後
1. 中国ビジネス制度における香港の位置付け
2. ビジネス制度から見る返還後の香港と中国本土の関係(租税条約、CEPA、人民元決済など)
3. 日本企業の香港活用方法の変化と今後の香港
3.ビジネストピックス
1. 各種保税区域の特徴と機能
保税区、輸出加工区、保税物流園区、保税物流中心、総合保税区、その他の機能の違いと、ビジネスモデル構築方法
2. 最近の外貨管理のトレンドと法律と実務運用が異なるアイテム
外債管理、資本項目資金の使用、オフショア取引、クロスボーダー人民元、その他
3. 日中社会保障協定発効
4. その他
講師:
Mizuno Consultancy Holdings Limited
代表取締役社長 水野 真澄
参加費用:
弊社会員企業様・NNA有料サービスご契約者様 無料
非会員企業様 日本5,000円、中国300元、香港HKD400 /人
※お申し込み時にご契約内容(企業名、登録者名)をご記入ください。
開催日及び会場:
広 州
日時:2019年9月10日(火)15:00~17:00(受付開始14:30)
会場:広州中国市長大厦14階8号会議室
住所:広州市天河区天河北路189号
地下鉄3号線 林和西駅 A出口 徒歩3分
http://www.chinamayorsplaza.com/
定員:30名
香港
日時:2019年9月12日(木)14:30~16:30(受付開始14:15)
会場:香港日本人倶楽部 会議室
住所:Unit 902, 9/F, Tower 535, 535 Jaffe Road, Causeway bay, Hong Kong.
地下鉄港島線 銅鑼湾駅D1出口 徒歩2分
http://www.hkjapaneseclub.org/aboutclub/map.html
定員: 25名
上海
日時:2019年9月17日(火)15:00~17:00(受付開始14:30)
会場:ホリデイ・イン上海虹橋セントラル (上海虹橋君麗假日酒店)
※旧名称:ジェイドリンク ホテル上海 (上海君麗大酒店)
住所:上海市長寧区遵義路448号
地下鉄2号線 ロウ山関路駅 1出口 徒歩8分
https://j.map.baidu.com/LH3DO
定員:40名
日本
日時:2019年10月2日(水)13:30~15:30(受付開始13:20)
会場:TKP東京駅セントラルカンファレンスセンター カンファレンスルーム11D
住所:東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル
http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyoeki-central/access/
定員:40名
お申込み:
Emailにて下記事項を、study@mizuno-ch.com まで、お申し込みください。
ご参加いただく方のお名前、E-MAILはご参加者全員分をご記入ください。
【希望会場・日時】
【会社名】
【ご契約区分】MCH/NNA(いずれかを選択してください)
【ご契約会社名】
【氏 名】
【電 話】
【E-mail】
※Mizuno Consultancy Holdings Ltd、水野商務諮詢(上海)有限公司 、水野商務諮詢(広州)有限公司と直接コンサルティング契約をいただいている企業様、水野財務諮詢(上海)有限公司、水野企業管理(深セン)有限公 司へ記帳代行・申告代理を委託いただいている企業様およびMCH会員企業様と直接・間接で100%の出資関係がある企業様は会員扱いとさせていただきます。
また、今回はNNA有料サービスご契約者様も無料にて承ります。
上記以外の企業様(チェイス・チャイナの有料購読者様など)は、非会員扱いとなりますので、何卒、ご理解いただきますようお願いいたします。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
セミナーに関するお問い合わせは以下までお願いします。
担当:田口・陳(広州)、水 嶋(香港)、周(上海)、横 幕(日本)
E-Mail: study@mizuno-ch.com
Website: https://www.mizuno-ch.com/
名古屋到着・まずは台湾ラーメンを
名古屋到着。名古屋は2泊で札幌に移動。
名古屋は2日間共、夜の宴席が入っているので、昼食は抜きでもいいかなと思ったが、せっかくなので、駅前の味仙で台湾ラーメンを食べる。
今回の名古屋での宴席は、初日は丸紅時代の大先輩と。2日目は、水野ベトナムの安藤執行役員と。
水野ベトナムは、2016年に実質営業開始して、昨年(2018年)初黒字になった。今年上半期も黒字であったが、最近、にわかに忙しい。
ベトナムは、後発参入という事もあり、現地では全く宣伝を行わず、300社の中国クライアント様にアクセスし、そこからベトナム契約を頂く作戦を取っている。
企業規模が大きくなってくると、中国担当者とベトナム担当者が、まったく異なっているため、浸透に時間がかかったが、数年がかりで徐々に効果が表れてきた。いま花開きかけているという状況か。
因みに、丸紅時代(2007年)にベトナム進出を検討した事があるが、それを進めようか思案しているうちに、自分が丸紅を辞める事になってしまい、それどころではなくなった。結果として、進出が10年弱遅れたわけで、少々残念な気もする。が、結果良ければ、それで良しだ(まだ途上だが)。
宴席続き(上海)
2019年8月29日の夜上海到着したが、到着日以外は、全て会食が入っている。これは3日目。和食が続いたので、ちょっと辛い物が食べたくなったので、ご招待頂いた日本料理屋で麻婆豆腐を注文した。激辛か大辛かと聞かれ、「激辛は辛いですよ」とくぎを刺され迷ったのだが、結局激辛を選択。すごい分量なので、辛さよりも量が堪えたが、4人で完食。
そして生牡蠣。レモン、ポン酢、ラフロイグを選んでかけるという事で、なかなか凝っている。
ただ、麻婆豆腐の辛さが遅れてきたのか、翌々日に胃を壊し、土曜日は寝込むことになった(カキに当たった痛さではないので、おそらく、宴席続きの胃の負担が堪えたのだろうが)。
一応、回復して日本に移動。
この日、機内ではシャンパンを1杯だけ。
ウニいくらご飯
香港のデモの影響で、本日(8月5日)は、210便が欠航との報道が有った。デモに付いては、心情としては理解できるが、これ以上拡大すると、ビジネス制度へのネガティブな影響が避けられず、ひいては、香港の経済的な独立性に深刻な影響を与える懸念がある。この点は、十分注意する必要があろう。
関係ないが、香港イオンで買ったウニとイクラをかけてウニいくら丼。コスト的には、これで2,500円くらいか。
捞麺と若い頃の思い出
ちょっと前に、若者から、「香港で美味しいもの(但し、安いもの)は何でしょう」と質問され、「捞麺かな」と答えたので、懐かしくなって食べてみた。10年以上食べていない筈だが、久々に食べると美味しい。
24才の時(台湾研修生の時)に香港旅行をした折、初めて食べて、「なんて美味しいんだ!」と感動した。台湾に帰ってから、オイスターソースなどを買って作ろうと試みたけれど、まったくうまくできなかったのが、今では懐かしい。
色々な事は、年齢に対して平等だなと、よく思う。20代の頃、高級なものは食べられなかったが、こんなささやかなものを食べては感動していた。その時は、マクドナルドでチキンバーガー(フィレオフィッシュのチキンカツ版で、当時、香港にはあったが、日本・台湾のマクドナルドにはなかった)を食べても感動していたくらいだから、ともあれ、自分の中の幸福基準が、金銭的には低めに設定されていたのであろう。
そんなときの自分が、少しうらやましくもある。
また、20代の頃の自分は、知識も経験も地位もなかったけれど、可能性(未来の選択肢)だけは、無限に広がっているように思えた。だから、目の前の景色が、明るく澄んで見えたものだ。
あの頃に戻って、やり直したいかというと、そうでもないのだが、懐かしく思い出すのは確かだ。
香港・日本料理谷川で会食
7月27日に、香港の上環(ハリウッドロード)に新しくできた、谷川(たにがわ)という日本料理店に食事に行った。28日に上環でデモが有り、催涙弾など使用されたようだが、その前日。実は、29日も面談のために、この付近に行った。めったに行かない上環だが、偶然にも、デモの前日と翌日の訪問となった。
それはさておき。
高級感があるが、落ち着く内装。
料理は、すっぽん、マツタケ、和牛、鰻と出てきたが、それ以上に、調理が素晴らしい。あっさりした味付けに、だしがしっかりと効いている。
料理は、HK$1,500とHK$1,800のお任せのみだが、値段以上の価値はある。
(酒の値付けは良心的だが)酒を飲めば、最低一人HK$ 2,200(3万円)程度。それを覚悟するのであれば、極めてお勧め。
尚、一番安い日本酒(150mlでHK$88)の川中島(長野)が、初めて飲んだが美味しかった。
空港で思う
香港移動前に、成田のラウンジに移動して時間をつぶす。ちょっと前に、数年ぶりに食べたら、ラウンジの寿司が良くなっていたと書いたが、この日は、またもとに戻っていた。無料で食って文句言うなと言う感じだが、これならカレーをはじめとする他の料理の方が満足感がある。
前の投稿の続きだが、「自分にできる事をやっていく」というのは、つまるところは、日本企業の海外ビジネス支援。情報発信も含むが。
(芸術・文化的な尺度も当然重要だが)結局、国力というのは、経済力に連動する。自分の親の世代、もっと前の世代が、ある時には、リスクを冒しても世界に飛び出し、日本経済を発展させてくれた恩恵を、僕の世代が享受している。この財産を食いつぶしつつあるのではないかという危惧がある。それが、世界における日本のステイタスの相対的な低下だ。
何やら、昔の日本人は自虐的であったとか、日本人の誇りを捨てていたという人間の文章を最近、いくつか読んだが、とんでもない。昔の日本人は、口に出さなくても、日本が世界で一番だと、心の中では思っていたし、その自信と余裕があった。
だから、バブルがはじけて、破産企業の安値の買取だ、ジャパンプレミアムだ、格付けの低下だなどと、欧米企業にいいようにやられ、彼らを抜かしたというのは幻想だったと思い知らされたとき、心底悔しかった。そこから今に至る。というか、中国の世界における注目度・影響力が、いい意味でも悪い意味でも、日本をはるかにしのいでいる現状、更には、それを直視しない日本国内の現状に、新たな危機感を覚える。直視しないという事は、挽回しようという意気込みも欠ける事だからだ。
いま、メディアでもインターネットでも、日本はすごいと、絶えず口に出しているが、これが、自信の無さの裏返しでないと良いのだが。
自分は、政治の世界ではなく、経済の世界で生きる人間だ。日本の経済の成長、徳俵からの再飛躍のため、自分にできる事は少なかろうが、大きな経済の中の歯車の一つとしてでも、出来る事を、微力ながらもやり続ける。それが、自分がやるべきことだ。
成田に行く前に蕎麦を食べる
実りある日本出張だったので、満足して香港に移動。
夕方の飛行機なので、時間は余るほどあり、近所の蕎麦屋で昼酒を飲む。3日間の休肝日後の酒なので、なかなか美味しい。
ビールは、僕があまり好きではないスーパードライしかなかったが、気分の良さもあってか、それなりに満足する。
このビールは、僕が新入社員の時に売り出され、瞬く間に日本を席巻し、キリン、サッポロもスーパードライを出したほどだ。最初は好きで、台湾研修生に出た際、旅行に来る友人には、銘柄問わず、スーパードライを土産に持ってきてもらった。何分、当時の台湾は、日本ビールには輸入制限がかかっており、一度、郵送してくれた友人がいたが、何100%の関税を要求され、引き取り断念した事が有った。
それが、ある時を境に、まったく舌に合わなくなり、今では基本は飲まない。という事で、久々のスーパードライであった。
香港の情勢も、なかなか緊迫してきている。現時点では、局地的な場所に近づかなければ、特段安全には問題ないが、今後、28年間(現体制維持のデッドライン)、色々な局面が出てくるだろう。そんな中、香港貿易発展局から、日本での講演(7月27日)を頼まれたので(香港貿易発展局主催のセミナーで、30分間の基調講演をする)、さて、どう話すかと思案する。
前にも書いたが、商社に入社したおかげで、歴史的な瞬間をこの目で見られた。湾岸戦争直後で、まだ油田が盛大に燃えている時、シリア・ヨルダン・サウジ・カタールに出張した。香港返還にも立ち会えた(1997年4月に香港駐在開始)し、アジア金融危機の経済混乱や、SARSの蔓延時も香港で過ごした。怖さはあったが、自分の考え方に影響を与えたのは確かだ。
あと、20数年、香港に腰を据えて、自分ができる事をやろう。
美々卯横浜店にて
日本滞在中の土曜日、そごう横浜店にある美々卯に行った。
美々卯は、会社員時代は、課の宴会場所の定番だったが、香港赴任後足が遠のいていた。
この日の目的は、今後の出版事業の方針を協議(というより、ブレーンストーミング)すること。以前、ここでも書いたが、出版社に本を出してもらうと、彼らの方針に内容が左右される面があり(さらに、出版してもらう事に関するお伺いも必要となる)、これが嫌だった。これが理由で、子会社のチェイスチャイナに出版機能を持たせたのだが、日本の書籍流通は、卸が牛耳っているので(大手卸を通さないと、書店に流すことは、原則としてできない)、この対応をどうするかは難しい課題だった。
そこで、僕の最初の本を出してくれた、キョーハンブックス(地図共販の子会社)に販売代理を依頼していたが、ここが親会社に続き連鎖倒産したため、卸経由の販売ができなくなった。
その後は、アマゾンと、八重洲ブックショップなど(僕の書籍の実績を信頼してくれ、直接取引に応じてくれる)一部の書店に限定して流通する状態になった訳だが、一応、メリットもあった。それは、販売代金がオンタイムでチェイスに入ってくるようになり、チェイスの収益基盤が改善した事だ。ただ、流通経路が限定されるのは、イメージ戦略的には少々困りもので、それを、どう解決していくかを、うどんすきを食べながら協議する。
久しぶりの美々卯は、なかなか美味しかった。
食事も満足、話を進める方向性も決まったので、安心して帰宅。