外貨管理マニュアルの反響

先日ブログで紹介した「中国外貨管理マニュアルQ&A(2016年改訂版)」は、Amazonでの販売を開始したため(書店販売はもう少しだけお待ち下さい)、昨日、メルマガ登録頂いている方にお知らせを打たせて頂いた。昨日だけでもお申し込みが殺到、というとちょっと大げさかもしれないが、かなりの反響を頂き、現在、発行元のチェイス(子会社)の社員が嬉しい悲鳴を上げているところ。誠にありがとうございます。
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反響に気をよくして(気分が盛り上がってきたので)、やっかいな部分で中断していた「中国増値税の制度と実務」の改定作業を昨日より再開。かなりはかどり、年内の出版目途がほぼ立った(おそらく12月初旬)。良い事は連鎖する。

この外貨管理マニュアルは原版が2012年、第一次改訂版が2013年に出ているが、出版元が改定に乗り気でないため、その後の改定をカバーできずにいた。改定のご要望を多数いただいていたため、期限である今月に出版契約を打ち切って、自社での出版を決断した。その経緯も有り、この反響は個人的には「しめしめ」といったところ。子会社で図書コードを取り、日本・香港・中国の図書流通に流せる仕組みを作っておいたのが役に立った。勿論、書籍の編集・製本という部分を含め一貫対応できる。
本件に限らず、あらゆることを想定し、それに対する備え(対応する仕組み)を作っておくのは大切だ。

尚、蛇足ながら、原作のデータなどが出版サイトに残っている場合がありますので、2016年改訂版と指定してご購入下さい。出版元は株式会社チェイスチャイナです。

必死の思いで連載原稿を書き上げ日本酒を飲む

社員旅行2日目(とは言っても別行動なので、何のイベントもなく、ただ金沢にいるだけ)。昨夜の酒が残っているが、NNAの連載原稿が締め切りなので、これを書かないと何もできない。当初想定していたテーマが、既筆であったことに気づき、テーマを探すのに1時間、そして書き上げるのに3時間。何時もはテーマが決まれば1時間で書けるのだが、二日酔いの中の執筆は苦行であった。結果として、加工貿易における保税品管理規定と罰則について書く。書き終わったのは夕刻で、そのまま散歩をして偶然発見した店で夕食。幸せな時間の開始だ。
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幸せな旅行だった。8年間自分がやってきた事が間違っていなかったと確認できた気がする。
丸紅時代にコンサルティング会社を作ってもらい、社長になった時は、部下との向き合い方や事業展開に付いて試行錯誤の連続だった。上手くできた事もあり、できなかった事もある。8年前にリセットを余儀なくされたが、有り難い事に、この点に付いて真摯に考える機会を持てた。
経営者は不安と孤独の中にある。ただ、この不安と恐怖が必死の努力につながり会社を支える。不安の中に身を置くのが会社規模を問わず経営者の宿命だ。そして、それは自分の中にとどめ、社員と前向きに向き合う。社員が意見をくみ取り、前に進む気持ちを持てる環境を作る事が重要。これが僕の出した結論。
まだまだ努力中であるが、10年前よりは上手くできるようになっている。そして、まだ目標は先にある。

金沢にて社員旅行

ベトナム講演会の翌日は金沢にて社員旅行。毎年書いているが、当社の社員旅行は全員別行動で1回食事を共にするだけにて、他の社員は1~2日前に入っていたが(中秋節休みを有効利用しての移動)、僕は会食直前に到着。とは言え、まずは金沢駅で海鮮と日本酒。
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店内を見渡しただけで、加賀鳶、梵、満寿泉、黒龍等々の北陸の酒がずらりと並んでおり、それだけで幸せになる。ほどほどに食べて一旦ホテルチェックイン。そして会場に。今回の参加は約20人。取りあえず入社1年間は対象外(2年目より参加)、赤字の店は個別検討というルールが一応ある。人数が多いので、刺身は控えめにしたが、日本酒はかなり飲んだ。
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そして、サプライズで誕生日を祝ってもらう。社員に気を遣わせるのは心苦しいので、毎年誕生日は旅先にいる。思えば社員に誕生日を祝ってもらうのは初めてではないか(この日は誕生日ではなく、アバウト誕生日だが)。
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久々ブログ登場の(亀一改め)日本所長の杉山君も楽しそうである。僕の誕生日を楽しんでいる訳ではないのだが・・・

日本でベトナム講演会

9月15日はベトナム講演会であった。場所は開港記念館。レトロな雰囲気が本当に良い。
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当社のベトナム事業は、じっくりと段階的に展開している。開業1年間(2015年9月1日~2016年8月末)は、講演会や情報の告知も完全に中国関係の顧問先企業様に限定して配布。そして、1年経過してメルマガ会員の方を告知先に追加した。この方々も基本的には、中国関連のご相談を受けた企業様。本格的な外部(中国関係のクライアント様以外)への展開は、更に1年以上後で良いかなと考えている。
あくまでも、当社は中国事業が中心であり、ベトナム事業はその補完機能。つまり、ビジネス展開している企業様のプラスワンのための対応(日本、中国、香港+ASEANという形の包括サポート)を目的としているので、じっくりと基盤を作っていけばよいと考えている。
そんな感じではあるが、講演会を開けばベトナム関係の顧問契約が着実に取れているので有り難い限りであり、順調な滑り出しと言っても良かろうか。
11月1日は上海でベトナム講演を開催します。中国からの再投資等、中国側の投融資制度も踏まえて。告知は追って・・・

日本出張・蒲田で刺身を食べる

今月の日本出張は9月13日~19日の6泊7日。定例のクライアント様向け講習会、ベトナムセミナーがあり、そして社員旅行で金沢に行くという事で、短いながら盛りだくさん。13日は羽田に到着すると蒲田に直行。現地役員の安藤さんが蒲田に宿泊しているためだが、今回の移動で、羽田と蒲田がこれほど近いと初めて知った。飛行機が羽田空港に到着したのが16:50で、17:15には蒲田に到着していた。
会食は魚浜という店で、インターネットで調べたのだが、安くて美味く正解だった。20時前に出てほしいという事だったが、17:30から会食を開始したので時間は十分。因みに、予約なしの訪問者は全て満席と断られていた。
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日本酒を3合づつ飲んで満足。それで二人合わせて15,000円というのは非常にお得感有り。
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食後、僕はすぐに実家に帰ったが、親がカレーを作っていたので食べてしまい反省。過食だ。安藤さんは、久々の日本で、一人で飲み明かしてしまったと、これまた反省していた。

日経新聞コラム(やる気を引き出す組織とは)

日本経済新聞の月一コラムは今日掲載です。
自分の経験を踏まえて、中国人の部下のモチベーションを引き出す組織と地位について書いてみました。自分が独立してよかったのは、信頼する部下を子会社の社長にでき、出資者にもできるという事。この仕組みが無ければ、8年間に8つの組織を作り運営する事はできなかったと思います。この点を、自分の経験を踏まえて書いています。
因みに、今回は、掲載直後よりアジアコーナーアクセス数1位になっており嬉しい限りです(いつもは、午後・夕方など時間がかかるのですが・・・)
日本経済新聞アジア版・ビジネスの流儀はこちらより

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深圳のある日本料理屋で

9月5日の深圳講演会の後は、深圳のとある日本料理屋でクライアントの方と会食。そこでの話。
まず二人で日本酒4合瓶を飲み終わり追加する時、「更に4合というのは多いな」と考え1合売りにしようと思ったが、妙な事に気づいた。同じ酒が1合だと55元、4合瓶だと360元だ。計算が合わない(1合売りの方がはるかに安くなる)。
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取りあえず飲んでみると、水っぽくて飲めたものではない。「この価格設定は、1合売りは本物ではないぞという意思表示でしょうな」と話し合って、結果、4合瓶をもう一本頼む事にした。
さすがに上海や広州で、こんな露骨な事はやらないと思うのだが(深圳でも行きつけの店でこういう事はないのだが)・・・
結果、その1合酒は若干口を付けただけで終わらせたが、翌朝かすかに頭痛がして、頭痛薬のお世話になる事に。クライアントの方は1合飲みほした結果、夜まで頭痛に悩まされたとか。

広州講演会の後のドイツビール

風呂敷を広げないという話の続きだが・・・
長い目で見ると、信頼関係というのは、当たり前の責任を果たす事の積み重ねだと思う。実力が無いほど口数が多く、自信が無いほど発言は威勢良いのが人の常だ。ただ、自分の発言に責任が持てなければ、人の信頼はとてもつかめない。
自分も若い時ほど口数が多かったような気もする。若い頃はそれもある程度許されようが、40才を越えたらそれはだめ。語り過ぎず、ただ行動で示す。そうして信頼を積み重ねられるよう努力していきたい。まあ、不言実行は難しい。有言実行を心がけよう。
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話変わって、9月6日の広州講演会の後は、元部下(丸紅広州の会計部)の小出さん、元ウェネバー広東編集長の太田さんと会食。小出さんは広州商工会の事務局でいまだに仕事の交流が有る。結婚退職してからかなりの期間連絡が途絶えていたが、また一緒に仕事をするようになるというのは奇遇である。世の中は狭く、広州の日本人社会はもっと狭い。太田さんは、仕事の関係は全くないのだが飲み仲間という位置づけか。
頻繁に会う訳ではなく、年に1~2回という感じだが、小出さんは16年、太田さんは12年の付き合いなので、昔話と雑談で時間が過ぎる。そして、全員一人1リットルのビールを飲んだ。

太古匯のドイツ料理だが、 中国本土にしては美味しい生ビールが飲めたので満足だ。
小出さんが、8周年記念という事で、8ローソクを持ってきてくれたので、ソーセージをローソクに見立てて。

深圳・広州でアナシス開業セミナーの応援講演

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深圳会場
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深圳会場

9月5日(深圳)・6日(広州)は、経営・労務コンサルティング会社であるANAXISの開業記念講演会で応援講演を行った。背景を言うと、僕が2001年に丸紅内部でコンサルティングを開始した時、丸紅内に外部からフィーを稼ぐようなノウハウが全くなく(スキルは有るが、それを報酬に繋げるノウハウが無かったという意味)、どの様な料金・サービス体系にするかというのは手探り状態であった。その時、縁あって知り合ったStaff Management Consultancyの飯泉社長に「うちの契約書を参考にして作ればよい」と言って頂き、第一号会員にもなって頂いた。当社がメンバーシップ制を採用しているのはそういう理由。
その後、飯泉・黒崎・北尾各位がインテリジェンスに持分を譲渡して買収された形になり、更に、最近、独立して自分の会社を作ったのがANAXISという訳で、以前お世話になったお返しに、それなりの協力をしたいと考えた。それが、応援講演を引き受けた経緯。

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広州会場

しかし、人生というのは面白い。コンサルティングを開始した時にお世話になった方(その時は、コンサルティング業の先輩)が独立起業をして、その応援をする(分社独立起業では、ある意味僕の方が先輩になった)という事で、縁がつながっていく。その様な縁をつなぐというのは、(今回に限らず、全体的な話として言うと)信用を裏切らず、誠実な付き合いを続けていく事であろう。
誠実な付き合いというのは、裏切らない、礼儀を尽くすというのは当たり前だが、風呂敷を広げない、つまり、できない事をできると言わず、一度口に出したことは必ず守るという当たり前の事の繰り返し。それが重要だと思う。それは取引先でも、提携先でも、社内の上司部下でも全て同じ。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ