広東省出張

3泊4日で広州・深圳・東莞出張。広州2泊で深圳1泊。合計9件の面談と4件の会食という、なかなかのスケジュール。
朝7時に出発して虹橋空港に。

ラウンジで軽く仕事。上海から広州は1時間50分の飛行時間。

広州到着。気温は31度だが、爽やかで、なかなか心地よい気候だ。DIDIで6人用車を呼んで移動。若い頃は、社有車で大型車を選ぶ主管者の気持ちが分からなかった。普通サイズの車の方が格好良いのにと思っていたためだ。この年齢になると6人用車の良さが分かる。椅子を倒して寝ながらいけるので、疲労が全く違う。

オフィスの有る中信広場に到着。さて、仕事だ。

マッサージに行く

日本から上海に戻った翌日、疲労困憊であった。ともあれ、どっぷりつかれた。移動が年々きつくなる。
という事で、翌日、家から歩いて行ける場所にある、Green Massageに行く。90分600元という価格だが、設備も良いし、オイルマッサージだと、今まで試した中で、一番技術が良い気がする。これは待合室。心安らぐ空間

最後に、燕の巣のデザートを食べさせてくれるのであるが、これが旨い。そして、毎回置いてあるカヌレが大変美味しい。マッサージ店で勧められる無料の食べ物は、基本的に食べない(一度も食べたことがなかったのではないか)のだが、ここのは大変気が利いている。そんな訳で、昼食代わりに2~3個つまんで店を出た。ちょっと生き返った気がした。

早稲田大学で久々に講義する

4月14日(月)に早稲田大学で久々に講義をした。1年ちょっとぶりだろうか。
今回は、早稲田大学と北京大学国家発展研究院の共同プロジェクトという事で、聴講生は全て研究院のMBAコースの中国人の方々。全員中国人という講演・講義は初めてだ(通訳が付いたので、講演言語自体は日本語)。

何を話したら興味を持ってもらえるかなとしばし考えた。皆さん社会人(主に会社経営者)の方々なので、日本企業との付き合い方(日本企業の行動原理)を話すことに。

内容としては、「日本企業の意思決定ステップ(稟議制度など)」、「業績評価」、「事業部管理と地域所管の関係」、「職務権限の設定方法」、「商社のビジネスモデル」、「終身雇用と権限移譲」等について2.5時間話した。
なぜ、日本企業は持ち株会社(投資性公司)をうまく活用できないのか。配当で受け取ればよいのに、なぜ、無理な業務委託料・コミッションの徴収をするのか等、日本企業の不思議な行動を、組織と業績評価等にも結び付けて解説した次第。

話し終えて、聴講の方々には満足いただけたようだ。また、北京大学の教授と関係ができたのも有益だった。色々な経験をすると、引き出しが増える。貴重な経験であったし、早稲田大学には感謝だ。

日本に移動

青島から上海に戻った翌日(4月10日)、何時もの朝9時浦東発便で日本に移動。朝5時起きは何時も通りだが、前夜は酒を飲まなかったので、それなりに睡眠もとり、体調も悪くない。飛行機には定刻で搭乗。

何時もの和食(ご飯は一口)。やはり、夜便の方が食事は良いが、ダイエット中なので、あまり美味しい食事もとれない。ダイエットは、徐々に奏功。3か月で5Kg減量は達成できるであろう。

今回は、4月14日に早稲田大学で講義をするので、それに合わせての帰任。4月の帰国は何時も花粉症で辛いが、収まってくれたらいいなあと願いながらの移動。僕自身は、スギ花粉には弱いが、檜は問題ない。ちょうど切り替わりのタイミングだ。

帰宅すると、先ずは炭火焼き。毎回帰国時に1~2回使っている。最初は、日のおこし方が分からず、家じゅう煙だらけになって難儀したが、習得してみれば良い買い物だった。まだまだ使うであろう。先日、小大志で食べた、トマトとトウモロコシの炭火焼きが美味しかったので、早速真似してみる。

威海日帰り、そして河豚

青島から威海まで片道3時間かけて出張。クライアント様&商務局と面談。
商務局とのフリートークの中にも報復関税の話が多く出た。その中で「いま商務部(中央政府)と相談してる案件が有るんですが、報復関税絡みで担当が、連日夜11時くらいまで残業してる。だから相談できるのが、夜10時半とかになっちゃうんですよ」という発言が印象に残った。条件反射で米国と同条件をやり返してるように見えるが、その影では、かなりのシュミレーションが行われてるんだろうなと伺いしれる。現政権で比較すると、米国よりも真剣に考えていそうな気がする。
今回は、威海の商務局と話しても、特に得るものがないのではないかな(お互いに)と思ったものの、丸紅青島の社長の好意で面談が実現した。会ってみると、こうした会話で、政府機関の人間の空気感・考えている事が皮膚感覚で把握できるのは、僕の仕事上は有用なことだったなと思った。

青島に戻るとフグ。これは美味い。新鮮だし、刺身も本当に弾力が合って美味い。上海はもとより、以前に銀座で食べたフグより美味い。久々にフグで満足した。

2泊の青島が終わり上海帰任。青島・上海は1.5時間だ。

青島・威海出張

2泊3日で青島出張をした。2022年に青島で隔離された時に、丸紅青島の社長が、色々気を遣ってくれた。それもあり、「すぐまた来るね!」と言ったのだが、直ぐに上海のロックダウン。自分の痛風発作。網膜剥離。諸般の情況が有って、3年の時間が経過してしまった。このタイミングでいかないと機会を逸すると思い、移動続きではあるのだが、思い切って行くことにした。

初めての青島は、街が綺麗で気候がよい。良い場所だ。青島ビール直営の店を探してもらい、ビールの飲み比べをしたが、さすがに美味しい。他の場所で飲むのとは全然違う。

ガルーパもでかくて旨い。

そして海辺は、こんなイルミネーションが、18;30~21;30の3時間、毎日続くようだ。香港のシンフォニーオブライトには驚かないが、これにはさすがに驚いた。勢いを感じる。

ニトリに初めて行く

上海の部屋を引越ししてから、とんと料理をする気が無くなった。これは、キッチンスペースが狭くなったことによる。収納スペースも極端に小さく、鍋やフライパンを取り出すのも難儀する。結果、料理が億劫になってしまった次第だ。

そんな事を話していたら、「ニトリに行け」という友人がいた。少し前に、金虹橋にニトリができた。ダイソーが無くなってニトリができたような感じだが、中国人の友人達も、結構興味を持って行っているようで、便利だという声をいくつか聞いた。自分自身は、日本でもニトリに行った事が無い。まさに初ニトリだ。

丁度求めているものが置いてあったので、即購入。帰宅して一心不乱に組み立てる(というほど難しい組み立てではなかったが・・・)。

まず、鍋やフライパンなどの収納はこんな感じ。かなりごつい配水管が有って、スペースが極端に限られるので、こんな感じで収納できたのは、頑張った方だ。

こちらは相対的にスペースが広いので、問題なく収納完了。

あまりに上手く進んだので、翌日、別の個所の収納棚を買いに行く。これも問題解決。取りあえず、ニトリのおかげで生活が便利になった感じだ。

ほっとして、近所でグラスシャンパン。

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上海移動(大変疲れた)

10日間の日本滞在が終わり疲労困憊。今回は、2回の講演会を始め、もろもろの事情があり忙しかった。最終日には腰にきて、腰痛で立ち上がるのもつらい状況。沖縄往復が3時間の飛行機と、1時間の車という事で、しんどかったのがとどめを刺したか。
最終日に、インターネットで急遽整骨院を探したが、休診日だったり、予約が埋まっていたりで、なかなか取れない。何とか大船の接骨院を探して、寄ってから空港に。どちらかと言えば、ストレッチなどでじっくり直す方針の様で、痛みは取れずに帰任。(後日談ですが上海で本当に痛い筋肉マッサージを90分受けて、状況が和らぎました)。YCATのスタバの新製品案内が可愛い。緑のライナス。ピーナッツファンとしてはぐっとくる。

飛行機は30分ほどディレイ。日本では花粉がひどかったので、これでやっと花粉地獄から逃れられるかと思うと、機内に入っただけでほっとする気持ち。ダイエット中なので、機内食は和食(白米は殆ど食べず)。機内でウィスキーのソーダ割を頼むと、白州を出してくれて喜ぶ。


上海に戻り、翌朝体重を図ってみると1か月で2.5Kg減っていた。上海滞在中の2週間は、毎日1時間近くエアロバイクを漕いだのに、全く体重が変化せず、げんなりしたり、「まあ、毎回最初の2週間は体重が減らないもんだよな」と考えたりしていたが、食事節制の効果がやっと表れてきたようだ。最低あと3Kg。できれば5Kg減らしたい。62Kgというのが、個人的には良い体重かなと思うので。大学時代に合気道をやっている時は、筋肉が付いていて57-58Kgだったが、思えば体重が増えたものだ。ともあれ、あと2~3か月はダイエット継続。気長にやろう。
尚、3月26日に上海移動すると、4月上旬は青島・威海。戻った翌日に日本。4月17日に上海に戻ると翌週は広東省などなど出張続き。5月末まで予定が埋まっている。コロナの時に、飛行機に乗らない生活の有難みを知り、「もう年間100回以上飛行機に乗るような生活はしない。なるべく上海にいよう」と思ったものだが、結局、元の木阿弥だ。仕事を取るためには移動も必要。長年の無理な生活が身体にダメージを与えているのを実感するが、もう少し頑張ろう。

沖縄瀬良垣ビーチにて

沖縄2日目。夜が明けた。爽やかな朝だ。気温は18度と出ているが、体感温度はかなり高く、半袖で十分という感じ。ルームサービスを頼もうと思ったが、何回電話してもつながらず断念。良いホテルだが、電話対応に欠陥があるのが難点だな。という訳で、本館のビュッフェに向かう。大混雑で22人待ちと出ていたが、座席数が多いことも有り、15分くらいで席に着けた。紙コップが置いてあり、順番待ちの客は、コーヒーやフルーツジュースが無料で飲めるので、これは優しいシステムだなと感心。


そして、今回の訪問の目的。おめでとう!

2泊3日の滞在は無事終了。国際線乗り継ぎはすさまじい行列で、ステイタスがなければ大変だ。取りあえず、JALのステイタスが有るのが幸いして、すんなり手続き終了。平和で楽しい沖縄滞在は、無事終了。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ