日本事務所の社員と一緒に昼食会をした。場所は山手十番館。思い出の場所だ。
最初は家族で行った小学6年生。50年前だ。その後しばらく縁はなかったが、高校が隣の駅(山手)だったこともあり(卒業アルバムの撮影はこの付近)、前は良く通りかかった。


社会人になってからはよく行った。十番館で食事をして、今はなきザ・ホテル横浜の「赤い靴」か「鴎」で酒という使い方をしていた。20代なので、既に40年近く前の話になる。すさまじい昔話だが、まだ、そんな思い出の場所がしっかり現役で活躍しているのは嬉しい限りだ。


すごく美味しいという訳ではないけれど、この雰囲気と存在感はすごい。来ると満足する。

通常のランチ時間が満席で、13時半の開始となり、終了時(15時半)は他に客はいなかった。こんなに人のいない十番館を撮影できたのはラッキーだった。


気温は7度。寒いが空がきれいな日だった。楽しく会食した。


新橋で焼き鳥(一石三鳥)
12月11日に、NNAの三井社長と会食した。思えば、NNAに連載を開始したのが2002年1月の第一月曜日で、もうすぐ24年(今週の連載が1127回)。連載のきっかけが2001年9月頃、上海で当時編集長だった三井さんと会った事(その前に、香港で佐井さんにお会いし、三井さんを紹介された)なので、思えば長い付き合いだ。場所は新橋。例外的な夜の宴席で、あまり遅くは帰れないので、16;45開始としてもらった。昼の宴会ならなお良かったが(笑)

一石三鳥という店で、僕がインターネットで偶然見つけたが、三井さんが「新橋では一番美味しい焼鳥です」というので即決。10分ほど前についたが、本当に16;45まで中に入れないので寒い。

三階のカウンター席に通された。こんな感じの炭火焼き。コースのみで単品注文は不可。


座っていれば、料理は自動的に出てくる。古い仲なので、話すのは、取り留めもない話。昔話、上海の話、社内の話、などなど。


下のプレートの卵黄が旨かった。ねっとりとして味わい深い。料理は全般的に美味しかったが、それ以上に良かったのが、未経験の日本酒が揃っていて、その内容も、良く吟味されていて旨かったこと。

秋田の飛良泉は、過去にグレードが低いものを飲んだことがあるが、それはあまり美味しいとは思えなかった。ただ、今回の吟醸(ランクは忘れてしまった)は、強いうまみで、大変美味しい。すっきりした中に腰と存在感がある甘み。


福島の楽器正宗というのは、初めて飲んだ。すっきりとした甘み。会津誉に似た味かな。


そんな感じで話が進む。隣に座った客さん(男性3人、女性2人)は、クラブの客と同伴出勤の女性のようだ。見ていると、「元気だな」と感じる。どうにも最近枯れてきた。


そんなこんなで2時間ちょっと。ほぼ満腹になり、酒も程よく飲んで散会した。三井さんから、これほどあっさりと終わる水野さんとの会食は記録的ですと言われた(笑)。


和やかで良い会食であった。


虹橋から羽田へ
12月9日、虹橋空港から羽田に移動。虹橋空港に到着した時は、ずいぶん空いているな。昨今の情況の影響かな。ともあれ、ゆったり移動できるなと思ったが、時間が早いというのも有ったようで、暫くするとラウンジは8割がた埋まってしまった。搭乗後のビジネスクラスも満席だった。


パンダを見ながらゲートに移動。出発は定刻。若干、風邪がぶり返しているようで、いまひとつだるい。


搭乗開始。

機内食はこんな感じ。あまり期待していなかったが(前回の虹橋発の洋食があまり美味しくなかったので、今回の和食がさほど好きではない魚だったので)、美味しかった。味付けが良い。CAの方々のサービスも良く、快適な移動となった。酒はシャンパンをもらったが、二口くらいでやめておいた。


到着ゲートがふさがっているという事で、20~30分待機を余儀なくされたが、取りあえず、無事到着。

広東省最終日は深圳で4件面談し上海に
広東出張3日目(最終日)。朝からお腹が空き、コーヒーとパンが食べたくなった。ホテルの朝食は頼んでないので(これはいつも同じ)、外に探しに出かける。エレベーターが止まり、中に入ったら掃除ロボットが先に乗っていた。こうしてみるとでかいな。


コーヒーショップが見つからず。残念ながら、焼きビーフンと豆乳で我慢。ただ、なかなか美味しいビーフンで満足。これで9元。

深圳で4件面談。羅湖1件、福田3件。その内、2件は福田保税区内だ。面談2件が終わったときに、昼食をとる事にし、入ったのはタイ料理店。ガバオライスはなかなかよかった。


鬼滅の刃の映画上映中。僕は漫画全巻を元同僚が貸してくれ、いまのところ16巻まで読んだところ。若者のテンションに付いていくのは辛いなというのが本音だ(笑)。

そんなこんなで16時半発便で上海帰任。講演会2回から直接の出張で疲労困憊。大変であった。


広州⇒東莞⇒深圳とめぐる
広東省2日目。この日は朝8時半にホテルを出発し、東莞(城区)で1件、深圳で2件の面談後、深圳福田で提携先の弁護士事務所と宴席。ほぼ写真を撮らず。これは昼食をとった深圳のレストランの付近。

粤海ホテルに宿泊し、福田の海鮮料理で宴席。こんな感じの店内で、個室をとっていただいた。気を遣っていただき、日本からハンドキャリーした山崎を出してくれたり、新鮮な海鮮を食べさせて頂いたり。ただ、ほぼ100%仕事の話で、全て中国語だったので、少し疲れた。やはり弁護士は真面目だな。


写真を撮る間がなかったが、徐々に炭酸水が印象に残った。

広州到着(花都、天河で打ち合わせ、最後は鳥剣)
広州到着。出来立ての第3ターミナルなので綺麗だ。白雲空港のイメージ(だだっ広くてあまりキレイではない)が少し変わるな。


幸い全くディレイなし。広州総経理の麦さんが車で迎えに来ているので、それに乗って花都に直行。クライアント様と面談。広東省は、コスト高の影響を受けやすい加工貿易、EV化のあおりを受ける自動車関係が多く、不振な日系企業様が多い。その後、一旦ホテルチェックインをし、天河区にて2件目の面談。初日はこんな感じでスケジュール終了。
講演会終了直後の疲れた身体なので、気楽に食べたいと香港から合流した中倉さんと二人で会食。場所は鳥剣。過去に何度か来たことがある店で、日本人がくつろげる雰囲気。とはいえ、客はほぼ中国人。日本人は我々2名を除けば、1~2名だけだったような。最後に頼んだ鶏鍋に、ラーメンを入れたらめっぽう美味かった。また来よう。


外貨管理マニュアル改訂版(2026年版)完成しました!

【2026年最新版】中国・外貨管理マニュアルQ&A(PDFファイル版)発売のご案内
4年ぶりの改訂となる、2026年版『中国・外貨管理マニュアルQ&A』(PDF版)の発売をご案内いたします。
中国の外貨管理制度は現在も厳格に運用されているだけでなく、政策方針の変化に伴い、頻繁に見直しが行われています。外貨の調達・保有・利用・決済といった事項は、中国で事業を展開する企業にとって、あらゆる経営活動に直結する極めて重要なテーマです。
前回の出版(2022年版)から現在にかけて、貨物代金決済の根拠規則の変更、外債管理の厳格化、非貿易項目に関するクロスボーダー人民元決済制度の変更を始めとする、数々の重要な制度変更があり、アップデートが必要です。
本書では、経常項目(貿易決済・非貿易項目)、資本項目(投融資・組織再編・不動産売買・保証)、クロスボーダー人民元、保税区域関連、個人の外貨管理などについて、最新の制度動向を踏まえ、結論がひと目で分かる一問一答形式で解説しています。あわせて、各論点の根拠法令・規定も明示し、実務でそのまま確認・活用できる内容としています。
2010年の初版発売以来、長年にわたりご好評をいただいている本書は、これから中国ビジネスに携わる方はもちろん、豊富な実務経験をお持ちの方にもご活用いただける一冊です。
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商品情報
著者:水野コンサルタンシーグループ代表 水野真澄
ページ数:361
発行日:2026年1月1日
納品形式:PDFファイル
価格:
【一般】20,000円、1,050元+増値税、HKD1,100
【MCH会員様】15,000円、800元+増値税、HKD850
【重要】
PDFファイルという性質上、法人名義での購入に限らせていただきますが、同一法人内での共有・コピー使用については可能とさせていただきます。
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目次
第一章 銀行口座
No.1銀行口座の種類
No.2外貨口座の開設手続
No.3外貨経常口座内外貨の保有・換金
No.4企業登記地以外での外貨口座開設
No.5常駐代表処の銀行口座開設
No.6中国現地法人開設前の準備口座開設
No.7外国企業(日本企業など)の中国国内口座開
No.8エスクロー口座
No.9中国企業の海外口座開設
第二章 外貨と人民元の換金
No.10外貨で払い込まれた資本金の人民元換金
No.11外貨借入金の人民元換金
No.12外貨借入金返済のための人民元から外貨への換金
No.13経常項目外貨収入の人民元換金
No.14経常項目の対外決済に際しての人民元から外貨への換金
No.15国際間の相殺
第三章 貿易取引
No.16輸出入貨物代金の決済ルール
No.17貨物代金決済の手続
No.18モニタリングシステムの仕組
No.19外貨ランクと降格基準
No.20外貨管理ランク毎の運用
No.21人民元建て外貨払いの輸出入契約の締結
No.22クロスボーダー人民元決
No.23中国国内での外貨決済
No.24外国企業(非居住者)の中国国内取引
No.25三国間取引(オフショア取引)
No.26他国にある貨物の売買
No.27輸出貨物代金の前受け
No.28輸入貨物代金の前払い
No.29輸出入ユーザンス取引に関する制限
No.30輸出代金の回収期限
No.31貨物代金とクレームの相殺
No.32輸出入貨物代金決済後の返金
No.33進料加工の差額決済
No.34来料加工の加工賃
No.35為替予約
No.36加工貿易企業の転廠に関する外貨管理
No.37来料加工製品の国内販売に関する販売代金回収
No.38無償提供設備の国内処分代金の回収
No.39一般貿易形態での無償輸入
No.40ファクタリング制度
第四章 非貿易取引(配当・フィー・技術など)
No.41非貿易項目対外送金に関する税務機関での届出
No.42外資企業の配当送金
No.43中国から国外へのコミッションの支払い
No.44中国国内から国外へのコンサルティングフィー(役務費)の支払い
No.45中国から国外へのロイヤルティの支払い
No.46国際間の立替金決済
No.47出向者の日本払い給与の精算
No.48クレーム代金の対外送金
No.49リース料の対外支払い
No.50非貿易項目収入の受領
第五章 企業・組織・投資
No.51外資企業に対する資本金払い込み
No.52海外の借入金(親子ローン)の資本金転換
No.53外債以外の債務によるデッド・エクイティスワップ
No.54会社設立準備口座から資本金口座への資金移し替え
No.55資本金として払い込まれた資金の用途
No.56外資企業清算・駐在員事務所閉鎖後の剰余金対外送金
No.57珠江デルタ型来料加工廠閉鎖後の残余金対外送金
No.58外国企業の国内再投資行為
No.59中国現法の持分譲渡代金決済
No.60中国現法持分譲渡所得課税の納税
No.61駐在員事務所の外貨引き出し
No.62中国からの国外投融資
No.63駐在員事務所の本社(外国企業)債権代理受領
No.64中国の現地法人の親会社債権代理受領
第六章 投融資に関わる資本取引
No.65外資企業の借入枠と外債登記
No.66投注差方式(外債管理)
No.67マクロプルーデンス方式(外債管理)
No.68借入金の用途
No.69親会社保証による中国国内借入
No.70中国国内の外貨借入
No.71一般企業間の貸付・委託貸付
No.72国外借入の期限前返済
No.73国外借入の債務免除
No.74グループ内外貨プーリング
No.75多国籍企業のネッティング・双方向プーリング
No.76ネッティング・双方向プーリング適用条件
No.77資金集中運用におけるネッティング
第七章 融資以外の資本取引
No.78外国企業の中国不動産購入
No.79外国企業の中国国内不動産売却
No.80中国国内から外国への不動産賃借料の送金
No.81保証料の対外支払い
No.82中国法人の対外保証差入れ
第八章 保税区域・香港
No.83保税区域の企業に適用される外貨管理
No.84保税区域の外貨管理原則
No.85保税区域と外国間の取引
No.86保税区域と一般区域間の取引
No.87保税区域企業間の取引
No.88保税区域内倉庫での所有権移転
No.89保税取引とモニタリングシステムの関係
No90保税区企業が加工貿易の委託者になった場合の問題点
No91一般区域企業の保税区域内在庫保管
No92香港で認められる人民元業務
第九章 個人の外貨管理
No93外国人の中国国内銀行口座開設
No94中国に入出国時の現金(外貨・人民元)携帯制限額
No95個人の外貨から人民元への換金
No96個人の人民元から外貨への換金
No97個人の国外送金
No98クレジットカード・キャッシュカードの使用
No99中国国内で外貨の給与の受取可否
No100出張者の個人所得税納税
資料編
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広州出張
追加講演会が12月1日に終了すると、翌日(12月2日)の朝便で広東出張。2泊3日で、広州⇒東莞⇒深圳と回り、面談9件+提携先弁護士事務所と宴席とハードな行程。前日は、玉海力の塩ちゃんこをデリバリーで注文。


体調管理のため酒を控えていたが(2週間で10日間酒を抜いた)、そうすると甘いものが食べたくなる。このドーナッツ(山崎パン)は良かった。

12月2日の朝8時に虹橋空港到着。9時半発の広州便だ。


朝食にドーナッツを食べたので、ラウンジでは炭酸水を飲んだだけ。2回の講演会で少々体力も使っているので、取りあえず、ラウンジで休養する。

搭乗便は定刻出発。

広州白雲空港到着後、クライアントの会社(花都)に直行するので、昼食は機内で済ますことになる。メニューを見たが、どれも美味しくなさそうだ。期待はしていなかったので、がっかりもしないが・・・


出てきたのはこんな機内食。期待はしていなかったが、ご飯(米)がいまいちだったのは残念。龍井茶は美味しかったのが救いであった。ちなみに、メインディッシュが赤いが何かというと、ハンバーグ的な肉がトマトでくるんであるというもの。

そんなこんなで広州到着し、ハードな出張が始まるのであった。
講演会報告と週末散歩
講演会・追加講演は無事終了しました。ご聴講頂いた皆様、有難うございました。各回の定員がシステム上500名様に制限されているので、追加講演のお申し込みは11月28日に締め切らせて頂きましたが、その時点で1,040名様のお申し込み。ノーショウを考慮し調整したため、お申込み頂いた方全員に聴講頂けました。2回目の追加講演は、通信状況悪く、開始15分くらいで3回回線が落ちるというトラブル発生。集中力を乱されかけましたが、何とか持ち直して無事ご説明ができました。ともあれ、ほっと一息です。

これは本講演と追加講演の合間の週末。自転車に乗って1.5時間ほど散策した時の事。イチョウの葉も色づき綺麗で、街中を散策していても心地よく楽しい。

これは前に住んでいた住宅。思い出深いので、たまに来る。住んでいたのは2012年頃で、6,000元の家賃だった。今の価格を調べたら、15,000元くらいで借りれる模様(ただ、現時点で空き部屋無し)。今の住居よりも安いので、将来的にまた住むのを検討しても良いかなという気がする。住んでいた当時は、まだDIDIもデリバリーも普及していなかったので、ちょっと不便だった。タクシーが捉まらないと、日本料理を食べるのに15分程度歩かなければいけなかったし。現在は、アプリの発達で、車、シェアバイク、物資や食事のデリバリーなど、携帯があれば、生活に必要な手段は簡単に手に入る。少し離れた場所に住んでも、不便が無くなったのは大きい。


青溪路という通りだが、ここ一帯はよく整備されていて、散歩も心地よい。高級ヴィラも多々あり、西洋人が少なからず住んでいる。西洋人は、ホームパーティーを開くからか、こういう環境が好きだな。


これは哈密路のキリスト協会。歴史的建造物だ。

そんな感じで、1.5時間の自転車散策を終了し、昼食を作り昼寝する。過去何十年も、週末も働いてきたが、この日は全くやる気が出ず。追加講演のために体調を整えるという、自分に対する口実を作り、週末二日間は気楽に過ごした。
そして、夜は福ちゃん(長楽路)。前に何度か投稿したことも有り、焼き鳥の写真は撮らず。〆のラーメンだけご紹介。

講演会無事終了(次は追加講演)
年一度の無料講演会は、無事定員1,000名様(本講演500名様・追加講演500名様)に達し、本日、お申し込みを締め切りました。たくさんのお申し込み、有難うございました。また、ご聴講頂けない方のために、今後、期間限定で動画公開をするか検討したいと思いますので、少々お待ちください。実施が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

途中休憩なしで90分話続け。PPTが80ページあるので、淀みなく話し続けてやっと終わる感じ。それもあり程よい緊張感で話続け無事終了。講演後は、どっと疲れて30分ほど倒れ込んだ。これから12月1日の追加講演に向けて、体調を整えないといけない。講演会を開くのは準備も含めて大変だが、ご聴講頂けることで、自分はまだ必要とされていると思える。だから続けていくのであろう。人生、自分の存在意義の確認のための長い道のりなのだなあと思うことしきり。
追加講演が終わると2泊3日の広東省出張だ。

これが住居の周り。イチョウが綺麗になってきた。
